『囚われのパルマ』シリーズ新作で、ガラス越しの体感恋愛を再び!

2018年9月20日~23日、千葉・幕張メッセにて開催中の“東京ゲームショウ2018”(20日・21日はビジネスデイ)。

カプコンブースでは『囚われのパルマ Refrain(リフレイン)』が出展されています。

公式サイトにて、タイトルだけが発表されていた『囚われのパルマ Refrain(リフレイン)』ですが、今回の東京ゲームショウ2018でガラス越しの体感恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ』シリーズの新作であることが正式に発表されました。

本作はプレイアブル出展されており、どんな作品なのかを体験することができます!

今回は、ライター・あさみ666がひと足お先に体験プレイをさせていただいたので、前作との違いやプレイした感想をリポートします!

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※画面はiPad版となります。

 【パルマR】キービジュアル_ロゴあり
▲今作の新しい彼・チアキ。美しいイラストに、ひと目で引きこまれました。
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▲開幕直後から、体験ブースには列が!
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▲TGS2018会場では、10台の試遊台が登場。面会室を模したブース内で、いち早く楽しむことができます。
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▲ブースの側面にはさっそくチアキが。タッチすると語りかけてくれます(もちろんボイスつき)!

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【『囚われのパルマ』とは】

2016年8月30日から配信されたiOS/Android向けアプリ。

スマートフォンの画面を面会室のガラスに見立てて、記憶喪失の彼と1対1でガラス越しのコミュニケーションを取るシステムと、全6話のエピソードが毎週1話ずつ有料で配信される、買い切り型の販売形態で話題となりました。

ハルト編 プレイレポートまとめ

アオイ編 プレイレポートまとめ

本作の彼・チアキ

本作の彼となるチアキは黒髪に黒い瞳の、端正な顔立ちの青年です。CVは石川界人さんが担当。

東京ゲームショウの会場では、「俺は……君を愛さない。」という強烈なセリフが、キービジュアルに添えられていましたが、彼とどのように関係が深まっていくのか、気になるところです。

ちなみに、キービジュアルで彼の周囲に舞っている花はリコリス

前作では、花が物語の重要なキーとなっていましたが、今作ではどのようにストーリーに絡んでくるのでしょうか……。

では、さっそくプレイしていきましょう。

物語の舞台は前作と同じ孤島の収容施設

今作は、前作『囚われのパルマ』の5年前のお話となっており、前作と同様に孤島の収容施設が舞台となります。

前作をプレイしていなくても問題なく遊べますが、前作をプレイしていると楽しめる要素もありそうです。

まずは船のシーン……おそらく自分が孤島に向かっている場面から始まりました。

そして、回想シーンへ。

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夜の街で、帰りが遅くなってしまった様子の自分は、地面に落ちている本を見つけます。

『黄金の蜂』……前作のハルト編でも登場した本ですね。

誰かが落としたのかな? などと考えていると、声が聞こえ……。

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声のほうを見ると、倒れている男の人が!

……回想シーンはここまでで、収容施設の応接室で看守と話している場面に切り替わります。

看守の名前は須田。フルボイスではありませんが、ボイス付きです。

どうやら自分は、街で倒れていた青年を発見したあと救急車を呼び、青年は病院に搬送されましたが、その助けた彼の顔を確認するために、この施設へと呼ばれたようです。

青年の顔を確認するために、保護室へと案内されます。

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応接室は前作でも登場した風景ですが、保護室と、そこに向かう通路などは初登場!
白い壁と金属の重そうな扉が冷たい感じがしますね。

保護室は何部屋かあり、3番の部屋にその青年は収容されていました。

廊下からは鉄格子の入ったガラス窓越しに部屋の中の様子を確認できますが、ついたての向こうに便器があるのがちらっと見え、まるで牢屋のようです。

ここで面会をするようですが、前作の面会室とはかなり雰囲気が異なります。

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青年は寝ていました。

画面の左下に目のマークが表示されていますが、このマークが表示されているあいだは、端末を左右に動かすことで、自分の視線を移動させることができます。
この“視線”が、今作での面会の新たなアプローチになっています。

看守にイヤホンで指示をされ、ガラスをノックして起こします。

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面会中にどこを見ているかで彼の反応が変わってくるので、目のマークが表示されているときは、端末の傾きを意識して操作するとよさそうですね。

もちろん、ガラスにタッチする従来のアプローチも健在です。

彼から話しかけられますが、看守からは彼の顔を確認することが目的なので余計な会話はしなくていいと言われ、あまり会話ができないまま、面会は終わります。

そして彼は言います。「君はもう少し人を疑ったほうがいい」と……。

島での生活の始まり

応接室に戻ってから、施設に一泊してから帰ることになりますが、その夜は暴風雨……。
帰れないでいたところに、看守からもうしばらくこの島で彼の事情聴取に協力してもらえないかと相談されます。

話を聞くと、青年は記憶を失っており、とある事件の容疑がかかっていることが判明。さらに、彼を助けたことで自分にも証拠隠滅の容疑がかかってしまったようです。

そして、自分の無実を証明するために、彼の相談員として事件や彼の記憶に関する情報収集をすることになります。

職員専用の通信端末“SABOT(サボット)”を渡されると、彼を監視したり、彼とメッセージでやり取りをしたりすることが可能になります。

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メッセージは選択肢から送りたい内容を選ぶだけなので、簡単です。

また、彼の部屋を覗き見する“監視”は、前作からパワーアップして、カメラの向きを左右に動かせるようになりました。

手動で動かすことも、オートで追従することもできます。
カメラを動かすと、ジーッと小さな機械音が鳴るところが、監視のイケナイことをしている感をアップさせていますね(笑)。

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島の生活を彩る人々

前作では個性的なサブキャラクターたちが登場していましたが、今作ではどうでしょうか?

公園に行ってみると……。

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あれ、この男性はひょっとして……?
5年間のあいだに彼に何があったのでしょうか、気になりますね!

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図書館は、前作の女性司書さんはおらず、門司(もじ)という男性がいました。
司書の資格は持っておらず、バイトとしてこの図書館にいるようです。
今後どのように関わっていくのか楽しみです。

雑貨店は、前作と同じナンプレ好きのおじさんがいて、ほっとしました。

さきほど、看守に声が……と書きましたが、今作では、サブキャラクターにも声がついています。
シンディー……じゃなくて慎之介と、雑貨店のおじさんは、個人的にイメージぴったりの声でした!

担当ライターの感想&気になる配信開始日は?

というわけで、『囚われのパルマ Refrain』を少しだけプレイさせていただきました。

始めるまでは、前作のハルトやアオイとの思い出が大きいせいで、チアキ君になじめるのかちょっと不安でしたが、美しいイラストと、声と表情にグッと引き込まれちゃいました(笑)。

チアキ君が今後どのように心を開いていってくれるのか気になるところですが、ストーリーのサスペンス的な要素もおもしろそうで、期待が高まりました。

配信開始日はまだ発表されていませんが、遠くない未来とのことなので、楽しみに待ちましょう!

気になっていたけど前作を未プレイの方は、お求めやすい価格になっている今、プレイしておくのもいいかもしれませんよ!

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