仕事を頑張る女性に共感とエールを贈る『エリオスR』
2020年夏に配信が予定されているヒーロー育成コマンドバトルRPG『エリオスライジングヒーローズ』。
Happy Elements 株式会社<カカリアスタジオ>が手がける最新作で、ハイクオリティのイラストと本格的なゲームシステムを武器に、女性向けゲームに新たな風を吹かせようとしています。
B’s-LOG.comでは、配信に先駆けて本作の開発スタッフ陣に話をうかがいました。開発環境やスタッフそれぞれのこだわりポイントなど、たっぷり語ってもらいました。
【参加メンバー】
●クリエイティブディレクター:Kさん
●メインイラストレーター:Tさん
●メインシナリオライター:Nさん
●リードアニメーター:Sさん
仕事を頑張っている女性にプレイしてほしい
――『エリオスR』の企画が立ち上がった経緯を教えてください。
K:いまから3年前くらいに企画書を制作したのがそもそもの始まりです。
社長に企画書を見せたところ、現在のリーダーと一緒にゲームとして作ってみないかという話になり『エリオスR』チームが発足しました。その頃からメインイラストレーターはTさんでと決まっていました。むしろTさんがいたからこそできた企画書だったりします。
ゲームの方向性自体はそのときからあまり変わっていない気がしますね。もちろん見直しやブラッシュアップはしていますが、最初に目指した方向に向かって走り続けています。
――メインとなるターゲット層も当初思い描いたままなのでしょうか?
K:そうですね。『あんスタ!!』は絵柄から、やや若年層をメインターゲットとしているところがあるのですが、『エリオスR』はもう少し高い年齢層に受け入れて頂けたらいいなと思って作っています。
会社としてもターゲット層の違う女性向けゲームを作りたいという希望があったので、“20~40代の仕事をしている女性が家に帰って楽しめるようなゲーム”にしたいと思っています。
――開発チームの雰囲気や運営方針を教えてください。
K:制作初期からのメンバーは3~4人程度で、そこから新規で採用していきました。
弊社はタイトルごとに事業部があるため、それぞれのチームの色や雰囲気がけっこう異なるのですが、『エリオスR』のチームは、上下関係がない和気あいあいとしたチームになっています。クリエイティブやコンテンツ関連はほとんど女性で構築されており、ターゲットに近しいメンバーが集まっているんじゃないかと思います。
運営方針は「ユーザーさんをワクワクさせるために頑張りたい」でしょうか。「総員、頑張るぞー!」みたいな勢いがあるチームですね。『エリオスR』はユーザーさんに対して、優良運営でありたい・真摯でいたいという気持ちが強く、それがクリエイティブのクオリティーであったり、目指すべきものの指標になっています。
≪TOPICS≫
ユーザーがワクワクする仕掛け、カスタマイズが豊富!
ゲーム立ち上げのたびに目にするホーム画面のカスタマイズが豊富!
立ち絵もカードイラストも最大4枚まで設定することができます。
好きな『ヒーロー』を配置して楽しみましょう。
・立ち絵を並べる
・カードイラストを並べる
開発スタッフも働きたい【HELIOS】はポジティブになれる場所
――どんなストーリーが展開されるのでしょうか?
S:詳しい展開はまだ秘密ですが、“闇深さ”といったものはないように思います。
キャラ紹介を見ると「このセクター、チームワークは大丈夫かな?」みたいなところはあるんですけど、チームワークゼロの状態から徐々に成長して変わっていくというドラマ性があって、読んでいて前向きになれる、「仕事っていいな」「チームっていいな」って思えるようなストーリーになっています。
章が終わるごとにエンディングロールが流れるんですが、シナリオを読んだあとに見ると本当にすてきです! きっとユーザーさんにも読んでよかったと思って頂けると思うので、ぜひ楽しみにしてほしいです。
また、メンター、ルーキーという先輩後輩関係が出てくるストーリーなので、働くアラサー世代の方には、没入感を持って読んで頂けると思いますね。
K:我々もですが、この世代は仕事で疲れてるんですよね(笑)。
T:『エリオスR』のシナリオには、苦悩を乗り越えてハッピーな方向に持っていくっていう明るさがあるんですよね。
「あー、今日は疲れた……」っていう気分のときに「このキャラ最高!」って癒されたり、楽しくなったりしてもらえるようなシナリオです。我々も【HELIOS】で働きたいな~って思ったりしますね(笑)。
S:そういうハッピーさは、UIデザインや『パトロール』システムなどにも出ている気がします。
UIデザインは色合いがカラフルでフォトジェニックだったり、背景も明るい感じだったり。それはここにいるメンバーだけでなく、チーム全体が共有して大切にしている部分なんじゃないかなと思います。
――各章のエンディングというと、海外ドラマや映画などを連想しますね。
K:そういうイメージはあります。リリース時は1~4章の配信を予定していますが、章ごとに話が独立しているんです。
1章から2章へと繋がってはいるものの、海外ドラマを見ているような気持ちになって頂けたらと思い、エンディングを入れました。ほかにもエンディングにはお楽しみコンテンツがあるので、期待して待っていてください!
