一瞬のディテールが凝りすぎ!
セガより2019年2月1日配信開始予定の、スマートフォン用の新作アイドル育成ゲーム『Readyyy!』。
現在事前登録や先行フォト撮影を実施中の同作はB’s-LOG.comでもたびたび特集記事をお届けしてきたのですが、今回はその番外編!
「とにかく素晴らしい!」と編集部でも話題の楽曲とMVを、改めてご紹介していきたいのです。
豪華クリエイターが集結した本作は、楽曲面も抜かりナシ。
CHOKKAKU氏や中西圭三氏など、J-POPシーンに欠かせないクリエイター陣が5ユニットの楽曲を手掛けています。
そして楽曲の魅力を最大限に活かしているのが、ダンデライオンアニメーションスタジオが制作し、期間限定で公開中の3DアニメーションMV!
なめらかな動きや表情はもちろんのこと、編集部が注目したのは、すさまじくリアルに表現されている“アイドルのディテール”。
アイドルファンなら思わず「わかる!」と膝を打ちたくなること請け合いなので、二次元・三次元問わず「男性アイドルが好きだ!」という方は、ぜひチェックしてみてください!
SP!CA
『Special Nu World』
作詞・作曲:山下和彰
編曲:CHOKKAKU
正統派アイドルのSP!CAは、楽曲もJ-POPやアイドルソングには欠かせないCHOKKAKU氏が編曲を手掛けたザ・王道の正統派!
開始5秒で「ああ、キラキラしてる!」と体感できる楽曲はもちろん、逆光の横並びシルエットから“王道”の素晴らしさと強さがまざまざと伝わってきます。
音に合わせたポップな振り付けも覚えやすく、ソロを歌い継いだのちBメロで“PPPH(「パーンパパン、フー!」というあのリズムです)”ができる構成も、アイドルの王道。
サビの直前でセンター様・光希くんが満を持して前に出てくる気持ちよさを、アイドルファンなら絶対に知っているはずです。
そしてセンターステージでは、互いに目くばせしたり、笑い合ったり、ファンに手を振ったり……というナチュラルな一面も見え隠れ。
こういった“一瞬”に個性が見え隠れするディテールの作り込みがとにかくスゴいのが『Readyyy!』のMVなんです。
そして最後はもちろん、センターステージで横並び。眩しいライトを正面から受けた、後ろ姿のシルエットも正統派アイドルとして完璧! 逆光の横並びシルエットって、なんでこんなに最高なんでしょうか……。
摩天ロケット
『キミが見た空は』
作詞・作曲:Macaroni&Cheese
編曲:高田翼
メンバー全員が高校1年生というフレッシュな摩天ロケット。
楽曲も元気いっぱいなユニットカラーが前面に押し出されており、アニソン風の明るいメロディに乗せて、弾けんばかりの歌声が炸裂します。
青い空、眩しい太陽、そして弾けるような笑顔……MV開始10秒でライブならではの楽しさが伝わってくることでしょう。
個性豊かなメンバーがそろう摩天ロケットは、衣装の着こなしも個性的。
貴族の血を引く蒼志はキッチリめ、熱血でスポーツ万能な全はノースリーブ&パンツの裾を片方まくる……などなど、「わ、わかるー!」という着こなしにも注目です。
さらに注目したいのは、彼らの動きの個性を際立たせる“カッチリ決まりすぎない振り付け”。緻密すぎない振り付けでは、腕の角度や指の伸ばしかたひとつにもキャラクター性が表れ、コマ送りで見たくなること請け合い!
アイドルファンがグッとくるディテールはこれだけにとどまらず、“客席から見上げた姿”(アイドルは客席から見つめる姿がいちばん魅力的です!)、“思わずドキッとする一瞬のウィンク”など、枚挙にいとまがありません。
そしてこのMVのスゴいところは、曲が終わったあと。
キメポーズのあとに指を差したり、感慨深げに微笑んだりする一瞬の仕草もさることながら、ステージ中央に4人が集合するときの“お調子者の淳之介がファンサービスを続け、集合が遅れてほかのメンバーに急かされる”という描写のリアリティたるや……。
思わず「あるある!」と叫びたくなるディテールは、ぜひ実際にMVでご覧ください!
Just 4U
『大胆不敵に恋したい』
作詞:竹内サティフォ
作曲:ONIGAWARA
編曲:CHOKKAKU
年長組のふたり、年少組のふたりからなる4人組のJust 4U。パフォーマンスもさることながら、まずはこの『大胆不敵に恋したい』が楽曲として最高!
