前だけを見据えて突き進む、似た者同士のふたり!

乙女ゲームシリーズ『DYNAMIC CHORD』を原作とした舞台『DINAMIC CHORD the STAGE』が、いよいよ2019年5月11日よりヒューリックホール東京にて上演開始。

本公演に向けて、2次元と2.5次元の垣根を超えた夢の対談企画が実現! 全8回にわたりB’s-LOG.comだけの独占でお届けします。

第6回は[rêve parfait]ボーカル編<King×松岡卓哉>

 03_松岡卓弥×King

生演奏によるライブシーンと、自身の音楽と向き合うバンドマンのリアルな葛藤を描く舞台『DINAMIC CHORD the STAGE』。

本作の公演に向けて、音楽事務所兼レコード制作会社である“DYNAMIC CHORD”に所属している4つのバンド“KYOHSO”、“Liar-S”、“[rêve parfait]”、“apple-polisher”のメンバーと、舞台で彼らを演じるキャスト陣による対談企画が実現しました。

各バンドのボーカルとバンドリーダーが、キャスト陣との“ガチトーク”を展開。舞台化に関する話から、お互いの音楽や芝居に対する想いまで、たっぷりと語り合って頂きました♪

第6回は[rêve parfait]のボーカルKingさんと、舞台キャストの松岡卓哉さんによる対談をお届けします!


▲King(本名:香椎玲音)

▲King役:松岡卓哉

King:[rêve parfait]のヴォーカル、Kingだ!

松岡:『DYNAMIC CHORD the STAGE』でKingを演じる松岡卓哉です!

King:久しぶりだな、たっくん! 今日は対談ってことでよろしくな!

松岡:こっちこそよろしく! 玲音が舞台の現場に顔出しに来てくれたとき以来だよね。また会えてうれしいよ〜。

King:それこそオレのセリフだぜ。今日は[rêve parfait]のKingとしていろいろ質問していくからな〜!

松岡:うん。僕も玲音に聞きたいこといっぱいあるよ!

King:よし! じゃあ、まずは第一問! たっくんはアーティスト活動もしてるんだよな。音楽にハマったきっかけってなんだったんだ?

松岡:小さいころからカラオケに行くのが好きだったんだ。家族でもよく行ってて、アニソンもよく歌ってたし、物心つくようになったときにはテレビの音楽番組をたくさん見てた。それこそ録画して、そのとき放送してた音楽番組を網羅してたくらい。見てるうちに、歌っている人ってかっこいいなって。誰が、とかじゃなく、みんなが輝いて見えたんだ

King:シンガーって歌ってる時が一番生き生きしてるもんな。

松岡:そうなんだ。その中でも一番のきっかけは清木場俊介さん。歌も、歌声も表現の仕方もドストライクにハマって、自分でも挑戦してみたい気持ちが膨らんでいったんだ。

King:オレにとっての(KYOHSOの)YORITOさんみたいな存在ってことか?

松岡:そうだね。憧れの存在っていうのかな。そこからオーディションを受けて受けて……受けまくった。100回は受けたかな。

King:100回!?

松岡:それ以上かも(笑)落ちても次、落ちても次……って学生のころからやっていって、とあるオーディションで一万人以上の応募者の中からグランプリをもらって、今までたくさんのオーディションを受けてきたけど、それが一番規模の大きなオーディションだったんだ。

King:それに受かったんだな。すげーな、たっくん。オレは幸運なことにいまの事務所の社長に声をかけられて、認められて、メンバーと一緒に所属したんだ。楽な道って訳じゃもちろん無かったけど、上を目指す奴らばっかの中で掴み取ったたっくんは、本当にすごい! 尊敬するぜ!

松岡:ありがとう。きっかけってそれこそ人によって違うけど、僕はただただ音楽が好きで、歌うことが好きだった。学生のころって友達とカラオケに行く機会もあるじゃない? そのときに友達も「歌うまいんだから歌手になったら?」って持ち上げてくれて(笑)。そういう言葉で決心がついたっていうのもあるかな。

King:あー、わかる。オレも音楽はずっと好きだったけど、バンド活動をしようって思ったのはオレの歌をずっと聞いてくれてたKnight([rêve parfait]のドラムでKingの兄)の言葉があったからだしな。

松岡:そういう人からの言葉って自信になるよね!