――フルボイスとのことですが、実際に声がついたことで印象がかわった『ヒーロー』は誰ですか?
T:私はアッシュかな。落ち着いた低さでしたね。いじめっ子の設定があることから、もっと強めな感じになるのかと思っていたんですが、ずっとかっこよかったです(笑)。
K:ジュニアも印象が変わりましたね。ジュニアは見た目がかわいいんですけど、村瀬歩さんが低めに演じてくださったことで、強くてかっこいい少年らしさが出て、いい意味で印象が変わりました。
▼キャラクタープロフィールをチェック!
S:キャスティングはわりと王道を狙ったよね。
K:そうですね。王道を狙いつつ、まだ演じたことがないような幅を出して頂けるキャラクターにできたらなという気持ちはありました。
T:キャスティングを考える際はサンプルボイスを聞きながら考えたりしましたが、逆に第一印象から「このキャラはこの方だろう!」というのもありました。
アキラ役の豊永利行さんやブラッド役の羽多野渉さん、ビリー役の中島ヨシキさんなどは、まさにそんな感じで決まりましたね。
▼キャラクタープロフィールをチェック!
K:皆さんキャラクターを作り込んで臨んでくださったので、収録はスムーズでした。我々のなかのキャライメージとキャストの皆さんが考えたイメージにズレがなかったのはすごいなと思いました。
熱い会議を通じて生まれた『エリオスR』のバトルシステム
――これまでの会議のなかで、白熱したエピソードがあれば教えてください。
K:いまお話したように、声優のキャスティングの際は白熱しました!
一同:(笑)。
T:私はカードイラストのシチュエーションを決める会議かな。各キャラクターのシチュエーションを話し合うんですが、結局みんな「こんなカードがほしい!」っていう言い合いになっちゃって(苦笑)。そのあたりは、愛が剥き出しになるので白熱することが多いですね。
会議はミーティングルームでやっているんですが、近くにいるスタッフから「盛り上がってたね」って言われるくらい、予定の時間を超えて話しています。
K:バーストアニメの会議も盛り上がりますね~(笑)。白熱する会議は月に何回かある気がします。
T:みんなキャラの個性は掴めているんですけど、見せかたが人それぞれなんですよね。
ヒーローものなので、戦いにもバリエーションを出さなきゃいけないんですけど、それを話し合うとスタッフ個々のこだわりや個性が現れるし、自分からは出ないものだったりするので、おもしろくなっちゃうんですよ(笑)。
S:自分たちのなかにも「前回のものを超えていこう!」っていう思いがありますしね。
でも、イベントごとに新規カードが出て、衣装やアニメーションも追加されるので、ユーザーさんにも毎回新しいものを楽しんで頂けるのではないかと思います。
――開発においていちばん苦労したことは何ですか?
