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『イケメンシリーズ』でおなじみのサイバードによる、
『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ』。
王宮を舞台に、
甘くときめくシンデレラストーリーが描かれる本作が、
4周年記念に初のドラマCD化!
収録を終えたばかりのキャストインタビューをお届けいたします。

B’s-LOG1月号(11/19発売)では、
石川界人さん(アラン役)、
立花慎之介さん(ルイ役)、
間島淳司さん(ジル役)、

日野 聡さん(レオ役)、
小西克幸さん(ゼノ役)

のインタビューをお写真付きでお届けするので、お楽しみに♪

■収録後インタビュー

――収録の感想をお聞かせください。

石川さん:丁寧に収録することができたので、キャラクターがブレることなく演じることができました。
ダミーヘッドマイクで収録したシチュエーションは、動きと時間を意識したので、
楽しんでいただけるのではと思います。

立花さん:今回はダミーヘッドマイクで収録しました。
ダミヘは動けるので、実際にお芝居しているような感じがして好きなんです。
ルイくんは、キャラクターとしてはミステリアスでクールですが、
ドラマCDの内容的にはヒロインと恋人関係になっている段階。
仲がいい状態なので、甘めなルイを見せられたかなと思います。
距離の近い甘さというのをふんだんに聴いていただけたらと思います。

間島さん:女性向けの作品で演じる機会があまりなかったので、
ふだん出ている男性向けの作品との演じかたの違いを感じた収録でした。
より聴いてくださる方に寄ったお芝居や、夢のような世界観に見合うお芝居が求められるので、
難しくもあり、役者としては新鮮味もあっておもしろかったです。

日野さん:僕が演じたレオはナンパなキャラクターですが、王宮が舞台のドラマということで、
甘かったり、ただチャラいだけじゃない“宮廷の官僚”らしさを踏まえてのお芝居を心がけて演じました。
たとえば、知的な面を匂わすために、語尾に気を付けてみるなど、端々までこだわって演じています。

小西さん:久々のダミーヘッドマイク収録でした。
動きながらお芝居するのが楽しかったです。景色が見えました!

 

――演じられたキャラクターの魅力をお聞かせください

石川さん:出会った当初はあまり良い印象がない感じで接してきたキャラクターですが、
時間を追うごとに心を開いていくという、攻略のしがいのあるキャラクターだと思います。
元々の性格は優しく熱くとても一途なキャラクターなので、
そこを引き出すととても甘いのが魅力だと思います。

立花さん:ふだんはクールで、他人に対して興味がなさそうな部分がありますが、
自分が心を許した人に対してはすごくやさしく振る舞える子なんです。
ギャップがめちゃくちゃ大きいわけではないですけれど。
そのクールな部分とやさしい部分を感じ取っていただけるとうれしいです。

間島さん:ジルは、教育係で神経質だけど色気があるという、いろいろな面を持ち合わせている人なので、
ふだん演じる役にはない挑戦がいくつもありました。
台本通り自然にやってしまうとただの爽やかな人になってしまうので、
そこにどうやってジルらしさを芝居で出していくかが求められた気がします。
しかも『イケメン王宮』は、すでにユーザーさんの中にキャラクターや物語がしっかりある作品。
自分が台本を読んで感じた解釈を、みなさんが持っているジル像に近づけるための作業が大切でした。

日野さん:すごくナンパな男に見えますが、彼自身が抱えているものや
プリンセスと恋仲になっていくなかで見えてくる彼の真面目な部分は、ギャップであり魅力ではないでしょうか。
プリンセスに対する真摯な面は彼の人柄がとてもよく出ているように感じました。

小西さん:一見クールに見えますが、誰よりも優しいところ。

――印象に残ったセリフやシチュエーションがあれば教えてください。

石川さん:ニンジンのグラッセを、二人羽織のような形で皿に盛り付けるというシーンです。
もちろんキュンキュンする展開にはなっていますが、
僕はどうしても「落語の世界の二人羽織みたいだなと……」思いながら
グラッセを想像して演じたので(笑)、すごく印象に残っています。

立花さん:お風呂に入るシーンですね。
意外に踏み込んでいて、「これはアリなんだ!? スチルがついているように見える!?」とドキドキしていました。
想像以上に距離が近い感じ、仲が深まった感じがこのドラマCDのひとつの魅力だと思います。

間島さん:好きという思いを伝える時も、相手を気遣う時でも、とにかく相手をからかいたがるんです(笑)。
からかうって自分に余裕がある人がやることだと思いますが、むしろかまってちゃんなのかなって。

日野さん:「自分の名前を憶えていてね」という台詞に、ナンパっぽさだけでなく品を感じました。
レオと恋仲になっていくとこの言葉は大事になってくるので、この出会いのシーンの言葉は印象的です。
個人的には日常で絶対に言えない言葉ですね。

小西さん:あっという間にふたりの時間は終わってしまうので、聞き逃さないように。

――『イケメン王宮』は庶民の女の子がプリンセスに…!というシンデレラストーリーですが、
ご自身にとっての運命的な出逢いはございますか?

