朔良を大解剖!? 語られる舞台への“目標”

乙女ゲームシリーズ『DYNAMIC CHORD』を原作とした舞台『DINAMIC CHORD the STAGE』が、いよいよ2019年5月11日よりヒューリックホール東京にて上演開始。

本公演に向けて、2次元と2.5次元の垣根を超えた夢の対談企画が実現! 全8回にわたりB’s-LOG.comだけの独占でお届けします。

第7回はLiar-Sボーカル編檜山朔良×三山凌輝

 02_三山凌輝×檜山朔良

生演奏によるライブシーンと、自身の音楽と向き合うバンドマンのリアルな葛藤を描く舞台『DINAMIC CHORD the STAGE』。

本作の公演に向けて、音楽事務所兼レコード制作会社である“DYNAMIC CHORD”に所属している4つのバンド“KYOHSO”、“Liar-S”、“[rêve parfait]”、“apple-polisher”のメンバーと、舞台で彼らを演じるキャスト陣による対談企画が実現しました。

各バンドのボーカルとバンドリーダーが、キャスト陣との“ガチトーク”を展開。舞台化に関する話から、お互いの音楽や芝居に対する想いまで、たっぷりと語り合って頂きました♪

第7回はLiar-Sのボーカル檜山朔良さんと、舞台キャストの三山凌輝さんによる対談をお届けします!


▲檜山朔良

▲檜山朔良役:三山凌輝

檜山:Liar-Sの檜山朔良。よろしく。

三山:舞台『DYNAMIC CHORD the STAGE』檜山朔良役・三山凌輝です! よろしくお願いします!

檜山:どうも。俺あんまりしゃべらないけど大丈夫か。

三山:いきなり省エネ宣言?! じゃ、じゃあその分、僕がしゃべりますね!

檜山:助かる。つーか、舞台で俺の役やる奴と話すって不思議だな。

三山:そうですね(笑)。

檜山:なんて呼んだらいい?

三山:呼び捨てがいいです!

檜山:ん、りょーきな。じゃあ俺のことも呼び捨てでいい。

三山:え! でも、檜山さん僕より年上だし……。

檜山:りょーきは舞台の上で俺として立つんだろ。だったら対等。敬語とかその辺もいらねー。なんか硬いし。

三山:じゃあ、遠慮なく……朔良!

檜山:おう。とりあえずここに加賀(Liar-Sのマネージャー)が用意した質問表があるから順番に聞いてくな。

三山:はーい!

檜山:じゃじゃん。第一問。『三山さんに音楽を好きになったきっかけを聞いて下さい』。

三山:それって加賀さんのメモ書きそのままじゃ……

檜山:気にするな。

三山:(笑)。きっかけは、元々メンズのアイドルグループやK-POPが好きだったことかな。いまでもよく聞くよ。ダンスもやってたし、そこから自然と“歌”と“踊り”から“歌って踊る”に繋がっていって、どんどん好きになった。

檜山:りょーき踊れんのか。スゲーな。

三山:朔良は……って、聞くまでもないか(笑)。

檜山:無理。疲れる。

三山:だよね(笑)。あとはずっと英語も勉強していたから、洋楽も聞くし、バンドだと日本人だけど英語歌詞の多いONE OK ROCKも好きだし、王道で人気のあるバンドも好きだな〜。

檜山:ライブやコンサートは行ったりしねーの?

三山:最近はあんまり行けてないんだけど、誘われたり、行きたい衝動に駆られた時は行っちゃう! 特にツアーだと逃せないって気持ちになるし! 朔良は他のアーティストのライブって観に行ったりするの?

