八代さんがブラウン・べスの衣装で登場!

貴銃士×育成ゲーム『千銃士』がTVアニメとなって、2018年7月より放送開始予定! ここでは6月23日にTOHOシネマズ新宿にて開催された、“TVアニメ『千銃士』第1話先行上映会&キャスト舞台挨拶”のレポートをお届けします。

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『第2回 千銃士 LINE LIVE』レポートはこちら

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BGMが流れるなか、黒いローブを纏って顔を隠したひとりの男性が、古銃を手にゆっくりとステージに登壇。会場に集まったマスターたちも、その光景を固唾をのんで見守ります。

やがてブラウン・ベスの「絶対高貴!」という力強い声とともに、男性がローブを脱ぎ捨てたとき……銃の前に立っていたのは、ブラウン・ベスの衣装に身を包んだ八代拓さん! 「ブラウン・ベスです!」と爽やかに挨拶すると、そのあまりの違和感のなさにたくさんの拍手が贈られました。

さらにシャルルヴィル役の立花慎之介さん、スプリングフィールド役の蒼井翔太さん、ケンタッキー役の梶裕貴さん、ナポレオン役の浪川大輔さんも登壇し、「高貴に戦え!」「Be Noble!」のコール&レスポンスとともに舞台挨拶がスタート!

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▲八代拓さん(ブラウン・ベス役)、立花慎之介さん(シャルルヴィル役)、蒼井翔太さん(スプリングフィールド役)
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▲梶裕貴さん(ケンタッキー役)、浪川大輔さん(ナポレオン役)

貴銃士たちの個性の違いはお芝居にも!

歴史ある銃がキャラクターのモデルになっている本作。作品の第一印象について、八代さんはキャラクターの設定の細かさにびっくりしたと語ります。

蒼井さんと梶さんも、銃の種類の多さとキャラクターの個性に驚いたそう。なかでも、見た目が女の子のようなエカチェリーナ(CV:代永翼)、ニコラ&ノエル(CV:村瀬歩)、フルサト(CV:高城元気)は、外見だけではなく声も女の子のようなキャラクター。

特にフルサト役の高城さんのお芝居について、梶さんは「声も驚きましたし、イントネーションもすごい!」と感心しきり。様々な銃たちの個性の違いも、本作の見どころのひとつです。

ちなみに浪川さんは、ナポレオンの台詞の“!”マークの多さに注目。ナポレオンはキャラクターソングも、行進曲のような勢いがあると語っていました。メインテーマ曲について立花さんは、リズミカルでノリの良いなかにも、艶やかさ・気高さがあり、歌うのが難しかったと収録を振り返っていました。

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アニメ版の貴銃士たちはここが違う!

アニメ化でいちばん気になる、ゲームとの違いを語ってくれたのは八代さん。ゲームでは“マスターと貴銃士”の関係が描かれているのに対し、アニメでは“貴銃士同士の絆”が楽しめる作品になっているそう。

そこで気になるのが、それぞれの演じる貴銃士について。ブラウン・ベスのイラストがスクリーンに出ると、八代さんが着ている衣装の完成度に改めて注目が集まります。

もとは展示用に作られた衣装でしたが、スタッフさんから「八代さんサイズに作っておきました!」と言われたそうで、八代さんが着る未来は、水面下で約束されていたことが明らかに(笑)。

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そんな八代さんが思うブラウン・ベスの印象は、“まっすぐで素直”「心から思ったことじゃないと言葉にでないし、だからこそ思ったままに行動してしまう青臭さがある」のがブラウン・ベスだと語ります。

「ふだん、つい社交辞令や思ってもいないのに“すまん”って軽く謝ってしまうことってありますよね?」と言い、それをしないのがブラウン・ベスだと説明しようとしたものの、「僕らにもそういう“すまん”を言ったことあったの?」と先輩たちからすかさずツッコミが! さらに“心のこもっていない「すまん」”を、事務所の先輩である梶さんを相手に再現するという展開に、笑いが起こりました。

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シャルルヴィルの性格を「マスター第一」と語るのは立花さん。「戦うことがすべてじゃない」という飄々とした面は変わらないものの、アニメ版ではそこに“葛藤”が入ってくるとのこと。蒼井さんは、人懐っこくてがんばり屋で向上心の強いスプリングフィールドのことを、弟のように感じているそう。

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ケンタッキーはゲームではマスターにデレていますが、梶さん曰く、アニメ版では骨太で貴銃士同士の繋がりを大事にする男くささが印象的なんだとか。世界帝軍との戦いがひとつのキーワードでもある作品だけに、仲間への想いがより強くなっているようです。

浪川さんはナポレオンについて「アニメでは暗躍している面がチラホラ……」と意味深な発言。上映前ということもあり詳しくは語られませんでしたが、アニメへの期待が高まりました!

アフレコ現場で八代さんが目撃した“絶対高貴”

それぞれが思う“絶対高貴”というトークテーマでは、声優さんにとっての聖域・アフレコ現場での話題に。

八代さんは、直前まで談笑していた先輩がマイク前でスイッチを切り替える瞬間に、絶対高貴だと感じるそう。すると梶さんから「本番中に漢字の読み方を聴いてくる先輩がいる」、立花さんから「自分の出番を間違える先輩がいる」というタレコミが入ります。

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ここで、おもむろに立ち上がった浪川さんが「そんな先輩、いるわけないじゃん! 翔太くんも見たことないよね?」と援護を求めたものの、蒼井さんからは「ちょびっと☆」というまさかの答えが(笑)。結局、「これからもがんばって参ります!」と力強く宣言する浪川先輩でした。

最後の挨拶では、八代さんが「キャラクター同士の友情や葛藤、生き抜こうとする熱い気持ちが、演じていても見ていても感じられる作品だと思うので、ぜひ楽しんでください。僕も絶対高貴を目指します!」と力強くコメント。客席のマスターたちとフォトセッションをして、楽しい舞台挨拶は幕を閉じました。

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▲マスターたちとフォトセッション! 右の写真は、キャストがはける際の一コマ。先頭を歩く浪川さんを、後ろにいた4人が狙い撃ち!? ステージの下でひっくり返っているのが浪川さんです。蒼井さんと立花さんの狙撃スタイルが本気!

(C)アニメ『千銃士』製作委員会