プレミアムなオーダーメイドボイス、先着20名限定発売!

声優の寺島惇太さんのボイスをオーダーメイドで注文できる商品、“ずんたのオダボ”が、本日2018年9月23日12時より、Amebaのスキルシェアリングサービス“REQU(リキュー)”にて、なんと先着20名限定で発売決定!

寺島さんの愛称“ずんた”を冠したオーダーメイドボイス=“オダボ”である本商品は、購入者が名前や寺島さんに演じてほしいセリフなどをリクエストすると、寺島さんがそのセリフを2種類のキャラクターで演じ分けたボイスが納品される、というもの(価格は15000円[税込])。

選択可能なキャラクターは、幼なじみくん、ドSの先輩、インテリクール、末っ子甘えん坊、真面目な優等生、熱血系、ツンデレ、ダメンズ……など、じつに21種類。ファンにはたまらないサービスです。

今回はその発売を記念して、寺島さんにインタビューを敢行! “ずんたのオダボ”や声優というお仕事について、たっぷりと伺いました。

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選べる21キャラの中で、寺島さんのオススメは?

――まずは、“REQU(リキュー)”でオーダーメイドボイスを発売するというお話を聞いたときの感想を教えてください。

寺島 いままで“僕が初めて”というお仕事をあまりしたことがなくて、何かしら先輩方がやったことのあるお仕事が多かったのですが、今回は前例がないので、正直手探りです(笑)。

――台本がある演技のお仕事とは違いますもんね。

寺島 ご購入くださったユーザーさんが、セリフを考えてくださいますから。それがそのまま台本になりますね。不安もありますしドキドキですけど、きっと「声優さんでこういうサービスがあったらいいな」と思っていた方は多いんじゃないのかなと思います。

――さて、今回は21種のキャラクターから2種が選択可能ですが、そのなかで寺島さんが「いちばん得意!」なキャラクターと、逆に「これは難しそう」というキャラクターはどれでしょうか?

寺島 得意だったり、よく演じるのは“幼なじみくん”とか。“天然系”、“ダメンズ”みたいなキャラクターもよくやるんですけど、逆に“ドSな先生”とか“インテリクール”みたいなキャラクターはあまりやったことがないです。……ドSと言っても、いろんなSがあるじゃないですか(笑)。どういうドSかは、セリフを考えてくださる方によりますが、逆にやりすぎると「ひどい!」と言われてしまうかも……(笑)。

――さじ加減が難しいと。

寺島 「もっとソフトなSがいい!」みたいな場合があるかもしれませんが、「もう少しこうしてください」と1回だけですがリテイクもできますので、その調整も楽しんでほしいですね。「あと20%くらい“S”を減らして」とやり直しをしてどのくらい変わるのか、とか(笑)。

――得意なキャラクターと、いままであまり演じたことのないキャラクター、どちらがうれしいですか?

寺島 両方試してほしいですね! 2種類オーダーできるので、「この感じ、寺島でよく聞くから、そのテイストで」とひとつ注文して頂いて、もうひとつは真逆の「聞いたことないな」っていうキャラクターを注文して頂けると、ギャップを楽しめるかもしれません。

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声優というお仕事の楽しさと難しさ

――さて、少し“REQU”からは外れるのですが、寺島さんにとって声優というお仕事の楽しさと難しさは、どこにあると思いますか?

寺島 おもしろさは、声で何にでもなれるというところです。俳優さんは役作りとして見た目から変えていくじゃないですか。でも、声優は声だけなので、同じ時期にいろんな役を同時に演じられます。先輩方には、同じ時期に主役を2本、3本もやってらっしゃる方もいますし……。そういう風に、声を変えて、同時期にたくさんのキャラクターを演じることができるっていうのが楽しさだと思います。

――なるほど!

寺島 お芝居と役作りさえしっかりしていれば、説得力を持たせて成立させられるというのも声優のやりがいですね。皆さん、マンガや小説を読んでいるときになんとなくそのキャラの声を想像しますよね? それがアニメ化されたときに「あれ、思ってた声と違う」ということもあると思うんです。でも声優は声にお芝居を乗せるので、徐々に「この声でもアリかな」と思わせることができます。声ってなじんでいくものなので。

――それがおもしろさでもあり、難しさでもありそうですね。

寺島 最初は「声が合ってない!」と言われていても、徐々になじんでいくと「認めさせてやったぜ!」と思えるのも楽しいです(笑)。

――それでは、「声優をやっててよかった!」と思うときはどんなときですか?