檜山:ぶっちゃけあんまり。事務所の先輩後輩のは時々行く。あとは夏フェスで一緒になったバンドとか。まあ、ほとんど芹(Lair-Sのドラマー)に引っ張られてくんだけどな。

三山:想像出来る。朔良らしいね(笑)。

檜山:ん。じゃあ、第二問。『三山さんに檜山朔良を演じるうえで心がけている点を聞いて下さい』。

三山:加賀さんありがとうございます(笑)。そうだな〜、僕と朔良は真反対の性格だなって思うんだよね

檜山:ほほう。

三山:でもその中でも近い部分……共通点もあるって気付いたよ! 普段、僕は結構話し好きなんだけど、疲れてる時はすぐスイッチがオフになって喋らなくなるんだ。テンションも低くなるし、そういうときって朔良に近いのかもなって。朔良は普段からこれくらいの省エネモードで生きてるんだろうなーって。

檜山:俺のまわり勝手に喋る奴多いから。黙ってるくらいがちょうど良いって思ってる。

三山:あ! それもしかして俺のことも入ってる!?

檜山:まあな。

三山:も〜(笑)。でも、今回朔良を演じるうえで、そういう共通点を掘り下げながら演じたいと思ってるよ。それに、朔良には歌うときこそ出したい……自然と出てくるエネルギーがあるんだろうなとも思うんだ。今まで培ってきた歌へのエモーショナルな部分っていうのかな。そこが朔良の大きな魅力だなって僕は感じてるから。あとギャップも! 朔良の魅力のひとつだよね。そのギャップを“作る”んじゃなくて芝居の中で自然に見せることが出来たらなって考えてるんだ! 藍鉄ロックフェスでの出来事を描いた今回の脚本のなかでも、あんまり話さない朔良だけど、その場の芯になるような、ガラッと空気を変える一言を発したりする。そういう言葉を言えるのって、朔良がまわりのことをよく見て、頭の中でいろいろ考えているからだよね。ただただ省エネってだけじゃない、たくさんの魅力が詰まっている人だから、そんな朔良の魅力を僕自身がもっと理解したいし、掘り下げて、取り入れて、新しい朔良の魅力も探し出して、より朔良に近づけるように日々考えながら努力してるよ。

檜山:俺、めちゃくちゃ研究されてる。

三山:そうかな?(笑)でも、ずっと考えてるよ。Liar-Sの曲も朝も夜も毎日聞いてるんだ。

檜山:マジか。

三山:マジだよ。Liar-Sの曲はどれも好きだけど、特に好きなのは『STELLA』。ほかの曲とは雰囲気も違って静かなバラードの中にエモーショナルを感じられるよね。朔良があの曲を歌うってことも、朔良の素直さみたいな部分を感じられるようで好きなんだ〜。

檜山:あんまそういうことは言わなくていい。

三山:ごめんごめん(笑)。それからアップテンポな『ジェネシス』もいいよね! 『wanna take a ride?』も大好き。

檜山:千哉(Liar-Sのギタリスト)の作る曲は全部すげーからな。

三山:うん! Liar-Sの曲が好き過ぎて、もっといろいろ歌いたかった! もちろん今回舞台で歌わせてもらう2曲もめちゃくちゃかっこいいし大好きだから、本当に楽しみなんだ。

檜山:芹や宗(Liar-Sのベーシスト)からりょーきたちがスゲー気合い入れて頑張ってるって聞いた。

三山:気合いは十分過ぎるくらい入ってるよ! Liar-Sや、Liar-Sのファンであるcrewにとって大切な曲を歌わせてもらうんだから。

檜山:ああ。特別に、舞台の間はりょーきに預ける。今回舞台で歌ってくれる2曲とも俺らの大切な仲間だから、カッコ良く見せてやって。

三山:ありがとう!! 楽しみにしててね。

檜山:最後『DYNAMIC CHORD the STAGE』でのりょーきの目標は?

三山:それも加賀さんから?

檜山:いや、これは俺が聞きたいこと。芝居はよくわかんねーけど、りょーきがプロとしてこの舞台に全力で挑んでんのはスゲー伝わった。だから、意気込みっつーより目標を聞きたい。

三山:朔良……うん、聞いてほしいな! まずこの舞台で檜山朔良を演じさせていただくなかで一番の目標は、来てくださったお客様に納得してもらえるような楽しい作品に作り上げること。そのためにはまず自分たちが楽しむことが大切だと思うし、朔良たちのことももっと知っていって、当日のライブシーンでは観客の皆さんと楽しく盛り上げられたらなって思う。芝居の中では、DYNAMIC CHORD社のアーティスト同士の関係性を見せるだけじゃなく、意外な一面や、こんなところまで見れちゃうの? って思えるような細かい部分も見せていきたい。公演までまだまだ時間はあるけど、本番までしっかりと仕上げていくから楽しみにしていてほしいな!

