生アフレコとトークなど盛りだくさんの1時間

2019年2月23日、『オトメイト×Nintendo Switch移籍記念!スペシャルグッズ プレゼントキャンペーン!!スペシャルトークイベント』が、東京・池袋のオトメイトスクエアにて開催されました。

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同イベントに登壇したのは、昨年10月にNintendo Switch用ソフトとして『Cendrillon palikA』に出演している浪川大輔さん杉山紀彰さん

イベントはふたりが演じているキャラクター、黒禰[クロネ]歌紫歌[カシカ]にちなんで“ガラス職人と魔法使いの0時までには終わるラジオ!”という架空のラジオ形式で行われました。

本イベントに集まったのは『Cendrillon palikA』を含むNintendo Switch向けのオトメイト作品を4本購入して応募した、選ばれし約40名のファンたち。

冒頭杉山さんが『Cendrillon palikA』のストーリー紹介を始めると、浪川さん「ここにいるのは選りすぐりの猛者ですから! ストーリーはもう十分ご存じですよ!」とコメント。

会場に集まったお客さんも思わず笑ってしまい、アットホームな雰囲気で進行していきました。

浪川&杉山コンビが『Cendrillon palikA』の魅力をご紹介

まずは『Cendrillon palikA』に登場するキャラクターをひとりずつ簡単に紹介。

自身が演じたキャラクターの順番になると、浪川さん「黒禰は最初はあたりがきついかもしれないけれど、辛抱強く付き合ってもらえるといい子」杉山さん「歌紫歌は主人公を手助けするけれど、肝心なときにいないんです(笑)」とコメントしました。

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この日は、黒禰と歌紫歌について、ディレクターのコイデユウリ氏&キャラクターデザインの清白かりん氏からのコメントも紹介されました。

コイデユウリ氏

「私の中で黒禰はツンデレというキャラではなくて、いろいろな事情があって主人公に最初は冷たいですが、もともとはマイペースで、自分の大切な子にはストレートに感情を出す、激甘な男子という感じです。なので、主人公と想いが通じてデレたというより、単に甘やかしたいから甘くなってるという。ちなみに、個人的には黒禰はおまけシナリオでいちばん書きやすくて大好きです」

「歌紫歌は攻略キャラの中でいちばん最初に考えたキャラです。自称魔法使いで見るからにうさん臭くて裏がありそうな雰囲気が個人的にとても気に入っています。主人公にいじられたりとヘタレっぽいところがありつつ、ときに冷たくするくせに本当は優しくて、悲しげな雰囲気を持つところが歌紫歌のいいところだと思います。余談ですが、私はいじられている歌紫歌がいちばん好きです」

清白かりん氏

「当初はダークブラウンや深緑系の暗めな髪色でデザインを進めていたのですが、家族構成や性格が見えてきた所で、思い切って『金髪はいかがでしょう?』と提案をさせて頂き、いまのクロネに落ち着きました。この世界のガラス職人とはどんな服装なんだろう……ととても悩んだ記憶があります。職人=エプロンかなと思ったので職人とつくキャラは皆さんエプロンを着用させてみました。気だるげなキャラなので、ちびキャラもぐだっとさせることが多くて描いていて楽しいです」

「コイデさんから『魔法使いらしくないものを』という希望を頂きまして、性格を考慮し、ピエロをベースにしてみたのですが、マントや多めの装飾から別の要素も感じて頂けると嬉しいなと思いながらデザインしました。それから、プレイした皆様はお気づきかもしれませんが、作中に瞳の色が近いキャラがいて、そこに秘密があったりします」

