大盛況のイベントレポ&キャストインタビュー

ダンクハーツより好評配信中のスマートフォン用ゲーム『ヒーロー’sパーク』。本作は“ヒーロー×遊園地”をテーマに、世界を守るヒーローであり、遊園地で働く21人の個性あふれるキャストとの絆を深める育成ゲームです。

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今回は、初のグッズ展開を記念して開催されたキャストトークショーをレポート! ユウキスタレッド/天瀬朱役の矢野奨吾さん、ユウキスタブルー/青葉誠士役の豊永利行さん、ユウキスタグリーン/小井岳緑里役の神尾晋一郎さんが登場し、ファンと一緒にトークやオリジナル朗読劇で大いに盛り上がりました。

ユウキスタの3人がキャラ&世界観を紹介

拍手で出迎えられる3人……のはずが、扉を締められて一時ひとりきりになってしまう神尾さん。続いて豊永さんはステージを通り越して客席に向かい空席に着席。MCの矢野さんがそのまま自己紹介していくという笑いの絶えないスタートを切ります。

あまりにフリーダムな豊永さんの行動を神尾さんが指摘すると、矢野さんがまっすぐ「緊張する後輩を気遣ってくれてるんですよね!」とコメントし、ちょっぴり恥ずかしくなった様子の豊永さんでした。

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7月16日にリリースされた本作をさっそくプレイしたという声優陣。神尾さんはミニキャラクターの個性的な動きが気に入っていると話し、とくに緑里がずっと笑顔の練習をしているのが可愛らしいといいます。豊永さんはリリース後に本作ディレクターと話しながら最初の10連ガチャを引いたそうですが、演出を見たディレクターから「(SSRが出ないとわかる演出のため)残念!」と先回りで結果を言われてびっくりしたそうです。

一方、矢野さんは自身の演じる朱のSSRを選んだあと、誠士と紫月のSSRを引き、ゆうきと緑里のSR+も引いてユウキスタがとても強くなったと話します。そんな矢野さんを神尾さんと豊永さんは、ヒーローたちが戦う“哀獣(あいじゅう)”のモノマネボイスで「ス~ゴ~イ~ネ~!」とお祝いしました

ここで改めて、ゲームの世界観や演じる声優陣について紹介していきます。プレイヤーは潰れかけた遊園地の園長として、じつは“世界を守るヒーロー”の顔をもつ遊園地のキャストと力を合わせて“お客さんの笑顔”のために絆を深めていくのが目的となります。

矢野さんはヒーロー+遊園地という世界にとてもワクワクでき、ユウキスタの歌ったゲームのオープニングを聞くとテンションが一気に上がると話します。ここでもフリーダムな豊永さんが、アカペラで曲を歌い出す一幕も♪

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“ユウキスタ”とは、矢野さん・豊永さん・神尾さんの演じるキャラクターが所属しているヒーローチーム。彼らはパークに所属する中でもルーキーで、5色を表す戦隊もののようなビジュアルが特徴です。

おもに子ども用ジェットコースターなどがあるスペースエリアを担当しているということで、話題はジェットコースターへ。なんと3人とも独特の浮遊感が苦手だと判明し、なかでも神尾さんはジェットコースターに乗ったあとパスをなくして泣きながら探したのがトラウマになっているそうです。

会場に聞いてみると、むしろ「その浮遊感が好き!!」というファンも多くおり、神尾さんが「みんな変態だ(笑)‼」と声を上げる場面も。矢野さんは「ぐっと上がる瞬間に肩を下げる」という対処法を編み出したそうなので、苦手な人はこちらを試してみるといいかもしれませんよ!

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ここからは、声優陣の演じたキャラクターを紹介。矢野さん演じる天瀬朱は、明るく元気で「ヒーローになりたい!」という夢を叶えた青年です。最高のヒーローになるべく自主鍛錬もかかさず、まさにヒーローのレッドといったイメージにぴったりの人物だそう。矢野さんは演じてみて、似ている部分が多くてすんなり入れたと話します。

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豊永さんの演じた青葉誠士は朱を尊敬する幼なじみで、彼をサポートすべくヒーローになりました。冷静沈着でクールな青年ですが、朱に接するときはお茶目な一面も。豊永さん自身は、誠士の世話焼き気質に共感できる部分もあるといいます。ここで豊永さんがうっかり緑里のキャラクター紹介を読んでしまい、会場が大きな笑いに包まれる場面もありました。

