ユニットを越えたコラボステージに注目!
舞台『アイ★チュウ ザ・ステージ』のキャスト陣によるライブ『Live!!!アイ★チュウ ザ・ステージ〜Planète et Fleurs〜』が、2019年7月27日に調布市グリーンホール大ホールにて開催されました。
今回のライブでは全10組のゲーム内ユニットのうち、過去最多の6ユニットが登場。
【出演】川井雅弘さん、大原海輝さん、小波津亜廉さん、吉岡佑さん、坂垣怜次さん、黒貴さん、吉田大輝さん、伊地智頼統さん、雨坂亮汰さん、前嶋曜さん、古賀瑠さん、石渡真修さん、宮城紘大さん、佐川大樹さん、結城伽寿也さん、登野城佑真さん、須永風汰さん、田中晃平さん
それぞれのユニットの人気曲を披露するだけでなく、ライブ公演ならではのスペシャルパフォーマンスとして、異種ユニットのコラボレーションステージが初めて披露されるなど、会場を大きく沸かせました。
昼の部のオフィシャルレポートをご紹介
『Live!!! アイ★チュウ ザ・ステージ~Planète et Fleurs~』は、タイトルどおりライブを中心とした公演。舞台上には曲ごとにさまざまなアイチュウたちが登場し、大きな盛り上がりをみせました。
開演を待ち騒めく会場内の照明が落ちると、ステージ後方のスクリーンにOPムービーが映し出されます。OPムービーは“今夜星を見に行こう”というメッセージと、キャラたちの“流れ星へ願う想い”が映し出され、キャストの姿が映し出されるたびに大きな歓声が。
OPムービーが終わると全員そろって『アイ★チュウ』のテーマソング『We are I★CHU!』のショートバージョンを披露。舞台には階段と上段ステージも設置されており、下段上段どこを観てもアイチュウたちの姿が楽しめる豪華な布陣に。
アイチュウたちは歌いながら肩を組んだりハイタッチをしたりと思い思いに“らしさ”を感じさせるアクションをとり、開幕にふさわしく元気がもらえるようなステージでした。
OPが終わるとI♥Bが登場し『深海マーメイド』を披露。イントロ中には、本公演のテーマにもなっているであろう星の映像が映し出されます。
そんな中でI♥Bはまずは楽器を持たずのダンスで『深海マーメイド』を披露。キャストたちの姿はこれまでの『アイ★チュウ ザ・ステージ』同様の高い再現度で、会場からはたびたび悲鳴にも似た歓声があがりました。
I♥Bが退場すると次はPOP’N STARのステージ。披露されたのは『青空エスケープ』で、イントロはI♥Bもいっしょにステージに立ちました。
イントロが終わるとI♥Bは退場してPOP’N STAR単独ステージに移行……と、思いきや上手からレオンが星夜の手を引いて再び乱入!
