収録裏話や、身の回りで起きた“ばなにゃ”的事件までロングインタビューをお届け!

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TVアニメ『ばなにゃ ふしぎななかまたち』が、2019年10月1日(火)より毎週火曜 朝7:30~、テレビ東京系「きんだーてれび」にて放送スタート!

梶裕貴さんと村瀬歩さんが、かわいくてちょっと不思議なキャラクターのばなにゃ達を、「にゃ」という台詞だけで演じている作品です。

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今回は、梶裕貴さんに新作アニメの見どころをインタビュー♪ 役作りの裏側や、村瀬さんとの収録エピソード、そして梶さんの身の回りで起きた“ばなにゃ”エピソードをお聞きしました。かわいいばなにゃとのお写真といっしょにお届けします!

さらに、10月19日発売のビーズログ12月号にも未公開インタビューを掲載。お楽しみに!

記事の最後には、梶裕貴さん直筆サイン入り色紙が当たるプレゼントキャンペーンの情報も。最後までお見逃しなく!

梶裕貴さんインタビュー

「収録中は、脳がフル回転していますね(笑)」

――新作の制作が決まった際のお気持ちをお聞かせください。

僕自身も演じていてとても楽しかったですし、アニメを観てくださった皆さんからも、たくさんの感想を頂いていたタイトルだったので「いつかはアニメの続編ができるのでは……?」と思ってはいましたが、想像以上に早く続編制作が決まり、非常にうれしかったです

――『ばなにゃ』でのお芝居の楽しさは、どんなところにあるのでしょうか。

本作では、すべてのキャラクターを “にゃ”という言葉だけで表現しなければいけません。大変と言えば大変ですが、普段の芝居とは違った表現にトライできるところが楽しいです。収録中は、脳がフル回転していますね(笑)。“にゃ”というひとつの台詞で、いくつものキャラクターを演じ分けなければいけないという制約があるうえに、今回は新たなキャラクターも沢山登場します。どう演じ分けていくかが、難しくもあり楽しい部分でした。ひとつの作品で、ここまでのキャラクター数を演じさせて頂く機会はなかなかないと思うので、声優冥利に尽きます!(笑)

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▲真ん中にいる“ばなにゃ”から、役作りを拡げているそう。

――演じ分けや役作りはどのようにされているのでしょうか。

言い回しで演じ分けることができないので、“ばなにゃ”の声を軸に、その質や圧で変化をつけるようにしています。例えば、“ばなにゃ”より声が高いのか低いのか、太いのか細いのか、クリアなのかしゃがれているのか、息の成分はどのくらいなのか……といった形で。あらゆる手段で差をつけていかなければならないのですが、そのハードルがあるからこそ楽しめている気がします。それぞれの声のイメージを自分なりにキャラクター表にメモしておくのですが、シンプルに“声が高い”と書くこともあれば、過去に自分が演じてきたキャラクターだったり、イメージに近い芸人さんの名前なんかを書き込んだりすることも。そうやって演じる際の手がかりを残しておかないとわからなくなってしまうくらい、たくさんのばなにゃたちを演じさせて頂いております(笑)。

“にゃ”に助けられている!?

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――それぞれの役作りは、すべて梶さんに任されているのでしょうか?

そうですね。まず自分が考えてきたものをテストで演じてみるのですが、基本的にはどれもスタッフさんに「おもしろい」と言って頂けるので、ありがたいです。もし「ちょっと違います」と言われてしまうと、引き出しがひとつ減ってしまいますからね(笑)。そう言われないためにも、なんとか自分の中で演じ分けていかなければ……と攻防戦をくり返しています

――アニメが続く限り、その攻防戦は続きますね。

そうなんです! なので、もしさらなる続編があって今回と同じくらいの数の新キャラクターが出てきたらどうしようかと(笑)。また新たな発声方法をそれまでに探しておくしかないですね。基本的にはかわいらしい見た目のキャラクターが多いので、かわいい系とは違った個性のあるキャラクターのほうが、使える引き出しが増えるので助かります。今回でいえば、“ポリスばなにゃ”“長老ばなにゃ”“ゾンビばなにゃ”“海賊ばなにゃ”が楽しかったですね。まず、声がキュートじゃなくてもいいという入り口が増えますから(笑)。大変なのは、かわいいが大前提のキャラクター。かわいいの引き出しってそんなに種類がなくて……。かといって、もし“にゃ”ではなく人の言葉をしゃべりだしたりしたら、それこそ似通ってきてしまうと思うので、結果的には“にゃ”しか台詞がないことにも助けられています(笑)。自分の中では、もう“声”というより“音”という感覚に近いのかもしれません。

