DTMとの出会い、挫折、紆余曲折の音楽活動を経て
2025年に音楽活動20周年を迎えた、大人気ミュージシャンのヒゲドライバーさん。
ピコピコ系ミュージシャンとして活動する傍ら、歌手・アイドル・ゲーム・アニメなど幅広いジャンルに楽曲提供をしています。
ビーズログ6月号(4月20日発売)では、そんなヒゲドライバーさんのインタビューが到着!
これまでの音楽活動の振り返りや、自身が手掛けた楽曲についてたっぷりとお話を伺いしました♪
ここでは本誌発売に先駆けて、
ヒゲドライバーさんが音楽活動を始めたきっかけや、ミュージシャンになるまでのお話をお届けします!
▼ビーズログ6月号(4月20日発売)では、ヒゲドライバーさんが手掛けた楽曲についてのインタビューを掲載! さらに、『A3!』夏組楽曲や声優・土岐隼一さんの楽曲提供の裏話も。4月20日の発売をお楽しみに♪
ヒゲドライバーさんインタビュー
初めての音楽活動は中学2年生
――ヒゲドライバーさんが音楽活動を始めたきっかけを教えてください。
きっかけとしては、中学2年生のときにフォークギターを始めたことですね。その頃は、ゆずが『夏色』でバーッと注目された時期なのですが、すごく影響を受けまして。友だちと“ろば”というフォークデュオを組んで、ゆずの真似事みたいなことをしたり。オリジナル曲を作ったのも、そのときが初めてでした。
“ろば”は中学時代の遊びみたいな感じだったので、すぐに活動は終わってしまったのですが、僕のなかではその頃からプロのミュージシャンを目指したいという気持ちがあったんです。
――そこから、どのようにプロの道に進んだのですか?
大学生の頃、パソコンで曲を作れる……いわゆるDTM(デスクトップミュージック)の存在を知りまして。ピコピコした音楽で面白いことをしたらウケるかもしれないと思い、地元の友だちを誘ってヒゲドライバーというユニットをふたりで始めたんです。
ヒゲドライバーの“ヒゲ”は、ピコピコ界でいちばん有名な(ゲーム『マリオシリーズ』の)マリオがヒゲを生やしているということで、それをいただいて。“ドライバー”は、たまたま思いついた語呂のいい言葉なんですけど。ところが、それもまた、すぐに相方が就職のために抜けてしまい、ソロとして活動することになってしまったんです。
――では、影響を受けたアーティストというと、ゆずになるのでしょうか。
自分で音楽をやってみたいと思うようになったきっかけとしては、とても大きな存在ですね。ただ、音楽自体はいろんなジャンルを好きで聴いていて。ゆずの後は、パンクにハマったんです。
世代的にちょうどメロコアが流行っていたので、Hi-STANDARDとか銀杏BOYZとかがめっちゃ好きで、本当はパンクバンドを組みたかったんですよ。それで、大学の軽音サークルに入ろうとしたのですが、みんながヘラヘラしながらのほほんとやっている姿を見て、自分には合わないなと。僕としては、プロのミュージシャンを目指して本気でやりたかったから。
でも、今思えば、それが当たり前ですよね。大学のサークルですから。僕がパンクの精神が強すぎたのか、尖っていただけで(笑)。
そこから、ソロでできることはないかなと模索していたときに出会ったのがDTMで。あらためて、ヒゲドライバーとして活動を始めました。
紆余曲折あった音楽人生
――昨年、音楽活動20周年を迎えられました。音楽活動が軌道に乗るまでに時間がかかったそうですが、そのなかで大きな転機となった出来事はありましたか?
1回、音楽をやめようとしたタイミングがありました。
あれは2010年頃かな、東京に出てきたはいいけど、なかなか活動もうまくいかなくて、全部たたんで実家に帰ろうかなと思ったんです。その時期に、『ヒゲドライバー・トリビュート』と『HIGEDIUS』という2枚のCDをリリースしたのですが、これがあまり売れなかったら地元に帰ろうと。
初めてコミケに参加して頒布したら、そこそこの売れ行きだったんです。
――ものすごく売れたわけではないけど、もう絶対に帰ろうと決意するほどひどい売上でもなかったと。
そう。微妙だったから、またそこで悩んでしまったんです。そんなとき、声優の平野 綾さんが事務所を移籍して新たに活動を始めるということで、アルバムの楽曲提供の話に僕の名前が上がったらしいんです。ただ、確実に使ってもらえるわけではないと。でも僕としては、「それをやらせてもらえるなら、頑張って東京に残ろう!」と思えるきっかけになる出来事だったので、ぜひ採用してほしいと。
そんな僕の覚悟を、ウチの事務所の代表が先方に伝えてくれたのですが、それを平野さん本人がお聞きになったらしくて。そんな思いでやってくれるのであればと、僕の曲を採用してくれたんです。
――そんなステキなエピソードが!
しかも、そのアルバム(『Sunday』)のリード曲になって、MVまで制作してもらって。レコーディングの現場で平野さんにお会いしたときには、「実家に帰らなくなってよかったね」と言ってくださって! そのときから、平野さんは僕の命の恩人なんです。
――20年という音楽活動のなかで、これまで多くの楽曲を生み出してきましたが、とくに印象に残っている曲というと?
ものすごく最近のものですが、15周年を迎えたときに作った『大したことじゃない』という曲ですね。この曲で、ミュージシャン・ヒゲドライバーというものを特徴的に出すことができた気がするので。
あと、ありがたいことに、ミュージシャンの方々からたくさんのリアクションをいただいたんです。しばらく連絡をとっていなかった知り合いのミュージシャンから、「聴いたよ」というメールをもらったり。僕はKICK THE CAN CREWのMCUと仲がいいのですが、曲を聴いて感動したといって彼が『大したことじゃない』をカバーをしてくれたり。本当に作ってよかったと思います。
▼ヒゲドライバー『大したことじゃない』MV
2021年に音楽活動15周年を記念して作られたシングル曲。
――『大したことじゃない』の歌詞では、ご自身のことを書かれているのかなと感じます。
自分のことというよりも……この曲を作ったときって、コロナ禍の真っただ中で。自分は今、ミュージシャンとしてなにができるんだろうとか、すごく考えていた時期なんです。
自分の無力さを感じながらも、自分にもできることがある気がする、というところで作り始めたので。世の中の声などを取り入れながら、最後、大サビで自分の声を歌う、みたいな作りにしているんです 。
世の中の声を知るために、ネットサーフィンをしながら、いろんな掲示板のドロドロした話とかを読んだり(笑)。僕自身も心を病みながら、でも、こういう声があるのも事実なんだということをしっかりと受けとめて詞にして。最後にアンサーとして、自分の歌詞をのせるという作り方をしました。
そういう意味で、とても印象に残っているし、ヒゲドライバーのまとめのような曲になった気がします。
▼ビーズログ6月号(4月20日発売)では、ヒゲドライバーさんが手掛けた楽曲についてのインタビューを掲載! さらに、『A3!』夏組楽曲や声優・土岐隼一さんの楽曲提供の裏話も。4月20日の発売をお楽しみに♪
ヒゲドライバー プロフィール
インターネットを中心に活動しているピコピコ系ミュージシャン。自身の楽曲制作以外にも、歌手・アイドル・ゲーム・アニメへ数多く楽曲を提供している。
2016年1月には活動10周年を記念したベストアルバム「ヒゲドライバー 10th Anniversary Best」、2020年には活動15周年を記念したKADOKAWAアニメベストアルバム「ひげこれ! HIGE DRIVER BEST in KADOKAWA ANISON」を発売。
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