『テニミュ』ファンなら絶対楽しいスペシャルイベント
2018年11月23日～24日、東京・池袋のサンシャインシティで開催された、ミュージカル『テニスの王子様』15周年スペシャルイベント『テニミュ文化祭』。
1日2回、完全入替制で各回2500名が参加した『テニミュ』史上初の文化祭のオフィシャルレポートが到着しました。
『テニミュ』の楽しさを詰め込んだ文化祭！
会場は廊下を挟んでライブエリアとドリームエリアに分かれ、それぞれに異なるブースを設置（来場者は入場時に引き換えたリストバンドを巻くことで行き来が可能）。
“文化祭実行委員”となったキャストが学校ごとにお揃いの文化祭ウエアに身を包み、タイムスケジュールに沿って“当番”を担当しました。
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各ブースごと、出番時は仕切りも進行も本人たちが行い、スケジュール外でもゲリラ的に売り子を買って出るなど、どのエリアもどのブースもつねに人通りの絶えない賑やかな空間創りになるよう、積極的に活躍していました。
場内では常時さまざまな組み合わせの放送部による館内放送も。
バックヤードにいるキャストの生おしゃべりの回では、見えないキャストたちの呼びかけに来場者たちの「はーい！」という大きな返事も自然発生。
そうした一体感は 初日の初回からすでに生まれており、シンプルな展示方法とも合わせ、まさに文化祭らしい手作り感覚が満載の空間を彩っていました。
撮影OKな場所も多く、ほとんどの来場者がスマホ片手に自由に回遊。
事前に告知されていた当番表でお目当てのキャストのスケジュールをチェックし、それ以外の時間でブースを回る、というのが基本の愉しみ方として定着していたようです。
物販で手に入れた『テニミュ文化祭』オリジナルグッズ自分なりにアレンジして身に付け、ひいきのキャラクターや学校をアピールする来場者も多数。時間を追うごとに増えていく学校カラーのカラフルな華やかさも強く印象に残りました。
『テニミュ』通であればあるほど楽しめるこの文化祭。じっくり見るほどに伝わって来る小ネタの多さに作品に寄せる創り手側の愛情が感じられ、実行委員と来場者が同じ目線で楽しむことを目的としたニュータイプのイベントとして、ファン心理を大いにくすぐってくれました。
ホスト役のキャストもふだんあまり見ることのないリラックスした表情で、この特別な時間を大いにエンジョイしていたよう。
参加した人みんながたくさんの思い出、たくさんのお土産を抱えて帰路に着ける、大盛況の2日間でした。
ドリームエリア
セット展示
黄金（ゴールデン）ペアのコンテナ、ハーリー＆キャスト手作りシーサー、青学（せいがく）テニス部部室、ベンチを設置。本番の舞台で使用したセットが並ぶ空間は開場後一気に人気コーナーへ。ベンチは実際に座っての撮影も可能でした。
時間ごとにキャストの登場もあり、ベンチではキャストによる“ラリー中のベンチ講座”が開かれ、その難しさを改めて実感。ハーリーに乗り込んだキャストは比嘉流のコール＆レスポンスを連発し、盛り上げてくれました。
ラケット展示
これまでの公演中に破損したラケットがズラリ。
それぞれに使用キャラクター・壊した時期・壊れた時の状況が添付されていました。壊れたラケットも保管している『テニミュ』カンパニーだからできた、唯一無二の特別な展示です。
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フォトパネル
“テニミュブログ”のキャスト写真ですっかりおなじみとなった、会場内のエレベーター前と稽古場の一角がバーチャルで出現。
“（C）テニミュブログ”のフォトプロップスを使えば再現度はさらにアップ。出演者気分での撮影を可能にしたマニアックなコーナーとして大人気に。
ライブエリア
屋台
学校別オリジナルフードの販売。回替わりでキャストが呼び込み＆お店番を務め、短い時間ですが直接コミュニケーションがとれるコーナーになりました。
「おいしく食べてね！」や「来てくれてありがとう！」など、キャストからの声掛けとともにフードを渡してもらえたようです。
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手芸部
青学（せいがく）・氷帝・立海・比嘉、それぞれの学校カラーのはちまきと、デコレーション用シールを販売。
その場で自分でデコレーションできるコーナーでは、大石副部長（の等身大パネル）が常時見守っていてくれていました。
タレコみくじ
TEAM Partyおなじみ企画“タレコミ”がおみくじに。開場ほどなく売り切れていた人気の一品です。
おみくじ終了後は臨時販売ブースにチェンジ、ふらりと立ち寄ったキャストが“テニミュ文化祭に行ってきました”クッキーを売ってくれるサプライズも。
給水所
舞台本番中にキャストが飲んでいる袖水を用意。常温でノンラベルの“あの水”です。
置いてあるペンでキャップに自分の目印を書き込めば再現ぶりもアップ。ここでもふらりと立ち寄ったキャストがキャップに目印を書き込んでくれるサービスが！
衣裳展示
青学（せいがく）・不動峰・聖ルドルフ・山吹・氷帝・六角・立海・比嘉・四天宝寺、全9校のユニフォームが勢揃い。
すべて実際に使用された衣裳で、素材やディテールなどもじっくり観察できました。