檜山:おう。よろしくな。

三山:朔良もぜひ観に来てね!

檜山:ああ。最後にひとついいか。

三山:ん?なに?

檜山:がんばりょーき。

三山:……! うん! 頑張ります!


明日は、KYOHSOのボーカルYORITOさんと新里宏太さんの対談をお届けします! お楽しみに!

▼DYNAMIC CHORD the STAGE 独占対談企画▼






『DYNAMIC CHORD the STAGE』公演概要

【原作】honeybee black『DYNAMIC CHORD』
【脚本】おかざきさとこ(映画『春待つ僕ら』、『リベンジ girl』など)
【演出】石岡貢二郎(『うたの☆プリンスさまっ♪』ライブ、『ツキステ。』シリーズなど)
【劇場】ヒューリックホール東京(有楽町)
【キャスト】
<KYOHSO>
YORITO役:新里宏太
TOKIHARU役:杉江優篤
YUU役:山口大地
SHINOMUNE役:KEN’ICHI

<Liar-S>
檜山朔良役:三山凌輝
珠洲乃千哉役:服部武雄
榛名宗太郎役:正木郁
結崎 芹役:吉澤翼

<[rêve parfait]>
King役:松岡卓弥
Rook役:石賀和輝
Bishop役:とまん
Knight役:竹内唯人

<apple-polisher>
NaL役:藤家和依(ACT ONE AGE)
UK役:松井勇歩
Kuro役:稲垣成弥
Toi役:松村優

伊澄久臣役:塩川渉
加賀真実役:松村泰一郎
聖矢役:笹翼

公演日程

KYOHSOとLiar-Sをメインにした物語と、[rêve parfait]とapple-polisherをメインにした物語の2種が日替わりで上演予定。

【日程】2019年5月11日(土)~5月15日(水)

◆KYOHSO・Liar-Sメイン回
・5月11日(土)18:00
・5月12日(日)13:00
・5月13日(月)19:00
・5月15日(水)19:00

◆[rêve parfait]・apple-polisherメイン回
・5月11日(土)13:00
・5月12日(日)18:00
・5月14日(火)19:00
・5月15日(水)14:00

チケット情報

【チケット料金】ダイナーシート(非売品グッズ付き)10800円[税込]/一般席8800円[税込]
【ダイナーシート特典】非売品ブロマイド1セット(ミュージックビデオ一曲分のダウンロードコードが付属)
【チケット発売】

⇒チケットぴあ
⇒Confetti
⇒イープラス
⇒ローソンチケット

【主催】『DYNAMIC CHORD the STAGE』製作委員会(アルテメイト/ムービック/チケットぴあ)

『DYNAMIC CHORD』とは……

honeybee blackが贈るバンドをテーマにした乙女向け作品。

音楽事務所兼レコード制作会社である『DYNAMIC CHORD(ダイナミックコード)』に所属している4つのバンドにスポットを当てて、バンド音楽の楽しさや、バンドマンとの甘く激しい恋物語が描かれます。

登場人物

【KYOHSO】
YORITO(本名:城坂依都)
TOKIHARU(本名:英時明)
YUU(本名:黒谷優)
SHINOMUNE(本名:諏宮篠宗)

【Liar-S】
檜山朔良
珠洲乃千哉
結崎芹
榛名宗太郎

【[rêve parfait]】
King(本名:香椎玲音)
Rook(本名:月野原久遠)
Bishop(本名:百瀬つむぎ)
Knight(本名:香椎亜貴)

【apple-polisher】
NaL(本名:天城成海)
UK(本名:青井有紀)
Kuro(本名:黒沢忍)
Toi(本名:音石夕星)

(C)Arithmetic / (C)『DYNAMIC CHORD the STAGE』製作委員会