選択から始まる“最後にして最大”の原画展
諫山創原作の人気マンガ『進撃の巨人』の原画展『進撃の巨人展FINAL』が、7月5日から東京・森アーツセンターギャラリーにて開催されます。
ここでは、7月4日に開催された内覧会のレポートをお届けします。
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『進撃の巨人』は、2009年に連載開始。2013年には梶裕貴さん主演でテレビアニメ化。圧倒的な力を持つ巨人と、それに抗う人間たちの戦いを描いたダークファンタジーバトル漫画です。
原画展の開催は5年ぶり。“最後にして最大”と銘打った今回は、前期・後期合計180点以上の原画を展示。
さらに、“最終話”の風景を音だけで再現した『最終話の音』の展示や、実寸大のジオラマシアターなど『進撃の巨人』の世界を存分に体感できる内容になっています。
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原作単行本未収録の最新原画も展示！
この原画展、アニメ派の人は事前に原作を読んでおくことを強くオススメします。
マーレ編が始まる単行本23巻以降の原画や展示もあるので、より物語と原画展を楽しむためには、原作は必読。
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つねに極限状態の中、様々な選択を迫られる本作。
それにちなんで、来場者は入口でひとつの選択を迫られます。それは、あなたが生まれるのは「壁の中」か「壁の外」か。
選んだ人生に応じて、原画展冒頭は異なるルートへ……。
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実寸大のジオラマシアターには、20ｍ超の超大型スクリーンが。海を見た彼らのその後の物語が展開します。
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足元のガレキには、ボロボロになった兵団マントや、突き刺さった雷槍、エルディアの言葉で書かれた本や蒸かした芋など、様々なアイテムが散らばっています。
巨人たちが戦い、人々の悲鳴がこだまする戦場に立ち、ぜひ戦いの行方を見届けてください。
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原画展では、前期・後期合計で約180点以上を展示するほか、現段階で単行本未収録の最新の原画も！
約10年分の原稿が一挙に公開されています。
諫山氏は「印刷には写らない部分も見てほしい。ホワイトを重ねて修正したり、原稿はある意味立体物のようなものだと思っている」とコメント。
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会場では、エレンやミカサ、アルミンら主要キャラクター13名が大集結した録りおろしの音声ガイドを楽しみながら、展示を見て回ることができます。
数々のシーンを振り返りながらの掛け合いは必聴です！
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物語の核心に迫る衝撃の体験ができるのが、『最終話の音』の展示。
諫山氏が現在構想中の最終話を、音だけで表現した展示となっています。原作者の中にあるラストシーンの一端を、その耳で体感してみましょう。
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最後のエリアはネーム部屋。
諫山氏が描いてきた膨大なネームが、壁一面に展示されています。
ここでは、作品に込めたもの、目指した風景、結末の予感など、10年分の想いをインタビュー映像で見ることができます。
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原画展のあとは、公式グッズショップ“リーブス商会 ロッポンギ直営店”へ！
ここだけでしか購入できないオリジナルグッズがたくさん販売されています。また、同フロアにある“Cafe THE SUN六本木”でも、原画展開催中は「リーブス商会カフェ」コラボが開催されており、作品にちなんだユニークなメニューを楽しむことができます。
来場者には複製ネームをプレゼント
来場者には、初公開となるネームの複製版が曜日替わりでプレゼントされます。
用紙サイズはB4。透明なビニール袋はその場でもらえますが、折り曲げたくない方はファイルなどを持っていくことをオススメします。
開催概要
原画展『進撃の巨人展FINAL』
■東京会場
【開催期間】7月5日（金）～9月8日（日）
◆先行公開日程：7月5日（金）～7月7日（日）※抽選受付終了
◆前期日程：7月8日（月）～8月4日（日）
◆後期日程：8月5日（月）～9月8日（日）
【開館時間】10：00～20：00（最終入館19：00）
【場所】森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ森タワー52階）
■大阪会場
【開催期間】9月21日（土）～12月1日（日）
◆前期日程：9月21日（土）～10月27日（日）
◆後期日程：10月28日（月）～12月1日（日）
【開館時間】10:00～18:00（最終入館17:00）
【場所】ひらかたパーク イベントホールI
【主催】進撃の巨人展FINAL製作委員会
（C）諌山創・講談社/進撃の巨人展FINAL製作委員会