ジークレストより配信中の女性向けスマホパズルRPG『夢王国と眠れる100人の王子様』が全世界で1000万ダウンロードを突破したことを記念して、アプリ内ではさまざまなキャンペーンを展開中!

そしてB’s-LOG.comには、各国でリリースされている『夢100』から、オリジナル王子シナリオの一部が到着☆

中国本土版からは桃源の国の王子・リン(cv:木村良平)、台湾・香港・マカオ版からはネバーランド・ダイアルの王子・チクタク(cv:斉藤壮馬)ネバーランド・ケンジントンの王子・ピーターパン(cv:江口拓也)をご紹介します!

中国本土

20180829_yume100_02 リン(cv:木村良平)

出身国:桃源の国
好きなもの:弟
嫌いなもの:自分の国

「あんたがキスしてくれたら、どんな病も治ると思うよ」

桃源の国の王子。
妖怪の母を持ち、弟の夕を何よりも大切に思っている。
普段は軽率な性格に見えるが、実は頭脳明晰で頼れる人物。料理が上手。

林と夕、二人の王子を目覚めさせた後、兄の林はお礼として、私を招待してくれた。
ここは他の国よりも風景が美しく、王宮は森林の中に潜み、とても素敵な場所にあった。
山の中にあり、緑に囲まれ、ずっとここに住みたくなるくらいの美しさだった。
「ようこそ、我が国へ」
ついた瞬間に林の顔が見え、旅の疲れが一気に吹き飛んだ。
ただ周りを見渡しても、夕王子の姿が見えない。
そのことについて聞こうとした瞬間、林王子は私を招待するように手を差し伸べた。
「今日のあなたはとてもかわいい」
まさか褒められるとは思わなかったので、少々戸惑ってしまう。
あたりからは鳥達の美しい鳴き声が聞こえ、目の前は微笑む林がいる。
なんだか、わくわくしてきた……

台湾・香港・マカオ

20180829_yume100_03 チクタク(cv:斉藤壮馬)

出身国:ネバーランド・ダイアル
好きなもの:お茶
嫌いなもの:なし

「あなたなら……私を救えるかもしれません」

ネバーランド・ダイアルの王子。
立ち居振る舞いは紳士的だが、実は腹黒い。人をいじめる時でさえも、常に微笑みを浮かべている。ケンカで手を出すことは少ないが、ネバーランド最強の人物らしい。どんな時でもネバーランドのことを最優先で考えている。

20180829_yume100_04 ピーターパン(cv:江口拓也)

出身国:ネバーランド・ケンジントン
好きなもの:新しい物事
嫌いなもの:複雑なこと

「飛ぶのは全然怖くないよ、僕がいるし!
守ってあげるよ!」

ネバーランド・ケンジントンの王子。
活発でいたずら好き。何事にも熱しやすく冷めやすい性格。傍らに一匹の妖精を従えており、その言葉がわかる。フックからは敵視されているが、彼自身はフックのことを仲間だと思っている。

「なんで本しかないんだよ!!!」
「…書庫だからね…」
頭を曲げてピーターパンが空中から投げてくる20冊目の本をかわす。
フックは3冊目の読み終わった絵本を本棚に戻し立ち上がった瞬間、チクタクの机の上に何かあることに気付いた。
「ん…これは…?」
「なになに?フッちゃん何か見つけた?」
積み上げられていた羊皮紙にはチクタクの洗礼された字が並べられていた。
ピーターパンはそれを目にし、「また字か」と嘆く。一方フックはそれに興味津々の様子だった。
「これは…『神秘の東方文化』…?」
「『秋の特殊イベント』…?」
「そう言えば、確かチクタクはネバーランド以外の国の文化を研究してるって言ってたっけ…」
「あ!!」
「なに!?」
ピーターパンの突然の声に驚き、フックは胸を押さえ、視線をピーターパンに向ける。
ピーターパンは悪戯な笑みを浮かべ、その青色の瞳に滑稽な姿を映し出す。
「面白いゲームを思いついた!」
月光の下で、二人は机の上の羊皮紙に手を伸ばす。
ピーターパンにしても、フックにしても、羊皮紙の傍らにある淡い香りを発する四角い箱に気付くことはなかった。
「…あの時と同じですね」
テーブルの上の箱を見つめ、チクタクは笑みを浮かべながら先ほどいれたウーロン茶を口にする。
「何一人でお茶飲みながら笑ってるんだよ…気持ち悪いぞ」
「ピーター」
瞬きをした一瞬のうちに現れたピーターパンに対して、チクタクは驚きを見せることはなかった。