【レポート】舞台『キンプリ』第2弾開幕！初日会見＆ゲネプロの模様を写真たっぷりでお届け【ビーズログ.com】

アニメで描かれなかったオリジナルストーリーへの意気込みを語る！

舞台『KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-』が、本日2020年2月20日より東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕しました。公演に先駆けて同日に行われた、初日会見と公開ゲネプロの様子をお届けします。

2017年11月の『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』以来、2年ぶりの舞台化となる本作では、青葉譲氏がアニメで描きれなかったオリジナルストーリーである、『KING OF PRISM –PRIDE the HERO-』から『KING OF PRISM –Shiny Seven Stars-』の間に開催されたストリートデュオ大会“KIDUNA climax”、そして『KING OF PRISM –Shiny Seven Stars-』にて開催された大会“PRISM.1”のふたつの大会を中心に描かれます。前作と同じく、演出は宇治川まさなり氏が担当しています。

会見には、セプテントリオンの橋本祥平さん（一条シン役）、横井翔二郎さん（太刀花ユキノジョウ役）、長江崚行さん（香賀美タイガ役）、村上喜紀さん（十王院カケル役）、五十嵐雅さん（鷹梁ミナト役）、星元裕月さん（西園寺レオ役）、廣野凌大さん（涼野ユウ役）と、本作より初出演となる横田龍儀さん（如月ルヰ役）、脚本・青葉譲氏が登壇しました。

▲橋本祥平さん（一条シン役）

▲横井翔二郎さん（太刀花ユキノジョウ役）

▲長江崚行さん（香賀美タイガ役）

▲村上喜紀さん（十王院カケル役）

▲五十嵐雅さん（鷹梁ミナト役）

▲星元裕月さん（西園寺レオ役）

▲廣野凌大さん（涼野ユウ役）

▲横田龍儀さん（如月ルヰ役）

▲青葉譲氏

橋本さんは「今日という日を心待ちにしておりました。2年の間にたくさんの作品を経験して、成長したと思う反面、あのころのフレッシュ感を失いかけていたかもしれないと、自分を見つめ直すことができました」と振り返り、「今回の舞台キンプリはなんといってもライブパートが盛りだくさんです！　皆さんといっしょに精一杯楽しみたいです！」とコメント。

本作より新しく舞台に加わった横田さんは「みんな、新しく入った僕のことをすぐに受け入れてくれて…受け入れてくれた？」とまわりに確かめると、長江さんが「まあこれから次第かな…」と冗談交じりに言い、笑いが起こるカンパニーの仲のよさを見せました。

五十嵐さんは「（記者に向けて）皆さん朝早くからすみません、ご飯食べましたか？」と自身の役・鷹梁ミナトのセリフのように言うと、「見どころはもう、はんぱないですよ！　リアルにプリズムショーを体感できるのが舞台の魅力。舞台ならではのお客様と繋がる感覚、ライブ感。この記事を読んでからでもまだ間に合います！煌めきを補充しにきてくださいね！」と笑顔で語りました。

青葉譲氏は「青葉譲役の菱田正和です」（脚本家としての名前は青葉譲氏ですが、『KING OF PRISM』アニメシリーズは菱田正和氏として監督を務めています）と笑いをとり、「通し稽古をみたのですが、僕が負けるくらい皆さんがおもしろくて、すばらしかったです。見どころは、全部です。」と胸を張りました。

本作の見どころのひとつでもあるお風呂シーンについて尋ねられると、橋本さんは「前作で橋本祥平の役者魂を見せてほぼ真っ裸になったのですが、それを見たほかのキャストたちは火がついてしまったようで……。正直稽古場では、ハプニングだらけでした！」と、稽古中の裏話も展開。

その後、セプテントリオンが歌う『ナナイロノチカイ』という楽曲にちなみ、会場には誓いのメッセージが入ったくす玉が準備されました。キャスト陣が「5・4・3・2・1」とカウントダウンし、主演の橋本さんと脚本の青葉氏がくす玉を割ると、中から「僕たちは誓う！　観に来てくれた人を絶対笑顔にすることを!!」との誓いの言葉が現れ、一同は誓いの言葉を声に出して誓いました。

最後に、青葉氏はキャストへ向けて「ケガしないように体に気を付けて、少しでも多くの煌めきを届けられるように」とエールを送り、これから来場するファンに向けて、「お客様が来て、声を出してくれることで完成する作品なので、ぜひ大きな声でキャストのみんなを“応援”してほしいです。」とメッセージを送りました。

そして橋本さんは「僕らが昨日まで作ってきたものは70％だと思っています。お客様に入っていただいて初めて、100％になる作品です。今回はとくにお客様の声が重要なシーンもありますので、皆さんといっしょにステージを作っていけたらと思っています。よろしくお願いいたします！」と力を込め、会見を締めくくりました。

本作は前作同様、会見でもあったように“応援上演”のスタイルをとっており、舞台横のランプが点灯している“芝居パート”“プリズムショウ（※ライブパート）”ではペンライトや歓声や声援による応援が可能。

本作は前作にも増して、観客の“応援”が求められるストーリーになっており、アニメシリーズで登場した“プリズムアフレコ”が盛り込まれているほか、プリズムショウの最中に観客がいっしょに盛り上がれる仕様となっています。

第一幕で描かれるのは、今回舞台オリジナル新作ストーリーとなった、プリズムショー協会主催のストリートデュオ大会“KIDUNA climax”。

ひと足先に如月ルヰ（横田龍儀さん）とのデュオで申請書を提出してしまった一条シン（橋本祥平さん）が気まずい思いをしつつも、それぞれがデュオのペアを選んでいきます。

香賀美タイガ（長江崚行さん）はあこがれの仁科カヅキ（大見拓土）に声をかけようとしますが、カヅキが自身のライバルとして認める大和アレクサンダー（spiさん）をデュオのパートナーに選ぶところを目撃してしまい……。失意のタイガに声をかけたのは――!?

前作を超えた演出で魅せるお風呂シーンもお見逃しなく。

第二幕は、法月仁の策略によりシュワルツローズからエーデルローズに“PRISM.1”の対戦を持ちかけられるという内容。

今作初となるエーデルローズ生それぞれのソロプリズムショーは、映像や小道具を巧みに使い、限りなく再現度にこだわったものになっています。

また、デュオ大会での新曲7曲に加え、舞台キンプリにはかかせない（!?）お風呂曲、さらに12曲の初披露楽曲等、計21曲が舞台を盛り上げます。

なお、本日10時に本編を映像収録した 舞台『KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-』DVD&Blu-ray、CD 舞台『KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-』Prism Song Albumが6月26日に発売となることも発表されました。

初日から千秋楽まで、お客様と共に進化し続ける本作。

チケットは当日券もあるので、公式サイト・Twitterを確認の上、プリズムの煌めきを体験しに劇場へ行きましょう。