スペシャルインタビュー&スペシャルカットをお届け
2019年3月12日~17日、東京・オルタナティブシアターにてアンコール上演される朗読劇『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。
この朗読劇に出演する細谷佳正さん、梶裕貴さん、蒼井翔太さんのスペシャルインタビューをお届けします! 『ぼく明日』の見どころや稽古の感想、さらに一目惚れについてのお話も♪
公演のために撮影された、3人のスペシャルカットにもご注目ください。
男女ふたりのキャストが恋を読む『ぼく明日』
原作は、七月隆文氏の小説。2016年12月には福士蒼汰さん・小松菜奈さん出演で実写映画化、さらに海外でも公開されたラブストーリーの傑作です。
朗読劇版『ぼく明日』の魅力は、その“距離”。間近でみるキャストのひたむきなまなざし、息遣い、そして声を肌で感じる舞台になっています。
出演するのは主人公の男女たったふたりだけ。
この作品のために作られたオリジナルアニメーションと音楽、そして若手最注目の演出家・劇団“ロロ”主宰の三浦直之氏による、朗読劇の枠を超える舞台全体を使った演出が、新たな『ぼく明日』の世界を生み出します。
STORY
京都の美大に通うぼくは、通学電車で出会った女の子に一目惚れし、思い切って声をかけた。
すぐに意気投合し、ごく普通の恋人同士になったぼくたちだが、初めてのことがあるたび、彼女はなぜか涙を流す。ある時、彼女の言動に違和感を覚えたぼくが尋ねると、思いもよらない答えが返ってきた。
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
彼女の秘密を知ったとき、ぼくたちの恋は“すれ違い”始める――
B’s-LOGスペシャルキャストインタビュー!細谷佳正さん編
「自分がオファーして貰えるとは思わなかったです」
★出演回:2019年3月13日(水)17:00/20:00
――ご出演の意気込みをお聞かせください。
細谷 作品の第一印象が、凄く透き通って輝いている作品だなと思ったんですね。若者の恋愛ですし。なので、自分がオファーして貰えるとは思わなかったです。光栄でしたし、嬉しかったんですけど、自分で大丈夫かな? と思っていました。でも、オファーした側にも責任がある訳だから、自分はそれを面白がればいいやと(笑)。
相手役の方が秋山ゆずきさんと伺った時は、「クラウドファンディング仲間だ」と、一人で勝手に共通点を見つけようとしていました。
――稽古のご感想や、稽古中の印象的なエピソードをお聞かせください。
細谷 秋山さんと、「『カメラを止めるな!』観ました」、「『この世界の片隅に』観ました」という話をした事と、初日の稽古が終わって、稽古場を出ようとするときに、「よし! よぉーしっ!…しゃあぁ〜!」と、一人気合いを入れながら演出の方がトイレから出てきた事です。その演出の方は凄くソフトで物静かな第一印象だったので、何か裏切られた感じがして、面白かったです(笑)。
――高寿を演じるにあたりいちばん大切にしていることを教えてください。
細谷 『普通さ』。
――「ここが朗読劇『ぼく明日』ならではの見どころ!」という部分をお聞かせください。
細谷 あえて見どころとかは意識せずに、普通に観て頂きたいです。普通に観てもらえる方がいいと思っています。
――本公演は、複数のキャストさんが高寿と愛美を演じます。特にご自身のペアらしさが出ると思うのはどんなところでしょうか。
細谷 らしさと言うか…キャストによって変わるものなので、とくにこのシーンで『らしさ』が多く出るという事はないと思っています。秋山さんと僕のペアには、秋山さんと僕らしさが出ていると思いますし、他の方のペアとは印象は変わってくると思います。
――高寿が愛美に一目惚れをするシーンから物語が始まります。ご自身は、人や物などに一目惚れをしたことはありますか? または直観や本能で行動してしまう瞬間がありましたら教えてください。
細谷 洋服を買う時は大体一目惚れをして、直感と本能のまま、購入します。
B’s-LOGスペシャルキャストインタビュー!梶裕貴さん編
見どころは“お互い意識的に、見つめ合いながら台詞を言うシーン”
★出演回:2019年3月15日(金)17:00/20:00
――初演を振り返ってのご感想と、再演への意気込みをお聞かせください。
梶 作品に触れれば触れるほど、演じれば演じるほど、高寿と愛美が愛おしくなっていったことを覚えています。初演時は一度きりの公演だったいうこともあってか、すべてが夢の中だったような……それでいて、しっかりと記憶に残っている、不思議な経験でした。あの芝居をしている時間は、本当に心から愛美を愛していました。再びあの感覚を味わうことができると思うと、とても嬉しいです。
――稽古の感想や、稽古中の印象的なエピソードをお聞かせください。
梶 前回と変わらず、高月彩良さんとご一緒することができて本当に幸せです。短い稽古時間の中で作り上げていかねばならず、私語に関しては、少し雑談を交わす程度でしたが…それでも、初演時に築いた関係値はすぐに復活し、とても充実した稽古を行うことができました。通し稽古から溢れていた高月さんの……愛美の涙に、心揺さぶられっぱなしでした。きっと、素敵な仕上がりになるはずです。
――高寿を演じるにあたりいちばん大切にしていることはなんですか。
梶 基本的に高寿視点で物語が展開していくこともあり、ナレーションやモノローグを含めた台詞すべてにおいて、新鮮な感動を持って表現していくことが大事だと思っています。喜怒哀楽を緩急強弱つけて。そして何よりも、愛美を思う気持ち。これに尽きます。
――「ここが朗読劇『ぼく明日』ならではの見どころ!」という部分をお聞かせください。
梶 演出のひとつとして、お互い意識的に、見つめ合いながら台詞を言うシーンがいくつか登場します。その甘く切ない空気感というのが、本作品ならではのポイントかなと思います。それから、物語の内容を把握しているかどうかによっても見方が大きく変わってくる作品だと思うので……予習してくるかの判断は各自慎重にお願いします(笑)!
