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『X』のメインキャスト陣が大集合!
2018年4月15日(日)に舞浜アンフィシアターで開催された“VitaminX いくぜっ! 無敵(ミラクル)★デスティネーション”。
2018年2月22日に発売されたファンディスク『VitaminX Destination』のリリース記念イベントでありながら、シリーズの10周年を締めくくる内容になりました。ここでは、昼の部の模様をお届けします。
今回は『X』に登場するメインキャストが全員集合! 『X』のイベントで13名が揃うのは2012年以来ということもあり、朗読劇やトークコーナー、ライブで大いに盛り上がりました。登壇したキャストは以下の通りです。
・小野大輔(草薙一役)
・鳥海浩輔(七瀬瞬役)
・吉野裕行(仙道清春役)
・岸尾だいすけ(風門寺悟郎役)
・菅沼久義(斑目瑞希役)
・杉田智和(葛城銀児役)
・井上和彦(鳳晃司役)
・三宅健太(九影太郎役)
・宮田幸季(衣笠正次郎役)
・織田優成(二階堂衝役)
・阪口大助(真田正輝役)
・三浦祥朗(永田智也役)
イベントは、シリーズ第1作目『VitaminX』&『VitaminX Destination』の主題歌である翼と一の『放課後エデン』からスタート! ステージ中央の奈落からふたりが登場すると、会場は大きな歓声に包まれます。
曲中の“Bang×Bang×Bang”や“Dance×Dance×Dance”の部分では手振りを交え、間奏ではコール&レスポンスも巻き起こり、会場のボルテージを一気に引き上げました。
朗読劇はアドリブ&感動の嵐
最初のコーナーは、朗読劇“What a day!真壁翼の憂鬱”。
聖帝学園の敷地内にあるB6たちのたまり場“バカサイユ”に集まる一、瞬、清春、悟郎、瑞希。そこへ先生(ヒロイン)もやってきて、翼のことを聞くのですが、眠っていた瑞希以外の4人は翼の存在自体を知らないと答えます。
その後、翼が秘書の永田を引き連れて登場してもまったくピンときておらず、翼は「ドッキリなのでは?」と疑いながらも戸惑いが隠せません。でも、瑞希には何やら心当たりがあるようで……? 翼は4人の記憶を取り戻すため、T6へ協力を求めることにします。
そんなストーリーでしたが『Vitamin』の朗読劇といえば、やっぱりアドリブ! 登壇すると早速モノマネを披露したり、ステージ上のライン側を走り回ったりするヒトコマも(笑)。
また、九影先生、衣笠先生、真田先生、二階堂先生が客席から登場し、会場に集まった先生(ファン)たちを沸かせていました。
B6&T6&永田の全員が集まると、九影先生を「このハゲ」と呼ぶ瞬に「これはハゲじゃない! 一分刈りだ!」と言ったり、鳳先生が葛城先生を出席簿(台本)を使って鉄拳制裁したりと、懐かしい&お約束のやりとりも見られました。
朗読劇の終盤、T6がそれぞれの担当生徒に翼とのエピソードを話しながら、何か思い出さないかと聞いていきます。でも、思い出すのは翼ではなく鈴木さんご本人とのエピソードばかり!? 鈴木さんは「これ以上過去を暴露されるのは耐えられない……」と恥ずかしそうにされていました(笑)。
会場の先生たちも含め、みんなで力を合わせて4人の記憶を取り戻し、一たちは口々に翼のことを語ります。B6の姿を優しく見守るT6&永田の様子も印象的でした。
改めて翼が担任の先生へ感謝の気持ちを述べ始めるのですが、なぜか途中から甘い言葉に……!? 翼だけに抜け駆けはさせないと、代わる代わる先生へ自分の想いを伝えます。最後はB6全員で「愛してる」、「好きだ」など、同時に愛の言葉を贈って朗読劇は幕を下ろしました。
フリートーク&ライブで大盛り上がり!
13人全員がファンの皆さんへ挨拶をした後、フリートークへ。
このコーナーは台本がまったくないそうで、立ち位置をどうするかというところから決めることに。「横一列では話しにくいから円になろうか」と誰かが言い出すと、なぜかいきなりカバディが始まります(笑)。
けっきょく、B6、T6&永田に分かれて、向き合うように座ってトーク開始! 『Vitamin』シリーズ10周年の締めくくりということもあり、イベントでの思い出話や暴露話(!?)に花を咲かせていました。
トークの後は、いよいよお待ちかねのライブコーナーへ!
トップを飾ったのは、真田先生による『♂極娘天国♀(イパネマパラダイス)』。ファンは紫色のサイリウムで迎えます。間奏中は両手で大きく手を振り、真田先生らしいキュートな楽曲を全力でパフォーマンスする姿が印象的でした。
2曲目は、九影先生の『悪女輪舞曲(マニョロンド)』。サングラスで決めた九影先生が大人なナンバーを朗々と歌いながら、できるだけ客席の近くまで寄ってファンへ手を振っていました。サングラスを少し上げて「愛してるぜ」と言うと、大きな歓声が起きました。
3曲目は、二階堂先生の『仙人掌哀歌(サボテンエレジー)』で、ゆっくりとステージを歩き、語りかけるように歌います。「先生、ここ10年本当にありがとうございます。愛しています」と誠実な二階堂先生らしいメッセージも!