K:現在進行形ですが、クオリティーを追求するあまり、自分たちの首を絞めているところはありますね。だけど、そこは乗り越えていかなきゃいけない壁なので、終わらない戦いかな。
S:手を抜かないからこそ、しんどいですね。
T:あとはバトルの見せかたを突き詰めるのが難しかったですよね。女性向けのソーシャルゲームにおけるバトルとなると、あまり参考例もなく、どういうものが楽しいのかがわからなかったんです。
K:ヒーローものを作るということは、『あんスタ!!』のようなアイドルものとは全然違うベクトルのものをいちから作るということなので、そこの苦労はありましたね。RPGというゲーム要素を女性向けに落とし込むのは、プランナーたちも悩んだところです。
女性向けのバトルもので、かつ『エリオスR』ならではのバトルシステムの制作は試行錯誤の連続で、何度もゲームバランスの見直しや、リンクスキルの繋ぎかたを考えました。最終的には良いバランスのバトルシステムになったのではないかと思います。
あとは『パトロール』や箱庭要素の司令室など、バトル以外もこだわったので、『ヒーロー』がニューミリオンでどう過ごしているのかを体感して頂きたいです。
――本作ではデッキに編成する『ヒーローカード』(※1)のほかに『フレームカード(※2)』もあるそうですが、その役割を教えてください。
K:『フレームカード』は『ヒーローカード』に装備させるカードですね。装備させることでスキルや能力が上がります。
イラストはシナリオのワンシーンを切り取ったものになっていて、メインストーリーから持ってきたものが多いので、リリース時からけっこうな種類があると思います。こちらの新規カードも順次、イベントなどで追加していく予定です。
T:いっぱい描いたね(笑)。
K:『ヒーローカード』はキャラクター単体に焦点をあてているんですが、『フレームカード』は掛け合いというか、キャラクターが複数いるイラストが多いんです。そのぶん、見ごたえがあると思います。
T:そうですね。『フレームカード』は写真っぽい感覚でしょうか。キャラ単体が大きく配置されているカードは多く見ますが、アニメのワンシーンようなカードが用意されている作品はなかなかないと思います。そのあたりも、『エリオスR』ならではの楽しみかたを提供できたらいいですね。
ただシナリオから抜粋する箇所を選ぶのはなかなか難しくて、「戦闘のシーンがほしいよね」とか「日常のワンシーンがほしい」とか、さまざまな意見が飛び交っています。
K:抜粋する箇所は、基本的にライターのNからスチルにしたいシーンを出してもらいます。そこからイラストレーターや私で、「ここが盛り上がるんじゃない?」って話しながら、決めていきます。
N:私が選んでいるのは、ストーリーの見せ場だと思うシーンや、キャラクターの個性やギャップがはっきりとわかるシーンですね。最終的に振り返ってみると、揉めているシーンが多くなったような気がしています。
T:確かにPVのイラストとかもほぼ揉めていますね(笑)。
K:争いのなかに人間ドラマが生まれたりしますからね。
――育成コマンドRPGが初というプレイヤーもいるかと思います。最初でつまずかないためのアドバイスをお願いします。
K:とりあえず“『フレーム』を装備する”ことを覚えてください! 『ヒーロー』を育てるだけでもある程度は強くなりますが、それよりも3枚装備できる『フレーム』で攻撃力やスキルを上げたほうが、序盤でもバトルをクリアーしやすくなると思います。
おすすめの育成方法は、推しの『ヒーロー』のカードと同じ属性・同じセクターのカードをいっしょに育てていく方法ですが、最初の段階ではそこまで合わせてデッキを組むのは難しいと思いますし。
T:たしかに『フレーム』は大事ですね!
あと序盤からバーストアニメを見るには、なるべくデッキに組むカードの属性を一致させておくと、最初からバーストポイントが溜まった状態になって発動につながります。バトルに関しては、コツさえ掴めたら、最初から『エリオスR』の楽しさを感じて頂けるんじゃないかなと思います。
K:オート機能はぜひ使ってみてください。やはりターゲット層が忙しい女性ですし、同じ会社の『あんスタ!!』と時間を奪い合うようなシステムは避けないといけないなと思っているので、オート機能はとても便利なシステムになっています。
ただし、オートだけだと倒せない敵も出てくるので、そのときはカードの育成だったり、スキルの使いかたなどで、ゲーム性も楽しんで頂けるとうれしいです。
S:きっとシステムに慣れてくると、デッキ編成などやり込む楽しさも出てくると思うので、それまではオートでバトルをこなしていくのがいいかもしれませんね。慣れてきたら、チャレンジという形で。
UIもわかりやすく、「これを押せば大丈夫だよ」っていう箇所は大きいボタンで作ってくれています。
一同:(笑)。
S:チュートリアルを飛ばしてしまった人でも、やりながら“見た目でわかる”というか、とりあえず「ここ押しておけ!」っていうのがわかるUIなんです(笑)。だから、序盤のクエストなどは感覚で大丈夫なので、ゲームシステムに関しては徐々に慣れて、楽しんでもらえればと思います。
序盤のバトルを楽に進めたいのであれば、デッキをセクターで揃えるのがおすすめですね。デッキを推し縛りにしていると、ちょっと苦戦するバトルも出てくるかもしれません(笑)。
でも、同じ『ヒーロー』でも、カードによって属性が違うので、新規カードが出てくることでそれも解消されていくと思います。
K:『フレーム』のスキルだったり、『ヒーロー』のスキルを駆使すれば、「私はこのキャラだけを使うんだ……!」みたいなこだわりデッキでも勝てるんですよね。そういう遊びかたもできるシステムになっています。
T:バトルモーションもアニメーションもすごくこだわっているので、オートで見ているだけでも爽快感が得られると思います。キャラが動いている姿を見るのが楽しいというか、バトルモーションから「このキャラかっこいい!」って恋をしてくれればと(笑)。
S:協力技の『ユニオンアタック』で『ヒーロー』たちのチームワークを感じて頂いたり、リザルト画面では掛け合いボイスも流れるので、戦い終わった『ヒーロー』たちの会話も楽しんでもらえたらなと思います。
※1……『ヒーローカード』:バトルに出ることができるキャラクター。属性やスキルが異なり、最高レアリティの☆4は『バーストスキル』の発動が可能。
※2……『フレームカード』:『ヒーロー』の戦闘能力をサポートする装飾カードで、『ヒーローカード』1枚につき3枚まで装備できる。
≪TOPICS≫
ド派手アニメーションも見どころ!
