『剣が刻』の豪華情報&キャストが語る魅力とは?
10月6日に秋葉原エンタスにて話題の新作アプリ『剣が刻(けんがとき)』のメディア発表会と、公式ファンミーティング“絢爛豪華 奇譚の宴”が開催されました。
Rejetの岩崎大介氏がプロジェクト統括責任者を務め、Xiimoonと協業して贈る本作。2013年に発売され人気を博した和風奇譚AVG『剣が君』のスタッフが再集結し、絢爛豪華で壮大なストーリーを描きます。
イベントには立花慎之介さん(松尾芭蕉役)、河西健吾さん(飯綱役)、榎木淳弥さん(周役)、ファンミーティングからは梅原裕一郎さん(沙牟奢允(シャクシャイン)役)が登場しました♪
キャラクターと仲よくなれる“交流”も充実
読氏が描く艶やかなキャラクターが躍動する最新PVで幕を開けたメディア発表会。 ニッポン放送・吉田尚記さん進行のもと、10月10日のリリースに先がけて『剣が刻』日本版責任者のケン氏がゲームの概要を紹介しました。
『剣が刻』の舞台となるのは、人間や妖怪、鬼が暮らす“中津国”。そこには輪廻転生のある“現世”と、生死が停滞している世界“常夜”が存在します。物語に登場するキャラクターは“人族”、“鬼族”、“妖族”、そして彼らを侵略する“マレビト”に分かれているとのこと。
豪華キャストが演じるキャラクターは、なんと50人以上! 読氏のキャラクターデザインの段階で口癖、食の好み、他のキャラクターとの関係性など細かく設定されており、発表会でも貴重な設定画とともに紹介されました。
ゲームの流れについての説明では、ユーザーの選択肢によってストーリーが分岐することや、スチルも100枚以上用意されていることが判明♪
流れてくるブロックをタップする“戦闘”では、電車の中で吊革にぶら下がっていても片手でプレイできる気軽さをアピールしました。
そのほかにも、剣を鞘から引き抜いて仲間となる武者(むさ)を召喚する“神降”(ガチャ)も。
さらに“本陣”でミニキャラになった仲間を愛でることができる、“交流”の詳細も明らかに。
なんと、お風呂上りのキャラの髪を拭いてあげたり、食事を作って食べさせてあげるのはもちろん。口許に残ったごはんつぶを拭いてあげることができるんです……! これには進行の吉田さんも「(キャラとの距離感が)絶妙すぎる!」と絶賛していました。
続いて、各キャラクターの映像とともにキャスト陣が登壇! 自身が演じるキャラクターについて紹介しました。
立花慎之介さん(松尾芭蕉役)
「誰もが知る俳諧師で、表向きには女性にとても優しい人です。ですが、裏の顔は幕府の隠密で、二面性を持っているのが松尾芭蕉の特徴です。汚れることや虫やゴミが大嫌いで、すぐにお風呂に入りたがります。忍者なのにすぐお風呂に入りたがる潔癖症って大丈夫なのかな? と思いつつも、キャラクターとしてはおもしろいのかなと思っています。フランクに見えるけれど、任務を負った時はクールに仕事をこなす残酷な面をあわせ持っています。」
河西健吾さん(飯綱役)
「高尾に生まれた天狗です。生まればかりの赤ん坊なので、まだ飛べません。修験者の記憶を継いでいるので知識は豊富ですが、一般常識に欠けているところがあります。性別への意識がなく、女風呂で水遊びをしようとしたことも……。知識はあるけど、経験はないというようなキャラクターになっています。僕自身が関西の出身なので、関西弁でしゃべる飯綱に親近感を抱いて演じさせていただきました」
榎木淳弥さん(周役)
「鬼族の王族で、中津国の異変を調査するために旅をしています。可愛い見た目に反して、性格は少し生意気です。誰に対してもちょっと上から目線で接するけれど、どこか憎めない愛らしい一面がありますね。あと服が注目です。股の部分に布がないんです。布が少ないキャラクターが好きな方にぜひオススメしたいです(笑)」
キャスト陣のユニークなキャラクター紹介の後は、“AGF2019”への出展情報やリリース情報を発表して、第一部となるメディア発表会を終えました。
朗読劇にゲームプレイ、初めて&豪華情報尽くしのファンミーティング
続く公式ファンミーティングでは、3名のキャストに沙牟奢允役の梅原裕一郎さんが加わってステージの模様を生配信しながらお届け!
