Argonavis5人がついに揃ったライブ!

2019年5月14日から20日まで、舞浜アンフィシアター・メットライフドームで、『BanG Dream!(以下、バンドリ!)』づくしのイベントが行われる“バンドリ!ウィーク!”が開催!

5月17日19時からは舞浜アンフィシアターにて、『バンドリ!』初の男性バンドArgonavisの初フルライブ“BanG Dream! Argonavis 1st LIVE”が行われました!

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“ARGONAVIS from BanG Dream!”は、さまざまなメディアミックスを展開する『バンドリ!』から生まれたボーイズバンドプロジェクト。

ブシロードの大人気コンテンツから、初の男性バンドが出たということで、とにかく注目度が高い今回のライブ。チケットはソールドアウトとなったことからファンからの期待度の高さが伺えます。

会場は女性だらけになるのかなと思ったのですが、見渡せば男性のファンの方もかなり多かったのが印象的でした。

男性も女性もグッズのブレードを推しのメンバーカラーにセットし、会場は始まる前から熱気でムンムン! この盛り上がり間違いなしの本ライブの様子をお届けいたします!

【Argonavisメンバー】
ボーカル:伊藤昌弘(七星 蓮役)
ギター:日向大輔(五稜結人役)
ベース:前田誠二(的場航海役)
キーボード:森嶋秀太(桔梗凛生役)
ドラムス:橋本祥平(白石万浬役)

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シングル曲や、カバーなど全16曲を披露

半円型のステージには、ドラムセットとキーボードが用意。ステージを囲むように客席が用意されており、どの位置からでも、彼らの姿をみることができます。

19時をすこし過ぎたころ、客席が暗転。ステージに設置されていたスクリーンには、ミニキャラになったArgonavis5人のメンバーのイラストが映ります。

どうやら、ステージ5分前の彼らの様子が見られるようです

ライブを間近に控え、緊張感が高ぶるメンバーたち。「人っていう字を書いて飲み込めばいいんだぜ」と結人がアドバイス。

「じつは結人のほうが緊張してるんじゃないの?」と航海が結人の忘れた予備のピックを渡してくれます。用意周到な航海は、予備のピックだけでなく予備の予備のピックも準備してくれていました。

また凛生がMCのメモを忘れたといいだすと、予備のMCに予備の予備のMCも用意してくれ、微笑ましいやりとりに会場から笑いがこぼれます。

蓮は「夢みたいだ、でも夢じゃない。早く歌いたい!みんなに僕たちの歌を聴いてほしい!」とやる気に満ち溢れています。

そして「みんな、いこう!アルゴ〜ナビス!」のかけごえでライブがついにスタート

ステージに目をやると、迫り上がり式のステージからメンバーが登場。開幕一曲目は、Argonavisの1stシングルから『ゴールライン』が披露されます。

『ゴールライン』は観客が合いの手を入れて盛り上げ、アップテンポなロックナンバーで会場が温まっていきます。

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伊藤さん(七星 蓮役)が「みなさんこんばんは!Argonavisです!みんないっしょに歌ってください!」と会場に呼びかけ、2曲目は『Butter-Fly』を披露。

有名なアニメソングということもあり、会場は異様な盛り上がり! サビのシンガロングで会場が一体となります。客席ギリギリまで近寄ってファンサービスしてくれる伊藤さんにファンは大興奮の様子でした。

2曲目が終わると、各メンバーがArgonavisのキャラクターとして、自己紹介を始めます。

五稜結人「BanG Dream!Argonavis 1st LIVEへようこそ!満員のステージ最高だ!ありがとうな!最高にいいライブにするからみんな最後まで楽しんでくれ!」

的場航海「今日はきてくれてありがとう!僕たちステージにあがるまですっごい緊張してたんだけど、みんなの顔見てたらそんなのふっとんだよ!」

桔梗凛生「綺麗な景色だ。今日は最高のステージをみんなに届けられそうだ。最後まで楽しんでいってくれ」

白石万浬「絶対満足させるライブにするから今日はよろしく〜!」

七星 蓮「本当に夢みたいだ。こんなステージで歌を歌えるなんて……。僕はいま、みんなと生きてる。みなさん今日はよろしくお願いします。それではつぎの曲聞いてください。ここから始まる航海の歌、Steady Goes!」

と、蓮の曲紹介から始まる3曲目はArgonavisオリジナル曲『Steady Goes!』。手拍子や合いの手で会場は5人を盛り上げます。日向さん(五稜結人役)がステージの中央に立ちギターソロで魅せてくれます。