そして、事務所の後輩の矢野さんから「教えてください!」というお願いに豊永さんが応え、一緒にテーマソングを3時間も練習したと明かします。神尾さんが「何で呼んでくれないの!」とちょっぴり拗ねてしまう一幕も交えつつ、神尾さんの演じる「小井岳緑里(おいたけみどり)」を紹介していきます。

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甥っ子との約束を果たすため、優しいヒーローと同時に保育士も目指す緑里。顔が怖いため子どもたちには怖がられつつも頑張っていて、メンバーにとってはお兄さんのような存在です。語尾に「オイ」と付くのが特徴で、演じる際にはどのようなニュアンスにするのか悩んだと神尾さん。あえて誰かに呼びかけるようなものではなく、ごく自然と語尾につくような感じになったそうです。

ファンを笑顔に! 朗読劇&ヒーローゲームショー

続いて本作の世界をよく知ってもらうため、イベント限定のオリジナルストーリーを朗読していきます。

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3人がキャストとして遊園地でヒーローショーを演じていると、そこに哀獣が出現。会場のファンからの「ユウキスタ、頑張れー!」という声援を受け、力を得た3人は見事に哀獣を倒します。どこまでもまっすぐな言葉を届ける朱や、“お父さん”のように朱の世話を焼く誠士、ヒーローショーの分担で演じた悪役もよく似合う緑里の姿も楽しめました。

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劇中には効果音に合わせて豊永さんがユニークなポーズを決め、そのタイミングがあまりにもピッタリだったため神尾さんが笑ってセリフを言えなくなってしまうコミカルなハプニングもありました♪

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朗読後は声優陣が、キャラクターと似ている・正反対な部分についてトーク。神尾さんは「緑里くんと正反対なのは……口調ですかね(笑)」と笑いを誘いつつ、趣味のピアノや子どもが好きで自身も保育士に憧れたことがある部分は似ていると話します。

ここからは、声優陣がヒーローたちの得意なものに挑戦する“ヒーローゲームショー”へ突入。お題をクリアし、ファンからの歓声や笑顔を集めるべく3人が奮闘します。最初は天瀬朱の得意な“けん玉”で、1発で成功させればポイントとなります。結果は3人とも失敗でしたが、終わった途端に神尾さんがバッチリ成功! しかし残念ながらポイントにはなりませんでした。

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次は緑里が得意なピアノにちなみ、鳴った音を“ドレミファソラシド”から当てていきます。絶対音感がある豊永さんは余裕かと思いきや、最近は“絶対じゃないかもしれない音感”かと少し不安そうな様子をみせ……残念ながら、ここでも全員が外れてしまいました。

最後は誠士の超直感にちなみ、風船ロシアンルーレットに挑みます。ひとりも風船を割らなければ3ポイント獲得ということで、さっそく矢野さんがトップバッターを務めて成功! 続いての神尾さんも難なくクリアしますが、大の苦手という豊永さんはかなりの時間をかけて逡巡します。それでもなんとか勇気を振り絞って大成功を収め、声優陣にはご褒美として各キャラクターの好物が贈られました。

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ゲーム最新情報として、会場のファンに向けて一足先にゲーム内初のイベントとなるイノセントが活躍する『アリスインヒーローズパーク』、ユウキスタが水着姿も披露する『豪快変身!海賊ヒーロー』が公開されました。

最後は3人のサイン入り色紙が貰えるプレゼント抽選会も行われ、名残惜しくもイベントは終了。声優陣からは「つぎはユウキスタ全員で!」という希望も飛び出し、初のリアルイベントは大盛況の中で締めくくられました。

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イベント後の矢野さん・豊永さん・神尾さんにインタビュー!

イベント終了後、矢野さん・豊永さん・神尾さんに改めてキャラクターの魅力やゲームの見どころなどについて伺いました!

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――実際にファンの方々と触れ合って、いかがでしたか?

