2019年2月14日、月森たちとまた会える!
コーエーテクモゲームスのネオロマンスゲーム『金色のコルダ』シリーズ完全新作として、ファンのあいだで大きな話題を集めているPS Vita、Nintendo Switch、PC(Steam)用ソフト『金色のコルダ オクターヴ』。
1本のソフトに、ふたりの主人公が紡ぐ“フェスタルート”と“キャンプルート”というふたつのストーリーが収録されており、恋愛エンドを迎えられる攻略対象はなんと総勢22名!
気になるシステムは、“キャラクターソングで遊べるリズムアクション”ということで、これまでのシリーズにはない内容が盛りだくさん。とにかく期待が高まります。
今回は、そんな本作を世界最速先行プレイ!
序盤の物語の魅力や、リズムアクションの難易度、さらには開発スタッフに直接お聞きした本作のお楽しみ要素まで、まとめてレポートいたします!
STORY
主人公が目覚めたのは“演奏が歌となって聴こえる世界”!
今回プレイさせて頂いたのは、ふたつのストーリーのうち、日野香穂子(名前変更可能)が主人公となるフェスタルート。
物語は、学外コンサートが行われたクリスマスイブの夜、いつものように香穂子が眠りにつくところから始まります。
目を覚ますと、そこは見知らぬ島の見知らぬ草原!
どうやら近くの街では“フェスタ”が行われているらしく、香穂子は冬海ちゃんとともに、様子を見に行くことにします。
そこで出会ったのは同じ高校に通うヴァイオリニスト・月森蓮(CV:谷山紀章)でした。
鮮やかなブルーの髪が美しいです。谷山さんの静かで繊細な演技も、相変わらず素敵です。
そんな月森は、街の人たちに頼まれてヴァイオリンを演奏していたようなのですが、なんとこの世界“楽器を演奏すると、演奏者の心が歌になって聴こえる”とのこと。
とまどう月森をよそに、プレイヤーである私は「なるほど、だからリズムアクションの楽曲がキャラクターソングなんですね!」と納得しました。
その後、月森と香穂子たちはいっしょに街を見て回ることに。
島の住人との会話から、いつのまにか自分たちが着ていた見知らぬ制服が、島にある“ハルモニア学園”のものだと知る3人。
体を休められる場所を求めて、学園の寮へと向かいます。
おなじみの“日野ちゃん節”は本作でも健在!
香穂子といえば『金色のコルダ』、『金色のコルダ2』の主人公ですが、当時ゲームをプレイしていたファンのあいだでは、彼女の心情を表した地の文や選択肢も注目の的でした。
その思わずクスっとなってしまう“日野ちゃん節”は、本作でもたっぷりと楽しむことができます。
たとえば、誰もいないはずの寮の食堂に3人分の食事が用意されているシーン。
おなかを空かせた主人公が食事に手を付けようとしますが、「何が入っているかわからない」と警戒する月森に止められます。
その夜、香穂子はひもじい思いをしながら眠りにつくのでした……。
キャラクターたちとの会話は懐かしい&新鮮!
月森以外のメンバーとも再会を果たし、寮には『金色のコルダ』『コルダ2』のメンバーたちが勢ぞろい。
なんとみんな主人公たちと出会う前は野宿(!)をしていたようです。衝撃です。
明るく元気な火原和樹(CV:森田成一)や、スポーツ万能な体育会系男子・土浦梁太郎(CV:伊藤健太郎)はなんとなく野宿も似合うのですが、柚木梓馬(CV:岸尾だいすけ)こと柚木様の野宿は想像できません。
元声楽家の教師・金澤紘人(CV:石川英郎)、やさしい大学生の王崎信武(CV:小西克幸)、「たまえ」口調の褐色理事長・吉羅暁彦(CV:内田夕夜)といった年上組は、なんと高校生の姿で登場します。
中学3年生の衛藤桐也(CV:日野 聡)は逆に成長して登場するので、そのあたりも見どころ!
外見が変わったことで、攻略対象たちも「なんて呼べばいいのかな」と悩んだり、もちろん本人たちもちょっぴりとまどっている様子がうかがえます。
中でもかわいいのが吉羅! 背が小さいのです! かわいい~!
注目すべきは一人称。最初は「私」なのに、外見年齢に引きずられてしまったせいか、高校生当時の「僕」に変化します。
高校生のときの吉羅は背が小さくて僕っ子だったんですね……。思わず噛みしめたくなる事実。かわいいの極みです。
そんな吉羅を見て、小柄な志水桂一(CV:福山 潤)が、「僕も(身長が伸びるのを)諦めなくていいんだ」と発言するのがまた最高にキュート!
こういった攻略対象同士のかわいい&かわいいが詰まった会話シーンは、本作でたっぷりと楽しむことができます。
LOVE
少しずつ絆を深める甘ずっぱい恋模様♥
ネオロマンスゲームと言えばやっぱり恋愛要素!