メディア発表会と同様にキャスト陣がファンに向けて、自身が演じるキャラクターをPRしました。
その際、周の衣装について榎木さんが「ちょうどコマネチをしたラインの布がない」と説明すると、立花さんが「それだけ聞くとやばい人みたいだけど、大丈夫?」とツッコミを入れて笑いを誘います。
一方、河西さんは飯綱がまだ1才だということを強調。「皆さん! 赤ちゃんですよ、かわいがってくださいね!」と呼びかけます。飯綱が女湯で水遊びをするという設定に合わせて河西さんが「一緒にお風呂に入ってください」と言うと、「若いからって許されないこともある」と再び立花さんのツッコミがさく裂していました♪
ファンミーティングから登場した梅原さんは、沙牟奢允について「蝦夷国の出身で中津国とは違う文化や信仰を持っていて、基本的には穏やかで優しいけれど、仇討ちという目的を持っています。若干影が見えるような会話も出てくるので、そういった部分も楽しんでいただけると思います」と紹介しました。
梅原さんに召し上がれ? 河西さんがゲームを試遊♪
沙牟奢允の好物である“カムイチェプ(鮭)”など、アイヌの言葉が多数登場し、イントネーションを確認しながら収録に臨んだ梅原さん。日本版責任者のケン氏いわく、参考文献は50冊以上にも及んだそうです。
そのエピソードに絡めて、立花さんが「松尾芭蕉はどうでしたか?」と投げかけると、回答はまさかの「2冊」。再び会場が笑いに包まれたところで、キャストによるゲームの試遊コーナーへと移ります。
ゲームをプレイするのは、河西さん。立花さんの「まずはガチャ100連から回そうか!」というかけ声で始まりましたが、出てきた画面は“入浴”。さっそく河西さんが、飯綱の髪を拭いてあげることに♪
しかし、河西さんは髪ではなく左胸をくり返しタップします。画面が周に切り替わっても、引き続き左胸をタップしていると、「余計なことはしなくていいから」とキャラクターからもツッコミのようなボイスが。あまりのタイミングの良さに、一同が笑いの渦に包まれました。
次に登場したのは“食事”の画面。沙牟奢允に料理を振るまうことになり、メニューから料理を選びながら河西さんが梅原さんに「梅ちゃん、何食べたい?」と質問。「カムイチェプ(鮭)」という返しがありながらも、食事を終えて口許を拭うターンに。しかし、河西さんがタップしたのは、やはり左胸で……。もはや会場のツッコミ担当となってしまった立花さんが、「これ、生配信だよね?大丈夫?」と確認するとさらなる盛り上がりを見せていました。
がんばる姫様をおもてなし! 初の生朗読を披露!
続いて迎えたのは、オリジナルシナリオによるここだけの生朗読のコーナー! 戦いから疲れて帰ってきた姫(ユーザー)のために、4人が宴を開くことに♪ 部屋の飾りつけを担当する芭蕉と飯綱、食材を獲って料理する周とシャクシャインに分かれて用意を進めます。
「可憐な姫様にぴったりのかわいい花」を集める芭蕉と、川でキレイな石をたくさん集めてきた飯綱。張り切る飯綱が翼をばたつかせると、潔癖症な芭蕉はお疲れモードに。姫の到着を待たずに、お風呂へと姿を消してしまいます。
一方、川で魚獲りに励む周と沙牟奢允。「沙牟奢允の兄貴」と呼んで慕う姿が愛らしい周は、彼が持つアイヌの道具に興味津々。たくさんの鮭を獲ったふたりは、温かい石狩鍋を作って姫の帰りを待つことに……。
初めて披露された朗読劇で、ゲームのプレイよりも早くキャラクター同士の関係性を垣間見ることができました♪ 演じていた立花さんも「普段の収録ではなかなか他のキャラと会話をする機会がないので、新鮮でした」とコメントしていました。
1位に輝いたのは光国! 一目惚れ選手権の結果を発表
事前にツイッターで行われていた企画『一目惚れ選手権』の結果が発表されました。リリース前ということで、純粋にキャラクターのビジュアルだけで人気投票を行うという斬新な企画。1位を射止めた徳川光国に続いて、周が2位、松尾芭蕉が3位、そして飯綱が6位と上位に入賞しました♪
結果とともに、スライドには受賞したキャラクターのイラストとお礼コメントが! 松尾芭蕉の「嬉しいよ、ありがとう。でも君に一目惚れしたのは僕の方だけどね。」など、甘いメッセージを口にするキャラクターたちですが、セリフとは裏腹に手に武器をかまえた芭蕉や周の姿にキャスト陣がツッコミを入れるシーンも。
『剣が君』とのコラボや、美麗フィギュアなどの展開が明らかに!