矢野:改めて『ヒロパ』を説明させていただきましたが、皆さんもうアプリをプレイしてくださっていて、頷いてくださる方ばかりですごく安心しました。『ヒロパ』に注目して来てくださったお客様の愛というか、熱量みたいなものを感じられたので、すごくすごく楽しかったですし、感謝しています。

神尾:すごく熱量もありつつ、まっすぐなレッドの矢野さんの姿を来ていたお客様に見せられて、良かったと思います!

矢野:(笑)

神尾:あと、お客様の印象は…皆さん変態ですよね(笑)‼

豊永:皆さんがすごく温かく迎えてくださったので、そこに安心して楽しく登壇させていただきました。同じ事務所の後輩の矢野くんが主人公として登壇して、かつMCもするということで、緊張している姿を横で見させてもらいました。ちょっとだけ誠士くんとリンクする気持ちのような……でも見守りつつも結果、僕がいちばん楽しんだと思います。

――改めてご自身が演じられたキャラクターのアピールポイントや、似ている部分があればお聞かせください。

矢野:先ほど神尾さんや豊永さんに言っていただいたんですけど、いい意味でも悪い意味でも僕は自分を真面目だと捉えているので、そこは朱に通じる部分があるのかなと。彼はひたむきで、誰よりも一生懸命で、諦めません。センターの赤色……熱血というポジションのいちばん似合う、皆を温かく照らしてくれる太陽のような存在だと思っています。僕も朱を演じながら誰かを笑顔に出来たらなと思いますし、朱から学べることも多いですね。

神尾:緑里くんは、外見上はちょっと怖いとか、口調も荒っぽいとか、いろいろありつつも面倒見のいい兄貴分という感じですね。物語を進めていくとわかる過去の事件とか、そうしたものが見えてくると、より彼自身に深みが出て「だからこうなったんだ」とか「だからこれを目指しているんだ」とか、どのキャラクターにもストーリーがあるという部分も含めて、緑里くんにも理由があるんだよという部分が魅力であるかと思います。

似ている部分は、イベントでもお話ししましたが、子どもが好きとか、ピアノが弾けたりとか、保育士になりたかったみたいな部分ですね。まったく違うのは口調です(笑)。

豊永:誠士くんは19歳とは思えない冷静さというか、空間を見る力がすごく高い方だなと思っています。朱くんと幼馴染なんですが……最初に収録させていただいたときに「こんなに朱くん朱くん言ってたっけ?」ってなって(笑)。もう少し朱くんに対する誠士くんなりの想いは内に秘めるというか、腹に留めておくのができる子だと思っていたんですが……少し天然な一面もあるので、そういった部分がデフォルメしやすいのかなとも思います。

そんな彼をどう面白く、楽しく演じることができるかなと考えていますが、僕もちょっとお節介なところがあるので、そこは似ているなと思うところですね。あとは僕も、空気を読まずに天然なことをしでかしてしまうのは結構あるので……それが年を重ねていくごとに増えていくんですよね。誠士くんはまだ19歳なので、どうか脳トレを始めていただきたいです(笑)。

――本作はフルボイスでのストーリーが展開しますが、見どころはどこでしょうか?

矢野:ユウキスタって勇気とスターが合わさったものなんですけど、まさにその名前に相応しいチームだと思います。朱の明るさは勿論なんですけど、それを支える4人がいて、5人で初めて成立するチームだと思います。過去のエピソードを見ていただけると、より理解を深めていただけるのかなとか、キャラをもっと愛していただけるのかなと思います。ヒーローになりたいとか、なろうと思ったきっかけは誰しもあるんですけど、ここを掘り下げたエピソードは見ていただきたいですね。

神尾:……一緒です‼ そうなんですよ、やっぱり過去……ヒーローを決意したところでその人ごとの深みなどが出てきて「ああ、だからなんだ」と分かってくるので。それ以外では、ユニット同士の会話が多くなりがちなんですが、違うエリアのヒーローたちとの絡みもあって「こことここは、こういう仲なんだ!」とわかると、いろいろな関係がみえておもしろいんじゃないかと思います。

豊永:一緒です‼ そうなっちゃうんですよ。誠士くんも、朱との関係性は過去からのエピソードがフックになっているので。それは誠士くんの根幹であり、ユウキスタブルーでいる原動力というか……キーとなる部分は過去のエピソードに入っているので、その理由を知った上で誠士くんと朱と掛け合いを楽しんでいただきたいと思います。

