もっとビッグな企業へ! 期待の新プロジェクトもお披露目

声優の小松昌平さん益山武明さん増元拓也さん濱健人さんがビッグな大企業を目指す、サクセスストーリー番組『K4カンパニー』

同番組の2周年を祝うイベント『2周年記念社員総会~社運隆昌!100年カンパニー計画~』が、2019年8月17日、東京・よみうりホールで開催されました。

イベントには、もちろん“社員”の4人も登場。歌にダンスに朗読劇に盛りだくさんの内容で、K4カンパニーのますますの飛躍を誓いました。ここでは昼の部のレポートと、昼の部終了直後の独占インタビューをお届けします!

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会場となったよみうりホールのキャパは約1000人。2周年を祝うべく駆け付けた“社員”たちが待ち構えるなか、2年間の軌跡を振り返る映像からイベントは始まります。

そしておなじみのシャツをまとった小松さん、益山さん、増元さん、濱さんが元気いっぱいに登場! 「みんな、立って!」と会場を促し、ペンライトの海が揺れる客席を前に『K for…』を歌い踊りました。

 

約1年前は、ビルの屋上でイベントをやっていたという『K4カンパニー』。2年間の時を経て、クーラーのきいた屋内でイベントが開催できることを笑い混じりに喜んでいました。

さらにビッグな企業を目指すにあたり、協賛企業や社外関係者の協力は不可欠。グッズ制作やイベントなどで実際にさまざまな企業が協力してくれたり、先輩(代永翼さん)や後輩(新祐樹さん、保住有哉さん)が番組を訪れたりと、2年間でかなり“リアルな企業”感が出てきました。

そこで小松さんは「いろいろな方が関わってくれた。つぎは誰が来るのか楽しみです」とニヤリ。「戦いてぇ~!」という名言(?)でおなじみの小松さんだけに、ほかの3人から「もうバトルモードスイッチが入ってる……」とツッコまれておりました。

今回のイベントでは、オリジナルグッズも多数登場。“商品開発部”の増元さんが中心となり、これらが紹介されました。

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4人のオススメは“社運隆昌”祈願絵馬。実際に4人もメッセージを書き込んだそうで、増元さんがメッセージとともに描いたのは馬のイラスト。「画力、上がってない!?」(益山さん)「やっぱり目に意思は宿ってないですね……」(小松さん)と、ヘタウマタッチのイラストをイジられていました。

濱さんのメッセージは、「ハンデッドの発展(ハッテン)」。わざわざカタカナで“ハッテン”と振られたルビに、K4カンパニーの黎明期を知る客席の社員からは笑いが……! 由来を知らない方は、ぜひ過去の番組配信でその意味を確かめてみてください。

『HANDEAD ANTHEM』が朗読劇でヴェールを脱ぐ!

さらにイベントでは、先立って発表されていた、男性声優×ネオゾンビ×EDMプロジェクト『HANDEAD ANTHEM(ハンデッドアンセム)』にまつわるコーナーも。プロジェクトの詳細は過去の記事をチェック!

朗読劇の前に、まずは客席と4チームのコール&レスポンスを練習します。イベント開始前にレクチャー動画が流されていただけあって、コール&レスポンスはすでに完璧!

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濱さんが主導する夜鳴(ヨナ)のパートでは、多くの社員がよさこい祭りで使われる楽器“鳴子”を持ち寄り、独特の音色がよみうりホールに響き渡りました。

『HANDEAD ANTHEM』はボイスサンプルなどは公開されているものの、長いセリフや掛け合いが披露されるのは今回が初! ということで、朗読劇開始前は、濱さんが「推しを見つけてください……夜鳴を推してください……」とダイレクトマーケティングも(笑)。
4人がやや緊張した面持ちを見せるなか、朗読劇が始まります。

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ストーリーは、“D4”と呼ばれる4チームががそれぞれ、優秀な“ハンデッド”を募るための大規模試験に挑むというもの。チームのヘッドが集められ、“よみうりホールで1000対4の面接を行うべし”という指令が下されます(この1000人とは、もちろん客席の社員たちのこと。入場時に押されたというスタンプは、じつは1000人をハンデッド化するための『デッド注射』だったのです!)。