驚きの展開に会場からは大歓声が上がります。4人は手をつないで回ったり、楽しく飛んだりと楽曲のテンション通りの最高に楽しいアクションを展開し、序盤のすばらしいサプライズステージとなりました。
続いてはTwinkle Bellで『メカニカル☆ラブ』。双子らしいアクションでステージを縦横無尽にかけるふたりの姿に、会場からは「かわいい」とため息にも似た声が上がりました。
怒涛の3曲が終わるとTwinkle BellによるMCがスタート。悪戯好きのふたりらしく、客席を巻き込んでわちゃわちゃと進むMC。最後には「かっこつかないぜ」とつぎのステージにつながるフリ……というには直球の言葉を残し、彼らのMCは幕を閉じました。
Lancelotのステージ。彼等は『アイ★チュウ』世界でも屈指の大人の魅力を持つユニットで、本公演でもそれは健在。姿を現しては歓声、声を出しては歓声と、4月公演で人気1位を獲得したのは伊達じゃありません。
楽曲はもちろん『かっこつかないぜ』を披露し、キレッキレのダンスに会場からは再び歓声が。間奏では帽子を使ったアクションもあったりと、見どころの多いステージとなりました。
Lancelotの後にはRE:BERSERKによる『裏切りの果実』。フリルや飾りつけの多いゴシックな衣装を身にまとい、しかしそれを感じさせないほどのキレのあるダンスを披露。間奏ではリーダーのエヴァによる厨二感溢れる呼びかけがあったりと、RE:BERSERKの世界観を存分に楽しめました。
つぎはF∞Fで『イッちゃいそうだよ』。正統派ユニットらしく、クオリティの高い歌と目まぐるしく立ち位置を入れ換えてのダンスを披露。彼らの姿はまさにゲーム内のF∞Fそのもので、大きく盛り上がるひと幕となりました。
楽曲が終わるとF∞Fはステージに残りそのままMCへ移行。F∞Fの呼びかけでPOP’N STARも合流し、華房心の欠席についての話題が展開されましたが、そのなかで出てきた“離れていても心はひとつ”という言葉がPOP’N STARのありかたを現しているようでした。
また、いつものように「心のためにひざまずきなさーい」「おおせのままにー!」のコールアンドレスポンスも展開され、心がいなくてもPOP’N STARはPOP’N STARであることがわかりました。
POP’N STARのMCが終わると再びステージはライブへと戻ります。披露されたのはPOP’N STAR『オレンジピールと恋の味』・Twinkle Bell『Just one kiss』・Lancelot『ギリギリの衝動』。
POP’N STARは1曲目は星夜とレオンを交えてのステージだったので、実質今日初の単独ステージ。持ち前のかわいさをフルに発揮して歌い踊り、2番では階段を駆け上がり可愛らしく座ってみたりと動きのあるステージとなりました。
Lancelot『ギリギリの衝動』では、先ほど披露された『かっこつかないぜ』とは違って少しダークで憂いを含んだステージが展開され、その雰囲気がLancelotの持つ大人な空気と見事にマッチしていました。
そのままステージに残ってLancelotがMCを行うと、つぎはF∞Fのステージ。披露されたのは『マサラヤマサラヤ~あなたの魔法で~』です。
タイトル通りオリエンタルな空気がありF∞Fの中では異色の楽曲ですが、彼らは何の気負いも感じさせずステージに立ちます。曲中でしばしばみられるそれぞれのキャラクターらしいアクションも楽しめました。
続くユニットはRE:BERSERKで、間にMCを挟んで2曲立て続けに披露。行った曲は『Dark Night Cat』と『Lady Blood』。
RE:BERSERKの魅力はその世界観と3人の関係性ですが、楽曲ではその世界観が、MCでは関係性がよく表現されていて、まるでゲームから出てきたRE:BERSERK本人たちを観ているかのようなステージでした。
つぎはTwinkle Bell『ミラクル☆トゥインクル』とPOP’N STAR『Happy Birth Day to us!』。
『ミラクル☆トゥインクル』はステージ上で本人たちも言っていた通り、Twinkle Bellと言えばこの曲というプロデューサーも多いはず。代表曲なだけあってふたりのシンクロ率はより一層高く、背中合わせで歌うシーン・ふたりが笑顔を交わすシーンでは大きな歓声が上がりました。
2ユニットのステージが終わるとドラムが運び込まれ、I♥B登場かと歓声が上がります。その予想通りに登場したI♥BはMCを経て、『Fly Fly!』と『未来ファンタジスタ』を披露。
『Fly Fly!』では『アイ★チュウ』作中唯一のバンドユニットの本領発揮と言わんばかり、楽器を手にI♥B独自のダンスを踊ります。
客席からはステージからの声に応え「Yeah! Yeah!」と声が上がり、終盤戦にふさわしい盛り上がりを見せました。