生アフレコを披露! 黒禰と歌紫歌が質問に回答

“おしえて! Cendrillon palikA”というコーナーでは、作品にまつわる質問に浪川さん杉山さんが生アフレコ形式で回答しました。

「女性のどんな仕草にグっと来る?」という質問に、黒禰が「好きな女以外に興味がない。アンタ(歌紫歌)なら誰でもいいかもしれないけれど」と答えると歌紫歌が「人をプレイボーイみたいに言うんじゃない!」と突っ込みながら「いつも元気はつらつとしている娘が私に甘えてくるというのは嫌いじゃない」と応酬。それに対して黒禰が「キモ……」と打ち消し、笑いを誘っていました。

さらに「透京以外に彼女と行くならどんなところに行ってみたい?」と聞かれると、黒禰は「透外ノ都でいちばん人気のパンケーキ屋さん。そのパンケーキがどんなものか食べて、そのあと俺の家でもっと美味いパンケーキを作る。そのあとは……想像にお任せします」

歌紫歌は「透京はガラスでできた町だが、異国の街は古い石造りでできていたりまったく違うからな。そういった場所を巡るのもいいだろう。もちろん食文化も違う、料理が好きなシンデレラはきっと喜ぶぞ。そうだ、世界遺産を巡るのも楽しそうだな」と答えていました。

ふたりが身に着けたいガラス製品とは?

そのつぎは、浪川さん杉山さん、おふたり宛の質問コーナーへ。

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「ふたりがもし透京の住人になったら、どんなガラス製品を身に着けたいですか?」という質問が挙がると、浪川さん「作品にとっては大事なモチーフかもしれないのですが靴擦れが怖いので、靴はちょっと……」と前置きしながら「風鈴が好きなので、爽やかな音色を奏でながら過ごしてみたい」と回答。

「風なのかな? あ、違う……浪川だ」というくらい爽やかに、と答えて会場を笑いで包みました。

一方杉山さん「首に巻けるひんやりとしたタオル状の何か」と回答。それに対して「そんな大きなアイテムを身に着けるんですか!?」と浪川さんがツッコミを入れていました。

新作紹介タイムではあの名作への想いも

ときに笑いを交えながら、質問コーナーが終わると浪川さん杉山さんがNintendo Switchで発売される新作オトメイトタイトルをご紹介。

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そのなかでふたりが出演している『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Devote』の回になると、収録エピソードが飛び出すひとコマも……。

浪川さん「大好きな作品なんですけれど、小学生の鷹斗と壊れた世界のキングとの2役が難しかった。今回は中学生なのでより難しくなかったですか?」杉山さんに質問。

杉山さん「寅之助は最初の収録で大人っぽく演じていて、イベントでほかの共演者と掛け合ったときに年齢を下げたりと調整に苦労しました」と同意していました。

さらに、『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Devote』の制作発表を受け、ファンの方が長年応援してくれたことを実感したと語る杉山さん。それを受けて浪川さん「70歳を越えても小学生役を演じていきたい」と笑いを誘いました。

『Cendrillon palikA』の魅力はもちろん、キャストふたりによる生アフレコとトークであっという間に1時間が経ち、最後は浪川さん&杉山さんのコメントで締めくくられました♪

◆杉山さん
「お客さんの前で『Cendrillon palikA』のキャラクターを演じるのは初めてで、すごく新鮮で楽しかったです。いつも『オトメイトパーティー』で作品の朗読劇をさせて頂くんですけれども、大きな会場とは違ったアットホームな時間を過ごさせて頂きました」

◆浪川さん
「今回改めて作品をプレイしてくださる皆さんと時間を共有して、さらに気合が入りました。ゲームの収録はひとりで臨むことが多いですが、プレイしてくださる方々のことを想いながら臨みたいと思います。この先10年、20年と愛して頂ける作品にしていきたいですね」

人気作品の新作や、オリジナル作品など今後もNintendo Switchで展開されていくオトメイト作品。これからも目が離せません。

ちなみに、オトメイトビル6階に続く内階段の壁には、この日の記念に浪川さんと杉山さんが書いたサインが!

オトメイトビルに足を運んだ際には、ぜひチェックしてみてくださいね♪

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