写真集次回作への意気込みも

2019年10月18日に発売された土岐隼一さん1st写真集『precious time』

発売記念イベントが10月20日・22日に開催され、公式インタビューも到着しました。

本写真集は自然体でリラックスしたオフの表情をはじめ、これまで見せたことのないようなセクシーな一面も披露するなど、この写真集のためだけに撮り下ろされた特別なカットが満載。

まさに、声優・土岐隼一の多面的な魅力が詰め込まれた永久保存版となっています。

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発売を迎えた喜びを、「2019年の頭にアーティスト活動をやらせていただくことになり、まさか1年たたずに写真集を出すことができるとは、本当に思いもしなかったです」と語った土岐さん。

「最初は『どうしたらいいんだろう』とすごく構えてしまいましたが、撮影が始まったらぜんぜんそんなことはなくて、先入観もなくなって。『ただ楽しい僕を撮ってもらえばいいのかな』と思いながら撮っていただいたので、出来上がるまですごく楽しみでした」と撮影を振り返りました。

声優、そしてアーティストとしての活躍ぶりから、さまざまな機会で撮影を経験している土岐さんですが、「外での撮影はあまりなかった」そうで、京都・神戸を舞台に3日間にわたったロケは新鮮だったといいます。

「スタジオで撮るときは、どういうふうに撮られているかモニターに映りますが、外での撮影ではそれがないので、分からなかったんです。その日の終わりに見せてもらうこともできましたが、僕はそれをせず、実物が出来上がってそこで初めて知りました。想像通りだったところもあれば、フラッシュをあまりたかず、その場所の元々の光を使われるカメラマンさんだったので、『ここのシーンってこういう光の加減だったんだ』とか、驚きもすごくありましたね。買ってくださった方たちと同じ感覚で僕も見ることができて、うれしかったです」と完成した写真集への感想も述べていました。

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撮影は、「とにかく天候に恵まれていた」のだそう。

「京都に降り立ったときはものすごい曇天で、コーディネーターの方に『雨、大丈夫ですかね?』と聞いたら『正直、五分五分で分かりませんね』と言われたんですけれど、雨で潰れた撮影はひとつもなくて。竹林では通行止めなどとくにせずに撮ったんですが、ギリギリまで雨が降っていたので、人が少なくてあんなに奇麗に撮れました。渡月橋でも、撮影のときはすごく日が出ていたんですけれど、『じゃあご飯に行きますよ』と近くのお蕎麦屋さんに行ったら、急にゲリラ豪雨が降り出して、でも外に出ると止むんですよ。それが3日間、全部続きました」と顔をほころばせていました。

さらに、「僕が『お茶をしたい』というのをときあるごとに言ったので、喫茶店でのシーンが増えたんです(笑)。僕のわがままをすごく聞いてくださるメンバーで行かせてもらったので、それがすごくうれしかったです」と喫茶店巡りが趣味という土岐らしい裏話も。「天候にも人にも全部に恵まれていたので、どこまでも楽しい撮影だったんだと思います」と締めくくりました。

今作への反響は、「『見たことがない土岐くんをいっぱい見ることができました』と言ってくださる方が、たくさんいらっしゃいました」と、ファンとの交流を楽しんだイベントでも上々だった様子。

さまざまな魅力にクローズアップした写真もさることながら、1万字インタビューも話題となりました。

自身の過去・現在・未来を語り尽くした濃い内容に驚きの声も上がっていましたが、「すべて撮り終わって、東京に帰ってきたその日のうちにインタビューをしてくださったんです。撮影の熱が残っている状態だったから、いつも以上に思っていることが口にできて、いっぱい話せたんだと思います」と満足気に答えていました。

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そんな渾身の出来栄えの写真集の中でも、いちばんのお気に入りにはホテルでの1シーンとのこと。

「人生の中でもほとんどない経験をしたのが、ホテルでの撮影でした。基本的に僕は笑っていることが多いんですけれど、終始シリアスな顔で、スーツもちょっと気崩して、よりワイルドにセクシーにというのを意識しながら撮りました。本当に楽しくて、すべてがお気に入りですが、その中でも挑戦したことという意味で、印象に残っています」と理由も明かしてくれました。

写真集の発売を経て、「写真集やアーティスト活動など、別の立場のお仕事をやったからこそ、改めてお芝居も好きだなと思いました。どちらも同じ成長度でどんどん上がっていけたら、また新しい世界が見えてくるのではないかと感じた1年でした。すべてのお仕事に新鮮に前向きに取り組めるようになったと思います」と心境の変化も。

「やりたい役はもちろん全部なのですが、1万字インタビューでもお話ししたように、ゆくゆくはみんなに納得してもらうラスボス役ができるように、また頑張っていきます」と意気込みました。

最後は、「写真集を手に取っていただいて、もしくは興味を持っていただいて、本当にうれしく思います。30歳というちょうどいい時期に写真集を出せたことは、恵まれているなと思います。“1st”というだけあって、これは最後ではないって僕自身も思っていますし、思いたいです。つぎに写真集を出すときは、また違った一面を見せることができたらと思いますので、いまは30歳の土岐隼一を存分に楽しんでいただきたいです」と、ファンに向けてメッセージを送りました。

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商品情報

【商品名】『土岐隼一1st写真集(仮)』
【発売日】2019年10月18日(金)
【価格】3000円[税別]
【撮影】西條彰仁
【発売元】東京ニュース通信社

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