歌舞伎町でくり広げられる、男たちのスカウト戦争

『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』や『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~』などで人気を博す俳優・小澤廉さん初の単独主演映画『新宿パンチ』が、2018年12月1日にシネマート新宿ほかにて公開されることが決定しました。

本作で描かれるのは、新宿・歌舞伎町を舞台にくり広げられる、男たちの熾烈なスカウト戦争。スカウトマンたちのリアルな実態が鋭く描かれ、“負け犬”な主人公が歌舞伎町で一発逆転を狙う、成り上がりエンターテインメントです。

小澤さんが演じるのは、“パンチ頭、22歳、童貞、フラれた女は100人”の主人公・道場方正。同作の発表にともない、衝撃の“パンチパーマ”姿もお披露目されました。

トリミング【解禁素材1】小澤廉_特写
トリミング【解禁素材2】小澤廉_特写

このほか、吉倉あおいさん、毎熊克哉さん、宮崎秋人さん、矢柴俊博さんが出演決定。城定秀夫氏が監督を務めます。

キャスト・スタッフコメント

小澤廉さん

――『新宿パンチ』の見どころや、メッセージをお願いします。
この作品はとてもやりがいのあるものでした! 大切に全力で演じさせて頂きました! 歌舞伎町という大人の世界でピュアなパンチパーマ方正くんの周りにはいろんな出来事が巻き起こります! 方正は歌舞伎町のルールも何もわからず田舎から出てくるんですが、最初は怯えてばっかりだったのが徐々に歌舞伎町の世界に慣れていって、それでもピュアさを無くさない愛くるしいキャラクターです! 観てくれる人たちに愛してもらえたら嬉しいなって思いながら演じました! 僕のパンチパーマ姿はぜひ一度見てみてください!

――どのように主演を演じましたか?
作品の一部としての自分を常に考え、その中でいちばん色濃く、真っ直ぐに役に向き合いました。主演とは、周りを引き立てつつ、自分も周りから引き立ててもらい、そして愛されることも必要かと思います。愛されることが僕にできているかはわかりませんが、共演者さんやスタッフさんを信じて、現場の雰囲気をよくできれば、できるほど、僕はいい作品ができると信じています。「いい現場だったね」と言われる現場を作れる主演になりたいと思っています。

――監督からどのような演技指導がありましたか?
監督からは顔合わせのときに、「コメディチックではなくストレートな演じかたで演じてください」と言われました。撮影期間は短かったですがたくさんのことを学ばせて頂きました! 城定監督とごいっしょできて本当に有難かったです! あんなに濃い日々は初めてです!

吉倉あおいさん

主人公、方正くんのここまでバカ正直でまっすぐな姿、どんな人生であっても前向きな姿、その能天気さが愛しく思えて、クスッと笑わせてくれる。そんなパワーをもらえる作品です。私はひょんなことから方正くんと出逢うヒロインルミを演じさせて頂きました。ルミの持つ、コンプレックスや寂しさやプライドを意識しながら演じさせて頂きました。撮影現場では毎日血のりが流れるような激しい現場でしたが、エネルギー溢れるシーンがどのように映っているのか私もいまから楽しみです。ぜひぜひ劇場まで観に来てください!

毎熊克哉さん

同年公開の作品で城定監督に出会い、また必ずごいっしょしたい!と思っていたらこんなに早く叶って、びっくり嬉しい気持ちで参加させて頂きました。華やかな街の裏側は弱肉強食。歪んでしまった愛と野望を持つ男タカシを、純粋に演じました。この作品のスパイスとして少しでも役に立てたら嬉しいです。

宮崎秋人さん

今作は、小澤廉演じる方正がスカウトという職業と出会って、スカウトとしてはもちろん男としても成長していくストーリーです。見どころは、やっぱり小澤廉だと。方正としての顔つきがどんどん少年から男に変わっていったのが印象的で、ぜひ注目して観て頂けたらと思います。もちろん方正だけでなく、僕を含めた彼を取り巻く個性豊かな登場人物たちも観て欲しいですけどね。また、この作品は割と男臭く作っているので男性の方にもたくさん観て頂きたいです!

矢柴俊博さん

小澤さん&吉倉さんの、危なっかしくて間抜けで一途な青春と純愛が眩しい。そしてパンチパーマで勝負した小澤さんの覚悟が素敵。リスキーですよね、イケメンが台なしになりかねない(笑)。リスキーと言えば、矢柴みたいなヤサオトコを裏社会のタフな上司役に起用したのもリスキーだし、新宿の夜の路地で撮影するというなかなかのリスクも冒しています。この映画のそんな危うい? 肌触りが伝わると嬉しいなと思っています。

城定秀夫監督

――『新宿パンチ』の見どころや、メッセージをお願いします。
新宿という街の、スカウトマンという仕事の、表と裏に翻弄され葛藤し、それでもひたむきに進もうとする青年の姿を正面から描いた作品です。喜劇調の味付けですが、仕事とは何か? 人との繋がりとは? 男とは、女とは? 自分とは何か? そんなことも考えながら見て頂ければと思います。

――小澤廉さんの演技、印象について教えてください。
真っ直ぐさが素敵で、今回の主人公そのものでした。彼自身の持ち味をできるだけ活かしたいと思わせる魅力がありました。撮影を終え、このキャラクターは小澤さんでなければ作れなかったと改めて感じました。道場方正という役に魂を吹き込んでくれたことに感謝しています。

ストーリー

童貞でパンチ。歌舞伎町へやってきた。

パンチ頭、22歳、童貞、フラれた女は100人とスペック最低の女好き・道場方正(小澤廉)は、人生大逆転を決意し新宿・歌舞伎町へやって来る。
女漁りに勤しむ中、ガールズバーで働くルミ(吉倉あおい)に出会いひと目ぼれ。店の黒服・タカシ(毎熊克哉)に暴力を受けていると知り、ルミの再就職先を探し始める。
ひょんなことから、スカウトマンの玄(宮崎秋人)と出会い、スカウト会社新宿ドラグーンの社員に。女性たちに声を掛けては水商売、風俗の仕事を斡旋し紹介料を手に入れる方正。
ある日、紹介した女性が相次いで引き抜かれるトラブルが発生し……。同業者との抗争、苛烈な暴力による圧力。危険に満ちた歌舞伎町でスカウト戦争が勃発する。

作品概要

【作品名】新宿パンチ
【公開日】2018年12月1日(土)予定
【劇場】シネマート新宿
【キャスト】小澤廉、吉倉あおい、毎熊克哉、宮崎秋人、矢柴俊博、
【監督】城定秀夫
【脚本】永森裕二 城定秀夫
【企画・配給】AMGエンタテインメント
【制作プロダクション】レオーネ
【製作】「新宿パンチ」製作委員会

(C)2018「新宿パンチ」製作委員会