福山さん渾身のダジャレが炸裂!?

2019年7月13日、日経ホールにて『あやかし恋廻り』(以下、『あや恋』)の初となるファンミーティングが開催されました。

『あや恋』は、ボルテージより配信中のiOS/Android向けアプリ。明治時代の日本を舞台にした世界観や、個性豊かなあやかしとその美麗なイラストが人気を博し、配信1ヵ月で60万ダウンロードを突破したカード型恋愛ドラマアプリとなっています。

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本イベントには、北御門煌牙役の福山潤さん、穏月役の立花慎之介さん、影丸役の代永翼さん、楽久役の野上翔さん、結楽役の永塚拓馬さんといったキャスト陣が出演。

ファンミーティングは2部制となっており、本記事では第2部で行われた、出演陣によるミニゲームのコーナーや生朗読劇などの模様をオフィシャルフォトとともにお届けします。

開発裏話が語られた“『あや恋』外伝”

オープニングでは、『あや恋』ファンミーティングの開催を記念して出演陣による鏡開きが行われました。

永塚さんと野上さんによる進行のもと、鏡開きを行った後には“『あや恋』外伝”としてゲームの初期案などが語られました。

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“序章”の構想が現在とは異なったり、立花さん演じる穏月の前世は雪女という構想があったとのこと。

ゲーム中で梶裕貴さんが演じる小泉八雲は、現実において日本研究家として知られる小泉八雲を可能な限り史実に沿って再現しているそうです。その話を聞いた福山さんは「じゃあ梶くんみたいな声してるのかな」と会場の笑いを誘いました。

明治時代の人物像再現に重点が置かれている小泉八雲に対して、主人公の言動などは現代の女性が共感しやすいかどうかを重要視しているとのことでした。

また、福山さん演じる煌牙の師匠や父親といった親世代のキャラクターの構想もあるため、ぜひ今後に期待してほしいとも語られました。

言葉で祓え、言霊怨霊退治

『あや恋』の制作に関する話が語られると、出演陣によるミニゲームのコーナーへと移りました。

このコーナーは、とつぜん怨霊に取りつかれてしまった各出演者を与えられたお題に沿った言葉で怨霊を退治するというもの。

無事に退治できたかどうかは、怨霊に取りつかれた出演者が両手に持った白旗と赤旗のどちらかを上げることで判定します。

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最初のお題“胸キュンセリフ”が出題されると永塚さんが怨霊に取りつかれ、急激に体を揺らし始めます!

福山さんはヘッドバンギングにも見える永塚さんの動きをもとに、取りついた怨霊はバンド好きな女性の霊と判断。

そこで「相当悔しかったんだな、あいつらのライブに行けなくて。だから取っといたぜ、リードギターのピック」という言葉で見事に除霊をこなしてみせました。

見事に怨霊を退治した福山さんでしたが、つぎは福山さんが怨霊に取りつかれてしまい、長塚さんとは打って変わった、椅子にもたれかかったほとんど動きのない取りつかれ姿を披露。

福山さんの除霊に際して、出題されたお題は“暑苦しいセリフ”。怨霊退治に挑戦する一同は「じゃあ、あいつに汗かかせようぜ……。白上げて、赤上げて、白下げないで、赤下げない」と福山さんを物理的に暑くさせつつ、白旗を上げさせようとします。

すると福山さんはセリフ通りに動かず、白旗がどうやっても上がらないパントマイムをくり出しました!

どうしても白旗を上げない福山さんの代わりに、白旗を上げようとした代永さんが怨霊に取りつかれてしまいます。

福山さんのパントマイムを引き継いで白旗を下げ続けている代永さんを前に、“励ましい元気づけ”というお題が出題。

関節が固まってしまったかのごとく白旗を上げない代永さんに、福山さんが関節にいいとされるコンドロイチンを与え、なんとか除霊に成功。

立花さんの除霊では、“ほめ殺し”というお題で全員が立花さんをひとりずつほめていくことに。

「声が素敵です」とほめられてもまったく白旗を上げる素振りがなかった立花さんですが、「娘ちゃん思いなところ」とほめられると、すぐさま白旗を上げる家族思いっぷりを見せてくれました。

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最後に野上さんを除霊するために“気の利いたダジャレ”と難易度が高そうなお題が出題されたところ、福山さんが「もっとガンガン音楽の音量あげて、盛り上げたいから。」と要望。実際に流れていた音楽の音量が大きくなると「ちょっと音量上げすぎだって、怨霊だけに」と渾身のダジャレを披露し、会場からは拍手が起こりました。

会場も盛り上がり野上さんが白旗を上げると思いきや、野上さんは「まだ聞きたい」と赤旗を上げ、永塚さんがダジャレを披露することに。

永塚さんは「あやかし恋廻りとかけまして、橋本環奈とときます。どちらも1,000年でしょう」と『あや恋』主人公とあやかしの縁に関してキーワードとなる1,000年と、1,000年にひとりのアイドルと言われる橋本環奈をかけたなぞかけを披露して見事に怨霊を退治して見せました。

出演陣による生朗読劇

出演陣による生朗読劇のコーナーでは、夏にちなんだミニドラマが朗読されました。

出演陣が演じる各キャラクターが夏の夜を歩くところから、朗読劇はスタートします。

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「夜になっても暑さは変わらずですね」と言う穏月に「ならば、涼しくなるような話でもするか……」と、近ごろ出没するとされる複数の男を連れながら徘徊する女性の霊について、結楽が語り始めました。

怪談話で盛り上がる一同の前に、穏月に因縁のある影丸が立ちふさがります。

代永さんが「テメェをやれる日と楽しみに待ってたぜ!」と影丸を迫力満点で熱演!

