声優仲間がサラリーマンの同僚だったら……!?

アニマックスが2019年11月3日に開催する、オリジナル声優イベント『ようこそ妄想営業部へ♥~もしも声優がスーツ男子だったら、あなたはナニさせる?~』

西山宏太朗さん、伊東健人さん、小林裕介さん、堀江瞬さんの4人が、“イケボ商事の妄想営業部に配属された社員”という設定のスーツ男子となり、ドラマを盛り上げます。

そしてドラマがどう進んでいくかは、イベントに参加している観客の妄想次第! 4人が演じることになるイベント限定のオリジナルスーツ男子キャラクターも必見ですよ。

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今回は、本作に出演する堀江瞬さんのビジュアル撮影現場に潜入! 普段とは一味違ったスーツ姿での撮影やイベントへの意気込み、自身の“妄想力”までお話しいただいたインタビューをお届けします。

堀江瞬さんがスーツ姿に!

堀江さんが演じるのは、天真爛漫で素直な新入社員“堀江シュン”。誰からも愛される子犬系男子で、小林裕介さん演じるユースケとは幼馴染という関係です。キラキラ輝く太陽のような営業を目指し、妄想営業部での仕事にも人一倍ワクワクしている様子です。

堀江シュン調整
▲堀江シュン

撮影は、オフィスでの一幕といったイメージで行われていました。堀江さんはパソコンに向かったりファイルを運んだり、新入社員らしく頑張って仕事をこなすシチュエーションを丁寧に演じていきます。元気で可愛らしい雰囲気だけでなく、ときにはカメラ目線でのショットも!

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続いては、カフェオレを飲みながらのブレイクタイム。仕事の合間にちょっと一息……といった様子で、リラックスした表情も見せてくれました。ちなみに撮影前には、スタッフが“新入社員らしいネクタイ”をじっくり選ぶシーンも。イベントではこうした小物へのこだわりも含め、細部までじっくり見てみてくださいね。

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インタビューでも堀江さんの“妄想力”が爆発!

――撮影お疲れ様でした。まずは、今回のイベントへの出演が決まったときのご感想をお願いします。

すごく斬新というか、思いつきそうで思いつかなかった「そこを突くか!」というところを突いたイベント内容ですよね。お話を聞いたとき、女性の妄想の奥地を垣間見たような気がして、参加させて頂けるのはとても光栄に思いました。ただ普段、僕はスーツに馴染みがなくて、はたしてうまくスーツを着こなせるのか……スーツに着られないかドキドキしています

――実際にスーツを着てみていかがでしたか?

普段のアフレコなどは好きな服を着て行っているので、こうしたスーツのような首元の締まった感覚はなかなか慣れませんね。これまでお仕事でも何度か着る機会はあったんですが、着ると何となく背筋が伸びるような気持ちになります。

それから『第12回声優アワード』の記憶が……あの日、スーツをなくしてマネージャーさんに用意して頂いたことが走馬灯のように蘇ります(笑)

なのでスーツには若干苦い思い出があるんですが、このイベントをとおしてポジティブな思い出で上書きできたらなと思います!

――では、プライベートでスーツを着たのはいつ頃でしょうか?

大学で、それこそインターンとか就活をしていた以来ですね。もうネクタイの締め方もすっかり忘れてしまいました。

ただドレスコードがあるわけでもなく、そうした服装で来てくださいと言われたわけでもないのに、こうしたかっちりとした正装でアフレコに臨んでみたくなる気持ちはありますね。スーツとか着物とかで「きちゃった♪」みたいな。

――着物ですか?!

僕が急にアフレコ現場にそんな格好をして現れたら、皆さんどんな反応をされるんだろうなとか。気になりますね。まさに、“妄想”です

――今お話に出たように、今回は“妄想力を備えた営業部員”という設定ですが、ご自身の妄想力はどのぐらいあると思われますか?

妄想は普段からしていますね。僕は物悲しい曲をよく聞くんですが、例えば曲を聞きながら“僕はこの歌詞のとおりの人生を歩んできました”というような気持ちになって、しんみりと空を見上げる……といったこともやります。

とくに、ちあきなおみさんの曲をよく聞くんですけど、人間の報われなさみたいなものを歌われているので、僕もその歌にシンクロして“こんな人生、一体何なのか……”みたいな気持ちを作って歩いたりします。

あとは、母に怒られて押し入れに閉じ込められたときは、“押し入れの先には異世界が広がっていて……”みたいな妄想もしました。『ナルニア国物語』がすごく好きだったので、衣装ダンスの中で「この先には絶対ナルニアがある!」って信じたりとか。

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――まさに、今回の企画との相性はばっちりですね。そんな妄想営業部に配属された新入社員という設定ですが、営業部や会社員と聞いて思い浮かべるイメージはどんなものでしょう?

“ヒラメ筋”ですね。「営業は足で仕事を取る!」みたいな、古風な社風という印象ですね。最近、テレビのCMを見て「そうなんだ」と思いました。

――小林裕介さんも同じことを仰っていたそうですね。

そうなんですか?! みんなそういうイメージあるんですね。営業部というと、やっぱり足で仕事を取りに行く人というような。その結果ヒラメ筋がついて……!

僕自身、営業というのは、まったく縁のない世界です。出版というか、翻訳の仕事がしたくて就活をしていたんですが、ちょうどオーディションに受かった時期と内定を頂いた時期が重なったんです。そのまま内定を辞退してこの世界に飛び込んだので、実際に仕事についたわけでもなくて……。

――では妄想に絡めて、今回イベントに参加される皆さんがもしサラリーマンの同僚として働いていたら、どのような関係になっていると思いますか?

