お腹いっぱい胸いっぱいの和やかなイベントが開催!
2019年10月19日都内某所にて、『天惺のイリュミナシア〜オトメ勇者〜(以下、オトメ勇者)』初のリアルイベント“クルムと森のお食事会”が開催されました。
抽選で選ばれたゲストたちが、“クルムとともに食事を楽しみながら実際におしゃべりできる”という、今回のイベント。
クルムとおしゃべりとは一体? 会場の様子は? 気になる本イベントの内容をさっそくみなさんにお届けしたいと思います!
来場ゲストにうれしいプレゼント!
会場に到着すると、まずはクルムとタタンのパネルやイラストなどがお出迎えしてくれます! 写真撮影もOKのうれしいサービス。
ゲストは受付で指定された席に着席します。
『オトメ勇者』のゲーム内に登場する地名が割り振られたテーブルに着席すると、プレゼントが用意されていました。
今日のイベントのためだけに作られた特別なグッズは、ファンのみなさんにとってはうれしいお土産だったのではないでしょうか?
本イベントはブッフェ形式の軽食・飲み物付きという大盤振る舞い。
メニューは、サラダやサンドイッチ、唐揚げなどなどのほか、クルム特製のシチューや、ケーキ、焼き芋などが提供されており、会場のゲストからは「軽食の枠を超えている!」といった声が上がっていました。
動く! クルムといっしょに素敵なトークタイム
18時半を少し過ぎたころ、ついにイベントがスタート!
会場のゲストが一丸となって「クルム〜」と呼びかけると、設置されたスクリーンにクルムが映し出されました。
クルムは「ちゃんと見えますか?」と会場に向かって手を振ったり、耳をピクピクと動かしたり。そんな彼に向かってゲストたちも手を振り返します。
今回のイベントの目玉は“クルムと話せる”ということ。クルムが実際にそこにいて、会場のみなさんの会話を聞いて受け答えしてくれたのです。
ということはもしや……という期待もしつつ、さっそくクルムから会場のみなさんへ質問が飛びます。
指名されたゲストに「今日はどこからきたの?」と聞くクルム。地名や、「電車で来た」などと答えると、「でんしゃ……? 生き物なの? 乗り物?」とまったくこちらの世界のワードが通じなく、会場は大ウケでした。
クルムからの質問コーナーでは、挙手制でクルムと会話ができました。
クルムの最初の質問は「君たちの世界ではなにが流行っているの?」というもの。挙手で当てられたゲストは「タピオカが流行っているよ」と答えます。
もちろん“タピオカ”を知らないクルムは、食べ物なの? 毎日食べるものなの? とタピオカについて質問ぜめ。我々の世界のことに興味津々の様子です。
つぎの質問は「レースの報酬でほしいものがあるとついおねだりしちゃうんだけど、そのお返しに何をもらったら嬉しい?」というもの。当てられたゲストは「花束をもらったら嬉しいです」と答えます。
その後も、「好きなお花はなんですか?」、「何色のお花ですか?」というようにクルムとの会話を楽しんでいました。
続いては、くじ引きで当てられたゲストが、クルムへ質問できるというコーナーへ。くじで当たったゲストの名前をクルムが呼んでくれたため、会場からは「わぁ〜!」と羨望の声が上がりました。
最初の質問は、「今朝は誰となにを食べましたか?」というもの。タタンと一緒にグラタンを食べたというクルム。「森に遊びにいっていたタタンも匂いに誘われてすぐに戻ってきたよ!」とタタンの様子も教えてくれました。
逆にゲストさんは何を食べたの? と返すと、「クルムのシチューを楽しみにしていたので何も食べてない」と衝撃の答えが。そんなゲストにクルムはびっくりした様子で「お腹空いてない? ごめんね?」と心配する言葉をかけ、彼らしい優しい一面を見せてくれました。
そのほか、「誕生日になにがほしい?」という質問に「誕生日を覚えてくれてたんだね! ありがとう」と感謝の言葉を述べます。
「タタンがいて、子どもたちがいて、君たちと会うことができて、これ以上欲しいものなんてあるかな〜?」と悩むクルム。「今日の思い出もを言葉でも絵でもどんな形でもいいから残してもらえたらうれしいな。今日帰ってもみんな覚えていてくれるかな?」と会場のゲストにお願いしました。
つづいて、会場に集まってくれたみんなにクルムからのお返しということで、“ゲストの言って欲しいセリフ”をその場で披露してくれることに。テーブルには、“応援して欲しい、甘やかして欲しい、褒めて欲しい”の3つのシチュエーションが書かれたカードが配られました。
おそらく、この3つのなかからひとつを選んで披露という流れでしたが、結局クルムは3つのシチュエーションすべてのセリフを披露してくれたのでそちらもご紹介します。
<応援してほしい>
頑張りすぎて疲れたときは俺が元気になる料理をご馳走してあげるからね。応援してるよみんな!
<甘やかしてほしい>
甘えたいときは俺の耳とかしっぽとか触っていいからね。しっぽにくるまれてお昼寝だって。みんなが望めばいつだって大歓迎だよ!
