ビーズログ12月号(10月20日発売)にてインタビュー全文を掲載!

2018年9月20日~23日に開催された“東京ゲームショウ2018”にて発表された、カプコンの最新作『囚われのパルマ Refrain』

2016年8月に配信され、多くの女性ユーザーを惹きつけた体感恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ』の最新作ということで、待ちわびたファンから喜びの声が寄せられました。

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【パルマR】キービジュアル

B’s-LOG.comでは『囚われのパルマ Refrain』の発表を記念して、本作のプロデューサー・平林良章氏クリエイティブディレクター・原 美和氏にいち早くインタビュー!

また、10月20日に発売されるビーズログ12月号にて掲載される内容の一部を抜粋して、特別に先行公開します!

ビーズログ12月号では『囚われのパルマ Refrain』のB3ポスターが付録につくほか、インタビューでは、最新作でも孤島を舞台として選んだ理由から見えてくる開発陣の意図や熱い想い本作の彼“チアキ”の制作秘話など、ファン必見の内容が綴られています。

ぜひお手に取って、チェックしてくださいね♪

完全新作『囚われのパルマ Refrain』開発陣インタビュー

パルマインタビューツイカード

――『囚われのパルマ Refrain』はいつごろから開発を開始されたのでしょうか?

 前作『囚われのパルマ』の開発が終わってひと息ついたところからですね。具体的には2017年の夏ぐらいから始動していました。

――『囚われのパルマ Refrain』でも同じ開発スタッフが手がけるのでしょうか?

平林 はい。今回もキャラクターデザインに実田千聖、コンポーザーに北川保昌、そして原美和と、それぞれ『囚われのパルマ』で中心を担ったメインスタッフが手がけます。

――本作の彼となるチアキは、新作を作ることになってからできあがったキャラクターですか?

 はい。前作ではハルトとアオイをプレイヤーのみなさんに好きになって頂きましたが、彼らと同じように愛して頂けるようなキャラクターを目指して作りました。

平林 チアキは、前作のときに候補として作っていたキャラクターを出したというわけではなく、完全に『Refrain』のために作り上げたキャラクターです。前作は、前作のためにハルトとアオイというタイプの異なるキャラクターを考えました。そのときのものを掘り起こして、というようなことは一切しておりません。コンテンツとして前進していくために、さらに魅力的な人物をという意気込みで考えたキャラクターです。

――ハルトとアオイへの思い入れが大きいユーザーも多いと思いますが、そのあたりは意識されましたか?

平林 そうですね。お陰様で、みなさんに前作をとても楽しんで頂けたので、意識はしていました。

 前作は自分たちの想像を遥かに超えた評価を頂けたので、いざ新作となったときにプレッシャーになった部分はあります。ですが、前作で頂いたご意見がとても参考になって、こう変えていきたい、ここは改善しなくては……というところも見えてきました。『囚われのパルマ』として変えてはいけない部分もありつつ、変えなくてはいけない部分もあるなと思いましたね。

――変えなくてはいけないと思われた部分はどんなところですか?

 やはり、ハルトやアオイに既視感を覚えてしまうとダメだなと思っていたので、まったく新しいキャラクターを生み出さないといけない、というところが大きなプレッシャーでしたね。

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▲路地に倒れていたところをあなたに助けられた青年。初めの頃、チアキはあなたに対して少し高圧的な態度を取りますが……。

――『ハルト編』『アオイ編』と同じ配信形式でやってこられましたが、良かった点・難しかった点をお聞かせください。

平林 難しい難しくないで言うと、青天井ではないので、ビジネスとしてのリスクはあります。気に入ってくれた方が、どんなに買うとおっしゃってくださっても、これ以上買えませんよというラインを僕らが作ってしまっている。ですが、そのぶん横に広がる提案をさせて頂きたいと思ってこの2年やってきました。

良かったなと思う点は、お客様の投資には、それに対する見返りをしっかり保証するべきであるということを『囚われのパルマ』が提示できたことです。僕もほかのゲームでふつうにガチャを回しますが、それとは違う楽しみかたを求められているお客様が確実にいらっしゃって、『囚われのパルマ』がそれにお応えできる存在であり続けたいなと思っているので、エピソードをご購入頂けたら、それ以上のものをしっかりお返しできるように。そこは、原を中心にお値段以上のものをご提示しようと、めちゃくちゃがんばっています(笑)。

――『囚われのパルマ』だから、という信頼感は確かにユーザーに広がっていると思います。

 テキストを読み進める形式のゲームとしては、かなり難易度の高いものを作っているという自負はありますね。ストーリーの出来はもちろん、スマホ画面を通じて彼と触れ合う“おでこタッチ”や“視線移動”など、新しいことを入れなくてはいけないゲームだと思っているので、すごくハードルが高いなぁとは思っています。

平林 でも、お値段以上は保証できますよね?

 もちろんでございます(笑)!

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▲面会では、従来のタッチに加えて視線でのアプローチが可能に。画面に目のマークが表示されたときに、スマートフォン端末を見たい方向に動かすことで、視線を動かすことができます。それによって彼の反応も変化します。

――それでは、『囚われのパルマ Refrain』もこれまでと同様の配信形式となるのでしょうか?

平林 はい。新しいキャラクターにはなりますが、『パルマ』IPとして皆様に提案したいコンセプトは変わりませんので、配信形式もこれまでと同様になります。また、前作とは別のアプリとなりますので、『囚われのパルマ Refrain』のアプリを新たにご購入、ダウンロードして頂く必要があります。

――それでは最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。

 ファンの皆様には長らくお待たせしました。『囚われのパルマ Refrain』はチアキ自身の成長はもちろん、プレイヤーの成長も必要な話になっています。ですので、彼と接していく中で、チアキのことを深く想って頂きながら、ご自身の成長も感じて頂けたらうれしいなと思います。現在、鋭意制作中ではありますが、ぜひ楽しみにお待ちください。

 ビーズログ12月号(10月20日発売)

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『囚われのパルマ Refrain』6P大特集!
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