D4のなかから、昼の部では“deva”“HIGH-TIDE”の試験の模様が描かれました。

福岡を拠点とし、アダルトなオーラを放つ“deva”のパートでは、ヘッドの天神コウを崇拝する黒崎隆景が暴走。ほかの3人を巻き込み、コウ様のすごいところを挙げていく山手線ゲームを始めたりと、キャラクター同士の関係性が垣間見えます。最後は一糸乱れぬコール&レスポンスで締め、コウ様(CV:小松さん)からは「よみうりホール……ここにいる全員、噛み切ってやる……」とアダルティーなセリフが飛び出しました。

続いては“HIGH-TIDEの物語。沖縄支部の彼らは、4人ともとってもマイペース。試験の内容を話し合うなかで“ハブと対峙している外国人を発見したときのひとこと”というアドリブ大喜利が勃発し、流(CV:益山さん)からは「アイ・ハブ・ハブ!」という迷言(?)も生まれました。

『HANDEAD ANTHEM』のキャラクターはそれぞれ独特な名前がつけられていますが、苗字の由来は4人の出身地、広島(増元さん)、福岡(小松さん)、高知(濱さん)、沖縄(益山さん)にちなんだ地名。実際に4人も命名に関わっているそうで、

devaについて……「コウの苗字は最初“夜臼(ゆうす)”だったけど、キャッチーなほうがいいということで“天神”になりました」(小松さん)

HIGH-TIDEについて……「嘉間良の名前は最初は“流移(ルイ)”だったけど、隣に“依留(イル)”がいるから1文字とって“流(リュウ)”に。“ずみ”も最初は漢字でした」(益山さん)

B.U.Hについて……「利狂は最初、“蟶野(まての)利狂”という強そうな名前だったけど、字面をスマートにするため“三次利狂”に。ちなみに白島溺の“白島”は、僕が昔住んでいたところです」(益山さん)

夜鳴について……「高知にいたとき、バスケの全中大会が春野の体育館を使ってたんですよ。ゆかりのある土地の名前を使いたかったので、“春野”を取り入れました」(濱さん)

……と、それぞれがネーミングの秘話を語ってくれました。今後の展開にも注目です!

4人で初の慰安旅行へ! DVD制作が決定

最後は『K4行進曲!!!!』『STEP BY STEP』がメドレーで披露され、会場のボルテージは最高潮に! お知らせコーナーでは、初出し情報もお披露目されました。

◆『K4カンパニー』が『AGF2019』に出展!

CDや限定グッズが販売されるほか、11月10日は噴水広場ステージでのイベントも。『HANDEAD ANTHEM』の新たな朗読劇が披露される予定です。

◆社員ミーティング『日本一接待カラオケ大会』開催決定!

出演は濱さん&益山さん。10月12日に、東京・ベルサール六本木で開催されます。

◆慰安旅行のDVD制作決定!

4人で初の慰安旅行へ! 行き先は国内とのこと。続報は公式Twitterなどをお見逃しなく。

イベントの締めは、4人が作詞をした小ネタ満載の『K for… アナザーver.』! 『K4カンパニー』らしく、最後まで笑いの絶えない、元気いっぱいなイベントでした♪

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いつかは『HANDEAD ANTHEM』で“ひとり4役”同時披露も……!?

昼の部終了直後の4人に直撃インタビュー! イベントの感想や『K4カンパニー』に対する想いを聞きました。

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――2周年おめでとうございます! まずは、イベントの感想を教えてください。

増元 昼の部と夜の部でのべ2000人も来てくれるかな? という不安はありましたが、始まってみれば2階席の奥のほうまで社員のみなさんがいて、うれしかったです。みんな、歌詞とかも覚えてくれていましたし。

小松 みんな、すべてのネタを知ってくれていますよね(笑)。全部見ていないとわかんないようなネタにも笑ってくれているのを見ると、応援し続けてくれている方がこんなにいたんだなと改めて思いました!

――歌やダンスも満載でしたね。

益山 リリースイベントなどで歌ったり、『K4体操』なんかはやっていますけど、こんなにガッツリ持ち歌を披露したのは初めてでした。

 K4で、っていうのがすごいですよね。最初は歌って踊るなんて話もまったくなかったのに、いつの間にかカッコいい曲ができて、MVも撮っていただいて……すごく感慨深いものがあると、改めて思いました。

益山 『K4カンパニー』の曲は、出来上がったものを僕たちが歌うというだけじゃなくて、曲を作る段階から僕たちの意見を取り入れてくださるんですよね。「ただ与えられた曲を披露する」というのとは、また違うありがたさがあります。

