『囚われのパルマ』主演・梅原裕一郎さんにインタビュー!
孤島の収容所に囚われた記憶喪失の青年“ハルト”との恋愛が楽しめるカプコンの新作ゲーム『囚われのパルマ』。
近日配信予定の本作より、主演のハルト役を務める梅原裕一郎さんのインタビューをお届けする。
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梅原裕一郎主演! カプコンによる体感恋愛アドベンチャー『囚われのパルマ』近日配信
▼開発者が本作のヒミツを暴露!?
【週刊ファミ通インタビュー完全版】梅原裕一郎主演『囚われのパルマ』が期待せざるを得ない理由(前編)
大ボリュームのシナリオ、そしてストーリーに潜む謎が魅力の本作
――収録のご感想をお願いいたします。
梅原 『囚われのパルマ』は、大ボリュームの作品でしたので、長い期間をかけて収録させて頂きました。
毎週のように収録を進めていったのですが、とてつもないセリフの量でして。いままで僕が経験した収録の中でもいちばん多かったんじゃないかと思います。
ですので、プレイされる方には、ボリューム面でもかなり楽しんで頂ける内容になっていると思います。
――本作の魅力について教えてください。
梅原 進めば進むほど謎がいくつも出てくるという内容になっています。その謎が、話の根幹になっていて、主人公であるプレイヤーの行動によってハルトくんが記憶を呼び覚ましていきます。
また、ハルトくんとプレイヤーの距離が近づくにつれて彼自身にも変化が起きて、受け答えが変わっていくんですね。
最初はそっけなかったのに、だんだんとプレイヤーの話を聞くようになったりとか。
ふたりの距離が縮まると、親しい人と話すときのように声のトーンも高くなっていきます。
彼が自分の過去を取り戻していく過程で、自分の好きなこととか、そういうものに対してはけっこう饒舌に話すシーンもあったりするんですよ。
そういう部分でも、変化するハルトくんを感じられるゲームになっていると思います。
そして、最終的に彼が持っている能力とプレイヤーに何の関わりがあるのか、彼の謎が紐解かれていく中でふたりの関係がどうなっていくのかというところが、ストーリーのメインになるんじゃないかなと思います。
メッセージのやりとり、差し入れ、そして監視!? そのほかお楽しみ要素などのシステムにも注目
――本作はこれまでにないシステムで、より没入できるゲームとなっていますが、とくにおもしろいと感じたシステムについて教えてください。
梅原 ゲーム内でSNSのようにハルトくんとメッセージのやり取りができるんです。
そのシステムが本当にリアルなんです。主人公がメッセージを送ると、ちょっと経ってから返事が返ってきたりとか。
そこでのメッセージのやり取りが、収容所の面会で話題になることもあって、それがリアル感を高めるので、おもしろいなと思いました。
それから、ハルトくんに差し入れもできるんですが、差し入れるものによっては、面会での話のネタになったりするんです。彼に差し入れしたことがきっかけになって、状況が変わっていくところも楽しんで頂ければいいですね。
それと、監視カメラでハルトくんを見るというシステムもあります。彼のプライベートが丸見えなので、そこはハルトというキャラクターを理解する上でも、とてもおもしろい要素なんじゃないかと思います。
――本編以外の要素として、さまざまなコンテンツが用意されていますが、とくにオススメのものを教えてください。
梅原 本編とは違って、夢の中のハルトくんと遊ぶコンテンツがあるのですが、そこでは本当にいろんなパターンのハルトくんを楽しく演らせて頂きました。
いろいろとハルトくんなりに遊んでみたという感じで、夢の中ならではの一面が出ているかと思うので、ぜひプレイして頂ければと思います。
――ファンへメッセージをお願いいたします。
梅原 ストーリーの根底にあるテーマは重厚な部分もあったりするんですが、ハルトくんと過ごす日々の中で、彼が主人公であるプレイヤーに惹かれていって、ときには甘いセリフを言ったりもするので、この世界観と恋愛を楽しんで頂ければと思います。
それと、ゲーム内にはいろんなコンテンツが用意されています。
ハルトくんへの差し入れやSNS風のメッセージ機能、さらに妄想を叶えるコンテンツと、本当に盛りだくさんです。
皆さんが楽しめるゲームになっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。