4曲目は、鳳先生の『野獣∽紳士(-Dance With Beast-)』。セクシーな楽曲でこれまでの雰囲気をガラッと変えます。歌声はもちろん、歌詞に合わせた手の動きが艶っぽく、客席からは熱いため息が漏れていました。
5曲目は、衣笠先生の『青のサマルカンド(-Samarkand,Blue-)』。再び空気が一変し、衣笠先生が叙情的な楽曲をしっとりと歌い上げます。歌や曲中のセリフはもちろん、繊細な仕草や表情のひとつひとつが美しく、目が離せませんでした。
続いて葛城先生が、客席の“仔猫チャン”たちへ愛のメッセージを贈ります。サングラスをかけて登場した葛城先生ですが、大事な言葉を伝えるときは外して、真剣な表情を見せてくれました。
6曲目は、永田の『シュビドゥバ危機(くらいしす)』。イントロが流れた途端、歓声が! この曲はイベントでは初披露でしたが、永田は恭しくも堂々たるパフォーマンスで魅せます。後奏の手拍子もピッタリ揃い、会場がひとつになりました。
ライブも後半戦に突入した7曲目は、翼の『愛のWonderer』。ステージのギリギリまで行き、全方位のファンを順番に見つめながら楽しそうに歌う姿が印象的で、間奏中はメロディーに合わせた見事なスキャットを入れます。最後に「担任、愛してるぞ」と残しました。
8曲目は、一の『傷だらけのEternity』。ステージ中央にしっかりと構えるように立ち、ブルーのライトのなかで渾身のバラードを披露。歌詞のひとつひとつが届くように抑揚たっぷりに歌い上げ、じっくりと聴かせてくれました。
9曲目は、悟郎の『恋のブーメラン~真夏の誘惑30°(サーティー)~』。ファンを煽るように語りかけながら登壇し、全身でリズムをとって歌います。曲中の掛け声を「忘れてない(笑)?」と問いかける悟郎らしい茶目っ気のある一面も飛び出し、たっぷりと盛り上げました。
10曲目は、瞬の『誘惑(アディクテッド)ポイズン -愛の暗殺者は二度死ぬ-』。ステージのセンターで熱唱! 間奏中は会場のファンだけでなく、ライブビューイングで見ているファンに「盛り上がってますか?」語りかけ、ラストは「ありがとう」の言葉とキスで締めました。
11曲目は、清春の『青春ダイナマイト』。ヤンチャな清春らしくステージを動き回りながら、ファンの近くで歌います。曲中の掛け合いやRAPもバッチリ決め、最後は「青春ダイナマ~イト!!!」で大ジャンプを見せました。
12曲目は、瑞希の『硝子の幻想アモーレ』。サビの前は「行くよー!」と煽って、みんなで手拍子をします。「ト・ゲー!」のところでは華麗にポーズをとり、間奏中は自分と親友のトゲーのことをアピールしていました。
ライブコーナーのトリを飾るのは、翼と一による『Shooting Star』。10年の時を経たふたりのハーモニーはこれまで以上に美しく、間奏では代わる代わるフェイクを入れて聴かせます。ほとんど背中合わせで立っていたふたりが、曲の終盤に視線を合わせて微笑み合う姿がとても印象的でした。
イベントのフィナーレはもちろん『ENDLESS X!!!』
全13曲を披露した大ボリュームのライブを終え、再びキャスト陣が登壇します。『Vitamin』シリーズのキャラクターソングはバラエティに富んだ楽曲揃いで、歌うのが楽しい&難しい、セリフを入れるか迷ったなど、さまざまな感想を述べていました。
その中で、鈴木さんと小野さんが『Shooting Star』で披露した見事なフェイクは、本番一発勝負で臨んだという裏話が飛び出してファンを驚かせました。
改めて会場とライブビューイングで見てくれている先生たちに、キャストのひとりひとりから挨拶をすることに。10周年の締めくくりとして、この作品について来てくれているファンへ、心から感謝の気持ちを述べていました。
しんみり終わるのは『Vitamin』らしくないと、座長・鈴木さんのひとことで客席の電気がパッと点ります。そして、キャストもファンも全員で『ENDLESS X!!!』とタイトルコール!
キャストの皆さんはステージを駆け回ったり、タオルを振り回したりとファンを煽り、サビでは“X”のコールでジャンプして、会場も一体になって楽しみました。
キャスト陣が降壇した後は、B6&T6&永田から先生に、愛に満ちたメッセージが贈られてイベントは幕を下ろしました。
なお、B’s-LOG6月号(4/20発売)には、真壁翼役・鈴木達央さんのグラビア&インタビューを掲載!
シリーズ1作目であるPS2版『VitaminX』の話から最新作の『Destination』について、ご自身が演じる翼について、キャラクターソングについて、イベントについてなど、いまだから聞けるお話をたっぷりと伺いました。
『Vitamin』シリーズのこれまでとこれからを感じられる内容になっていますので、ぜひチェックしてください!
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