たくさんの英霊といっしょに世界を救う旅に出る『Fate/Grand Order』(略:『FGO』)。

人気と知りつつもプレイしたことはない、そんな女子に『FGO』に登場するイケメンサーヴァントを教えたくて始まった企画ですが、いよいよ今回からはメインストーリーで登場するイケメンたちをピックアップ!
ストーリーのあらすじとともに、どんな男性がいるのかチェックしてみてください♪

今回紹介するのは、第1部5章『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』

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▲5章はいろんな勢力が入り混じって戦っているストーリーなのですが、そのせいか野性味あふれるイケメンが多め! まさに強くてかっこいいサーヴァントにいっぱい会える特異点になっています。

5つ目の特異点を修正する旅にレッツゴー!

今回の舞台は1783年の北アメリカ! もしアメリカが誕生しなかったら……なんてことがないように、主人公たちはしっかりと正さねばなりません。

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しかし、主人公たちが行く前からすでにアメリカではイケメンサーヴァントたちが命がけのバトルを……!

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▲お気づきでしょうか。この少年に対しても容赦がないサーヴァントは、「冬木」で助けてくれたキャスター、クー・フーリンと同一人物……のようなそうでないような人ですよ!
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スタートから壮絶な戦いの予感しかしませんが、いざ主人公たちはアメリカへ! すると、やっぱりついた早々、ロボットVS古めかしい戦士という珍妙な戦争に巻き込まれてしまいました。

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彼らとの戦いで負傷してしまった主人公は、けが人たちがいるキャンプ地で休むことに。しかし、そこへイケメンサーヴァントが敵として接近してきます!
ゆるっとした口調なのに攻撃は厳しいフィン・マックールと生真面目そうな騎士のディルムッド・オディナはケルト神話の英霊たちで、昔から主従関係にあったふたりです。しかし、女性を巡っていろいろあったようで、ときおりピリッとした空気感が……。

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仲がいいのか悪いのかわからないふたりを退けたのもつかの間、その後すぐにロボット側の勢力が主人公たちを襲います。

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▲白とピンクというカラーリングがステキなカルナは、インド出身のサーヴァントです。

イケメンはたくさんやってくるけど、どれも敵だらけですね!
早く仲間になってくれ……!

その後、強すぎるカルナに負けてしまった主人公たちは、彼のボスと面会することになりました。
が、出てきたのはトーマス・エジソンを名乗る巨大なライオン……!!

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「これはイケメンサーヴァントに属すのかな……? というか“人”分類でいいのかな?」と、ちょっと悩みますが、彼は正真正銘エジソンです!

彼の話によると、このアメリカでは大きく2つの陣営が争っており、ひとつはクー・フーリン[オルタ]が率いるケルト軍。ここは聖杯を持っており、フィンやディルムッドのほかにも多くのサーヴァントが属しています。
もうひとつはエジソンが率いるアメリカ西部合衆国陣営。エジソンによるロボット兵士はたくさんいますが、一方でサーヴァント数は少なく、それが弱点になっています。

「ケルト軍からアメリカを守りたい」というエジソンからうちの陣営に入ってほしいとオファーを受けた主人公ですが、理念の違いからそれを拒否。

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▲エジソンのアメリカさえ残ればいいという考えは、主人公たちには受け入れがたいものでした。

その後、主人公たちは地下牢に幽閉されてしまいます。しかし、ここで新たな勢力である“レジスタンス”が登場!

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▲序章でほかのサーヴァントを助けていたジェロニモが主人公たちのことも助けてくれました!

レジスタンス陣営は一番小規模なグループですが、カルデアの思想にとても協力的! これ以降、主人公はレジスタンス陣営とともに、アメリカ全土を巡る三つ巴の戦いに身を投じることになるのでした。

登場する男性サーヴァントをチェック♪

では、イケメンたちを陣営ごとに見ていきます。

ケルト軍

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●クー・フーリン[オルタ] / CV:神奈延年
ケルト・アルスター伝説の勇士。
もともとのクー・フーリンは気さくで面倒見のいいアニキといった雰囲気なのですが、女王メイヴが聖杯に願ったことでこの姿に変転。このクー・フーリンは、「オレは戦い、殺し、支配する。それだけだ。」と話すとおり、本当に殺戮マシーンのように動いていくんですよね……。でも、女王メイヴが消えたときに少しだけ見せる、人らしい表情に「おっ!」と、胸がときめきます!
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●フィン・マックール / CV:三木眞一郎
ケルトの戦神ヌァザの末裔にして、栄光のフィオナ騎士団の長。
とある伝説により、親指をなめるとあらゆる謎を解き明かすという知力アップの能力が! これにより、敵になると策略によってハメられるので、なかなかやっかいな人物です。またプレイボーイな一面があり、びっくりするほど鮮やかにプロポーズすることも! 本気かどうかわからないところが彼の魅力だと思います。
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●ディルムッド・オディナ[ランサー] / CV:緑川光
フィオナ騎士団の団長フィンの麾下。指折りの騎士であり、美貌の持ち主。
パッと見るだけでもイケメンさんですが、彼は乙女を誘惑する魔性のホクロを持っているため、魅力がマシマシになっている状態です! すごい!ただ、そのホクロのせいか苦労人なところも。この特異点では主人公たちといっしょにいるナイチンゲールが苦手なようでした。
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●フェルグス・マック・ロイ / CV:黒田崇矢
ケルト・アルスター時代の勇士。
もともとクー・フーリンや女王メイヴとは親しい間柄のため、この特異点でも彼らを気にかけていました。フィンのところでも言いましたが、フェルグスは彼以上にプレイボーイ! ここでも女性陣を前に目移りしています。しかし、幼少時代の彼は今とまったく違う雰囲気があるので、気になる方は第1.5部の亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』を見てください♪
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●ベオウルフ / CV:中井和哉