村瀬さん絶賛!梶さんの“マンチカンばなにゃ”

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――村瀬さんのお芝居はいかがでしたか?

村瀬くんの演じるばなにゃたちは、そりゃあもうかわいいです! 「かわいい声だな~」と思いながら、並んで収録しています(笑)。どのキャラクターもかわいいのですが、なかでも新登場の“たれみみばなにゃ”は、ビジュアルからしてかわいいキャラクター。村瀬くんのお芝居も特にかわいかったですね。何も知らない方がご覧になったら、女性声優さんが演じていると思うんじゃないでしょうか。

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ちなみに村瀬くんは、僕の“マンチカンばなにゃ”を「すごくかわいいです!」と言ってくれました。“マンチカンばなにゃ”は、ばなにゃのなかまたちのなかでも現状一番小柄なので、高く細い声で演じています。他の作品ではおそらく聴くことのない声かも……?(笑) 普通の作品だったら、まず男性の僕には任されないタイプのキャラクターかと。たくさん登場するばなにゃ達を、どんな形で収録しているかのネタばらしは、どこか夢を壊してしまうような気がするので内緒です(笑)。ご覧頂く際は、ぜひ僕たちのことは忘れて、ばなにゃたち自身がしゃべっていると信じて観てくださいね。

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▲一番右下にいるのが“マンチカンばなにゃ”! 村瀬さんも絶賛した梶さんのお芝居をお楽しみに。

すべてが梶さんの引き出しに

――お芝居の引き出しはどうやって増やしているのでしょうか。

特別にしていることはありません。おそらく、キャラクターを演じ分けるための手がかりとして、普段見ているバラエティ番組やスポーツ番組、アフレコ現場で学んだ他の役者さんの声の出しかたなどが、自然と自分の知識として蓄えられているんだと思います。例えば、“ゾンビばなにゃ”“長老ばなにゃ”は、同じようなしゃがれた声のイメージなので意識的に変えないと似てしまうと思うんです。そこで、以前別作品でゾンビを演じる際にやっていた方法で演じてみることにしました。声は普通、息を吐いたときに出るものですが、実は吸っても音自体は出せるんです。あの経験がなければ、ただしゃがれた声で長老と同じように「に゛ゃ~~~」と演じるしかなかったと思います。その引き出しには助けられました。今後キャラクターが増えれば増えるほど、どれだけ変化球を投げられるかが勝負になってきますね。

――新作の見どころを教えてください。

まず、前作とはシチュエーションが変わっているところがポイントですかね。前作は、人間目線で“ばなにゃたちの生態を観察する”という描き方でしたが、今回はばなにゃ視点。ばなにゃを主人公に、彼らの生活を描いています。なので、ナレーションも“ばなにゃの研究者”という設定の蛭子能収さんではなく、新たに優木かなさんが担当されています。前作とは感じ方や雰囲気がだいぶ変わるのではないでしょうか。

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――お気に入りの新キャラクターはいますか?

“ゾンビばなにゃ”と“長老ばなにゃ”です。すごくないですか? こんなにかわいらしい世界観なのに、ゾンビやおじいちゃんのキャラクターがいるなんて! 演じて楽しかったというだけでなく、とても印象的なキャラクターでもありました。『ばなにゃ』はかわいいだけではなく、ちょっとシュールなところも魅力の作品ですからね。ただただかわいいなと思うキャラクターは、“たれみみばなにゃ”や“マンチカンばなにゃ”。あと猫の種類として、もともとスコティッシュフォールドが好きなので、“スコティッシュばなにゃ”もかわいかったです! それにしても、ばなにゃたちのバリエーションがすごいことになってきましたね(笑)。それぞれのキャラクターにスポットを当てたお話も今後出てくると思いますし、作ろうと思えばキャラクターやエピソードが無限に作れる作品だなと思います。

