『いろは編』今夏より本格展開スタート予定!

“甘く、激しく、苦しいほどの恋”を、由良氏が描く美しいキャラクターと“花札”をベースにした和の世界観で描く『華アワセ』

“最後の物語”である『いろは編』が今夏より本格展開を開始することを記念して、1作目『蛟編』のメインキャラクター・蛟を始めとする登場人物や、『華アワセ』の世界観と物語をご紹介します。

『華アワセ』は、花札と似たルールで行なわれる“華遷(かせん)”をベースにゲームと物語が進行。

“華札”が持つ力を引き出すことができる能力者(華詠)と、彼らの力を増幅させるパートナー(水妹)がペアとなって華遷のバトルに挑みます。

物語

主人公のみことは、ある事件をきっかけに華遷を学ぶ名門・華遷国立学園(通称、華園)に編入します。

不思議な“鬼札”の導きで、華詠を支える伝説の水妹“泉姫(せんき)”候補になった主人公。

彼女は華園で、五光と呼ばれる4人の男性に出会います。学園でもトップ5に入る華詠である五光、彼らのなかから華遷のパートナーを選ぶことに……。

一般の世界からかけ離れた“華園”で始まる、泉姫候補としての日々。その裏で、泉姫を狙う闇の組織がさまざまな事件を巻き起こします。

華遷を悪事に使う“仇花”や、人間に憑依して災いを起こす“うつろひ”

主人公はペアとなった五光とともに、命を懸けた“華アワセ”で彼らに立ち向かいます。

複雑な過去や謎を持つ五光との絆を深めていくなかで、彼女は“泉姫”として覚醒するために華詠の腕を磨いていくのですが――。

登場人物

地仙、鴻鵠、月光、桜花、鳳凰の札を与えられ、それぞれの組を束ねるリーダー的存在・五光。

謎のベールに包まれた、美しい5人の男性たちと主人公をご紹介します。

 みこと 主人公・みこと(名前変更可能)

一般の高校から、華園に転入した少女。

お菓子作りとカードゲームが好きで、華遷も娯楽として親しんでいた。

恋愛ごとには疎く、少し鈍感なタイプ。

 いろは いろは/CV:寺島拓篤

学園で最も優れた能力を持つ、地仙組の華詠。

全身に色気を漂わせ、周囲の生徒から羨望の視線を集める。

寡黙で、自身の感情を表に出すことはほとんどない。

 ミズチ 蛟(みずち)/CV:福山 潤

鴻鵠組に属する、名門一族出身の華詠。

掟で自身を律する、生真面目な性格の人物。

融通が利かない堅物だが、自分が決めたことは必ず貫く情熱的な面を持つ。

 姫うつぎ 姫空木(ひめうつぎ)/CV:立花慎之介

月光組を預かる、博愛主義的な華詠。

争いごとを好まない穏やかな人柄で、男女から人気がある。

自分よりも相手の気持ちを優先するあまり、感情移入しすぎてしまうことも……。

 カラクレナイ 唐紅(からくれない)/CV:日野 聡

桜花組に属する、天才肌だが好戦的な華詠。

独占欲が強く、自分のテリトリーを侵す存在には容赦しない。

破天荒な振る舞いで、華園ではトラブルメーカー的な存在。

 うつつ うつつ/CV:杉山紀彰

鳳凰組の華詠だが、2年進級時に五光に選ばれてから行方不明に。

現在の彼について詳細を知るものはおらず、その素性も謎に包まれている。

主人公に対する執着心は、誰よりも強い。

ゲームの進めかた&『蛟編』の魅力をプレイレポ!

『華アワセ』は基本的にアドベンチャーパート形式で進みますが、ストーリーには華遷で戦う“華闘”や“華アワセ”が深く関わってきます。

物語はまず主人公が華園に転入するところからスタート! いろはの水妹・百歳の熱烈な歓迎を受けます。

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▲ある事件で偶然手にした鬼札、それを返すために華園を訪れた主人公。その鬼札が、彼女を泉姫候補に導く運命の1枚に。
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▲由良氏が描くキャラクターは、女性キャラもすごく魅力的! 主人公のお姉さん的な存在の百歳は、美人なうえに頼り甲斐のある女性です。

華詠を選ぶ儀式では、が主人公のパートナーに選ばれます。

主人公に対して折り目正しく接し、少しの隙も見せない蛟。

彼の周囲には、蛟を崇拝する熱狂的な水妹たちが取り囲み、主人公はさっそく目の敵にされてしまいます。

華園のさまざまな場所でイベントが発生しますが、華遷講義室では、主人公の華詠の腕を磨くトーナメント戦“華闘”に挑むことができます。

ここで華詠のランクを上げることは、ストーリーの進行には不可欠!

“華闘”以外でも、学園内で行われる“華うつし”、“うつろひ”や“仇花”と立ち向かう“華アワセ”など、華遷がたくさん登場します。

いずれもプレイの流れは同じで、花札のように手札の6枚で役を作って高い点数を狙います。

この華遷、比較的花札の経験がある筆者も最初は役がうまく作れず、こんな調子でストーリーを進行させられるのだろうか、とつい不安に……。

しかし、まずは“華闘”で同じランクの相手と手合わせすることで体力や攻撃の数値、役を作る手札の種類が増えていくのでご安心を!

プレイ回数を重ねるうちに、役を作るコツが見えてきます!

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連続して役を作る“こいこい”を選択すると、連続攻撃が可能に。逆に失敗すると相手から一方的にダメージを与えられてしまうので、どこまで続けるかの駆け引きもスリリングで楽しめます。
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パートナーである蛟と挑む“華アワセ”。一定条件をクリアすると↑のような特別なグラフィックを見ることができます♪

シリーズ1作目『蛟編』の恋愛面での注目ポイントは、いままで恋という感情を遠ざけて生きてきた蛟と、同じく恋愛に奥手な主人公が想いを重ねていく過程です。

華遷で勝利したご褒美で、学園からデートの機会を与えられたふたり。

しかし、記念すべき初デートは“うつろひ”の襲撃によって思わぬ展開に――。

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待ち合わせの時間を、百歳に相談する生真面目ぶりには思わずクスリ。
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▲不器用な言葉で、デートのやり直しを提案する蛟が微笑ましい!

華詠と水妹の関係になった当初、必要以上に主人公に触れない掟を作り、自らに課していた蛟。

しかし、幾度かの試練を乗り越えるうちに主人公への信頼を強めていきます。

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掟よりも大事なものがあると語る主人公に、耳を傾ける蛟。彼女の真っ直ぐな想いが、彼の心にまっすぐに刺さります。

主人公が無事“泉姫”に覚醒できるのか、蛟との恋は成就するのか――。

その運命にも、やはり蛟を縛る“掟”が大きく立ちふさがります。

初めて恋を知り、その先にある感情を手に入れるまでの物語をぜひ実際にプレイして見届けて頂きたいです!

『華アワセ』では各シリーズごとにハッピーエンドを迎える男性が変わりますが、各編でしか見られない五光のエンディングも用意されています。

物語全体の秘密は1作品ごとに少しずつ明らかになっていくので、華遷の腕を磨きつつ、真相に近づくのも楽しみのひとつですね。

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