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曲が終わるとメンバーはステージからはけ、スクリーンのミニキャラ会話パートへ。今度はカバー曲の楽曲を決める打ち合わせをする5人の様子が描かれます。

今回のシーンでは、みんながカラオケでどんな歌を歌うかについて話しています。結人はコールアンドレスポンスがある楽曲、万浬はみんなで踊れてドラムがかっこいい曲、凛生は夏がテーマの曲などなど候補を出します。

会話パートが終わると、ステージに飛び出してきたのは、日向さんひとり。

なんとこことからは、5人がひとりひとりソロで楽曲を披露。5人が全員歌えるバンドとして、楽しい演出。

また、ソロで歌う楽曲は、先ほどのスクリーンでの話し合いと連動している選曲となりました。

4曲目は、日向さんが『サムライハート(Some Like It Hot!!)』を元気一杯に披露。さきほどやりたいといっていたコールアンドレスポンスも。

前田さん(的場航海役)による『季節は次々死んでいく』、森嶋さん(桔梗凛生役)がエレガントな仕草で歌い上げる『青い栞』と続きます。

7曲目の橋本さん(白石万浬役)による『シュガーソングとビターステップ』では華麗なステップでダンスを披露。おしりをフリフリとユニークな動きを見せたり、ステージを縦横無尽に駆け巡り曲席を沸かせました。

ソロパート最後は、伊藤さんが『UNION』を披露。ハイトーンボイスがかなり大変な楽曲ですが、しっかりと歌いきってくれました。

ソロパートが終わり、またミニキャラ会話パートへ。つづいては、Argonavisの名前の由来についての話がなされます。

Argonavisはアルゴ船座のことであり、ギリシャ神話が元になっているという雑学を航海が披露してくれます。

会話パートが明けると、メンバーはArgonavisのテーマカラー青を基調とした衣装にチェンジ。

先ほどメンバーが星座の話をしていたことから、9曲目には星をモチーフとしたArgonavisの楽曲『流星雨』を披露。神秘的な雰囲気のこの曲は、コーラスの掛け合いが美しい作品です。ドラマティックな展開のメロディーラインで聞かせてくれます。10曲目は『天体観測』を熱唱します。

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『改めましてこんばんは!』という伊藤さんの一言からMCタイムへ。少し緊張がほぐれ、本来の自分たちに戻った5人の様子が見られました。

ここでは、今回のライブで使われているGibsonギターやベースが、世界に一本しかないArgonavisオリジナルモデルだという話や、青を基調とした衣装の話などで盛り上がりました。

ここからは後半戦。11曲目は、特徴的なベースラインから始まる『メリッサ』。ロングトーンボイスを披露し、伊藤さんのボーカリストとの実力を魅せ、客席を沸かせます。

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12曲目は『READY STEADY GO』! コーラスでは、会場が一体となって声を張り上げ、客席の熱量が一気に上がります。

曲が終わると、客席の男性ファンから「かっこいい〜!」との声が飛びます。

続いてグッズ紹介をするメンバーたち。ブレードを使って観客といっしょに、メンバーのテーマカラーを点灯させて楽しみました。

13曲目は『Go!!!』。思わず体が飛び跳ねてしまう一曲です。楽曲と連動し、バン!と銃を撃ち抜く仕草をする伊藤さんに客席からも声援が飛び交います。

本編最後のミニキャラ会話パートが始まり、練習後の5人の会話が始まります。リハーサル後の5人は、ご飯を食べながらSEや曲順などを打ち合わせます。

ライブを間近に控えた5人は、「ここまでいろいろあったよな」、「このメンバーなら絶対売れると思った!」とそれぞれの思いを語ります。

蓮は「みんなに会う前はずっとひとりだった。舞台に立つことが夢だったのに、どんなに声をあげても届かなくて。でもいまはみんながいる。もう夢じゃない。このメンバーなら絶対ファーストライブ成功できる!」とライブへの意気込みは万全です。

ステージ上には、すでに準備ができたArgonavisがスタンバイ。「最後に、Argonavis全員の思いを、5人の声を聞いてください。」と感情のこもった伊藤さんの言葉で始まった本編最後の曲はArgonavisの最新曲『VOICE』。ドラマティックな展開が胸にささるこの楽曲では会場に銀テープがキラキラと舞い、本編は一度幕を閉じます。

