「作品を永遠に」豊永さんの熱い想い

2019年1月18日より全国の映画館にて実施中の、フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』TVシリーズ一挙劇場上映

本日1月25日、東京・TOHOシネマズ新宿にて舞台挨拶が行われ、勝生勇利役を演じる豊永利行さんが登壇しました。

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今回の企画は、『ユーリ!!! on ICE』のTVシリーズ全12話を4話ずつ3週に分けて劇場の大画面で上映するというもの。

上映の最後には、2019年中に公開予定の完全新作劇場版『ユーリ!!! on ICE:ICE ADOLESCENCE(アイス アドレセンス)』の特報映像も先行公開されています。

舞台挨拶では、勝生勇利役としての登場は1年ぶりとなる豊永さんと、イベント初登場のマッカチン(きぐるみ)が登場。

DEAN FUJIOKAさんとのコラボ楽曲『History Maker ~HITM Ver.~』をバックに、アニメシリーズの終了から2年がたっても舞台に立てることや、楽曲のコラボが実現したことなど、すべては変わらずに応援してくれているファンのおかげだと、感謝の気持ちを伝えました。

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一挙上映の2週目は5話から8話がまとめて上映されたことを受け、印象的なシーンを聞かれた豊永さんは、多彩なスケーティングシーンを絶賛。

作画の素晴らしさは言わずもがな、BGMや細かな効果音に至るまで、改めてそのクオリティに見入ってしまったそうです。

一方で物語については、勇利がテレビで“愛”を掲げるシーンと、駐車場で感情が溢れるシーンをチョイス。

愛のシーンでは記者会見という場を意識しつつもスイッチが入ると周りの目が気にならなくなる勇利らしさを感じたとのこと。

さらに駐車場のシーンでは、勇利とヴィクトルの心情や関係性が改めて見えて、当時とは少し違う感じかたができるのがおもしろいと、作品の奥深さに触れました。

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また『ユーリ!!! on ICE』といえば、さまざまな形で絶えず展開されているイベントも印象的。アニメシリーズが終了してから2年経っている実感がないという豊永さんのコメントに、会場のファンも頷いていました。

ちなみに、そんな数多くのイベントの中で豊永さんの印象に残っているのが『ユーリ!!! on CONCERT』

オーケストラをバックに歌ったインパクトもあるそうですが、歌唱曲だけでなくインストも含めたコンサートであることに、音楽が作品のキーであり魅力だと感じたとのことです。

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ちなみに本日発表された“ユーリ!!! on CONCERT feat. TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK 2019”では、期間限定でオープンする東京スカイツリー タウン アイススケート パーク2019にて、本コンサートの楽曲が流れるそう。詳細は特設ページをチェックしましょう。

【告知画像】スカイツリーコラボ

そして会場には、ヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一さんよりメッセージが到着。ここでは、その全文を紹介します。

諏訪部順一さんコメント

『ユーリ!!! on ICE』を今あらためて振り返ると……
想像以上に収録時の記憶が残っていません。もちろん良い意味で!

それだけ無心に取り組んでいたんだなぁ……と。
出演作にも関わらず、ここまで客観的に楽しむことができる作品は、ほかにないかもしれません。

ヴィクトルに出会えたこと、彼を通じて勇利やユリオたちと過ごした時間、ともに紡いだ物語……それらは自分にとって、かけがえのない宝物です。

みなさんにも、キラキラしたものとして心に留め続けて頂けたのなら幸いです。

そうそう、すでに発表になっている新作劇場版がどのような作品になるのか?
公開まで今しばらくお待ちください。

では、またヴィーチャとしてお耳にかかれる日まで、ダスビターニャ!

最後に豊永さんは、『ユーリ!!! on ICE』TVシリーズ一挙劇場上映で作品を振り返ると同時に、特報映像の美しさに感動してほしいとコメント。

さらに、ファンの愛のおかげでフィギュアスケート作品の代表作として完全新作劇場版へも繋ぐことができたとしたうえで、「『ユーリ!!! on ICE』を永遠にしましょう!」との熱いコメントでイベントを締めました。

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(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会