King:だな! たっくんは音楽番組めちゃくちゃ見てたって言ってたけど、ライブとかコンサートには行かねーの?

松岡:興味を持ったアーティストのライブにはもちろん行くよ! 行けなかったとしても公開されている映像をチェックしたりね。

King:今でも熱心さは変わらないんだな。

松岡:そうかも(笑)。あとは友達が出ている舞台を見に行くことが多いかな。そこから良いものを自分の中にもインプットしていきたいと思いながら見てる。玲音はどう?

King:オレも同じだ! 事務所のほかのバンドのライブとか、知り合いのアイドルのコンサートとか、出演してる映画とか見るけど、嘘じゃなく全部刺激になるんだよな。いざってときに自分のなかに無いものって出せないから、これからの[rêve parfait]の曲やステージに活かせるようにどんどん取り入れるようにしてるんだ。だから、この間稽古場にお邪魔してたっくんたちの芝居を見せてもらったこともすっげー刺激を受けた。

松岡:そういえば玲音は興味深そうに見てたね(笑)。

King:おう! でも、たっくんが音楽が大好きだってことはわかったけど、芝居はどうして始めたんだ?

松岡:正直に言うと、最初は芝居は仕事の一環だったよ。歌を歌いたい気持ちが強かったし、アーティスト活動を中心にしていたからね。でもそんななかでも一年に一回くらいのペースで舞台に出演させていただく機会があって、最近は本当に芝居が楽しいんだ!

King:オレにも身に覚えがある〜(笑)。声かけてもらえんのは嬉しいけど、歌に関係ねーじゃんって思ったりした。本当は全部繋がってんのにな

松岡:玲音もそうだったんだね(笑)。芸能活動を初めて10年近く経つけど、始めは芝居についてわからないことだらけだった。演出家さんの言っていることもすぐに理解出来なくて、でもようやくわかってきて、いまは芝居の楽しさを感じてる。舞台も積極的に観に行くようになったし、どんどんその魅力に惹き込まれてるんだ!

King:音楽のこと話してるたっくんも生き生きしてたけど、芝居の話も同じくらい楽しそうだなって感じるぜ。ライブとか舞台の前に決まってやることってあるのか?

松岡:家を出る前に筋トレして身体を起こして、軽く準備運動をするよ。舞台のときは出演者みんな集まって体幹を鍛えるトレーニングをしたこともあったな〜。

King:確かに! 身体がすっきりしてると喉の調子も良い気がするよな。

松岡:玲音は決まり事みたいなものってあるの?

King:ん〜、決まり事っていうか、オレも最近はストレッチとかしてる。前に読んだYORITOさんのインタビューの影響だけどな(笑)。

松岡:玲音はYORITOさんが大好きだね(笑)。

King:今も昔も、オレの憧れの人だからな! でも、たっくんもすっげーかっこいいよ。物事にストイックっていうか……今回の舞台でも、結構オレのこと研究してくれてるよな。

松岡:ありがとう。そうだね、玲音の性格や人との関係性を理解して、歌の声質や歌い回し、玲音ならではの歌い方の癖なんかを何度も何度も聞いて勉強してる。まだまだ理解していかなくちゃいけないなって思うところはたくさんあるけど、表面上だけじゃない玲音の細かな一面も知っていきたいんだ。それに、玲音のことだけじゃなくてレヴァフェの曲もめちゃくちゃ聞いてるよ!

King:うわ、すっげー嬉しい!

松岡:DYNAMIC CHORDの4バンドの中でもレヴァフェはポップな曲調だけど、僕自身にもハマる曲調だなって思う。

King:ちなみに、たっくんの好きなレヴァフェの曲は?

松岡:どれもポップで好きだけど、やっぱり『CHECK☆MATE☆TONIGHT』が好きだな〜! 明るくて、自然と笑顔になれる。聞いた人が元気づけられる曲だよね。

King:『チェメナ』にオレたちレヴァフェの気持ちがこれでもかってくらい詰まってるからな。オレたちだけじゃなくファンであるQueenにとっても大切な曲だと思ってる。

松岡:玲音たちレヴァフェのみんながQueenのことをとっても大事にしてるって、この曲からも伝わってくるよ。だからこそ、[rêve parfait]で良かった。いただいた役が玲音で良かったって思うんだ。

King:へへっ、なんか恥ずかしーな(笑)。じゃ、最後に『DYNAMIC CHORD the STAGE』への意気込みを頼むぜ!

