公開録音で事務所の先輩後輩が“共鳴”目指す!

ジークレストより2019年配信開始予定のスマートフォン用ゲーム『星鳴エコーズ』

同作公式ラジオ番組『星鳴エコーズRADIO』の公開録音イベントが、7月13日、都内で開催されました。

MCを番組と同じく坂泰斗さん(遠野涼太役)が務めるほか、今回はゲストとして堀江瞬さん(灰羽紙乃役)が登場。配信が待たれる『星エコ』や、ふたりの意外な共通点に関するトークがくり広げられました。

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ここでは収録の模様をひと足先にレポートするほか、坂さん&堀江さんの独占インタビューをお届けします!

なお、『星鳴エコーズRADIO』は、隔週木曜日にアニメイトタイムズにて更新中。今回の収録分は、第19回(8月8日更新)と、第20回(8月22日更新)に分けて配信されています。

ふたりの“陰”エピソードがつぎつぎと明るみに……

坂さん&堀江さんは同じ事務所の先輩後輩。ですが年齢は坂さんのほうが上ということで、何やら「ちょっと微妙な関係」(堀江さん談)だそう。

坂さん的には“比較的お会いする機会がある先輩”で、デビューしたての頃にはいっしょにカレーを食べたこともあるというのですが、なんと堀江さんは覚えていませんでした。

「僕じゃなかったんじゃないですか? 人とご飯行かないですもん!」(堀江さん)「絶対行きました!」(坂さん)と、やや噛み合っていない(?)空気のなか、収録がスタートしました。

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ゲストが演じるキャラクターを紹介するコーナーでは、堀江さんがネガティブ少年の紙乃について「いままででいちばん共感できるキャラクターです」とぽつり。「ザ・卑屈。やりやすいのなんのって……」と、堀江さんの“陰”が少しずつ漏れ始めます。

続くメールコーナーでは、紙乃にちなんで“日陰にいるなぁと思う瞬間”を聞かれたふたりの意外な共通点も発覚。

「道を歩くときも申し訳なくてちゃんと歩けない」「長年お世話になっている監督から『相変わらずビクビクしてるね』って言われる」「謝ってばかりの人生」と“陰”を漏らす堀江さんにツッコミを入れていた坂さんですが、「坂さんも意外と“陰キャ”だと思う」と指摘され、肯定。

「現場で“陽”の者が明るく話をしていると、『まぶしっ!』ってなる」と“陰”の一面を告白していました(演じる涼太についても「ここまで元気なキャラを演じるのは初めて」とのこと)。

ふたりの“陰”ぶりは2本目の収録でもつぎつぎと明らかになり、“学生時代の思い出”というトークテーマでは「ロッカールームの端っこでお弁当を食べていた」(坂さん)、「僕の居場所はないと思って、非常階段でお弁当を食べていた」(堀江さん)といったエピソードも飛び出し、会場に集まったファンからは小さな悲鳴もあがっていました(ちなみに堀江さんには、非常階段でいっしょにお弁当を食べる、友だちならぬ“契約相手”がいたとか)。

また“ホリエル”でおなじみの堀江さんに対して、坂さんにはあだ名がない……ということで、坂さんのあだ名を考えるくだりも。

「苗字のインパクトが強くて、『坂くん』と呼ばれることが多い。たまに名前で呼ばれるとキュンとします」という坂さんに、堀江さんは「でも、泰斗ってめっちゃかっこよくないですか?」と、名前のほうが気になる様子。「“さん付け”以外で人を呼ぶことに慣れない」という堀江さんですが、「“泰斗さん”……ええやん!」とお気に入りの呼びかたを見つけたようでした。

冒頭の“カレー事件”を引きずってか、はたまた互いの“陰”の部分が作用し合った結果なのか、どことなく“共鳴”しきらない様子の坂さん&堀江さん。ふたりで同じ回答を目指すクイズコーナー“共鳴アンサー”では、同じ事務所の絆を見せつけようと奮起したものの、前代未聞の結果が……!

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このほか、演じるキャラクターのセリフを生披露する“星エコリクエストセリフ”では、特別企画として涼太&紙乃の掛け合いもお披露目。正反対なふたりの意外な相性や関係性が垣間見えました。

約90分で、番組2回分の収録を行った坂さん&堀江さん。ほのかに“陰”のオーラを漂わせつつも笑いの絶えない収録を経て、ふたりは“共鳴”することができたのでしょうか? 堀江さんに「激動って感じでした」と評された収録の模様は、配信をお楽しみに♪

“いっしょにカレーを食べた”は事実? 収録後に直撃しました

イベント後には、B’s-LOG.com独占で坂さん&堀江さんにインタビュー! “カレー事件”の真相や『星エコ』に関するお話をたっぷりと聞いてきました!

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——まずは収録でも話題になった、堀江さんが坂さんとカレーを食べたことを覚えていなかった事件についてうかがいたいのですが……堀江さんは思い出せましたか?

坂:絶対行きました!

堀江:……あっ、待って! 思い出した! カレーじゃないですよ、オシャレなカフェですよ!

