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個性的なキャストによるアイチュウたちの物語が再び!

アプリも好評配信中の恋愛リズムゲーム『アイ★チュウ』。その舞台化作品第1弾の再演となる“アイ★チュウ ザ・ステージ ~Stairway to Étoile 2018~”が2月23日より公演されます。

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今回の公演で初参加となる川井雅弘さん(愛童星夜 役)と、前回公演に引き続き華房心役を演じる設楽銀河さんのおふたりへ、今回の見どころなどを直撃!

舞台衣装をまとったおふたりの写真も合わせて、特別インタビューをお届けします☆

01

アイチュウとして輝くためにできること

――まずはご自身が演じられているキャラクターについての印象を教えてください。

川井雅弘さん(以下、川井) 星夜は、野球でたとえれば“真ん中ド直球!”というようなイメージがあり、誰よりも熱い情熱を持っているアイチュウだと感じました。ゲームでも舞台でも、センターにいることが多いので、僕的にはいちばん輝いて見えたアイチュウでもありますね。

設楽銀河さん(以下、設楽) 心ちゃんは、女の子らしい男の子、いわゆる“男の娘”です。すごくかわいらしくて、初めて見たときには「こんなかわいい役僕にできるの?」って思ったりもしました。
それから彼を演じるうちに、心ちゃんのいろいろなかわいさを知ることができ、身振り手振りなど、かわいくなるように気をつけて演じようと思いました。

――そんな彼らを演じるときに意識しているポイントを教えてください。

川井 星夜は“元気で明るくて、荒々しくもみんなを引っ張っていく勢いのあるところを見せる”という部分が演技のポイントです。でも、荒々しい中にもちゃんとやさしさがあって、台本のセリフやイラストの表情、仕草からもそれが見えてくると思います。
ちょっと向こう見ずな一面もありますが、そんな行動も誰かのためで、誰かを傷つけることはしないための向こう見ずさであると思います。レコーディングのときも、彼のやさしさがちゃんと伝わるように意識しました。

02

――星夜を表現していくうえで、とくに悩んだことはありますか?

川井 レコーディングのときに「荒々しくもていねいに」って言われたときがいちばん難しかったですね。愛童星夜としての荒々しさを表現しつつも、音に関してのていねいさは忘れずにっていうことだと思うんですけど。

設楽 星夜って性格は荒々しいけど、歌っているときはけっこう冷静だもんね。

川井 そうそう。そこをどう表現するかというところを、いちばん考えたかもしれないですね。
舞台の台本込みでの稽古は24日が初めてだったのですが、演出家の田尾下哲さんが「まーくんの演じたい星夜をやりたいようにやってみな」って言ってくださったんです。
僕は今回の舞台からのキャストで、“川井雅弘が演じる愛童星夜”をどう表現したらいいかと考えていたので、その言葉で大船に乗った気持ちになれました。
僕のやりたいように演じさせてもらって、そこからさらに「こう表現したいならもっとこうしたほうがいい」とアドバイスをもらうことも多くて、たいへんというよりは、楽しい気持ちのほうが強いですね。

――心ちゃんはいかがでしょうか?

設楽 心ちゃんはとにかく“きゃわゆい男の娘”なので、その“きゃわゆさ”をどう表現したらいいのかを考えて、「最初はとにかくぶりっ子でやってみよう!」と思いながら演技しました。
なんでもかんでもオーバーに表現してみて、抑えたほうがいいと言われたら抑えていく感じで、とにかくかわいさ満点にして挑みましたね。
舞台では星夜との絡みがとくに多くて、星夜にはいつもつんつんしているんですが、本当は星夜にありがとうって感謝していると思うんです。素直に口では言えない分、表情などで心ちゃんの内面と“きゃわゆさ”を表現しようと思いながら演じています。

――心の“きゃわゆさ”を表現するうえで、とくにたいへんだったところはありますか?

