舞台オリジナルディビジョン“North Bastard”がもたらす化学反応にも注目!
音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』初の舞台化となる、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-(以下、ヒプステ)。
東京・品川ステラボールにて2019年11月15日より開幕し連日大盛況の公演が、本日12月1日に千秋楽を迎えました。
ここでは、開幕直前に行われたゲネプロから、本作の見どころを紹介します。
今作は『ヒプステ』第1弾として、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”と、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”を中心にオリジナルストーリーが展開。新たに登場した舞台オリジナルキャラクターのアカバネ・ディビジョン“North Bastard”も加え、テリトリーバトルの一端が描かれます。
“Buster Bros!!!”の兄弟の絆、“MAD TRIGGER CREW”の纏う独特な空気感、そして一郎と左馬刻の確執など、『ヒプマイ』の軸を抑えつつ、“North Bastard”という新たなライバルによって深掘りされるキャラクターたち。
それぞれのクセや、マイクの持ち方に歌い方、視線の送り方にいたるまで、細かな所作へのこだわりも徹底され、原作への想いの強さが伝わりました。
10曲を超える舞台オリジナル楽曲も必聴。各ディビジョンを象徴するような曲だけでなく、遊び心を感じさせるもの、ディビジョン同士のバトル曲もあり、これぞ『ヒプマイ』と思い切り盛り上がれると思います。
そして『ヒプステ』で印象深かったのが、役者・ダンサー・音楽・映像表現・舞台装置、これらすべてで“ヒップホップ”を体感できたこと。
とくにダンスの要素は、第一線で活躍するダンサーたちの圧倒的なパフォーマンスが物語を彩り、会場の空気すらコントロールしているようでした。
LEDスーツによる光のパフォーマンスや、ホログラムヘルメットなど、エキセントリックな演出が目を引きますが、可動式ディスプレイなどの舞台装置を駆使したテンポの良い場面転換も見どころ。
ラップバトルのスピード感を途切れさせることなく全編を駆け抜ける爽快感は、ぜひ会場で味わってもらいたいです。
ラップ、DJ、ダンス、グラフィティ……ヒップホップカルチャーを構成する要素が一気に押し寄せる体験は『ヒプステ』ならではの醍醐味。
原作でひとつの音楽ジャンルとしてヒップホップの世界に足を踏み入れたという方は、大きく世界が広がるのではないでしょうか。
公演概要
【公演タイトル】 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-
【期間・劇場 】2019年11月15日(金)~12月1日(日) 品川プリンスホテル ステラボール
【原作 】EVIL LINE RECORDS
【演出 】植木 豪
【脚本 】亀田真二郎
【キャスト】
▼イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”
山田一郎:高野洸
山田二郎:松田昇大
山田三郎:秋嶋隆斗
▼ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”
碧棺左馬刻:阿部顕嵐
入間銃兎:水江建太
毒島メイソン理鶯:バーンズ勇気
▼アカバネ・ディビジョン“North Bastard”
堂庵和聖:岸本勇太
狐久里梁山:南部海人
蛇穴健栄:松浦司
▼ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”
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(C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 公式サイト
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