新たな一歩を踏み出した4人の夏
2018年8月18日~19日、東京・ベルサール高田馬場にて、ARアーティスト“AR performers”によるライブイベント“ARP KICK A’LIVE”が開催。シンジ、REBEL CROSS(レイジ、ダイヤ)、レオンによる圧巻のパフォーマンスが展開されました。
全4公演のうち、ここでは8月18日に開催された第2公演の模様をレポートします。
また第2公演後には、関係者・マスコミと一部ファンを招いたコンベンションが開催。その様子も合わせてお届けします。
ライブはまず、4人で歌う楽曲『The Show Must Go On』からスタート。ファン=ARS(Artists Republic Supporters)の一糸乱れぬコールを受け、新衣装に身を包んだパフォーマンスがステージ狭しと躍動し、いきなり会場のボルテージはMAXに!
そして間髪入れず、パフォーマーたちが次回ライブでのユニット結成権を賭けて競い合う“バトル・フォー・ユニット”へ。ファンは応援アプリ『ふれフレ』を使い、応援するパフォーマーたちにエールを投じます。
今回のバトル・フォー・ユニットはチーム戦&メドレー形式。シンジが『Dahlia』、REBEL CROSSが『D.O.A』、レオンが『Turn Up Baby!』をまさに競うようにパフォーマンスし、会場をヒートアップさせていきます。この公演ではシンジ&ダイヤチームが勝利を収めました。
続くMCコーナーでMCを務めるのは、なんとシンジ! マジメな性格ゆえか、ときには少々強引な進行(!?)でトークを回していきます。
ここでは4人が着ている新衣装も改めてお披露目。レイジ「ダイヤが白って、違和感ハンパなくね!?」ダイヤ「オマエに言われたくねーよ!」と、賑やかな掛け合いも見られました。
続いては、ふたりのパフォーマーたちが決闘するバトルソング……の前に、恒例の(?)漫才コーナー! 今回はシンジと、初挑戦のダイヤが“怪談”にまつわる漫才を披露してくれました。
もはや熟練感のあるシンジと、いままで見せたことのない一面を見せてくれたダイヤの漫才は新鮮。シンジの安定感(?)に、レイジは「オマエ、お笑いだけは才能あるよ」と太鼓判を押していました。
気を取り直してのバトルソング、第2公演は第1公演の勝者どうし、レオンvsレイジの決勝戦! 両者魅惑のハイトーンを炸裂させて『Eyes on Me』を歌います。
そしてここではなんと、レオンがダブルスコアで勝利! 会場にどよめきが走り、レオンも「夢ですか!? これ!」と驚き&感動を隠せない様子。レイジも「これは悔しいな。絶っ対、この悔しさ忘れねぇからな!」と雪辱を誓っていました。
この勝利により、セルフプロデュース権を獲得したレオン。「内田さんとも相談して、慎重に行きたいと思います!」と抱負を語ってくれました。
続いては怒涛の新曲メドレー。まずはダイヤが『Blood-D』を硬派に、アツく披露。一方のレイジは情熱的なラブソング『My deaR』を歌い上げ、REBEL CROSSとはまたひと味違う魅力を開花させます。
そしてシンジ&レオンは、新ユニット“2C(ツーカラット)”として、ロマンチックなバラード『星なき夜のセレナーデ』をパフォーマンス! 激しいダンスを封印し、甘い歌声で会場を魅了しました。
【8月20日(月)13:00】
記事初出時、一部表記に誤りがありましたため、訂正いたしました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。
さらに待望の4人新曲『Paradise』もお披露目。クールな楽曲&4人の個性あふれるダンスに、会場の盛り上がりは最高潮に達します。
いままでとはテイストの違う『Paradise』はパフォーマーたちもひと苦労だったようで、レコーディングにも時間がかかってしまったそう。シンジは「正直、ソロと同じくらい(時間が)かかりました。音域も広いし……」と苦笑していましたが、実際のパフォーマンスでは、そんな苦労を感じさせないほどのクールなパフォーマンスが炸裂していましたよ。