「すくすくと育って……いつか“熟して”くれたら」

――ライフワークのようにずっと続いてほしい作品ですね。

まさに、その通りです。僕にとって、演じてきたキャラクターは家族のような存在。自分の中にある辞典に、かわいらしいばなにゃたちが加わってくれたことが、声優のキャリアとしてもうれしかったです! いつか『ばなにゃ』が、家族みんなでTVの前に集まって見られるような作品になってくれたらいいなと。どなたでも親しみを持てるビジュアルとお話なので、たくさんのかたにかわいがって頂けたらと思います。そしてトムス・エンタテインメントさんは、長年に渡って愛される作品を数多く手掛けられているアニメーション制作会社さん。そんなずーっと続いていく作品のひとつに『ばなにゃ』もなっていけるよう、これからすくすくと育って……いつか“熟して”くれたらと思います(笑)

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――こんなにも『ばなにゃ』が愛される理由はどこにあると思いますか?

人それぞれ違った魅力を感じてくださっていると思います。日本ではいろんな形で作られてきた分、「今度はそう来たか!」みたいな反応のかたが多いかもしれませんが(笑)、もしかすると海外の皆さんにとっては、猫とバナナがくっついている時点で「Funny!!」「Cute!!」なのかもしれません。海外のそういった反応が、僕達にとっては新鮮ですよね。もちろんキャラクターとしても単純にかわいらしいですし、そのキャラクターたちが、かわいいだけじゃないドタバタコメディをくり広げているところも『ばなにゃ』の面白さ。キャラクターが、ただかわいいだけじゃないところがポイントだと思います。

ばなにゃたちにぎゅっと挟まれてみたい!

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▲グッズやLINEスタンプにもなった“梶ばなにゃ”

――もし“梶ばなにゃ”がアニメに登場するとしたら、どんなことがしたいですか?

僕たちが生きるこの現実世界で“梶ばなにゃ”を作って頂けたのはうれしいのですが、ばなにゃたちだけの世界には、自分達の成分はいれたくないんですね。ばなにゃの世界観を守ってほしいです!(笑) もし何かしらのばなにゃとして僕があの世界に入れるとしたら……猫アレルギーなこともこの際考えずに、たくさんのばなにゃたちにぎゅっと挟まれてみたいです(笑)。もふもふしてて、すごく気持ちよさそう! ばなにゃに埋まりたいです。癒されそう!

――ちなみに梶さん自身の最近の癒しは?

犬の寝顔です! ……猫の作品なのにすみません(笑)。飼っている犬の寝顔の写真が母親から送られてきたのですが、まるで人みたいな寝顔で寝ていて、それがすっっっごくかわいかったんです! 最近も、犬たちが僕の家に遊びに来てくれて癒されました。“ばなわん”なのかバナナ以外の果物との組み合わせなのかわかりませんが、いつか犬のキャラクターも登場してくれたらうれしいですね。夢は広がります!

「僕の家にもばなにゃが……?」

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――いたずら好きのばなにゃたち。梶さんの周りでも、もしかしてばなにゃがいるのでは……? と思うような出来事はありましたか?

家の中で、大事な書類ばかりがなくなること(笑)。絶対ここに置いてあるとわかっていたので、特に探すこともなくそのままにしておいたんです。でもいざ必要な日になって、持っていこうとすると、絶対あったはずなのにないんです!! しかもいまだに見つからない!(笑) 僕の家にもばなにゃが潜んでいるのかな……? 大事な書類よりも、まずはばなにゃを見つけたいと思います。

最後は“ばなにゃ語”でお願いします!

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――9月3日で34歳になられた梶さん。最後に、34歳の抱負を“ばなにゃ語”でお願いします!

