映画『二ノ国』公開記念舞台挨拶をレポート!

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製作総指揮/原案・脚本:日野晃博氏(『レイトン』シリーズ)、監督:百瀬義行氏(『おもひでぽろぽろ』原画)、音楽:久石譲氏(『千と千尋の神隠し』)というドリームメーカーと、豪華俳優・声優陣が集結した注目のアニメーション映画『二ノ国』。公開2日目となった2019年8月24日に新宿ピカデリーにて開催された公開記念舞台挨拶の模様をお届けします。

客席通路に豪華キャスト陣が手を振りながら登場して舞台挨拶がスタート! 

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ステージに登壇する前から、観客のボルテージはMAXに。大きな歓声のなかラインナップしたのは、山﨑賢人さん(ユウ役)、新田真剣佑さん(ハル役)、永野芽郁さん(コトナ役&アーシャ姫役)、宮野真守さん(ヨキ役)、津田健次郎さん(ガバラス役)、坂本真綾さん(サキ役&ヴェルサ役)、梶裕貴さん(ダンパ役)、百瀬義行監督、日野晃博氏の9名。前日から各地で舞台挨拶が行われましたが、ここまで勢ぞろいしたのは、なんとこの1回だけ……!

愛される主演・山﨑賢人「夢のようなチームで、特別な作品に」

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観客の興奮を間近に感じたキャスト陣の緊張をほぐしたのは、主人公ユウを演じた山﨑さん。「おはようございます! 山﨑賢人です! あ、“おはようございます”じゃなかった、“こんにちは”だ!」と、爽やかすぎる照れ笑いでキャスト陣を和ませます。
「夢のようなチームで、特別な作品になりました」(山崎さん)と、声優初挑戦となった作品への想いを語ります。

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初めて声の演技に挑戦した山﨑さんと新田さん、永野さんの3人は、いかに難しかったか顔を見合わせながら語ります。
山﨑さんは「普段は身体と声と顔と動きと……顔で(演じているので)、難しい。プロフェッショナルな仕事だと思いました。うまくやろうとしてもできなくて、梶さんに相談したところ、“感情が大事”と言われたので、生きている人間に命を吹き込めたらいいなと思って演じました」と話していました。苦労はしたものの、「また機会を頂けたら、やってみたいです」と、声の芝居に意欲的な山﨑さん。

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新田さんも「ぜひ『ニノ国』パート2を!」と即答すると、宮野さんは「そのときは一緒にアフレコ収録したいね!」と声をかけます。逆に、「いやいや、もう……畏れ多すぎて……!」と素直に答えたのは永野さん。それだけ、声の芝居が難しかったということが伝わってきました。

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MCが無茶振り!からかい上手な宮野さん&津田さん

続いて、MCから「声優界の貴公子、プリンス、カイザー、プリンセス!」という前振りで紹介されたのはプロの声優陣。

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それに乗っかり「おそらくプリンスです!」と宮野さんが一歩前に出て挨拶すると、客席から拍手が。

宮野さんが演じたヨキは、ある強い想いを抱くキャラクター。「想いを強く秘めたキャラクターなので、日野さんや百瀬監督と相談させて頂いて、設定をしっかりと自分の中に詰め込んで声に出せれば」と役作りのこだわりを語り、「プリンスでした(笑)」としめくくりました。

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津田さんも「僕はカイザーをやらせて頂いています(笑)。これから見て頂くので、ガバラスという役について多くは語れませんが、クセのある非常に演じ甲斐のある役だったので、楽しんで頂ければと思います」とコメント。低い声の響きにうっとり聞き入っていた客席でしたが、最後にちょこっと噛んでしまった津田さんが「……噛んじゃった!」とお茶目な一面を見せると、そのギャップに盛り上がります。

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ここまでの声優界のプリンス、カイザーとして挨拶する流れをなんとかスルーしようとしたのが坂本さん

ところが隣の宮野さんがすかさず「“プリンセスです”って……」と、促したため、「子役時代から30年くらい声優をやってきましたが、今日初めて“プリンセス”と言われて動揺しています(笑)」と照れ顔に。二役演じたことについて坂本さんは「ひとつの作品なのに、2度人生を生きられる楽しさがあり、得した気分」とニッコリ。

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坂本さんでさえスルーさせてもらえなかった、称号を名乗っての挨拶