また、ソロに挑戦したREBEL CROSSのふたりの裏話も。レイジはダイヤに「どう歌えばいい?」とアドバイスを求めていたことを暴露され、ダイヤはふだんソロで活動しているシンジ&レオンに「おまえら、スゲェよな」と素直な心情を吐露していました。
一方、新ユニットを結成したシンジ&レオン。レオンは夢だったというシンジとのデュエットに、「感動でした!」と興奮を隠しきれていない様子でした。
さて、ライブはいよいよ後半戦のクライマックスへ。前回ライブでお披露目されたシンジ&レイジの“SUPER RARE”による『威信傳心』から『FANTASISTA』、『The World Is Mine』、『Logical Dreamer』、『THE KISS』、『A Song For You』、『rrRrride On!!』と一気に畳み掛けます。REBEL CROSS曲の『rrRrride On!!』を4人で踊ったりと、まさにライブだけの貴重なパフォーマンスが連発! 4人の新たな魅力とチームワークが垣間見えました。
本編の最後は恒例の『最高のGood-bye』。4人と会場のファンが一体となり、約2時間におよぶライブは終了。さらにアンコールでは、こちらも恒例となったレイジ作の楽曲『Start of the start』を、ISMの制服をまとい熱唱。シンジが「チャレンジの連続。新たな一歩を踏み出しました」と語るライブは、熱狂のままに幕を下ろしました。
8月18日の第2公演後には、関係者・マスコミと一部ファンを招いた、アーティストコンベンションが開催。ここではARPのビッグニュースがお披露目されたほか、ミニライブや質疑応答などが行われました。
発表された4つのビッグニュースは以下の通り!
(1)ARPがテレビ朝日系『BREAK OUT』の9月度マンスリーアーティストに決定
(2)12月にニューアルバムがリリース決定
⇒レイジ作の『Start of the start』も収録予定!
(3)KICK A’LIVE2が、2019年1月5日~6日に開催決定
⇒会場は彼らの地元、横浜文化体育館!
(4)ARPのアニメ化が決定
⇒キャラクターボイスが4人自身が担当。内田明理Pも脚本に参加予定!
気になる最新情報は、続報をお楽しみに!
そしてコンベンションの最後には、ARP総合プロデューサーの内田P、ARPメンバーによる質疑応答も実施されました。そのなかから一部をお届けします。
――アニメ脚本には、内田さんはどの程度参加されるのでしょうか?
内田 僕は参加するとやりたくなって、人の仕事を取っちゃったりすることもあるんですけど(笑)。とはいえアニメの脚本については素人ですので、実績のあるプロの方といっしょにやらせて頂こうと考えています。あまり人の仕事を取らず(笑)、プロの方のご意見を活かし、自分の個性を活かせる形で参加したいと思います。
――ARPの皆さんが今後チャレンジしてみたい音楽のジャンルはありますか?
レイジ 自分の歌だけじゃなくてほかのメンバーの曲も書いてみたいし、この3人(シンジ、ダイヤ、レオン)のプロデュースをレイジがやるのもおもしろいかなって思ってます。
シンジ 僕は以前バレエをやっていましたこともありますし、ほかのメンバーも興味があると思いますので、ミュージカルや舞台もやってみたいです。
ダイヤ シンジも言っている通り、演劇みたいなものに挑戦してみたいですね。お芝居にも興味があります。
レオン いろいろ挑戦してみたいことはあるんですけど、吉本の舞台に出てみたいって思ってます。漫才もすっごく楽しいので、もっとやってみたいですね!
――さまざまなビッグニュースが発表されましたが、皆さんの夢や野望を教えてください!
シンジ 僕個人としてはミュージカルみたいなお芝居にも挑戦したいですが、アニメ化の発表もあったことですし、気が早いかもしれませんが映画とかやってみたいなって思いました!
レオン 僕、ひとつ夢があるんです! それはエイベックスのアーティストさんとコラボしてみたいんです! 大好きな三浦大知さんとか倖田來未さんとかDA PUMPさんとか……一度共演したいなってずっと思ってます。
ダイヤ 俺がひとつ思ってるのは、いつかバンドをステージに乗り入れて、いっしょにパフォーマンスできたらなと思ってます。
レイジ レイジは絶対、紅白歌合戦に出たい! 学校のヤツらも教師も喜ぶだろ、たぶん。出たい。