それは、妖怪と人がともに生きた日本

2008年にPCソフトとして発売された、妖と人が織りなす和風伝奇ボーイズラブADV『紅色天井艶妖綺譚』が、ファンディスク『紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳』と同パッケージでPS Vitaに移植。『紅色天井艶妖綺譚 二藍』として、dramatic createより2018年11月29日に発売されることが決定しました。

ストーリー

舞台は日本、ときは江戸。
妖と人は互いに境界を保ちつつも、ときに混ざり、ときに相反しながら共生していた時代。
妖と人間のあいだに産まれた半妖・藍丸は江戸の町で何でも屋を営んでいた。
そこにある日「行方不明になった夫を捜して欲しい」という依頼が舞い込んでくる。
そこで藍丸はともに暮らしている妖・雷王と弧白とともに依頼主のもとに向かう。
すると奇妙な現象が起こっていることを知る。

――まるで刀に魅入られたように、人が姿を消し、狂っていく――

江戸で起こっている妖刀事件。
事件を解き進めていくうち、藍丸は事件に隠された深潭の闇を見る……。

キャラクター

藍丸（らんまる）　CV：中川慶一 ※主人公

「俺は半分で、両方だ。だからこそ分かることもある」 半妖。江戸の街・浅草で人間として、何でも屋を営んで暮らしている。 三歳のころに母親が死亡し、それ以来雷王、弧白をはじめとする妖たちと暮らしている。 自分が半妖で、なおかつ力があるせいか、ほかの不幸な境遇の妖の面倒も見ている。

雷王（らいおう）　CV：安元洋貴

「お前の母親は、お前が人として生きることを願っていた。俺はそれを守り続けて行くだけだ」 妖。藍丸の母親に主人公の後ろ盾を頼まれてからずっといっしょにいる。 それ以来藍丸の教育、また身の周りの世話などを引き受けている。 本能で動く妖たちの中にあって思慮深く、豪奢なことを好まない質実剛健を旨とする性格。

弧白（こしろ）　CV：前田剛

「おや…、ただの儀式なのに、舌を入れられて興奮したか？」 妖。いつのころからか藍丸とともにいる妖。 雷王が人間として生きることを主人公に勧めるのに対し、弧白は妖として生きることを勧めていく。 自分ではあまり戦わず、従属に戦わせる。従属が消滅してもかまわないと思っている。

桜螺（さくら）　CV：高橋研二

「…殺しはしない。ただ消すだけだ…お前の、妖の半身を」 人間。長い髪を後ろでまとめ、大刀を二本差している浪人風の男。 表情を変えることは少なく他者とあまり関わらない性格だが、一度懐に入れた相手に対しては情が厚い。 持っている剥妖刀は非常に力に溢れており、その刀を使うためにある契約をしている。

久慈今日丞（くじ　きょうすけ）CV：松原大典

「男を襲ってお縄になる位なら、陰間でも買えば良いものを……」 人間。藍丸の危機を二度にわたって助けてくれた侍。 依頼の為、藍丸に刀を突きつけている桜螺に対して挑発的な態度を取るなどあまり気に喰わない人物に対しての態度はやや慇懃無礼で、加えて修めている剣術や考えかたの違いから、後々まで桜螺とは相容れない存在となっている。

七絡（ならく）　CV：鳥海浩輔

「殺してあげる……、殺してあげるからね……藍丸！」 妖。藍丸を憎み、殺そうとする蜘蛛の妖。 いつも無表情だが、藍丸のことになると目の色が変わる。 暫くのあいだある人物を探していたが、すでにこの世にいないとわかるや藍丸を見つけ出し、殺そうとする。

※本編非攻略キャラ

緋王（ひおう）　CV：？？？

「肉体の感覚があるというのは、良いものだな……」 妖。冷酷な性格で、絶対者たる力を持つ。

※『紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳』攻略キャラ

嘉祥（かしょう）　CV：一条和矢

「――逢い引きならば、お前の閨でというのが、一番の本望だが……」 非常に永いときを生きている大妖。羽織役であり、たくさんの従属を持つ。 藍丸と同じように依頼を受けることもあり、いままで何度か藍丸と対立している。 妖はただ存在そのものであり、善も悪も存在しないという考えかたを持つ。

※『紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳』攻略キャラ

烏丸五郎丸鷹比佐（からすまごろうまるたかひさ）　CV：山本兼平

「……なかなかやるな。だが、俺を宙へ放ったのが、お前の運の尽きだ」 天狗で武術に長けており、一族の若い仲間達の筆頭である。 祭祀のために江戸に来ていたが、人間の子どもと共に消えてしまい……。

※『紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳』攻略キャラ

作品概要

【タイトル】紅色天井艶妖綺譚 二藍
【発売日】2018年11月29日発売予定
【価格】パッケージ版：8424円［税込］／DL版：7884円［税込］
【ジャンル】ボーイズラブADV
【プラットフォーム】PlayStation Vita
【販売メーカー】dramatic create
【CEROレーティング】審査予定
【スタッフ】原画：小山宗祐／企画原案：御雄幸路／シナリオ：中条ローザ、漣、柚木美里依、速見漣、御雄幸路／音楽：春日森、六弦アリス
【キャスト】中川慶一、安元洋貴、前田剛、高橋研二、松原大典、鳥海浩輔　ほか
※PS Vita版用のキャストになります。

(C)HolicWorks /dramatic create

『紅色天井艶妖綺譚 二藍』公式サイト