ファンミーティングが後半パートに差しかかると、ケン氏から次々と新情報が発表されました。夏祭りや“常夜”をイメージさせるような黒い衣装など、“着せ替え”による衣装差分が登場! なんとアプリ内イベントなど、1年先の予定がすでに決定しているとのこと。
闇を感じさせる飯綱のビジュアルに、進行の吉田さんは「ぜひ闇の河西健吾さんの声が聴きたいです」とリクエスト。河西さんは「新しいボイスを録る機会が楽しみです」と意欲を示していました♪
続いて、重大発表として明かされたのは『剣が君』とのコラボイベント開催の決定! スライドに『剣が君』の文字が映し出されると、悲鳴が上がり、感極まって涙ぐむファンの方も……。『剣が君』のキャラクターたちの新ビジュアルはもちろん、イベントのためのシナリオもしっかり用意されているとのこと! 続報にご期待ください!
豪華すぎる発表が続き、早くもグッズ展開の情報も解禁♪ 徳川光国のフィギュアや、飯綱、布都御魂の美麗すぎるドールが紹介されました。その際、なんと布都御魂のドールが会場に登場するサプライズも!
忠実に再現された洋服や、睫毛の先まで繊細に作り込まれたクオリティの高さにため息の声が……。現物は会場内に展示され、撮影&拡散自由という太っ腹ぶりでした。
ゲームのリリースに先がけて、豪華すぎる内容で構成されたファンミーティング。最後はキャスト陣のメッセージで締めくくられました♪
立花慎之介さん(松尾芭蕉役)
『剣が刻』は非常に絵がキレイで、キャラクターが画面上でいっぱい動くところが特徴だと思います。バトルもすごく簡単なので、ゲームが苦手な方にもプレイしやすいアプリではないかなと思いました。
キャラクター数が50を越えるということなので、プレイしていくうちに推しが見つかると思いますし、もう推しがいるよという方には推しを自分の手元に呼んでくるためにジャブジャブ課金していただきたいと思います(笑)。
これからとっても盛り上がっていくコンテンツだと思いますので、僕たちも宣伝していきたいと思っていますし、皆さんもぜひ友だちを誘って作品を応援していただければうれしいなと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
河西健吾さん(飯綱役)
皆さま本日はお越しいただき誠にありがとうございました。リリースまであと4日ということで、皆さんにはあと4日で各々の推しをこすっていただけると思います(笑)。今しばらくお待ちいただければ幸いです。本日はありがとうございました。
※取材当日は10月6日でした
榎木淳弥さん(周役)
皆さん、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。いろいろ発表がありましたとおり、すごく力を入れてゲームを作ってくださって、とても高いクオリティのものができあがっていると思います。
ぜひ多くの方に楽しんでいただいて、長く楽しんでいただけるような作品になっていると思いますので、『剣が刻』の世界を楽しんでください。リリース日、よろしくお願いします。ありがとうございました
梅原裕一郎さん(沙牟奢允役)
配信前にもかかわらず、いろんな情報が解禁されて驚いています。会場の皆さんや配信を観てくださった方にはクオリティの高さが伝わったと思いますので、ぜひ色んな方に広めていただいて一緒に楽しんでいただけたらいいなと思っております。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
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