全部妄想ですけど……西山さんはすごく感性が独特で……とても慎重にコミュニケーション取られる方だなって感じていて。実は人見知りの僕とタイプが近いんじゃないかと思ってるんです。

誰とでも仲良くお話しできるけど、心を許してくれるには少し時間がかかりそうな。とても似たような空気を感じて、だからこそ同族が出会うと仲良く会話できると思うんですけど……お互いイマイチ掴み切れないまま、どちらともなく転職して別れてしまうんじゃ……

伊東さんや小林さんはお仕事でよくお会いする機会があるんですけど、とても物腰が柔らかで、頼れる先輩になってくれそうですよね。分からないことがあっても、聞きやすそうな雰囲気を作ってくれそうだなと思います。

僕はきっと同じ課の人たちと馴染めずにランチの時間もひとりで過ごしてそうなんですけど、それを見かねたふたりが誘ってくれそうかなと。僕は誰かに一緒に行こうと声をかけられないので……西山さんもそんな感じじゃないかな。本当にこれは全部妄想で、西山さんがこういう方だっていうことじゃないですよ!

――今回はキャラクターも用意されていて、堀江さんは天真爛漫な“堀江シュン”を演じますね。シュンについてはどう感じられましたか?

僕とはとても真逆だなと思いました。キャラクターデザインも本人をイメージして頂いたそうなんですが、とても素敵に描いて頂いて……きっと声のイメージなんでしょうね。

子犬系というような言葉がぴったりで、穢れを知らずにここまで育ってきたんだろうなと思います。友だちにも恵まれて、幸せな人生というか……自分が素敵だなと思うものを素直に吸収して育ってきたのかなと。キャラクターを分析していて、すごく羨ましいなと思いました……羨ましいなと思いました。って、つい2回言いましたね(笑)

誰しも本来、こうなれる素質はあるはずなんですよね。僕はどこで間違えてこうなってしまったのか分からないんですけど……。こうなりたかなったというような、ある意味僕の理想も詰め込まれたようなキャラクターになっていますね。憧れというか、お芝居にも“こうなりたかった人間像”みたいなものを詰め込めたらいいなと思います。

――それでは、ほかの方の演じるキャラクターについてはどう思われましたか?

読み方は同じ名前だからちょっと恥ずかしいんですけど(笑)、3人ともシュンを可愛がりたいという感じで、それも羨ましいですよね。人からそうした感情を抱いてもらうのって難しいじゃないですか。シュンには自然と皆が惹かれていって、だから3人も構いたいとか、守りたいとか思うんだろうなと。

西山コータロー
▲西山コータロー(CV:西山宏太朗)

きっと1番の曲者は、シュンと幼馴染のユースケなんだろうなと思います。ボイスを録った時、先輩方に憧れているシュンに対して「もっと俺のほうを見ろよ!」みたいなセリフがあって。これで、ユースケはクーデレの仮面をかぶったヤンデレ属性なんだなってすぐ察しました。シュンを束縛したいのかな……ってどんどんキャラクター設定が勝手に膨らんでいるんですけど、これも妄想なので!

小林ユースケ調整
▲小林ユースケ(CV:小林裕介)

このままだとシュンは、先輩に対して純粋に「格好良いな」となると思うんですけど、そうするとユースケの感情が真っ黒になってしまうんじゃ……(笑)。

なので、シュンには適度にユースケの気持ちにも気づいてもらいつつ、いい感じの距離感を保ってほしいですね。ケントはケントで女遊びすごそうだし、そうした一波乱ありそうな相関図でワクワクしています。

 伊東ケント調整
▲伊東ケント(CV:伊東健人)

――「このキャラクター同士の絡みが見てみたい!」といったものはありますか?

例えば……ケントとユースケとかですね。ユースケはきっと恋愛にも積極的ではないでしょうし、実際やっているのか分かりませんが、一緒に合コンに行ったらケントが「そんなんじゃ女にモテないぞ!」とかユースケに言って、自分のテクを披露するとか。でもユースケは「そういうのいいんで」みたいな。そんな一幕もありそうですよね。

――ここまでお話を伺ってきたところで、すでに凄まじい妄想力を発揮して頂いていますね。

物語を作るのが好きで、小説家を目指していたこともあるので……その時に蓄えられたんだと思います。出版系の仕事につきたいなと思ったもの、それがきっかけだったので。

――最後に、イベントを楽しみに待つファンに向けてメッセージをお願いします。

さっき冗談めかして「アフレコにスーツを着たい」なんて言いましたけど、おそらく今後も自分で進んでスーツを着る機会はまずないと思います。そうしたオファーを頂くのもなかなかないでしょうし、僕に限らず西山さんや伊東さん、小林さんがスーツを着る機会もかなりレアなんじゃないでしょうか。それだけでもイベントにご来場いただく価値はあると思います。

当日は僕の新入社員っぷりを生温かい目で見届けてくださればとても嬉しいですし、スーツを上手く着こなせているのかどうかを確認しに来て頂きです。もし「まだまだ!」と思われたら、お手紙やTwitterなどでご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。僕自身もイベントではなにが起きるのか分かりませんし、カオスな予感はしているので、ぜひ見届けてください!

イベント概要

【イベント名】「ようこそ妄想営業部へ ~もしも声優がスーツ男子だったら、あなたはナニさせる?~」
【日時】2019年11月3日(日・祝)
【場所】有楽町 朝日ホール
【出演】西山宏太朗、伊東健人、小林裕介、堀江瞬
【MC】吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
【料金】600名様を無料ご招待!!
【応募方法】アニマックスご加入後、公式サイトからご応募ください。
※アニマックスに8月末までのご加入者様限定ご招待制のイベントです。
※アニマックス未加入の方は、アニマックスにご加入してからご応募いただけます。
【イベント応募受付】8月31日(土)まで