あとは、パーク内での日常やアクターとしての活動と、ヒーローとして街を守る想いとか動き方では色が全然違うんですよ。イベントによってはすごくハッピーでおもしろいものもあればシリアスな展開もあるので、園長の皆さんそれぞれの楽しみたい形を必ず見つけられると思います。細かいところまで見て、楽しんでいただきたいですね。

――ご自身の考える、憧れのヒーロー像についてお聞かせください。

矢野:まさに僕の中では、朱が理想像にあたるのかなと思います。苦しいときや悲しいときもあると思うんですけど、それを表に出さずに笑顔でまわりを明るくできるのはすごいなと思います。お仕事をさせていただいたり、日常で生きていく中で、愚痴とか弱音を吐きたくなる時もあるんですけど、それを言える強さもとても大事だなと。朱は誠士とかまわりの仲間に話せる強さも持っていて……強さと弱さがあるからこそ弱い人の気持ちもわかると思いますし、朱が僕の中の理想像ですね。

神尾:ヒーロー像というイメージ、概念でいえば……僕は“カポエラ”がヒーローですね。カポエラは格闘技のようですが相手に当ててはいけませんし、楽器のようなクラップもあるし、試合の始まりや終わりがないとか、宗教的な側面も含めた包括的なものなんです。ヒーローって泥臭いこともあるし、戦うだけではありませんよね。そうした概念として、カポエラをやっている方々は僕にとってヒーローのような感じです。僕が師匠と思う人は生き方を真似したくなるような人ですから、そういうものがヒーローかなという気がします。

豊永:いろいろなヒーロー像がありますよね。僕は母子家庭なので、いまお話いただいたカポエラのような概念的な意味で言うと、ヒーローというイメージって“父”なんですよね。父親は子どもにとっていつでもヒーローでいてほしい、という願いのような。

自分の職業上で言えば、僕はジャッキー・チェンさんに憧れてこの職業を志し始めたので、僕のなかの永遠のヒーローですね。ご本人の表現をすうえでのこだわり、想いの強さ……目に見えない部分での偉大さが憧れを抱く判断のひとつじゃないかなと思います。魂を削って映画を作っていて、命の尊さや危険への警鐘を鳴らすこととか……軽い気持ちで真似をしないようにというメッセージを込める覚悟、そういうものをきちんと表現してくれる強さもすごいと思いますね。矢野くんも言っていましたけど、どんな苦境にも笑顔で立ち向かえる、見えない強さがヒーロー像かなと思います。

――本作にちなみ、テーマパークでの思い出についてお聞かせください!

矢野:中学2年生のときに、修学旅行で行った遊園地が記憶に残っています。クラスの中のすごくかわいいマドンナ的な女の子がいて、団体なんですけど「一緒にお化け屋敷に入ろう!」って言ってくれて。僕はお化け屋敷を怖いと思わないので、そのマドンナが「怖いー!」って僕の腕をつかんでくれた……みたいな、ザ・青春時代がありました。人生のモテ期はこのお化け屋敷のときの1回だけだったと思うので、遊園地には甘酸っぱい夢のイメージがありますね。

神尾:テーマパークのショーって、その世界を生きている人たちの中に、そのまま人間の見た目のままで出られている人もいらっしゃいますよね。ああいう方たちを見るのが好きです。

そうした方々を裏側から見れる場所で、裏でもお客様に向ける笑顔を忘れず、裏だからこそできるパフォーマンスをされているのを見るのがすごく好きでした。あれを見た瞬間「プロとはこういうものなんだ!」と思いましたね。楽屋から出て行く導線で、もうスイッチがオンになっていて、本当にお客様から見えない場所でしか気は抜かない。ヒーローたるものというか、テーマパークのすごさを感じました。

豊永:アトラクションに乗るような目的よりも、園内を回って造詣のこだわりや景色を楽しむとか、のんびり贅沢に過ごすのが好きですね。

そういうときに感じるんですけど、みんなすごく親切なんですよ。テーマパークってどれも楽しむために訪れている人がほとんどですよね。だからそういうときって、まわりの人にも優しくなれるんじゃないかな。モノを落としたときにすぐ誰か拾ってくれたりとか……そうした心優しい時間を過ごせる場所だなと思います。

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