福岡・博多座で9月に上演!

これまで日比谷シアタークリエで上演を重ねてきた、プレミア音楽朗読劇シリーズ『VOICARION(ヴォイサリオン)』シリーズの最新作が、『VOICARIONIII 博多座声歌舞伎~信長の犬~』として2018年9月に福岡・博多座で上演。豪華声優陣からなる全キャストが公開されました。

 VOICARIONヴォイサリオンⅢキービジュアル

“博多座声歌舞伎”と銘打たれた本作には、石田彰さん、井上和彦さん、鈴村健一さん、諏訪部順一さん、浪川大輔さん、朴璐美さん、保志総一朗さんが出演。朗読劇創作の第一人者である藤沢文翁氏が、“日本初の軍用犬”の実話を元にした時代劇を壮大なスケールで描きます。

キャスト公開にともない、藤沢氏からのメッセージも到着しました。

原作・脚本・演出:藤沢文翁氏メッセージ

日本には、落語や義太夫など、声だけでお客様を魅了する文化芸能が古くからありますが、この文化芸能と、海外で生まれた朗読劇をくっつけてみようと試みたのがこの“藤沢朗読劇”の始まりです。

いまの時代、3Dや4Dなどビジュアル的なものはテクノロジーの進化でどんどん広がっていく。それはもちろん素晴らしいことですが、その中でもっとも原始的な力――人間が生まれた瞬間から持っている想像力を使うこともひとつのパフォーミングアートだと思っています。

朗読劇というと地味なものを想像される方も多いと思うのですが、炎も使えば、雪が降ったり雨が降ったりとド派手な特殊効果も多用します。これはただ単にビジュアルを派手にしようということではなく、朗読とそれぞれの演出という“点”がお客様の頭の中で繋がり、観て楽しんで、五感で感じて頂いて、想像力をかき立てることで新しい時代の朗読劇になっていくのではないかと思っています。

日本の声優の技量は世界一で、ほかに追随を許さない最高峰の技術です。“藤沢朗読劇”ではひとりが二役、三役を演じ分けますので、ひとりの人間がお客様の目の前でどんどん異なる声を出して次々に違うキャラクターになっていくのを観て頂くのも大きな見どころです。九州でこれだけ派手な朗読劇を上演するのは初めて。この機会に足をお運び頂いて、“観劇”……ではなく“体感”して頂ければ何よりです!

公演概要

【公演名】VOICARION(ヴォイサリオン)III 博多座声歌舞伎~信長の犬~
【公演期間】2018年9月1日(土)、2日(日)
・9月1日(土)17:30
・9月2日(日)11:00/15:30
【劇場】福岡・博多座
【出演者(五十音順)】石田彰、井上和彦、鈴村健一、諏訪部順一、浪川大輔、朴璐美、保志総一朗
【原作・脚本・演出】藤沢文翁
【作曲・音楽監督】村中俊之
【チケット料金】A席12500円[税込]/B席9500円[税込]
【チケット販売スケジュール】2018年7月21日(土)10:00より電話予約・インターネット発売開始
※7月22日(日)10:00より博多座チケット売り場でも販売
※チケット売場販売用の別枠席はご準備いたしておりません。ご了承くださいませ。