朗読劇&ゲームで“最高の休日”に!
2018年5月27日に、ベルサール高田馬場にて開催された、TVアニメ『Code:Realize ~創世の姫君~』のスペシャルイベント『Code:Realize ~London holiday~』より、昼公演の模様をお届けします。
ルパン一味に加え、カルディア、フィーニス、ショルメのキャストが勢ぞろいしたイベントは今回が初めてとあって、オープニングから客席は大盛り上がり。キャストがひとりひとり、ステージの左右に伸びた花道から登場するたびに、大きな歓声が贈られます。
下手側花道の前野さんが、上手側花道の早見さんと顔を見合わせ、ニコリとほほ笑んでから歩き出す姿は、泥棒紳士ルパンそのもの!
朗読劇ではルパン一味とショルメ・フィーニスが遭遇
メインテーマが流れ、キャストがマイク前に立ち、さあ朗読劇の幕開け……と思ったその瞬間。前野さんがルパンの声で「ページがめくれない」とひと言(笑)。後ろで待機していたキャスト陣も吹き出すハプニングで朗読劇は始まりました。
物語には、ピクニックを楽しむルパン一味と、ショルメを護衛に花を探すフィーニスが登場。浮かれるインピーと怒れるヴァンのやりとりや、黄昏の福利厚生事情にたびたび笑いが起こります。ところが、両者が遭遇したことで話はややこしい事態に! というのが前半のお話。
続いては名場面コーナーへ。ルパンがカルディアを盗み出す1話のシーンが流れると、収録時(2016年年末)からすでに絵のクオリティが高かったため、前野さんは「神作品になる」と確信したと振り返ります。
フィーニスの名場面、最終話でカルディアの手を離し落ちていくシーンが映ると、陽気なMCの森久保さんも「高田馬場が悲しみに包まれてしまいました……」と切なそう。
アニメの結末は悲しいものでしたが、「想いは最後まで姉さんと共にあります」と語る梶さん。ちなみにこのシーン、早見さんは家でチェックした際、悲しみのあまり姉弟の手が離れる寸前で一時停止してしまったんだとか。
大盛り上がりのゲームコーナーで、男性陣が汗だくに!?
ゲームコーナーでは、ルパンチームとヴァンチームが対決!
敏感度が試される“カルディア・チャレンジ”では、目隠しをした柿原さんと村上さんに、ほうきやマネキンの足などさまざまなアイテムが押し当てられ、それをふたりが当てるというシュールな光景に大盛り上がり。
“フィーニス・チャレンジ”は、銃弾をよけるポーズや自分が思う最高にかっこいいポーズなどの条件が付いた“だるまさんころんだ”。あと一歩で上がれそうな森久保さんでしたが、「だるまさんがころんだ♪」の節で「もりくぼしょうたろう♪」と鬼役の梶さんに言われると、「はーい!」と手を挙げてしまいアウト! 全員汗だくになりながら楽しむ姿が印象的でした。
朗読劇後半は、『コドリア』らしいハートフルな展開へ
朗読劇後半では、ふだんは言えないそれぞれの素直な想いが、声優陣の生のお芝居で紡がれていきます。
探偵と泥棒紳士ではなくひとりの人間として、それぞれの信念を語り合うルパンとショルメ。一方、フィーニスは正体を隠した状態で、カルディアと家族について話すうち、苦しい胸の内がこぼれてしまい……。ショルメがいることでルパンは意外な一面を。
カルディアの想いを知ったフィーニスは、優しさを見せるなど、『コドリア』らしいシナリオにキャスト陣も満足げな表情をしていました。
大切な仲間と過ごす幸せな休日
イベントで印象的だったのは、キャスト陣のチームワーク。アニメではカルディアがルパンと結ばれたため、前野さん以外の男性キャストが一斉にわざといじけたアクションを取るなど、息ぴったりでした(笑)。
前野さんの「これからも一丸となって『Code:Realize』の歴史を築いていけたら」という願いと、「また会おうぜ、マイレディ!」の一言で、幸せな休日は幕を閉じたのでした。
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TVアニメ『Code:Realize ~創世の姫君~』公式サイト