さまざまなイベントを通して、主人公と男の子たちの関係性が少しずつ変化していくのもポイントです。
今回はPS Vitaでプレイさせて頂いたのですが、サンプルとしてNintendo Switch版のスチル画面も見せて頂きました。
TV画面に映し出されたキャラクターたちの、ま~美しいこと美しいこと!!
生粋のPS Vitaユーザーでしたが、Nintendo Switchの画面を見たらそれはそれで心が揺れてしまいました。
どの機種でプレイするか、発売日までじっくりと悩み続けたいところですね……!
SYSTEM
リズムアクションの評価で自由時間に会える人数が変化!
さて、物語の合間にプレイできるリズムアクションでは、キャラクターソングを聴きながらリズムゲームが楽しめます。
気になる難易度は「かんたん」「ふつう」「難しい」の3段階。
初めてのペアは月森とということで、私の超絶技巧を彼に見せるために、せっかくなので「難しい」を選択してみました!
結論:「難しい」は、私には難しいです……!
難易度はプレイ前に変更できるので、つぎのリズムアクションパートでは「かんたん」を選択したところ、
とはいえ、使うボタンは自分の好みに合わせて設定できるので、何度も遊んでいるうちに少しずつ上達できます!
私も発売後はたくさんプレイして、月森に超絶技巧を見せつけたいです。
ちなみにプレイ後の評価は、最高で“SSS(トリプルエス)”。
この評価によって、自由行動時に会話できる人数が決まるそう。
シリーズファン感涙! 思い出のスチルがてんこ盛り
コンボが決まると過去作のスチルが流れる特別な演出が!
流れてくるスチルは時系列順になっているものもあり、これまでのシリーズを追っていたファンであればよりグッとくるはずです。
過去作を知らない方も、「このスチルはいったいどの作品で見られるの!?」と、興味をそそられること間違いなし。
私はついついスチルを見てしまって、ミスを連発してしまったのですが、きっと皆さんもそうなるのでは……! と思っています。
楽曲を歌うキャラクターが「Bravo!」をくれる
リズムアクションをプレイ中、コンボが繋がるとキャラクターが「Bravo!」と声をかけてくれます。
コンボが繋がれば繋がるほど「Bravo!」の嵐になるのですが、声をかけてくれるのは“その楽曲を歌っているキャラクター”なので、みんなで歌っている曲になるといろいろなキャラクターが「Bravo!」と言ってくれます。
これがもうなんだか楽しくて、たくさんボイスを聞くためにもリズムアクションをもっとうまくプレイしたい欲は高まるばかり。
ETC.
ほかにもお楽しみ要素いっぱい!
開発スタッフの方に教えて頂いたのですが、なんと本作は“メインストーリー”以外のお楽しみ要素“エクストラモード”も充実!
エクストラモードにはいくつかの項目があって、たとえば“メモリアル”ではこれまでに見たスチルを見返すことが可能です。
リズムアクションの演出で流れた過去作のスチルはここで見られるのですが、どれも最新機種用に高画質化されているので、とにかく鮮やか……!
また、リズムアクションが何度でも練習できる“フリーモード”では、「かんたん」「ふつう」「難しい」のほか、最高難易度「超絶技巧」も用意されています。
いったいどんな速さでアイコンが流れてくるのか……。
腕に自信のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね……!
そしてそして、スタッフさん的にも個人的にもいちばんのオススメ要素が“ハルモニア劇場”。
リズムアクションをプレイすると“BP(ブラボーポイント)”がもらえるのですが、集めたポイントを使うことでミニキャラの会話劇がゲットできます。
開発スタッフの方曰く、「島で生活するキャラクターたちの姿をファータが覗き見していて、その内容を劇として上演している」とのこと。
紙で作った人形のようなキャラクターたちがくり広げるちょっとした会話は、それぞれの日常が垣間見えて楽しいです。
ちなみに、ハルモニア劇場で見られる会話劇は全部で88本!
シリーズを越えたキャラクター同士の掛け合いを、本編以外でも見られるのがうれしいですね!!
シリーズごとに違う年代を生きるキャラクターたちが、同じ制服を着て同じ学園に通う、夢のような共演が楽しめる本作。
12月3日までに限定BOXを予約すると、早期予約特典として不動翔麻(CV:前野智昭)と芹沢睦(CV:細谷佳正)の恋愛IFルートがプレイできるダウンロードシリアルが手に入るので、さらに本作を深く味わえること間違いなしです。
何度でも言いますが、みんなに会えるのは2019年2月14日です!
ぜひ皆さんも、まったく新しい『金色のコルダ』ワールドに出かけてみませんか?
キャラクターデザイン/船鬼一夫 オリジナルキャラクターデザイン/呉由姫
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