<褒めてほしい>
いつもお疲れ様。きっと辛いことも悲しいこともあるよね。そんな中で頑張ってるみんなは偉いよ。頑張ったね!
(この台詞のあと「こんな感じでいい!?」とちょっと照れ臭そうに反応するクルムも萌えポイントでした。)
と20分ほどではありましたが、クルムとのトークタイムは終了に。
「楽しい時間はあっという間だね。俺はそろそろ拠点に戻らなきゃ。みんな食事会はどうだった? 俺もすごく楽しかったよ。またこうしてみんなで集まってお話しできるといいね。これからも頑張るから応援してくれるとうれしいな。俺だけじゃなくてタタンやほかのみんなのこともよろしくね。じゃぁ名残惜しいけどまた会おうね。」
とクルムからのメッセージに会場からは拍手が湧きました。実際にクルムと会話のキャッチボールができ、会場のみなさんは、夢のような時間が過ごせたのではないでしょうか?
ディレクターレターでクルムの開発秘話がお披露目!
クルムが退場したあとも、イベントは続きます。
続いては、ディレクターからのお手紙が披露。ここでは、なんとクルムに関する貴重な開発秘話を聞くことができました。
まず、クルムの誕生秘話について。犬がモチーフののキャラクターのクルムですが、最初は犬ではなく“体が大きいのにすごく泣き虫のウサギ”という設定だったそう。
しかし、先にタタンの登場が決まっていたため、やんちゃな彼を優しく見守るお兄ちゃんがいたらいいなということで、いまのクルムのキャラクターが誕生したそうです。
ところで“泣き虫のウサギ”といえば……? みなさんもご存知のヒューズですよね! ちゃんと、この設定は生きていて別キャラクターとして誕生したということですね。ということは、クルムとヒューズはいわば兄弟みたいなものなのかも!?
クルムのボイスについては、優しくて癒しされることを前提条件に、ケモノらしい“オスっぽさ”もほしかったとのこと。たくさんのサンプルボイスを聞いた中でぴったりハマったのは佐藤拓也さんしかいなかったそうです。
また、クルムの名前は、彼の優しい性格を表現する“包む(くるむ)”が由来だそう。ちなみにタタンは自由奔放で足の速い“タタン”というステップの音からきているそうです。ダジャレが得意なレベルファイブさんならではな命名の仕方ですね。
さらに、ゲーム内でつぎに登場する新ステージの情報も明らかに。ある理由から過保護になってしまうクルムの心の傷を敵に狙われる展開とのこと……期待して待ちましょう!
イベント終盤にはサプライズゲストが登場!
イベント終盤に差し掛かったころ、会場にサプライズゲストとしてクルムを演じる佐藤拓也さんが登場。会場に今日いちばんの歓声があがりました。
「そこでビールを飲んでたら捕まった佐藤拓也です」とお茶目な自己紹介に続き、「すげぇ楽しそうだった、なんかうまそうなもの食ってるじゃないですか! めちゃめちゃお腹すきました!」とたたみかけると、会場は笑いの渦に。
『オトメ勇者』のプレゼントを賭けたミニゲームでは、ゲーム内のオーブ150個をかけたチャレンジに大成功。さらに『オトメ勇者』のグッズや、佐藤さんのサイン色紙などがプレゼントされる佐藤さんとのじゃんけん対決も行われ、大きな盛り上がりをみせました。
お知らせのコーナーでは、六天魔(シス・ブレイブ)の公開されていなかった残り4名のビジュアルが会場限定で先行公開されました。
最後までサプライズづくしだったイベントを締めくくった佐藤さんのコメントも紹介します。
佐藤さん「お腹はいっぱいになりましたか? みんなで同じテーブルで同じ料理を食べるのってすごく尊い時間だなと思うし、今日会場に集まった初めましての人だってクルムという共通言語があるのですぐ気持ちが近くなれますよね。
こんな暖かいイベントに参加させていただいてすごくうれしいとおもいましたし、クルムと出会えてよかったなと思います。あとクルムがウサギだったかもしれないという話は初めて聞いてびっくりしました。
なにはともあれ、まだまだ続いていく作品だと思いますし、こうしてみなさんにお会いして、直にこのゲームが暖かい心でささえていただいてるんだなというのを実感しました。どうぞこれからもこのゲームを応援してください。今日はどうもありがとうございました。」
1時間半にも及ぶ『オトメ勇者』ファンミーティングイベント“クルムと森のお食事会”。参加されたみなさんは、お腹も心もいっぱいになったのではないかと思います。
会場のみなさんは、“クルムが好き”という共通の話題があったためテーブルは終始和気藹々としており、佐藤さんのいう通り、とても和やかで暖かい雰囲気となっていました。今後もぜひ、ほかのキャラクターでもやってほしいですね!
ゲームでは、六天魔という新しいキャラクターたちが登場し、新たな局面へと向かっている『天惺のイリュミナシア~オトメ勇者~』。AGF2019の出展なども決まっていますので、今後の動向にぜひ注目していきたいと思います。
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