8月25日より東京公演がスタート!

2018年8月18日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて開幕した舞台、歌劇『明治東亰恋伽~月虹の婚約者~』。本作のオフィシャルレポートが到着しました。

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舞台第2弾となる本作で描かれるのは、明治を代表する小説家であり、医者でも官僚でもあるスーパーエリート・森鴎外と、ヒロイン・綾月芽衣の恋物語。

華やかなオープニングを始め、荒木宏文さん演じる森鴎外の“行水”シーンや、メインキャストが一堂に会する日替わり対決のシーンなど、コミカルさも織り交ぜながら“ハンカチ必須”の王道ラブストーリーが描かれます。

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森鴎外(荒木宏文さん)
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横山大観(橘龍丸さん)、菱田春草(橋本祥平さん)

物の怪が当たり前のように存在している、ちょっと不思議な明治にタイムスリップしてしまった綾月芽衣(鈴木桃子さん)。彼女は迷い込んだ鹿鳴館で森鴎外(荒木宏文さん)と出逢います。

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白を基調とした美術にレインボー色のライトが照らされるなか、鴎外、芽衣のほか菱田春草(橋本祥平さん)、川上音二郎(馬晃祐さん)、泉鏡花(北川尚弥さん)、藤田五郎(吉岡佑さん)、小泉八雲(汐崎アイルさん)、横山大観(橘龍丸さん)ら出演者が全員で踊るオープニングダンスは圧巻。

出演者を森の木々に見立てて、道をさまよいながらもふたりが出逢う場面は、これから始まる鴎外と芽衣の“運命の恋”を予感させる華やかな演出で彩られます。

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自分の帰る家を思い出せない芽衣は、鴎外の屋敷に居候することに。

明治に来て初めて迎える朝。そこには思わぬハプニングが起こります。陽気に鼻歌を口ずさみながら芽衣の目の前で服を脱ぎ始める鴎外。裸を目の当たりにし、大慌ての芽衣に、鴎外はおもしろがってさらに体を見せつけてきます。

前作の歌劇『明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~』でも好評を博した鴎外の“行水”シーンは本作でパワーアップ。舞台上を裸で動き回る鴎外をアンサンブルキャストが洗濯物で隠すのですが、状況を楽しんでいる鴎外は舞台を自由に行ったり来たり。

そのたびに洗濯物の奥からチラチラと見える鴎外の裸に、観客からも黄色い悲鳴が上がりました。

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一転、お座敷常盤では音二郎が見事な女形、音奴となり座敷を盛り上げます。

このシーンでは音奴が指名したふたりの日替わり対決を見ることができます。初日は春草と大観の画家コンビが“あっち向いてほい”で対決。白熱した戦いに客席からは大歓声が上がりました。

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勝利者はソロで楽曲を歌うことができるというルールのもと、春草との勝負を制した大観は、力強く伸びやかな歌声を披露。手拍子とともに、客席もいっしょになって盛り上がれる楽しい場面が展開しました。

歌劇『明治東亰恋伽~月虹の婚約者~』は、8月25日より東京公演(シアター1010)がスタート。当日券も用意されているとのことなので、ぜひ劇場に足を運びましょう。

公演概要

【タイトル】歌劇『明治東亰恋伽~月虹の婚約者~』
【公演・劇場】
大阪(森ノ宮ピロティホール):2018年8月18日(土)~19日(日)
東京(シアター1010):2018年8月25日(土)~9月2日(日)
【チケット価格(全席指定)】7800円[税込]
【キャスト】森鴎外役:荒木宏文
綾月芽衣役:鈴木桃子、菱田春草役:橋本祥平、川上音二郎役:遊馬晃祐、泉鏡花役:北川尚弥、藤田五郎役:吉岡佑、小泉八雲役:汐崎アイル、横山大観役:橘龍丸
チャーリー役(声の出演):安里勇哉
【原作】MAGES.『明治東亰恋伽』
【脚本】桜木さやか
【演出】吉谷光太郎
【音楽】tak
【振付】MAMORU
【主催】歌劇「明治東亰恋伽」制作委員会

(C) MAGES./LOVE&ART (C) 歌劇「明治東亰恋伽」製作委員会