いわゆるアイドルの王道からはややひねりを加えた楽曲は、ちょっぴり背伸びしたファンク調。
ウネウネとうなるベースラインが“アイドルらしからぬ”テイストながら、この手の変化球ソングがたまらなく刺さるアイドルファンは多いはず(「(♪大胆無敵に恋したい)Aha~」←ここが最高)。
そんな『大胆不敵に恋したい』は、もちろんMVもハイクオリティ。まずは年長組のハイタッチで「!」と心を掴まれ、その後すぐ年少組のあざとさすら感じさせるかわいさに撃ち抜かれる、という構成がお見事です!
けれどこのMVの大きなポイントは、“花道を歩くアイドルのかっこよさ”、そして“リアルすぎるファンサ姿”の2点ではないでしょうか。
手を振りながら花道を歩くアイドルを見上げ、歓声を上げる快感を、アイドルファンなら絶対に知っているはず!
そして両手で大きく手を振る小麦、客席の「○○して!」うちわにもキッチリ応えている(であろう)凛久……etc、客席からのアングルで見る各々のファンサは、まるでこの現場に参戦していたかのような気さえするリアルさ。
当然カメラアングルもすばらしく、「ここぞ!」という瞬間をバッチリ抜かれる気持ちよさがたまりません!
ちなみに筆者は「好きになるかもなんて」のところの振り付けがたまらなく好きです。
RayGlanz
『GO NOW!』
作詞:SHIROSE from WHITE JAM
作曲・編曲:SHIROSE from WHITE JAM, KEY-K
高校生離れした圧倒的な実力を備えるRayGlanZは、強烈なカリスマ性を持つ十夜、挑発的なパフォーマンスで魅せる千紘、アピール力のある安吾という3人からなるユニット。
楽曲やパフォーマンスも、ほかのアイドルたちと一線を画す世界観を垣間見ることができます。
真っ赤に染まったステージ、攻撃的なレーザー……そんな中、千紘と安吾を従えて現れる十夜はまさに王!
歓声を上げて手を振りたいというより、その圧倒的な存在感にひれ伏したくなるタイプのユニットですね。
「俺らは媚びないし邪魔はさせない」という歌詞通り、“みんなで楽しむ”のではなく“圧倒的に魅せる”アイドルが好きな方にはたまらないユニットだと思われます。
いわゆるキラキラなアイドルとは異なるユニットカラーのRayGlanzですが、アップで抜かれた際のカメラパフォーマンスでは、3人のアイドルとしての確かな素質も見え隠れ。
“ゴリゴリ”なパフォーマンスで花火や火柱が上がるのも「わかる!」ポイントで、客席前列の熱さがリアルに伝わってくるようです。
また本MVの“細かすぎるこだわり”ナンバーワン(編集部調べ)は、冒頭でメンバーの足もとに映る小さなモニター。
ここに『GO NOW!』の歌詞が映っていることに気づいた瞬間、思わず「リアリティの追求が異常!」と心の中で叫びました。すごい。
La-Veritta
作詞:松室麻衣
作曲:中西圭三
編曲:CHOKKAKU、宇佐美宏
ラストの5組目は、幻想的で妖しい雰囲気を醸し出すデュオ・La-Veritta。
彼らの特色は、何と言っても天使の歌声を持つ雅楽と、卓越した作詞の才能を持ち、雅楽に絶対的忠誠を誓う弦心による、作り込まれた世界観!
客席で色とりどりのペンライトが揺れるほかのユニットとは違い、MVでも“ふたりだけの世界”が炸裂しています(ペンライトを振ることも忘れて見入ってしまうタイプのユニット、いますよね……)。
ただならぬドラマチックを感じさせるミステリアスな『BEAT IN LOVE』は、MVもじつに意味深。
相反する光と闇を表現したかのような衣装、歌詞の世界を演じるように歌うふたりの表情、対になる振り付け……すべての要素が絡まり合い、思わず息を呑む世界観が表現されています。
個人的にアイドルデュオの最高な振り付け2トップは“背中合わせ”と“向かい合い手を伸ばす”だと思っているのですが、そこはアイドルファンのかゆいところに手が届く『Readyyy!』MVシリーズ。
もちろんこのMV内でも、La-Verittaの“背中合わせ”と“向かい合い手を伸ばす”はバッチリ見ることができますよ!
とはいえ、La-Verittaの唯一無二の魅力は、御託を並べるより“とにかく浴びろ!”というタイプのそれ。ぜひ何度も再生してみてください!
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(C)SEGA