寺島 僕もなんだかんだデビューして9年が経ち、当時小学生だった人がいま高校生や大学生になって、「あのキャラ、惇太だったんだ!」と言ってくれることもあり、感慨深いというか……。単純にキャラの声として「昔好きだった」と言われるのは嬉しいですし、それから何年か経って、同じ声の僕のキャラを好きになってくれたというのも、「声に魅力を感じてくれたのかな」と感じて嬉しいですね。じつは自分の声をあまり“いい声”だと思っていなかったのですが、そうやって好きになってくださる方がいると、嬉しいです。

――いままでゲームやアニメなどいろいろな作品に出演されていますが、「これは難しかった!」というオーダーはありますか?

寺島 デビュー2、3年目くらいのときは、子ども向けの吹き替えアニメなどに出演することが多かったのですが、カッコつけてしゃべったり、いい声でしゃべるのではなく「素っぽい感じ、ナマっぽい感じで」とオーダーされることが多かったです。吹き替えの子ども向けアニメは、流行りの深夜アニメとは質が違うのに、僕はアニメをたくさん見て育ってきて、お芝居もアニメの主人公を参考にしてやっていたので、難しかったですね。「そんなにお芝居してしゃべらないでください」、「ふつうの小学生や中学生みたいな感じで」と。いまだったらよくわかりますが、当時は一生懸命やるしかありませんでした。1回、ナレーションのお仕事で「その辺を歩いている大学生が読んでいるように」というオーダーもありました(笑)。

――あえて演じるのは難しいですね。

寺島 そうなんですよ。「俺、その辺の大学生じゃないしなあ……」って(笑)。

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憧れの先輩は所属事務所のあの大先輩

――寺島さんの「こんな声優になりたい!」という理想はどのような声優さんなのでしょうか?

寺島 僕が目指すところは、“手の届かない存在”と言うよりは、よく見るし、よく聞くし、すごく“大スター!”というわけではないけど見ていて安心するような、親しみやすい声優です(笑)。長く愛される人になりたいですね。

――声優の先輩で、憧れと言うと……?

寺島 声優さんで言うと、堀内)賢雄さんみたいな声優さんになりたいです。なんかもうスゴいんですよ! みんな好きすぎなんですよ、賢雄さんのこと(笑)。いっしょに番組をやっていますが、ゲストにくる方々から賢雄さんの昔話やエピソードがどんどん出てくるので。還暦迎えられてから、あんなに若々しく精力的に、しかも若手とも分け隔てなく絡んでくださる方もなかなかいません。僕もみんなから愛される声優になれたらいいなと思います。そうしたら、還暦を迎えるころには僕もスターになれてるのかな(笑)。

――先ほど、ご自身の声を「あまりいい声だと思ったことがない」とも仰っていましたが、寺島さんご自身の声や演技のいちばんのアピールポイントは何だと思いますか?

寺島 親しみやすさとか、「にじみ出る優しさ・安心感がいい」とはよく言われるかな。だから、「もっと冷たく」とか「もっとヒドいヤツで」と言われて、めちゃめちゃヒドいヤツを演じているつもりなんですけど、「どこか優しさがにじみ出ている」と言われることもあります(笑)。それから、高い声を出すときもありますけど、素の声はどちらかと言うと丸っこい声なので、疲れてるときなどに聞いてほしいなって(笑)。癒されたいときに聞いてほしいです!

商品概要

【商品名】ずんたのオダボ
【価格】15000円[税込]※先着20名限定商品
【概要】購入者は寺島さんにオーダーしたい60文字までのセリフを考案。内容は名前に加えて応援、目覚まし、誕生日のお祝いメッセージなどさまざまなシーンに合わせてリクエスト可能です。セリフオーダー時、全21種類の中から寺島さんに演じてほしいキャラクターふたつ指定すると、寺島さんが指定の2キャラクターで収録したボイスをお届け。購入は先着20名限定です。
【選択可能キャラクター】幼なじみくん/ドSの先輩/ドSの先生/初心な後輩/初心な同級生/初心な先輩/インテリクール/爽やか王子/生意気な年下/末っ子甘えん坊/優しい執事/真面目な優等生/頼れる先輩上司/やんちゃで明るいムードメーカー/オラオラ系(だけど優しい)/ロボット/熱血系/厨二病/ツンデレ/天然系(無意識な肉食系)/ダメンズ

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