影丸と穏月が激闘をくり広げる中で、怨霊が出現し乱戦となります……!

多勢で襲いかかってくる怨霊に対して「死にたくなければ、耳をふさげ……」と結楽が笛の音で動きを抑え、「中々しつけえ怨霊だな、かかってこいよ。これで終いだ!」と煌牙がとどめをさします!

怨霊の気配が消えると「怨霊のせいで、興が削がれたな……。テメェをやるのは、つぎ会ったときのお楽しみってことでまだ先にとっておいてやるよ……」と言葉を残し、影丸はその場を去ります。

突然、戦いを挑んできた影丸に「この暑さのせいで、たまった鬱憤でも晴らしに来たんじゃない?」と楽久がつぶやくと、「先ほどの女の幽霊の話を聞かせてやればよかったかの……。そうすれば、少しは暑さがマシになったかもしれぬ」と結楽が語りました。

「そういえば、さっきふと思ったんだが。その女の幽霊って見回りをしてるときのあいつのことじゃないのか」と煌牙が自分たちの怨霊を退治する姿が目撃されて、幽霊として噂になっているのかもしれないことを指摘します。

煌牙はそれだけでなく結楽がいつもより口数が多いことを指摘すると、「兄上は最近、怪談とか怖い話にはまってるんだ……」と楽久が返答。

そこで、いつになく楽しそうな様子の結楽のため、一同は怪談を聞きながら帰途につきました。

『あや恋』のボイスが1周年に先駆けて大幅追加!

生朗読劇の後には、配信開始から1周年を目前とした『あや恋』の今後の情報が続々と発表されました。

第1弾として、9月末より『あや恋』のゲーム内ボイスの大幅追加が決定。

会場ではフルボイス化されたシーンが公開され、拍手が起こりました。

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さらに、1周年を記念した『あや恋TV』の配信、並びにコラボカフェの開催も決定。続報は今後、発表されていくとのことです。

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今年の4月末にイベントブースで展示され、好評を博したイラストがファンミーティングの開催を記念して『限定特別イラスト付セット』として7月下旬に発売決定。

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また、暮の章の“後編~恋~”の第1弾となる由利藤一郎が7月24日より配信開始となります。

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今後の情報が発表された後には、出演陣から来場者に向けてのメッセージが語られました。

始めに代永さんが「初めて開催されたイベントに参加することができてうれしいです。『あや恋TV』も決定しましたので、ご覧いただいて。皆さんの応援があれば、またこうしてイベントができると思いますので、今後も『あや恋』を応援していただければうれしいなと思います」とファンミーティングを開催することができた感動を言い表してくれました。

立花さんはイベント冒頭の開発に関する話に「アフレコの現場でも聞くことがない開発の話を聞いたら、ほかにもそういった話がありそうなので、1周年の『あや恋TV』でもやってほしいなと改めて思いました。『あや恋』はアプリ内でもこれから盛り上がっていきますので、今後とも応援のほどをどうぞ、よろしくお願いします」とふれながら、『あや恋』の今後の発展への期待を語りました。

つぎに野上さんが「先輩方と兄上とイベントに立たせていただいて光栄です。フルボイス化といったことが確実に進行しております。皆さまの支えがあって、『あや恋』が一歩前に進もうとしています。ぜひ、1周年もこれから先も見守っていただければと思います」と前進し続ける『あや恋』についてコメント。

永塚さんは「『あや恋』1周年が近づいているということですが、まだまだ、みんなが知らない各キャラクターの背景が明かされ、これから核心に迫っていく作品なんだなと思いますので、ぜひ楽しみしていただけるとありがたいです」とこれから、さらに深みを増していく作品の世界観をじっくりと語った後に「『あや恋』に、みんなこいこい」と会場を和ませました。

最後に福山さんが「リリースされて9カ月という1周年を前にしたところで皆さんとこういった同じ空間を味わいまして。そして、これからいろいろなことを今後ともやっていきたいと思います。皆さんといっしょに『あや恋』を広げていきたいと思います」と言葉を残し、イベントを締めくくりました。

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開催概要

【イベント名】“『あやかし恋廻り』ファンミーティング”
【開催時期】2019年7月13日(土)
【会場】東京・日経ホール
【出演】福山潤、立花慎之介、代永翼、野上翔、永塚拓馬