松岡:頼まれました! 正直、稽古の段階で不安なこともあった。これから本番を迎えるわけだけど、幕が上がってどんな反応が返ってくるかは未知の世界。でも、玲音たち4バンドのみんなが1つのフェスに向けてがんばったように、僕たちキャスト陣も同じように一致団結して1つの良い作品として作り込んでいってる。それぞれがそれぞれの演じるアーティストへ愛と尊敬を持って、観劇に来てくれたお客さんに「舞台も良かったね」って言ってもらえるような作品にしたい。せっかくいただいた機会、玲音たちアーティストのみんなに恥じない舞台にしたいと思ってるよ!

King:オレもたっくんたちのこと応援してる! たっくんにとっても楽しい舞台にしてくれよな!

松岡:ありがとう! 玲音のために頑張るよ!


明日は、Liar-Sのボーカル檜山朔良さんと三山凌輝さんの対談をお届けします! お楽しみに!

▼DYNAMIC CHORD the STAGE 独占対談企画▼





『DYNAMIC CHORD the STAGE』公演概要

【原作】honeybee black『DYNAMIC CHORD』
【脚本】おかざきさとこ(映画『春待つ僕ら』、『リベンジ girl』など)
【演出】石岡貢二郎(『うたの☆プリンスさまっ♪』ライブ、『ツキステ。』シリーズなど)
【劇場】ヒューリックホール東京(有楽町)
【キャスト】
<KYOHSO>
YORITO役:新里宏太
TOKIHARU役:杉江優篤
YUU役:山口大地
SHINOMUNE役:KEN’ICHI

<Liar-S>
檜山朔良役:三山凌輝
珠洲乃千哉役:服部武雄
榛名宗太郎役:正木郁
結崎 芹役:吉澤翼

<[rêve parfait]>
King役:松岡卓弥
Rook役:石賀和輝
Bishop役:とまん
Knight役:竹内唯人

<apple-polisher>
NaL役:藤家和依(ACT ONE AGE)
UK役:松井勇歩
Kuro役:稲垣成弥
Toi役:松村優

伊澄久臣役:塩川渉
加賀真実役:松村泰一郎
聖矢役:笹翼

公演日程

KYOHSOとLiar-Sをメインにした物語と、[rêve parfait]とapple-polisherをメインにした物語の2種が日替わりで上演予定。

【日程】2019年5月11日(土)~5月15日(水)

◆KYOHSO・Liar-Sメイン回
・5月11日(土)18:00
・5月12日(日)13:00
・5月13日(月)19:00
・5月15日(水)19:00

◆[rêve parfait]・apple-polisherメイン回
・5月11日(土)13:00
・5月12日(日)18:00
・5月14日(火)19:00
・5月15日(水)14:00

チケット情報

【チケット料金】ダイナーシート(非売品グッズ付き)10800円[税込]/一般席8800円[税込]
【ダイナーシート特典】非売品ブロマイド1セット(ミュージックビデオ一曲分のダウンロードコードが付属)
【チケット発売】

⇒チケットぴあ
⇒Confetti
⇒イープラス
⇒ローソンチケット

【主催】『DYNAMIC CHORD the STAGE』製作委員会(アルテメイト/ムービック/チケットぴあ)

『DYNAMIC CHORD』とは……

honeybee blackが贈るバンドをテーマにした乙女向け作品。

音楽事務所兼レコード制作会社である『DYNAMIC CHORD(ダイナミックコード)』に所属している4つのバンドにスポットを当てて、バンド音楽の楽しさや、バンドマンとの甘く激しい恋物語が描かれます。

登場人物

【KYOHSO】
YORITO(本名:城坂依都)
TOKIHARU(本名:英時明)
YUU(本名:黒谷優)
SHINOMUNE(本名:諏宮篠宗)

【Liar-S】
檜山朔良
珠洲乃千哉
結崎芹
榛名宗太郎

【[rêve parfait]】
King(本名:香椎玲音)
Rook(本名:月野原久遠)
Bishop(本名:百瀬つむぎ)
Knight(本名:香椎亜貴)

【apple-polisher】
NaL(本名:天城成海)
UK(本名:青井有紀)
Kuro(本名:黒沢忍)
Toi(本名:音石夕星)

(C)Arithmetic / (C)『DYNAMIC CHORD the STAGE』製作委員会