坂:そうそう! でもカレー食べましたよ!

堀江:それは覚えてないけど……行ったのは覚えてる! 僕と僕の同期と坂さんの3人で、何かの帰りで行った!

坂:僕が事務所に入って2ヵ月くらいでした。

堀江:めちゃくちゃ思い出しました。アハ体験です……!

——無事に堀江さんが思い出してくださったところで、改めて収録の感想をお願いします!

坂:事務所のお世話になっている先輩なので、「こう言ってもこう返してくれるだろう」という信頼感がありました。これまでは、ラジオ収録で初対面の方もいらっしゃったので。

堀江:へぇ!

坂:緑川(光)さんも『星エコRADIO』で初めてお会いして、そのまま収録が始まっちゃったんです(笑)。「なんでいま、こんなに凄い方と同じ空間にふたりでいるんだろう!?」と思いました。それに比べると、どういう方かがわかっていたので、MCとしても回しやすかったです!

堀江:坂さんとは、お仕事でふたりきりで話すことはほぼ初めてだったんです。ドキドキしてたんですけど、想像以上にフランクに、楽しく収録することができました。この関係値がリセットされることなく、つぎも同じ感じでお話しできるといいなって……。

坂:それは……堀江さん次第です。

堀江:僕、関係値をリセットしがちなんです。

坂:わかる! 「忘れられてるんじゃないかな」って不安になります……。

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——収録では、おふたりの“陰”な共通点も判明しましたね。

坂:誰とでも話はできるんですけど、すごく疲れます。

堀江:僕は逆に話しすぎちゃいます。沈黙が怖いから、つぎの話題を必死に考えながらしゃべるタイプです。初対面ならお話しできるんですけど、“二度目まして”の人が本当に苦手で……

坂:僕も! ちょっと会わない時期があると「どういうテンションで接すればいいんだ……」って思います。それこそ、緑川さんとラジオ収録したあとに現場でごいっしょしたときは、ドキドキでした。「覚えていてくださっているかな?」って。でもご挨拶に行ったら、「おお!」と覚えてくれていて、もう……!

堀江:好き! 本当に緑川さん、好き……。

坂:その現場は気持ちが楽でした……。

——“陰”トークは尽きませんが、そろそろ『星エコ』のお話も聞きたいと思います。ご自身が演じるキャラクターの“推しポイント”はどこですか?

坂:涼太は“犬っぽさ”です。構いたくなるかわいさがあります。まっすぐで、含みもなく自分の気持ちをそのまま言う人。この現代社会にはなかなかいませんが(笑)、たまにいるそういう人って、周りから愛されているじゃないですか。だから涼太も、壁を作らず、見返りを求めずに人と接するところが愛されているんじゃないかなと思います。

堀江:紙乃くんは、「何とかしてあげなきゃ」と思わせるところが推しポイントです。でも、自分の意志はしっかりと伝える。その意志を「叶えてあげたい」という気持ちにさせる脆弱さがあると思います。基本は卑屈な男の子なので、皆さんに好きになっていただけるか、ちょっとドキドキです。“ネタ枠”として扱われないか、心配です(笑)。

坂:やりたいことを言える意志の強さはすごいですよね。涼太と紙乃の掛け合いも、コミカルだけどちゃんとお話をしているところもあり、いい関係なんだなと思いました。意外と相性がいいのかもしれないです。

堀江:涼太は太陽ですよね。いわゆる人気者グループにいるけど、そうじゃない子にも気を配れるし、紙乃くんみたいな子にも平等に接してくれる。いい育ちかたをしたんだなって思います。

坂:わからないですよ。そこは今後、ゲームで触れられるかもしれないです。

堀江:えっ、意外と生い立ちがシリアスだったり……!? どうなの!?

坂:それはゲームが始まってからのお楽しみです(笑)。

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―—それでは最後に、『星エコ』の配信を楽しみにしている読者へ、メッセージをお願いします!

堀江:綿密に練られたシナリオや豪華な作家さんが参加しているイラストなど、随所にこだわりを感じました。PVのアニメーションもすごいです。気合いの入りかたが違うので、リリースされたら新たなムーブメントになる予感がしています! ぜひ波に乗り遅れないようにプレイしていただきたいです(笑)。先のことはわかりませんが、あれだけPVで動いているなら、いずれはアニメ化してくれるんじゃないかなという思いもあり……(笑)。僕もプレイするのが楽しみです!

坂:『星鳴エコーズ』に関わらせていただいてからどんどん新しい魅力を発見しています。ストーリーが重厚で、設定もとても細かい。見えないところまで練りこまれているのはファンとしても嬉しいです。もちろん作品にも活かされているので、ぜひ楽しみにしていてください! ストーリーは、続きが気になる終わりかたになっているんです。僕も台本を読んで「えっ、続き知りたい!」と思ったので、まだアプリ配信前ですが、その続きを皆さんにもお届けしたいです。

堀江:ユニットソングとかも歌いたいですよね。

坂:そうですね! 本当にいろんな展開ができる作品だと思います。ゲームの配信まであと少しなので、ぜひ楽しみに待っていてください!

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