英文学最古の叙事詩『ベオウルフ』の主人公。
理性が吹っ飛んでいるサーヴァントが多いバーサーカークラスですが、彼はきちんと会話ができるほど理性的。とはいえ凶暴性は上がっており、クー・フーリン[オルタ]とは正反対なくらい戦いに喜びを見出します。イベントストーリーなどでは、「戦うの大好きー!」な部分が全面に出てくるんので、そこがちょっとかわいいです。
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●アルジュナ / CV:島﨑信長
インド古代叙事詩『マハーバーラタ』の大英雄。
気質的には善寄りのポジションにいるサーヴァントなのですが、ここではカルナとの因縁を優先してケルト軍側へ。まじめかつプライドが高めな性格をしているので、上から目線で煽ってくることも。しかし、ストーリーの終盤で彼はあっと驚くことをしてくれるので、ぜひ最後までストーリーを読んでみてください♪

アメリカ西部合衆国

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●トーマス・エジソン / CV:寺島拓篤

アメリカ出身の発明家。
彼は少し特殊な召喚をされており、エジソンを中心に歴代のアメリカ大統領が支えている形なのだとか。そのため全体的に史実より大きくなり、頭がライオンという姿に……。「それでも自分は自分!」とはっきり断言する彼の強さは、ロマニもビックリしていました。
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●カルナ / CV:遊佐浩二
インド古代叙事詩『マハーバーラタ』の大英雄。アルジュナのライバルであり、異父兄弟。
アルジュナとおなじく、気質的には主人公と敵対するタイプではないのですが、第5特異点では先にエジソンに請われたからという理由でアメリカ西部合衆国側に。あまり表情筋が動くことがないカルナ。しかし、「むしろ感情は豊かなのでは……?」と思うことも多いので、そのギャップが見ていておもしろい人です!

レジスタンス&カルデア

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●ラーマ / CV:沢城みゆき
インドにおける2大叙事詩のひとつ、『ラーマーヤナ』の主人公。
第5特異点では序盤に早々大けがを負うことに。しかし、とあることをきっかけに完全復活を遂げ、最後まで主人公とともに戦いました。ストーリー前半ではケガのためナイチンゲールに介護されていることが多く、バーサーカーで理性が飛んでいる彼女に散々振り回されていました。かわいそうと思いつつ、グッタリ感がかわいいです♪
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●ジェロニモ / CV:江川央生
北米大陸における先住民族のひとつ、アパッチ族の戦士。
主人公たちが来る前から少人数のレジスタンスをまとめていたジェロニモは、地下牢で出会う前からたびたび人助けをしている姿を見かけます。先住民族の彼にとってはアメリカを助けることに複雑な思いもあるはずですが、彼はとても冷静。彼が紡いできたたくさんの出来事が主人公を守り、人理修復に繋がるのかと思うと、胸が熱くなりますね……!
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●ロビンフッド / CV:鳥海浩輔
顔のない、名前のない義賊。
レジスタンスでは、ビリーとコンビを組んで妨害活動を行い、ケルト軍やロボットたちを翻弄していました。ロビンの最大の魅力は気安さ! ここは汗を拭きたいと言うエリザベート・バートリーに対して主人公がロビンのマントを渡そうとするシーンなのですが、「コラコラ!」で済ませてくれるんです。イケメンとの気安い関係、いいですよね……!
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●ビリー・ザ・キッド / CV:高乃麗
アメリカ西部開拓時代の代表的なアウトローであり、本名はウィリアム・ヘンリー・マッカーティ・ジュニア。
いわゆるガンマンなビリーは、ロビンといっしょに妨害活動を行っていました。西部開拓時代に生きた彼は、戦いのときもいつも笑顔。冗談を言いながらも、しっかりと敵を仕留める余裕綽々な姿にグッときます♪
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●李書文[ランサー] / CV:安井邦彦
数々の伝説を刻んだ中国の伝説的武術家。
「強い人間と戦いたい」という気持ちだけで主人公たちと敵対。主人公たちは非好戦的タイプなので、ある意味、敵以上にやっかいなサーヴァントに。でも、戦うことに理由はなく、ただ高みに行くためだけの生きざまは清々しさも感じます。李書文はランサーの彼以外にも、年を取ったアサシンのクラスで召喚されることも。
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●ニコラ・テスラ / CV:稲田徹
電磁を制した19~20世紀の天才科学者。
主人公とは第4特異点に敵として会いましたが、そのときの借りを返すべく、第5特異点では主人公の助っ人として登場。エジソンとは互いにライバルと思っているらしく、顔を会わせるとケンカばかり。誰よりも頭がいいはずなのに、子どものようにケンカしているふたりには、思わず母親のような眼差しを向けてしまいます。
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●マーリン / CV:櫻井孝宏
楽園の放浪者。アーサー王伝説に登場する宮廷魔術師にして助言者、予言者。
主人公がピンチになるとフラッと登場してくる謎のサーヴァントは、第5特異点でも登場します! 彼の詳しい紹介は第7特異点記事のときに。

たくさんのサーヴァントが入り乱れて戦う『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』。
ディルムッド、フェルグス、ジェロニモ、ロビン、ビリーなどは初心者も出会いやすいサーヴァントなので、ぜひここでの活躍を見てみてください♪
次回は第6特異点『神聖円卓領域 キャメロット』をお届けします。

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