設楽 ずっと内股でいることと、背筋を伸ばしていなきゃいけないところですかね……。
じつは姿勢が悪くて、演技中にはだいぶ力を入れているんです。なので、稽古終わりとか、昼公演と夜公演のあいだの時間にぐったりすることもありますね。
もちろん、出番前には「しっかりやらなきゃ!」って気合を入れ直して、背筋もしっかり伸ばしますけども。
後、最初のころはくねくねダンスに免疫がついていなくて苦労しました。ふだんはやらないようなくねくねした動きで腰を痛めたこともありましたね(笑)。
スカートの捌きかたや歩きかた、仕草なんかも男と男の娘では違うので、ちゃんと男の娘になれるように研究しました。
心ちゃんらしい動きを意識していたら、日常でもなかなかクセが抜けなくて、学校で座っているときにたまに内股になっていて、クラスメイトに指摘されたこともありますね(笑)

――逆に心ちゃんに侵蝕されちゃってる感じなんですね(笑)。

設楽 ですね(笑)。

03

笑顔とどっきりが溢れる稽古風景

――和気あいあいとした雰囲気ですが、稽古中に起こった印象的なエピソードなどはありますか?

川井 稽古はおもしろすぎて、すべてのことが印象的です。その場で回転するとか、歩くとか、ごくふつうの動作をしているはずなのに、なんと言うかぜんぜんふつうじゃないんですよね(笑)。
みんなの一挙一動がおもしろくて稽古中ずっと笑っています。

設楽 みんな個性が強くて、何をやってもおもしろいです。歩いてるだけなのに何かしらおもしろくて、「こんな楽しい稽古場あるんだ!」って思うくらい、すごく楽しいです(笑)。

川井 個人的に、とくにおもしろいツートップは黎朝陽役の登野城佑真くんと、若王子楽役の岸本卓也さんですね。ふたりとも大先輩で、舞台や稽古に慣れてるというのもあるんですけど、登野城くんはふざけてるときも目が真剣なままだから余計におもしろいです(笑)。
僕は舞台の経験が浅いので、彼らの表現やアドリブを見ながら「そこで自分のキャラを使って遊びにいくんだ!」って、勉強させていただいていることも多いです。年長さん組が真剣にふざけるから、その背中を見つつ、楽しみながらキャラクターの見せかたとかいろいろなことを学んでいます。

設楽 鳶倉アキヲ役の菊地燎さんは、困ったときにはフヒッて笑っておけばいいかなって感じでずっと「フヒフヒ」言ってるしね(笑)。

川井 稽古場の隅とか休憩中とかも、小さい声で「フヒッ……フヒッ……」ってアキヲの笑い声の練習してるもんね(笑)。

――楽しそうな雰囲気が伝わってきます(笑)。アドリブについてのお話が出ましたが、劇中でのアドリブシーンは、役者さん同士で打ち合わせしたりするんですか?

川井 ぜんぜんないですね!(キッパリ)

設楽 枢木皐月役の石渡真修くんとか、ふつうに本番で突然のアドリブをかましてきますからね(笑)。「あれこんなセリフ聞いてないよ!?」って、動揺を見せないようにするのがたいへんでした。

川井 前回の公演が収録されたDVDでも、アドリブがすごかったもんね。皐月が本当に「皐月!」って感じで(笑)。

設楽 ライブのときとかすごいテンパっちゃいました。ワケがわからないイタズラもしてきますし(笑)。あわあわしちゃって、つい「いい加減にしなさいよっ!」って言っちゃう(笑)。
あと、前回の公演のときに舞台オリジナルキャストの飯田橋ジェイムスおさみ先生の名前を間違えるっていうボケがあったのですが、今回もやっぱり違う名前になっています。岸本さんがすごいボケをかましてきます。

川井 稽古の段階からすでに、1回もまともに呼んでないよね(笑)。稽古1回目からそんな感じなので、今後どんな呼び名になっていくのかなって考えちゃいますね。
ぜんぜん違う名前で、しかも毎回違うので、本番ではなんていう名前になるんだろうって(笑)。
いつ何が起こるかわからないっていうのも、見どころのひとつかも?