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しかたなく開き直った梶さんが、「声優界の貴公子をやらせてもらっています!」と名乗ると、津田さん・宮野さんが「自分で言うんだね!」と、いたずらっ子のようにつっこみます。これには梶さんも「言う流れだったじゃないですか! どんだけ躊躇したことか!(笑)」と、本音を叫ばずにはいられません。

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そんな梶さんは、「ダンパは可愛らしい見た目ですが、アーシャ姫のお世話係というしっかり者の一面もあるキャラクターです。その両面を皆さんにお伝えできればと思って演じさせて頂きました」と語っていました。

キャスト陣は相思相愛!

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好きなキャラクターを聞かれると「山﨑賢人が好きです!」(新田さん)、「僕も新田真剣佑が好きです!」(山﨑さん)と、ラブラブっぷりを堂々見せつけるふたりに、シャッター音が盛大に響きわたります。

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モコモコという妖精のキャラクターが好きだという山﨑さんが「かわいくて柔らかくて……」と魅力を語ると、梶さんが「触ったことあるの!? 一回ニノ国に行ったの!?」とツッコミ、それに山﨑さんも「触ってきました。柔らかかったです(笑)」と乗っかって答えます。ふたりの仲の良さが垣間見えた瞬間でした。

続いて宮野さんが好きなキャラを聞かれると、「ガバ……? ガバラ……?」とおもむろに自身が演じるガバラスに誘導する津田さん(笑)。

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もちろん宮野さんは「ガバラスですね!」と答えつつ、「映画を見て頂ければわかりますが、絶対にイケナイことしてますもん、あの人!(笑)」と爆笑。「あの存在感を出せる津田さんが好き! つんちょのことが好き!」(宮野さん)、「俺もマモのこと好きだよ、ヨキ&ユウ推し!」(津田さん)と相思相愛っぷりで笑いをとっていました。

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続いて、天真爛漫で憎めない性格のコトナと、心優しく真っ直ぐで芯が強いアーシャ姫のどちらを選ぶか? という問いを男性キャストに投げたところ、アーシャ姫派として手を挙げたのは山﨑さん津田さん梶さん、そして日野氏の4人。

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山﨑さんは「姫が好きなんです(笑)。だって姫なんて位の高い人に出会ったことがないですから」とコメント。

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梶さんは「もれなくダンパがついてきますし、心が優しくて芯が強い素敵な人」、津田さんは「ファンタジー作品の魅力が詰まった人」と魅力を語りました。

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コトナ派と答えたのは新田さんと宮野さん。「だってコトナはハルの恋人なんです!」と、揺るぎない新田さんとそれに共感する宮野さんでした。

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最後は山﨑さんが、「本日は本当にありがとうございました。初めて声優に挑戦させて頂き、頑張らせて頂きました! 友情、恋愛などいろいろなテーマがあります。素敵な音楽や映像をぜひ楽しんでください」と集まったファンに語り、興奮冷めやらぬ会場を後にしました。

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作品情報

映画『二ノ国』ストーリー

<命>を選べ。

冷静沈着で車椅子のユウ、バスケ部の人気者のハル、ハルの彼女コトナの3人は幼なじみ。

ある日、突然襲われたコトナを助けようとしたユウとハルは、現実世界と並行する魔法世界「二ノ国」へ引き込まれる。そこは命がつながった“もう一人の自分”がいる世界。

次第にユウはコトナにそっくりなアーシャ姫に惹かれていく。しかし、そこには「コトナの命を救うにはアーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールがあった――。

コトナを救いたいハル。アーシャを守りたいユウ。 “大切な人の命”をかけた究極の選択が迫る時、ユウとハルが下した決断とは――?

【公開日】8月23日(金) 全国ロードショー

【キャスト】山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、坂本真綾、梶裕貴、津田健次郎、山寺宏一、伊武雅刀、ムロツヨシ

【スタッフ】製作総指揮/原案・脚本:日野晃博、監督:百瀬義行、音楽:久石譲、原作:レベルファイブ、アニメーション制作:オー・エル・エム、製作:映画「二ノ国」製作委員会、配給:ワーナー・ブラザース映画
【主題歌】須田景凪「MOIL」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)

(C)2019 映画「二ノ国」製作委員会