ヒロインをもてなす権利を巡って声優陣がガチバトル!
2018年8月19日、埼玉県・和光市民文化センターにて、『イケメン戦国』シリーズのゲーム3周年×TVアニメ合同スペシャルイベント『イケメン戦国感謝祭~第三話~織田軍vs武田・上杉連合軍天下分け目の和光市大合戦!』が開催されました。
昼夜2公演ともに大盛り上がりだったステージのうち、ここでは昼公演の模様をお届けします!
ヴァイオリンとエレクトロニカルピアノによるメインテーマ生演奏の後、スクリーンに武将たちの姿が映し出され、ミニドラマがスタート!
まずはそれぞれの自己紹介から物語が始まりますが、「自己紹介? いまさらそんなもの必要か?」「そもそも、誰に向かってするんだ」とさっそくツッコミが。猿飛佐助が「今日はちょっと特別なので……とにかくお願いします」と頼むと、ようやく自己紹介が始まります。
ミニドラマが終わると、満を持してキャスト陣がステージに登場! 織田信長役の杉田智和さん率いる織田軍には、伊達政宗役の加藤和樹さん、豊臣秀吉役の鳥海浩輔さん、明智光秀役の武内駿輔さん、石田三成役の山谷祥生さん。上杉謙信役の三浦祥朗さん率いる武田・上杉連合軍には、顕如役の新垣樽助さん、猿飛佐助役の赤羽根健治さんが名を連ねます。
タイトル通り、この日は“織田軍vs武田・上杉連合軍”による大合戦が行われるということで、キャスト陣も気合十分! なんといっても杉田さんは、『イケメン戦国』のキャストとしてファンの前に立つのが初ということで、ご本人の意気込みはもちろん、ファンからの大きな期待も感じられました。
また、残念ながら参戦できなかった武田信玄役の梅原裕一郎さんからはコメントが到着! 梅原さんの明るく元気な声色に、キャスト陣も「元気そうでよかった!」と安心した様子。赤羽根さんと加藤さんが司会を務める中、さっそく“ヒロインをもてなす権利”をめぐる大合戦が行われていきます。
ちなみに織田軍が5名、武田・上杉軍が3名なのは不公平だということで、この日は特別に、武内さんが武田・上杉軍に加勢することに。
「密偵として潜り込んでこい」と送り出す杉田さんに、「わかりました」と頭を下げる武内さんの姿は、まさに信長と光秀! 会場で配られたうちわを使った事前アンケートでは、この時点で「織田軍が優勢」という結果でしたが、果たして結果は……!?
アニメにちなんだ3本勝負! 一戦目はまさかの卓球!?
スクリーンに映し出されたのはアニメ『イケメン戦国◆時はかけるが恋ははじまらない』第1話のテニスシーン。これにちなんだ対決ということで、ステージではテーブルテニスこと“卓球対決”が行われます。
各軍から選抜された2人が、30秒間に何回ラリーできたかで競うこの勝負。途中で失敗するとカウントは再びゼロからのスタートになるため、緊張感たっぷり! 先攻の織田軍は、杉田さんと加藤さんが順調なラリーを披露し、合計10回という記録を残しました。
続く武田・上杉軍からは新垣さん&武内さんのペアが登場。まさかの0回という記録に、「密偵だから手を抜いたのでは……?」と疑われることになってしまう武内さん。困った武内さんが「精いっぱいがんばりました!」と宣言すると、武田・上杉軍の面々も「そうだよね!」と武内さんのがんばりを労っていました。
2回戦ではなんと織田軍の鳥海さん&山谷さんペアが30秒間一度も失敗せず、26回という記録をたたき出します! 対する赤羽根さん&三浦さんは8回という結果で、卓球対決は織田軍が勝利をおさめたのでした。
二戦目もアニメの1シーンにちなんで、刀を使った“スイカ切り対決”をすることになります。スタッフがブルーシートを設置し始めたのを見て、「本物のスイカを使うんだ!」と湧くキャスト陣ですが、シートの中央に置かれたのはスイカモチーフの球!
観客からも笑いが起こる中、織田軍からは加藤さんと鳥海さん、武田・上杉軍からは三浦さんと新垣さんが出陣します。スイカ切り対決で剣技が冴える!?