にゃーにゃにゃ、にゃにゃ~にゃ、にゃっにゃーにゃ。にゃ~にゃ、にゃにゃーにゃ~にゃ。にゃ、にゃにゃ~にゃ・にゃにゃ、にゃにゃにゃ。にゃにゃにゃ……(にゃ)。
にゃ、にゃ、にゃ、にゃにゃ~にゃーにゃにゃ、にゃ“にゃにゃ” にゃにゃ、にゃーにゃ。
にゃっにゃ――――♪

※梶さん訳
11月には人生初のミュージカル公演が控えています。今はようやく稽古が始まりつつあるというタイミングなので、まだ具体的な想像がついていないのですが、まずはその公演に向けてがんばっていきたいと思います。それ以降も、難しいことを考えすぎずに、自分が楽しいと思えること・興味のあることに、信念をもってトライし続けていきたいです。僕、難しいことを考えがちなので……(笑)。そして、35歳になっても、40歳、50歳になっても、いつまでもかわいらしいばなにゃたちを演じられる自分でいたいです。“梶といえばばなにゃ”と言って頂けるように、これからもがんばります!

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★未公開インタビューを、ビーズログ12月号(10月19日発売)にも掲載。お楽しみに!

作品情報

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TVアニメ『ばなにゃ ふしぎななかまたち』
【放送情報】10月1日から毎週火曜 朝7:30~放送(テレビ東京系「きんだーてれび」)
※放送日時は変更になる場合がございます。
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【CAST】
梶裕貴
村瀬歩
優木かな(ナレーション)
【STAFF】
原作:クーリア
監督:矢立きょう
脚本:たかたまさひろ
音響監督:阿部信行
音楽:立山秋航
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント/ギャザリング
製作:ばなにゃふれんず

『ばにゃな』出演、梶 裕貴さん直筆サイン色紙プレゼント!

10月よりTV放送の新作『ばなにゃ ふしぎななかまたち』より、梶 裕貴さんの直筆サイン色紙を<抽選で各1名様>にプレゼント!

応募方法は、ビーズログ公式ツイッター(@bslog)をフォローして、指定の文言をツイートするだけ! ぜひ奮ってご応募ください。

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応募期間

2019年9月24日(火) ~ 2019年9月30日(月)23時59分送信分まで

応募方法

1.あなたのTwitterアカウントから、ビーズログ公式ツイッター(@bslog)をフォロー!

2.以下の注意事項をお読みいただいたうえで、下記の指定文章をツイートしてください!(文章を変更しないでくださいね)

当選者発表

当選者へのみ、Twitterのダイレクトメッセージ(DM)機能で、2019年10月10日(木)までにお知らせします。
※賞品発送先の登録期限がありますので、かならず2019年10月20日(日)までにDMをご確認ください。
※DMは、ビーズログ公式ツイッター(@bslog)からお送りします。それまではフォローを外さないでください。

応募に際してのご注意

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■応募に際し発生する通信料・通話料などは、お客様のご負担となります。
■所定の文章を変更したツイートや、Twitterアカウントを非公開設定にしている場合は、応募を受け付けられません。
■応募内容に虚偽の記載がある場合や、不正な方法で応募した場合、応募を受け付けられません。
■当選者にお送りするDM内に、賞品発送先の登録フォームのURLを記載しますので、<2019年10月20日(日)23時59分>までに必ずご登録ください。期限までに登録が確認できなかった場合は、当選権利が取り消されます。
■当選時の登録住所に入力不備・連絡不能などで賞品がお届けできない場合は、当選権利が取り消されることがあります。
■おひとりで複数アカウントから応募しないでください。通知後であっても、複数アカウントでの応募が判明した場合、当選が取り消されることがあります。

■賞品の発送は、2019年10月下旬を予定しています。また、発送先は日本国内に限らせて頂きます。
■当選賞品を譲渡(転売、オークション出品含む)しないことが応募・当選の条件です。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返し頂く場合があります。なお、賞品の裏には、当選者の氏名・住所等を記載させていただきます。
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【プレゼント】『ばなにゃ ふしぎななかまたち』インタビュー公開記念!梶裕貴さん直筆サイン色紙を<抽選各1名様>にプレゼント☆応募はビーズログ公式(@bslog)をフォロー&以下記事より定型ツイート!【締切:9/30(月)23:59】⇒ https://www.bs-log.com/20190924_1373089/ #bslog

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