――本公演は、複数のキャストさんが高寿と愛美を演じます。特にご自身のペアらしさが出ると思うのはどんなところでしょうか。
梶 役者二人ともが照れ屋なところ。よく見ると、赤面しているのがわかるかもしれません(笑)。リアリティのある高寿と愛美が、舞台上には存在しているはずです。
――高寿が愛美に一目惚れをするシーンから物語が始まります。ご自身は、人や物などに一目惚れをしたことはありますか? または直観や本能で行動してしまう瞬間がありましたら教えてください。
梶 一目惚れ……するかもしれません。でも、その一目惚れを時間をかけて疑っていくので、自分の本心が見えてくる頃には、一目惚れの賞味期限が切れているのかなと思います(笑)。本能的であるようで思慮深く、かと思えば、急に思い切った行動に出てしまう……。自分でも自分がよくわかりません。わかっていたら、役者なんてやっていません。きっと(笑)。
B’s-LOGスペシャルキャストインタビュー!蒼井翔太さん編
「どう近づいて行くかですね。物理的にも、こころ的にも」
★出演回:2019年3月16日(土)13:00/16:00
――ご出演の意気込みをお聞かせください。
蒼井 朗読劇には本当に最近出演させて頂けるようになったのですが、本当に楽しくて、勝手に動きまで付けたくなるような、そんな感覚です。石川さんとは現場ではご一緒する機会はあってもガッツリと絡むこともなかったため、今回は楽しみで仕方ありません。たくさん話し合いたいなと思います。
――稽古のご感想や、稽古中の印象的なエピソードをお聞かせください。
蒼井 セットがとてもシンプルなものになっています。なので、そのセットでどれだけの情景をみなさんに見ていただけるか、僕たちの腕が試されるなと思いました。稽古はとても順調で楽しいです!
――高寿を演じるにあたりいちばん大切にしていることを教えてください。
蒼井 変化。どう変化していくかは来て頂いた皆様だけがまず知れるのではないかと思います。終わった後にまたお話させて頂けたら嬉しいな。
――「ここが朗読劇『ぼく明日』ならではの見どころ!」という部分をお聞かせください。
蒼井 どう近づいて行くかですね。物理的にも、こころ的にも、この朗読劇で皆さんに新鮮な感動を与えられたらと思ってます。
――本公演は、複数のキャストさんが高寿と愛美を演じます。特にご自身のペアらしさが出ると思うのはどんなところでしょうか。
蒼井 僕たちのペアは全て見て頂いて、振り返って頂く時に初めて特徴が出るものかもしれません。あとは音楽が素敵すぎて……音楽も背中を押してくれています。
――高寿が愛美に一目惚れをするシーンから物語が始まります。ご自身は、人や物などに一目惚れをしたことはありますか? または直観や本能で行動してしまう瞬間がありましたら教えてください。
蒼井 最近ありました、趣味的なものなんですが……それを求めて衝動的に動いています(笑)。
▼ニコ生での生中継&TV放送も決定!
物販情報もチェック!
会場ロビーでは、全キャストの撮り下ろし写真を使用した各種グッズが公演期間の6日間限定で販売されます。
グッズはチケットがなくても購入可能。画像や販売時間は公式サイトにて確認しましょう。
・ぼく明日 ブロマイド4枚セット A・B:各800円[税込]
・スペシャルブロマイド16種:各200円[税込]
※いずれか1枚が入っています。中身は選べません。
・ハンドタオル:900円[税込]
・プログラム:2000円[税込]
公演概要
【公演名】恋を読む『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
【開催日時】2019年3月12日(火)~3月17日(日)
【会場】東京・オルタナティブシアター
【原作】映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(C)2016『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』製作委員会/七月隆文(『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』宝島社文庫 )
【脚本・演出】三浦直之(ロロ)
【出演】荒牧慶彦×三森すずこ/黒羽麻璃央×山崎紘菜/細谷佳正×秋山ゆずき/木村達成×清水くるみ/梶 裕貴×高月彩良/蒼井翔太×石川由依/松田 凌×内田真礼/廣瀬智紀×吉倉あおい(公演順)
【音楽】深澤恵梨香
【アニメーション】ひらのりょう(FOGHORN)
【衣裳】伊賀大介
【美術】中村友美
【照明】阿部典夫
【音響】池田野歩
【映像】松澤延拓
【ヘアメイク】佐藤慎一(M’s factory)
【舞台監督】弘中 勲/加計涼子
【プロデューサー】尾木晴佳
【主催・製作】東宝
【チケット価格(全席指定)】5400円[税込]
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