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クイズ景品引換所
入場時に配布される当日パンフはクイズ付き。回答を書き込み持参した人にもれなく、開場限定の非売品グッズがプレゼントされました。
テニラビ部
会場限定の試遊機を使ったゲーム『新テニスの王子様Rising Beat』体験コーナー。プレイ後にはステッカーのプレゼントがありました。
ヘアメイク部
公演会場の楽屋を再現。原作コミック・DVD・救急箱なども普段稽古場に置かれている実物です。
ここでの目玉はキャストによるキャラクターメイクの実践。大勢のギャラリーが見守る中でメイクをしていく姿はかなりレア。
MC役のキャストと組んで、それぞれのメイクのコツやマメ知識、楽屋でのエピソードなど、裏話もたくさん飛び出しました。メイクに関する質問を募る場面も。
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稽古部
こちらは稽古場をイメージ。壁のラケットや着到板は実際のモノがそのまま持ち込まれています。
ここではミュージカルナンバー『Must Be Strong!』に合わせて、文化祭オリジナルの振りで身体を動かします。
キャストの指導による歌と振りのおさらいを経て、見ている人たちみんなで総仕上げ。カロリーを使っての束の間の稽古場体験、かなり盛り上がりました。
メインステージ
＜放送部生放送＞
台本の朗読、質問コーナーなど、回によって異なるテーマを立ててのじっくりトーク。キャストの皆さんが、素の顔をのぞかせてくれました。
＜ペテン師は誰だ!?＞
喰わず嫌いを当てるゲーム。なかなか勝負がつかず、あっち向いてホイで決めるという裏技も飛び出しました。
＜カラオケ大会＞
青木 瞭さん＆井阪郁巳さんの『コイツを倒したい！』、竹ノ内大輔さん＆中島拓人さんの『セッカチ』、北乃颯希さん＆内海啓貴さんの『誰にも見えない糸』、江副貴紀さん＆田口 司さんの『フォー・トゥー・フィフティーン』、北乃颯希さん＆前田隆太朗さん＆吉澤 翼さんの『3人でダブルス』など、本編では絶対に聴けない贅沢な取り合わせがつぎつぎと登場しました。コール＆レスポンスも完璧です！
＜推しトーク＞
自身が演じるキャラクターの好きなところや魅力を語り合うトークコーナー。
愛ゆえに偏った目線、独自の切り口でキャラクターを褒めるキャストの発言に、客席からは「そうそう」という同意の声も多数。
＜ものしり王決定戦＞
MCが『テニミュ』にまつわるクイズ10問を出題。「リョーマくんが飼っているネコの名前は？」「11月25日が誕生日のキャラクターは？」といった基本問題から、「大隅勇太くんの3時のおやつは？」「山﨑晶吾くんの子供のころの将来の夢は？」といった個人にまつわるコア問題までを、早挙手で競い合いました。
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テニミュキャストとJumping up! High touch!
お見送りポジションに配置されたキャストの手形。
キャラクターの身長に合わせた位置の手形には実際に手を合わせることができ、タッチしたところを写真に収める人続出。公演のアンコールの熱を思い出す人も多かったのでは？
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最新公演概要
【タイトル】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学（せいがく）vs四天宝寺
【原作】許斐 剛『テニスの王子様』（集英社 ジャンプ コミックス刊）
【出演】
＜青学（せいがく）＞
越前リョーマ 役／阿久津仁愛、手塚国光 役／青木 瞭、大石秀一郎 役／江副貴紀、不二周助 役／皆木一舞、菊丸英二 役／田口 司、乾 貞治 役／竹ノ内大輔、河村 隆 役／岩田知樹、桃城 武 役／大久保 樹、海堂 薫 役／中島拓人、堀尾聡史 役／琉翔、加藤勝郎 役／中三川歳輝、水野カツオ 役／奥田夢叶
＜四天宝寺＞
白石蔵ノ介 役／増子敦貴、小石川健二郎 役／安東秀大郎、千歳千里 役／江本光輝、金色小春 役／森田力斗、一氏ユウジ 役／谷津 翼、忍足謙也 役／千田京平、石田 銀 役／森 一平、財前 光 役／廣野凌大、遠山金太郎 役／平松來馬、渡邊オサム 役／碕 理人
＜不動峰＞
橘 桔平 役／青木空夢
＜山吹＞
亜久津 仁 役／川上将大
【公演日程】
東京公演（日本青年館ホール）：2018年12月20日（木）～12月25日（火）
大阪公演（大阪メルパルクホール）：2018年12月29日（土）～2019年1月13日（日）
岐阜公演（バロー文化ホール（多治見市文化会館）大ホール）：2019年1月26日（土）～1月27日（日）
宮城公演（多賀城市民会館 大ホール）：2019年2月2日（土）～2月3日（日）
東京凱旋公演（TOKYO DOME CITY HALL）」2019年2月7日（木）～2月17日（日）
【チケット料金（全席指定）】6000円［税込］
【主催】テニミュ製作委員会
【協賛】ファミリーマート
(C)許斐 剛／集英社・ＮＡＳ・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛／集英社・テニミュ製作委員会