それぞれ目隠しをして回った後、スイカめがけて刀を振るうのですが、回り終えた鳥海さんは膝をついたまま微動だにせず。三浦さんと新垣さんは、刀で自軍のメンバーたちを殴るという混乱状態に……! そんな中、杉田さんの指示を受けながら、加藤さんが見事スイカを割ります。
結果はまたしても織田軍の勝利! 三本勝負なので2回負けてしまった武田・上杉軍は本来ならこのまま敗北なのですが……。ビニールシートの上で正座をし、「勝負を3回戦に持ち越してほしい」と頼み込む三浦さんたち。そして、“ヒロインをもてなす権利”を賭けた合戦は、いよいよ最終対決へと突入するのでした。
かっこいいひと言でファンをキュンキュンさせるのは!?
両軍3名ずつ、ルーレットで選ばれたスチルに合わせてセリフを言い合うこの勝負。判定は会場のファンに委ねられ、より多くの支持を得た軍が勝利となります。
ルールは「とにかくみんなのハートをつかめばOK」ということで、セリフのジャンルも多種多様!
光秀の顎クイスチルに合わせて、山谷さんが「あれ……入れ替わってる……」というセリフを披露するところから始まり、赤羽根さんは草むらに寝そべる信長のスチルに合わせて、“そのまま原っぱを滑り落ちていく信長”を演じます。
また、加藤さんは幸村のスチルのシチュエーションを山谷さんと再現。「このままいっしょに眠ろう」とささやいた後にふたりがハグをすると、会場からは黄色い歓声が上がりました。
中でも会場が湧いたのは、謙信のスチルに合わせて杉田さんがセリフを披露した場面。
「不思議だな……捕らわれているのは貴様の方なのに、俺の心はお前に囚われたままだ」
尊大な信長様ボイスが、セリフの後半に行くにつれてささやきに変わっていくのはまさに圧巻のひと言……! 会場全体がこの日いちばんの大歓声に揺れました!
結果、昼の部では織田軍が勝利をおさめ、続く朗読劇では“織田軍勝利バージョン”のストーリーが演じられることになります。
朗読劇では武将たちといっしょにキャンプへ
キャンプでヒロインをもてなすことにした織田軍。そこに武田・上杉軍も同行し、河原を散歩したり、いっしょに釣りを楽しんだりと和やかな時間が過ぎていきます。最後はみんなで足湯でまったり……。
勝利した織田軍にはひとりずつメッセージパートもあり、ここでは武内さんも織田軍のメンバーとして参加!
秀吉「いつも以上に甘やかしてやるから覚悟しろよ?」
光秀「俺にどうしてほしいか言ってみろ」
信長「これからも変わらず、俺のそばで笑っていろ」
など胸キュン必至のセリフがたっぷり! 会場全体が甘~いムードに包まれました。
キャスト&武将たちから愛を込めて
楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ最後のあいさつへ。「暑い中、足を運んでくれてありがとう」「3周年を迎えられたのは応援してくださる皆さんのおかげです」と、キャスト陣が何度もファンに向かって感謝の言葉を述べていたのが印象的でした。
また、スクリーンに映し出されたキャラクターたちからも、“ヒロイン”への感謝と愛を込めたメッセージが。
佐助「これからは、俺たちふたりの思い出も作って行こう。ずっと、いっしょに」
謙信「その愛らしい姿を愛でていいのはこの世で俺だけだ」
三成「これからもその笑顔を、私に守らせてくださいね」
光秀「褒美に、いつもよりたくさんいじめてやろう。ふっ……冗談だ」
秀吉「お前は俺の、たったひとりの大切な女だって。一生大切にする」
政宗「お前にはたっぷり褒美をやるから、この後、部屋で待ってろ」
信長「ここからは、俺が貴様をどれだけ愛しているかをわからせてやる」
どのセリフもとにかく素敵で、ひとつひとつが披露されるたびに、客席からはため息にも似た声が漏れていました。
関連商品やコラボツアーなども続々と発表され、今後の展開にも期待が高まる『イケメン戦国』。3周年記念イベントは、大盛況のうちに幕を閉じました。
イベント概要
【イベント名】イケメン戦国 感謝祭~第三話~織田軍VS武田・上杉連合軍 天下分け目の和光市大合戦
【開催日時】2018年8月19日(日) 昼の部14:00開演
【会場】埼玉・和光市民文化センターサンアゼリア大ホール
出演者
杉田智和(織田信長役)、鳥海浩輔(豊臣秀吉役)、武内駿輔(明智光秀役)、山谷祥生(石田三成役)、三浦祥朗(上杉謙信役)、赤羽根健治(猿飛佐助役)、新垣樽助(顕如役)、加藤和樹(伊達政宗役)※追加出演
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