ライブの模様をひと足先にお届け！
声優アーティストとして活動し、近年は舞台などで俳優としても活躍する宮野真守さん。
その音楽活動10周年を記念して開催されたアニバーサリーツアー“MAMORU MIYANO ARENA LIVE TOUR 2018 ～EXCITING!～”より、2018年6月10日に収録された公演が、WOWOWにて9月23日に放送決定！
オンエアに先駆けて、ライブレポートが到着しました。
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華やかなファンファーレとともにプライベートジェットでゴージャスに登場するというオープニング映像はきらびやかで、最初からスペシャルなアニバーサリー感を盛り立てます。
華々しい雰囲気そのままに、「皆さん、盛り上がってますか！ ついに来たぜ、さいたまスーパーアリーナ！」と宮野さんが叫ぶと、会場を埋め尽くすペンライトが勢いよく振られました。
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「すべてをさらけ出したい。皆さんもハダカになれますか！」と扇情的な呼びかけとともに1曲目『EXCITING!』へとなだれ込みます。
ライブに先駆けてリリースされたベストアルバム『MAMORU MIYANO presents M&M THE BEST』に収録された新曲で、宮野さん自身が溢れる想いを言葉に綴ったファンキーなナンバー。
キレキレのダンスやセクシーな振りで早くもファンを悩殺し、ラップパートもイケメンボイスでクールに決めました。
2曲目『SHOUT!（Dirty Orange REMIX）』では一転して、鎖で囚われの身に。歌いながら力強く引きちぎるというシアトリカルなパフォーマンスで、ファンを熱狂させます。
厳かなイントロに空気が一変した『そっと溶けてゆくように』は、抑揚を効かせた巧みなヴォーカルワークで楽曲の世界観を鮮やかに表現。ダイナミックなバンドサウンドと溶け合うように、情感豊かに歌い上げました。
中盤の人気コーナー“バラードセクション”では、ピアノの調べに寄り添うように『…君へ』を繊細な歌声で表現する宮野さん。
「ついに来ました、さいたまスーパーアリーナ。初めて単独で立たせていただきました。これも10年間の支えがあるから」と感慨深げなコメントも。
ファン投票で特に人気が高かったという『MOONLIGHT』では、優しくそばで語りかけるように心を込めて歌い上げました。
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しっとりとロマンチックな空気に浸っていたのもつかの間、『Kiss×Kiss』ではトロッコに乗って会場に登場。客席にたくさんの投げキッスが贈られました。
続くハードなロックチューン『オルフェ』はダークな世界観で圧倒。緩急を織り交ぜつつ、サービス精神満点なライブで見る者を魅了します。
宮殿から躍り出たかのようなスタイルで歌い始めた『Magic』では、過去の自分とコラボレーションするという映像の“魔法”もくり広げられました。
これまでのライブでもファンへの感謝をつねに心に留めてきたという宮野さん。本公演は10周年の記念という節目でもあり、いつも以上に熱いMCで語りかけました。
「突っ走ってきました。10周年にふさわしい熱いライブになりました。アリーナツアーができるなんて、10年前は思ってもみませんでした。
当時はアーティストとしてデビューできることがただただ嬉しくて……。
でも、好きというだけではダメなんだと気づかされました。役者は役を通して思いを伝えます。
僕はシンガーソングライターではないから、ゼロから（楽曲を）生み出すことはでない。
でも、歌に生き様を込めたい。役者をやってるからこそ、伝えられることもあるんじゃないかと思えるようになりました。
たくさんのクリエイターさんとの出会いでアーティストとしての一歩も踏み出すことができて、自分のポリシーを持って続けてきたらビジョンがどんどん広がっていって。
そして今日、アーティスト宮野真守として自信を持って、いまここに立っています」
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本編ラストに選んだのは、デビューシングル『Discovery』。アカペラで清らかに歌い始めたその歌は、ひとりひとりの観客へ語りかけているように聴こえたことでしょう。
熱心なアンコールに応え、この日オールラストに歌われたのは、ゴスペル調のウォームで壮大な『POWER OF LOVE』。
「最後にまたひとつになりましょう」と呼び掛けた言葉通り、宮野さん自身がみんなといっしょに歌える曲が欲しくて制作したという楽曲。
会場の全員で手拍子を打ち、サビでは大合唱して、ライブは多幸感いっぱいのうちに幕を下ろしました。
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番組情報
【番組名】宮野真守 MAMORU MIYANO ARENA LIVE TOUR 2018 ～EXCITING!～
【放送日】2018年9月23日（日・祝）18：00～／10月17日（水）23:00～
【収録日・収録場所】2018年6月10日／埼玉・さいたまスーパーアリーナ
【放送局】WOWOW