そしてバスドラムの4つ打ちから始まった『未来ファンタジスタ』では、2番からサプライズでLancelotが乱入。
楽器を受け取りLancelotが演奏をし、I♥Bが前面に立って踊るという夢のようなステージが展開されました。
驚きのサプライズステージの後には『Rose Ècarlate』が披露。曲開始時はF∞FとLancelotの2組での披露でしたが、2番から客席を練り歩いていたPOP’N STARとRE:BERSERKがステージに上がり、さらにその後にはTwinkle BellとI♥Bが登場。
楽曲中はバトルのようにユニットどうしで歌をぶつけ合ったりと、見どころしかなくて本当にステージから目が離せません。
さまざまなユニットの絡みが見れる上にキレのあるダンスと歌も当然あるというすばらしいオールスターステージとなった。
オールスターステージの熱狂の後は、Lancelot『100万ドルのスリル』とF∞F『I am a HERO!』が披露。
『I am a HERO!』ではステージに星夜がひとりで登場し、「最後の曲だ」と寂しげに呟きます。しかし、その寂しさをかき消すように客席から奏多と晃が登場し、そのまま客席でコールアンドレスポンスを行い楽曲に突入。
1番サビまで奏多と晃は客席で歌っていましたが、その光景は夢のようで現実感に乏しく、近くのプロデューサーたちからは歓声が鳴りやみませんでした。
その歓声の中、ステージのスクリーンに映像が映し出されます。今日の公演では楽曲の合間にさまざまな“星”がスクリーンに映し出されていましたが、このとき映し出された映像はその総括のようなものでした。
昼間の太陽ではなく夜に輝く星に憧れた花、そしてその想い。ライブとシンクロする映像に会場からは静かに、しかし確かな感動の声が上がりました。
映像が終わると全員そろって『アイ★チュウ ザ・ステージ』のテーマソング『Brand New Day』の2019ver.『Brand New Day 2019』を披露。
ステージの端から端までたっているアイチュウたちはみんな笑顔で、それを見つめるプロデューサーたちも同様に笑顔。幸せしかない会場の熱は最高潮に高まり、大きな歓声の中でこの日の本編の幕は閉じました。
もちろんアンコールも行われ、『We are I★CHU!』がフルバージョンで披露。先ほどの『Brand New Day 2019』に負けないほどの笑顔と歓声が咲き誇り、アニメ化や新アプリ化が決まっている2019年『アイ★チュウ』の明るい未来を感じらせる幕引きとなりました。
セットリスト
M1. We are I★CHU! / ALL CAST
M2. 深海マーメイド / I♥B
M3. 青空エスケープ / POP’N STAR with 愛童星夜、レオン
M4. メカニカル☆ラブ / Twinkle Bell
M5. かっこつかないぜ? / Lancelot
M6. 裏切りの果実 / RE:BERSERK
M7. イッちゃいそうだよ / F∞F
M8. オレンジピールと恋の味 / POP’N STAR
M9. Just one kiss / Twinkle Bell
M10. ギリギリの衝動 / Lancelot
M11. マサラヤサマラヤ~あなたの魔法で~ / F∞F
M12. Dark Night Cat / RE:BERSERK
M13. Lady Blood / RE:BERSERK
M14. ミラクル☆トゥインクル / Twinkle Bell
M15. Happy Birth Day to us! / POP’N STAR
M16. Fly Fly! / I♥B
M17. 未来ファンタジスタ / I♥B with Lancelot
M18. Rose Écarlate / ALL CAST
M19. 100万ドルのスリル / Lancelot
M20. I am a HERO! / F∞F
M21. Brand New Day 2019 / ALL CAST
(Encore)
M.22. We are I★CHU! / ALL CAST
(※昼公演、夜公演共通)
舞台化第3弾の再演も決定!
公演の最後には、今年4月に舞台化第3弾、完全新作公演として上演された『アイ★チュウ ザ・ステージ ~ Rose Écarlate ~』の再演に関する詳細が発表されました。
『アイ★チュウ ザ・ステージ ~Rose Écarlate deux~』と、タイトルも内容もさらにバージョンアップした形で上演される予定です。
『アイ★チュウ ザ・ステージ ~Rose Écarlate deux~』は、10月10日~15日までの6日間全9公演で開催。
会場は東京・シアター1010で上演されます。
チケット最速先行も現在受け付けていますので、お見逃しなく。
© Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.