生まれ変わった“アイ★チュウ ザ・ステージ”

――さて、2月23日に初日を迎えるわけですが、注目してほしいところや見どころを教えてください。

川井 今回の舞台では、新たにシャッフルユニットが登場します。アイチュウたちがそれぞれハート・スペード・クラブ・ダイヤの4つのユニットに分かれていて、シャッフルユニットは最終日を除いて日替わりで出演し、それぞれのユニットのライブシーンでは、キャラクターとユニットの色にあったダンスと楽曲をお披露目します。
ハートチームは心ちゃんがリーダーだよね。

設楽 ハートチームはとにかくかわいくて、ダンスの振り付けも楽曲自体もみんなかわいいですよ!
ただ、僕以外の3人はかわいい系であっても“男の子”のアイチュウなので、くねくねダンスにはかなり苦戦していますね。
とくに登野城くんがめっちゃ苦戦していました(笑)。体の動きがかっこいいから、どうしてもかっこよくなっちゃうみたいで。目はすごく真剣だし。

川井 かっこいい動きで真剣にかわいいダンスを踊るっていう、ギャップがおもしろかったですね(笑)。
ふつうに踊るだけなら大丈夫だと思うんですけど、それをハートチームっぽく踊るとなるとたいへんでしょうね。仕草とか手の位置、足の入れかたとか。同じダンスをほかのチームが踊ったとしても、クラブとスペードとダイヤは“かっこいい”、ハートチームは“かわいい”になると思うので、難しいですし。
銀ちゃん(設楽さん)は慣れてると思うけど(笑)。

設楽 僕は心ちゃんのおかげで彼らよりもくねくねダンスをやっているからね。「ここの振りはこうやるんだよ」ってメンバーに教えてあげたりもしてます。

川井 僕がリーダーを務めるダイヤチームは、もう見た目からみんなキラッキラで華やかなユニットです。
シャッフルユニットにはそれぞれ季節のテーマがあって、ハートが春なのに対してダイヤは夏なんです。
F∞Fよりもパキパキッと踊るような、ダイヤのキラキラは僕たちの汗のキラキラなんじゃないかってくらいダンスフルでアップテンポな夏らしい曲なので、ぜひそこも注目してほしいです。

設楽 ダイヤチームの曲、すごくかっこいいんですよ!
クラブチームとスペードチームの曲は稽古前の本読みのときに聞いただけで、ダンスはまだ見ていないのですが、これから集中稽古に入って、みんなのダンスを見られるのが楽しみです。

――シャッフルユニットが今回の見どころとのことですが、稽古中に印象に残ったことなどはありますか?

川井 ダイヤチームのメンバーで、僕の演じる星夜、レオン、輝、虎彦の4人はそれぞれ自分のユニットでも「さあ行こうぜ!」ってみんなを引っ張ったり、けっこう自由にはしゃぐタイプなんです。
でも、リュカだけは、I▼B(※▼はハートマーク)の中でも冷静なクールタイプなので、はしゃぐタイプではないんですよ。そんなリュカが元気なダイヤチームに入るとどうなるのかと!(笑)。
ダンス稽古のときは素のままの田中晃平くんなので、晃平くんが踊ってるとしか見えないんですけど、いざリュカとして踊ったらどうなるんだろう……って。
飛び跳ねたりする振り付けがけっこうあるので、クールなリュカがどうなるのかもういまから超楽しみですね!
晃平くん自身も「いまはこんな楽しんで踊っているけど、リュカになったらどうやって飛び跳ねたりしたらいいんだろう?」って言っていました。稽古と本番だとまた違いますし、もしかしたら本番で爆発して、リュカじゃなくて晃平くんが出てきちゃうかもしれないですね(笑)。