石川さん:同じイケメンシリーズの『イケメン幕末◆運命の恋』に出演している内田雄馬くんとの出会いは
ありがたかったと思ってます。
先輩の杉田智一さんが仲良くなれるだろうと引き合わせてくれたのですが、案の定仲良くなれました。
いまでも時間が合えば遊びに行くような仲です。

立花さん:昔、現代国語のテストで吉本ばななさんの小説から出題された問があったんです。
その小説の内容が超絶おもしろくて、いまでもずっと覚えています。
“人間は、立ち位置が変わった瞬間にまったく逆のことを思う”という内容なんですね。
例文としてあったのが、“朝の満員電車を待ってホームに並んでいる人たちは、
外にいるときは是が非でも電車に乗ってやろうという気持ちだが、
1歩でも車内に踏み込んだ瞬間に、これ以上乗せてなるものかと思う”と。
試験そっちのけで、吉本ばななさんの感性っておもしろいなって思いました。
1歩踏み込んだ瞬間に人の心が変わるというのが、なぜだか心に引っかかったというか、刺さったんです。
これがいま何の役に立っているかはわかりませんが、僕にとっては運命的な文章との出会いです。
ただ、ひとつの物事を違う角度で見られるようになったというか、こんな風に見られるものなんだなと思いましたね。
その文章には、いろんなおもしろさが詰まっていたと思います。

間島さん:この仕事ができていることがシンデレラストーリーですね。
作中ではジルがプリンセスを候補に指名していますが、僕にとってのジルは、養成所の先生。
ちょうど1年の課程が終わり僕らが卒業するタイミングでその先生も学校を辞めて劇団を立ち上げたんです。
その劇団にオーディションで選んでいただけたこともうれしかったですし、
いまにつながるきっかけの一つだと思います。
今年の出逢いだと、客演で出させていただいた知り合いの劇団ですね。
稽古終わりにビアガーデンに行って大盛り上がりしたんですが、
30半ばを越えたいまそんな場所があることがうれしかったです。

日野さん:このお仕事をやっていると、いろいろな作品やたくさんのかたと出会えるので、
どの出会いも運命的です。
その一つ一つがあるからこそ、今こうして声優として活動できているわけですから。
もっと日常的なものだと、「間に合わない! タクシーに乗りたい!」と思った時に、
手を挙げて待っていたわけでもないのにちょうど空車のタクシーが目の前に来たときです。
運転手さんとのめぐりあわせに感謝しますね(笑)。
運命的と言えばあともうひとつ! 実家で飼っていた犬が“レオ”という名前だったので、
この役をいただいた際はうれしかったです。
レオと名のつくものには愛着がわきますね。

小西さん:色々な体験、経験をさせて頂いてる毎日が、ドラマティックストーリー。

 

――最後に、ビーズログ読者へのメッセージをお願いします。

石川さん:4周年を迎えた『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ』に、
初めてボイスがついてドラマCDとしてリリースされるということで、本当におめでとうございます。
聞くところによれば、アランは皆さんに愛されているキャラクターとのこと。
そんなアランに声を当てさせて頂けて光栄です。
その話を聞いた上で一生懸命声を当てましたので、是非とも聴いていただけたらうれしいです。
よろしくお願いします。

立花さん:皆さんの応援がどんどん高まっていけば、
ドラマCDだけじゃなくていろんな展開も起こるのではないかなと思っていますので、
これからも『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ』を末永く応援していただけるとうれしいです。

間島さん:もともと存在する作品に声を付けるというのは非常にプレッシャーがあります。
でも出来上がっている世界観に追いつこうとすることや、ふだんの芝居とは違う作り方ができるので、
僕にとってはとてもプラスになる収録でした。
まだ知らない方にはぜひこのドラマCDをきっかけに、好きになっていただけたらうれしいです。

日野さん:また一つ素敵な役との出会いがあってうれしい限りです。
イケメンばかりですし、声もイケメンな方ばかりがそろっていますので、ドラマCDを楽しみにしていてください。

小西さん:4周年を迎え、ついに声がつくということで、皆様のイメージを壊してしまっていたらすみません。
母親のような気持ちで聴いてください。

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『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ vol.1 ~アラン・ルイ編~』
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発売中!

発売元:株式会社サイバード/株式会社フロンティアワークス
価格:豪華盤 各2800円[税抜]/通常盤 各2300円[税抜]
キャスト:石川界人(アラン)、立花慎之介(ルイ)、間島淳司(ジル)、日野聡(レオ)
特典:ミニシナリオ付ブロマイド(アラン/ルイ)をランダム封入

 

★豪華盤は描き下ろしジャケットイラスト使用のアクリルキーホルダーを同梱予定

 

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『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ vol.2 ~ジル・レオ・ゼノ編~』
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発売日:11月9日発売予定

発売元:株式会社サイバード/株式会社フロンティアワークス
価格:豪華盤 各2800円[税抜]/通常盤 各2300円[税抜]
キャスト:間島淳司(ジル)、日野聡(レオ)、小西克幸(ゼノ)
特典:ミニシナリオ付ブロマイド(ジル/レオ/ゼノ)をランダム封入

 

★豪華盤は描き下ろしジャケットイラスト使用のアクリルキーホルダーを同梱予定

『イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ』
公式サイト ⇒ http://ikemen.cybird.ne.jp/of/title/okyu/index.html