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アンコールでは、Argonavisの5人がライブTシャツで登場。

15曲目を始める前に森嶋さんが「スマホをとりだしてください!」と客席に呼びかけます。

この一曲だけは、撮影OKというファンサービス。会場中からカメラが向けられる中、再び『Steady Goes!』を披露してくれます。

最後の曲の前には、メンバーがそれぞれの思いを語ります。

日向さんは「平日にも関わらずこんなにたくさんの方にお越し頂きうれしく思っています。本当にありがとうございます。0-1stライブは最初3人でスタートしました。そのときは6時間スパルタでスタジオに入りました。0-2ndで伊藤ちゃんが加入し、0-BEYONDで祥平ちゃんが加入し、今日やっとファーストライブを迎えることができました。今日という日がすごくうれしいし、すごく楽しみにしていました。これからまた5人でそしてみなさんといっしょに走り続けていきたいと思いますので今後とも応援よろしくお願いします!」とこれまでの活動を振り返ります。

伊藤さんは「プロジェクトが始まってちょうど一年、最高の船出を迎えることができました。本当にありがとうございます。僕は0-2ndライブから参加させていただいたのですが。いまでも鮮明におぼえていて。『Butter-Fly』を歌って登場したのですが、いざ出てみたらすごい熱気で、暖かく迎えていただけて、本当にファンの方に恵まれているなと強烈に思ったのを覚えています。みんなとファーストライブを迎えられてうれしいです。これから僕ができることは、蓮くんを通してみなさんの背中を後押しできるような勇気を与えられるように歌を歌っていきたいと思います。そして魅力的なキャラをもっと魅力的にできるように精進していきたいと思います。本日は誠にご来場ありがとうございました!」と感慨深そうに感謝を述べました。

そして伊藤さんが「本当に最後なので今日いちばんの声聞かせてもらえますか?」と客席を煽り、ラストに演奏するのは、『ゴールライン』。会場が一丸となっていっしょに歌います。最後の力を振り絞るような全身全霊のパフォーマンスに客席は大いに沸きました。

最後まで、力強い歌声を披露してくれた伊藤さん、激しいパフォーマンスでみせた楽器隊。記念すべきファーストライブはメンバーみんなの大きな笑顔で終了となりました。

ライブが進むごとに緊張がほぐれ、ライブ中でも進化していくメンバーたち。今日が初めての5人が揃ったライブはファンのみなさんにとって最高のライブとなったのではないのでしょうか。

ファーストライブとは銘打たれていましたが、何度かステージをこなしているメンバーもいるため演奏の完成度も高く、VTRがはいったり、ソロパートがあったりと観客を飽きさせることのない演出で最後まで駆け抜けた内容となりました。

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初めてライブに来たファンの方も楽しめるセットリストでしたし、なるほどこれなら男性陣のファンが多いのも頷けます。これからArgonavisはもっともっと大きな船となっていく。そんな風に感じさせてくれました。

次回ライブは、7月20日の幕張メッセ。Argonavisのライブに行ったことがないという方でも100%楽しめるライブとなっているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

ライブで発表となった新情報!

■WEBラジオ配信決定!

 Argonavis radio

2019年6月11日より、毎月第2第・4火曜日に、響-HiBiKi Radio Stationラジオ ステーション-にて、新WEBラジオ番組“Argonavisラジオライン”の配信が決定! パーソナリティは、日向さん、前田さんが務めます。

■コミカライズ連載決定!

 Argonavis comic

宮島京平氏によるコミカライズの連載が2019年度後半よりスタート決定!

■2nd シングル発売決定!

 Argonavis 2nd SG

2019年8月21日、Argonavisのセカンドシングル『STARTING OVER/タイトル未定』が発売決定! 両A面シングルとなり『STARTING OVER』は、『カードファイト!! ヴァンガード エクス』とのタイアップ決定!

■ファーストシングル『ゴールライン』アニメーションMVの製作決定

Argonavis anime mv

蓮たちがアニメーションで表現されるMVの制作が決定! 伊藤さんはじめArgonavisのメンバーは、モーションキャプチャーでの撮影を行なったとのこと。出来上がりをお楽しみに!

■Argonavis 2ndLIVE開催決定!

Argonavis 2nd live

2019年12月5日、セカンドライブ開催決定! 詳細は後日発表。続報に期待!

カメラマン:西槇太一

©ARGONAVIS project. ©BanG Dream! Project