04

設楽 リュカが飛び跳ねるのとか想像がつかない! どんなリュカが見られるのか、僕もすごく楽しみです。
ハートチームはふだんはふつうに仲がいいですけど、舞台中ではあまり心ちゃんは朝陽や恭介とは絡んでいないんですよね。心ちゃんは基本的にひとりで先を行って、みんなに「~しなさいよ!」って言うことが多いので。
ハートチームで後輩といっしょにいろいろできるのが楽しみです。舞台メンバーでは唯一の2期生ですし。

――ふだんと違う組み合わせだからこそ、見られる掛け合いもありそうですね。

川井 そうですね。シャッフルユニットだけではありませんが、楽曲の中とか決まっている振り付けの途中にキャラどうしの目配せとかアドリブで入れたりしています。
たとえば、ダイヤチームの曲だったら、ジャンプして盛りあがったところで僕とレオン役の結城伽寿也くんが目を合わせて、「もっと行くぞ!」ってまわりを煽ったりとか。そういうダンス中の掛け合いもおもしろいので、移動中も気が抜けないですね。
ハートチームだと、そのあたりどうなるんだろう? 心ちゃんが「あんたたち! 行くわよ!」って引っ張っていくのか、もしくは「いいわね♪」って褒めたりするのかな。

設楽 あんまり褒めないと思う。「私のつぎにかわいいんだから、しっかりついてきなさい!」って感じ?(笑)

川井 なるほど(笑)。

――観ているほうもなんだかワクワクしそうですね! 最後に、舞台を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします!

05

川井 “アイ★チュウ ザ・ステージ ~Stairway to Étoile 2018~”は再演ではあるんですが、僕を含め、新しく加わったキャストさんの表現の仕方が前回とは違うと思うので、まるで生まれ変わったように感じられる舞台になると思っています。
ぜひその違いを楽しんでもらいたいです。パフォーマンスもみんなでがんばって練習しているので、いっしょに思いっきり盛りあがりましょう!

設楽 やっぱり、今回の舞台でのいちばんの見どころはシャッフルユニットだと思います。とくに心ちゃん率いるハートチームを見てほしい!
物語の流れ自体は再演なので前回と同じですが、アドリブを含め、違うところもちょくちょくあったりします。「ここは前回の公演と違う!」とかいろいろな見どころを発見してもらえたらいいなと思いますので、ぜひ舞台を観に来てください!

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『アイ★チュウ ザ・ステージ ~Stairway to Étoile 2018~』公演情報

【開催日】
2018年2月23日~3月1日  全9公演

2月23日18時、24日12時/17時30分、25日12時/17時30分、26日休演日、27日12時30分/18時、28日18時、3月1日16時

※23日、27日、28日の4公演終了後、スペシャルアフタートークショーあり。

【アフタートークショー出演メンバー】
23日18時:Twinkle Bel、華房心、27日12時30分:ArS、27日18時:I▼B(※▼はハートマーク)、28日18時:F∞F

【シャッフルユニット出演スケジュール】
23日18時:ハート、24日12時:ダイヤ/17時半:クローバー、25日12時:スペード/17時半:ダイヤ、7日12時半:ハート/18時:クローバー、28日18時:スペード、3月1日16時:全チーム

【出演者】
“F∞F”
愛童星夜役:川井雅弘、湊奏多役:丸目聖人、御剣晃役:小波津亜廉

“I▼B(※▼はハートマーク)”
ノア役:佐川大樹、レオン役:結城伽寿也、黎朝陽役:登野城佑真、ラビ役:須永風汰、リュカ役:田中晃平

“ArS”
日下部虎彦役:綾切拓也、桃井恭介役:神越将、鳶倉アキヲ役:菊地燎、海部子規役:山内圭輔、折原輝役:荒一陽、若王子楽役:岸本卓也

“POP’N STAR”
華房心役:設楽銀河

【会場】
サンシャイン劇場

【主催】
アイ★チュウ ザ・ステージ製作委員会

(リベル・エンタテインメント/ビクターエンタテインメント/キョードーファクトリー)

【制作】
エルアンドエル・ビクターエンタテインメント/キョードーファクトリー

【協力】
サンシャイン劇場、ヤマハミュージックジャパン

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