増元 番組のなかで起きた、ちょっとした事件・事故も歌詞に反映されているのもいいですよね。わかる人にしかわからない、クセになる曲が多いです(笑)。

――『HANDEAD ANTHEM』の朗読劇も初めてお披露目されました。

小松 みなさんの反応は思った以上によかったですよね。先に動画を公開していたコール&レスポンスもしていただきましたし、アドリブもすごく楽しんでいただけたみたいで。

増元 皆さんのリアクションで、僕らも手応えを感じました。まだボイスサンプルしか出ていないんですよね。朗読劇をやったことで、良くも悪くも1000人の方に知られてしまったという(笑)。

益山 4人別々で収録しているので、揃って掛け合いをしたのも今日が初めてでしたね。やりながら「こういうチームなんだ」って思いました。

小松 思ったより、ヘッドの4人の関係がピリピリしてるよね(笑)。

増元 確かに(笑)。

――『HANDEAD ANTHEM』は16キャラクターを皆さん4人で演じ分けているんですよね。今日もそれぞれ、devaとHIGH-TIDEの2役を披露されていましたが……?

 最初だから、キャラを大事にしようと思ってやりました。まだ始まってもいない、第一歩を踏み出したばかりのプロジェクトですし、ふざけすぎるとよくないですから……。

小松 僕もスタッフさんに釘を刺されました。「コウ様はふざけないでください」って……。

 ある程度は自由にやらないとつまらないですけど、やりすぎちゃうとキャラクターがぼけちゃうので、そこだけ気をつけました。だいぶ探り探りでしたけど(笑)。

――朗読劇にもかかわらず、アドリブも満載でしたね。

 台本にカタカナで「アドリブ」って書いてあるんですよ(笑)。

益山 ほかのコンテンツじゃできないですね(笑)。僕ら自身も、キャラクターをつくる大事なピース。委ねてもらっているなと感じます。

小松 キャラクター設定を崩したくないので、ちゃんと事前にスタッフさんに確認しましたよ(笑)。いろいろ考えましたね。今後、もしかしたらひとりで会話をしなきゃいけない機会があるかと思うと、それが怖いなと思います……。

 ……ホントにイヤだなぁ(苦笑)。

――ひとり4役の演じ分けですか。

小松 おもしろそうだけど……ヤバいなって思います(笑)。

益山 ない話じゃないからね(笑)。

――もしかしたらあるかもしれない……ということで、楽しみにさせていただきます! 最後に、皆さんは『K4カンパニー』をどんな会社にしていきたいかを教えてください!

益山 最初は背景にダンボールしかないところから始まり、おかげさまでここまで大きくなりました。どれだけ大きくなっても、社員さんとの一体感はずっとちゃんと続いていけばいいなと思います! 今日も後ろの社員さんがいつもより遠くに見えたのですが、見ているといつもの距離感でリアクションをしてくださっていて。そういうところを大事にしていきたいですね。

 『K4カンパニー』って、我々4人の意思を大事にしてくださるんです。で、これだけ意見を汲んで素敵なものを作ってくださるなら、もっとほかの商品も作ってみたいな、と。一個なんとなく考えているのが、いまのシーズン、スーツは暑いので、ハーパン(ハーフパンツ)を出したいなって(笑)。K4カンパニーオリジナルスーツみたいな。

益山 かりゆしとかね。クールビズ。

小松 僕は靴を支給してほしいですね。毎回迷うので。靴はずっと自前なんですよ。ズボンは支給されたので、いずれは靴が支給されることを願ってます。始まった当初から考えると、本当にいろんなものを支給していただきましたけど(笑)。

増元 Tシャツだったもんね。

小松 背景もダンボールから変わりましたし(笑)。これからは驚くほどの進化をしていきたいですね。最終的には、スーツをビシッと着た4人が社長の椅子みたいなのに座って、「ねー」みたいな。

 何年後の話だろうなぁ(笑)。でもやりたい!

増元 みんなオッサンになってるかも(笑)。

小松 どれだけ大きくなっても、『K4カンパニー』はいつでも追い始めることができるのが魅力だと思います。僕らは前だけを向いて、もっともっと飛躍していきたいですね!

増元 『HANDEAD ANTHEM』には広島支部とか高知支部があり、日本全国に飛び出した感があるので、その地元に根ざしたものとのコラボも、ゆくゆくはやっていけたらおもしろいと思います。慰安旅行も決まりましたし、「これ、いけるぞ」ってなり始めているので、全国行脚してみたいですね(笑)。地元の社員さんとも会いたいです!

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