テーマは“共鳴”、生徒たちを“見守る”育成SLG

ジークレストは、完全新作のスマートフォン用ゲーム『星鳴エコーズ』を、2019年春に配信することを発表しました。

キービジュアル横長

同作はジークレスト2年ぶりの新作。『夢王国と眠れる100人の王子様』、『茜さすセカイでキミと詠う』とはまったく異なるテイストの、学園を舞台にした『共鳴』育成シミュレーションゲームです。

発表にともない、ティザーサイトおよびティザーPVも公開。隊服をまとったキャラクターたちが武器を手に戦い“共鳴”し合う、物語の始まりを感じさせるメインビジュアルもお披露目されました。

ティザーPV1
ティザーPV3

出演キャストは、

市ノ瀬加那さん、江口拓也さん、逢坂良太さん、岡本信彦さん、置鮎龍太郎さん、小野友樹さん、木村良平さん、熊谷健太郎さん、小林大紀さん、小松昌平さん、近藤玲奈さん、斉藤壮馬さん、櫻井孝宏さん、佐藤拓也さん、佐藤利奈さん、島﨑信長さん、白井悠介さん、杉田智和さん、鈴木達央さん、芹澤優さん、高橋未奈美さん、丹下桜さん、中村悠一さん、西山宏太朗さん、花江夏樹さん、早見沙織さん、春野杏さん、坂泰斗さん、日野聡さん、堀江瞬さん、前野智昭さん、M・A・Oさん、阿澄佳奈さん、緑川光さん、皆川純子さんといった豪華声優陣(五十音順)。

メインストーリーはフルボイスで進行するとのことです。

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なお同作は、2018年11月10日~11日に開催される“アニメイトガールズフェスティバル2018”にも出展。同作の世界観を体感できる大型展示や、グッズ販売が行われる予定です。

AGF出展告知

発表に先駆け、10月1日にはマスコミ向けの先行発表会が開催。その模様もあわせてレポートします。

ちなみに10月20日発売のビーズログ12月号でも『星鳴エコーズ』を掲載! 個性的なキャラクターを一挙紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あらすじ

人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔(フラグメントタワー)”を消し去る力を持つ“セプター”。

そしてセプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在“共鳴者”。

その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。

あなたの役目は、共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ること。

セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台に、あなたと生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。

作品概要

【タイトル】星鳴エコーズ
【ジャンル】『共鳴』育成シミュレーションゲーム
【配信時期】2019年春予定
【対応機種】iOS/Android
【価格】基本プレイ無料(一部アイテム課金制)
【スタッフ】
・原作/開発/運営:ジークレスト
・シナリオ・キャラクター原案:サウザンドスクリプト
メインストーリー:宮沢龍生、高橋弥七郎
生徒ストーリー・相関ストーリー:五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、高橋弥七郎、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、来楽零(五十音順)
・メインキャラクターイラスト原案:キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、TiV、TCB、雪広うたこ(五十音順)
・キーキャラクターイラスト原案:高屋奈月
・塔コンセプトアート:TAKORASU
・音楽:佐橋俊彦

『星鳴エコーズ』3つのポイント

プロデューサーの佐野氏によると、本作のテーマは“共鳴”

「キャラクター同士が切磋琢磨しながら成長し、巨大なハードルをともに越えていくこと。そしてプレイヤーがそれに共感することを“共鳴”と表現しました」と語り、『夢100』や『アカセカ』とは異なり、恋愛要素を中心に据えた作品ではないことを強調。

「“共鳴”というテーマ、新たなシステム、恋愛要素が中心ではないというのが3つのポイントです」と話しました。

続いては、ディレクターを務める宇野氏が本作の内容を解説。

本作の特徴は、“キャラクター同士の関わり”“プレイヤーとキャラクターの関わり”が両軸で展開する多角的なストーリー。コミュニケーションを通じて変化する関係性に注目です。

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ターゲット層もずばり、“友情・努力・勝利”といった熱い青春群像劇が好きな女性。「従来とは異なり、女性キャラが好きな女性層にもリーチしたい」(宇野氏)とのことで、女性キャラクターも登場します。

プロジェクト発表を皮切りに、Gファンタジーでのコミカライズ連載(10月)、AGF2018出展(11月)、ラジオ配信(11月)と立て続けにメディアミックス展開を行い、ゲームの配信は2019年春予定。このほかにも複数の企画が進行しているそうです。

大ボリュームのシナリオは総計200万字以上

あらすじにもある通り、プレイヤーはセプターを育成する教育機関“星鳴学園”に先生として赴任し、生徒たちを導いていくこととなります。

未知の力である“流星定理”の適合者である彼らは“星の塔(フラグメントタワー)”に入り、その原因である“星の種”を回収する“塔破任務”にあたり、本作ではこれがクエストに相当。“塔破任務”には4人ひと組のチームで挑みます。

またプレイヤーは“スピカ寮”の担当教諭も務めるため、そこで生徒たちとコミュニケーションを取ることも仕事のひとつ。

ゲームはおもに、塔破任務(クエストパート)スピカ寮(ルームパート)生徒訪問(コミュニケーションパート)で進行。

「どのパートにも多数のシナリオが用意されています」とのことで、その総計は200万字以上。メインストーリー、キャラクター個別ストーリー、生徒同士の相関ストーリーなど、ボリューム満点の物語がシナリオ制作集団であるサウザンドスクリプトのクリエイターたちによる、奥深いストーリーが描かれます。

クエストでは、塔災に立ち向かうためフラグメントタワーの発生源を回収する任務を行うそう。

またコミュニケーションパートでは、Live2Dが採用され、キャラクターをなでたりしてリアクションが楽しめたり、キャラクターにプレゼントを贈る機能も。

さらにルームでは生徒たちが過ごす様子を見られるほか、たとえば“話をさせる”などアクションを取らせることも可能。ルームを模様替えすることもできます。

『星鳴エコーズ』であいうえお作文!?

発表会には、シナリオ・世界観・キャラクター設定などを手掛けるサウザンドスクリプトより宮沢龍生氏、そして遠野涼太を演じる坂泰斗さんも登場。

宮沢氏が「最初にうかがったときは、“見守る”というコンセプトが斬新でした」と第一印象を語ると、坂さんも「キャラクター同士が関わり合って、その世界にプレイヤーさんが入って頂けます」と本作の魅力を熱弁。「各キャラクターがその世界で生きている感じ」(宮沢氏)が本作の見どころになるようです。

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▲左:坂さん、右:宮沢氏

また“本作を通じて感じてほしいこと”というテーマでは、宮沢氏が「いちばん意識したのは青春群像劇であるということ。特異な環境における青春群像劇を楽しんで頂きたいです」と語り、坂さんは自身が演じる涼太について「涼太はひとつのことに全力でまっすぐ。それにほかのキャラクターがどう関わり、涼太のまっすぐな想いにどう感化されるかを見て頂きたいです」と述べました。

ちなみにふたりが気になるキャラクターは、とても強いという“ミカミ先輩”なる人物だとか。「ああいう立ち位置のキャラクターには憧れます」(坂さん)という“ミカミ先輩”がどのようなキャラクターなのかは、続報をお楽しみに。

最後に坂さんが、あいうえお作文で『星鳴エコーズ』をアピールし、発表会を締めくくりました。

……「本当に」
……「しっかりと考えられたシナリオと」
……「なんて素敵なキャラクターたち」
……「理屈抜きでおもしろいゲームです」
……「エンジン全開でがんばります」
……「これからも」
……「ずっとよろしくお願いします!」

おあとがよろしいようで!

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