アツいバトルシステムバトルでは4人の『ヒーロー』を編成し、さまざまなスキルを駆使しながら敵を倒します。オート機能もあるので、バトルが苦手な人でもアクションやアニメーション『バーストスキル』を堪能できます。
・『リンクスキル』
同じセクター同士など、かかわりのある『ヒーロー』を隣接させると“攻撃力アップ”などの『リンクスキル』が発動します。
・『バーストスキル』
アニメーション付きの『ヒーロー』個人の必殺技。バーストポイントを溜めることで発動が可能に。また、各キャラの『バーストスキル』を連続させることで、より強力な『ユニオンアタック』に変化します。
イラスト・シナリオ・アニメーション、各担当のこだわりポイント
●イラストについて
T:最初はどの作業をするにも、キャラクターの個性をどう落とし込んでいけばいいのか、本当にこのキャラクターは愛されるのかなど、悩みは多かったですね。
世間的にもHappy Elements の作品はイラストのクオリティーがとくに高いという印象があると思うので、そこは絶対的な最低ラインの指標としています。
あとはターゲット層に向けてキャラクターの等身を上げていますし、『エリオスR』の絵柄をしっかり確立して、皆さんに印象付けられればいいなと思っています。イラスト制作は分業ですが、キャラクターや背景含むイラスト全般のクオリティーに関しては一括して管理しており、今後も現在のクオリティーを安定してお届けできるようにするのが我々の務めだと思っています。
――ヒーローものの衣装は特徴的だと思いますが、なにか参考にしたものなどはあるのでしょうか?
K:参考ではないのですが、“ヒーローもの”の概念からいろいろ考えました。
顔を隠して悪と戦うヒーロー像もありますが、『エリオスR』はそうではなく、みんなに愛されるヒーロー像なんです。顔を出したうえで、みんなから信頼されるヒーロー像が世界観として確立されていますし、そこにプラスする形で個々のキャラクターの個性を出す衣装制作を心掛けていました。
T:キャラクターによって様々な能力があるので、そちらもデザインに反映しつつ、個性も出しつつ……という感じですね。
でも彼らは組織に属しているので、同じ組織である印象も残したいという思いもあって、方向性を統一しています。
K:衣装デザインに関しては、流行をキャッチしていろいろなところから取り入れてくれていますし、Tは周囲のスタッフの意見を吸い上げるのも得意なので、それが全体のイラストやデザインに反映されている気がします。
●シナリオについて
N:改めてこだわりを聞かれると答えづらいですね……。全部になってしまいます!
一同:(笑)。
N:ヒーローものなので、“『ヒーロー』としての見せ場を必ず設ける”などのルールは自分のなかにあったりします。ト書きがなくセリフだけのシナリオなので、バトルなどの見せ場を作るのは難しかったですね。
長々と説明セリフを入れるとダサくなってしまうので、短めのセリフで演出効果を入れてもらったりして、盛り上がるように試行錯誤しています。
――ヒーローものならではの部分はありますか?
N:個人的に映画が好きでヒーローものもよく見るので、気づかれない程度の小ネタやあるあるなどを散りばめたりしています。わかる方は「あ、これもしかして……」と気づいて頂けるかもしれません(笑)。
T:Nさんはそういうのを上手に落とし込んでくれていますよね。
S:さっきNさんのこだわりとして、バトルの見せ場を作る話が出ていましたが、本当にスタッフの力を集結させることで、相乗効果でそういったヒーローものとしての見せ場が作れているんだなと思います。
K:最初にシナリオがあって、そのシーンを盛り上げるために、それぞれが「こういうイラストを入れたい」「こういう演出を入れたい」「こういうエフェクトがほしい」などの意見を出していって、ときにはエンジニアさんに「こういう演出を新たに作ってほしい!」と依頼することもあったりして……。
S:各セクションそれぞれで、アイデアを持ち寄っていますね。
●アニメーションについて
S:アニメーションに関してはPVにも出ているように、“バトルアニメーション”と“バーストアニメ”があります。『ヒーロー』たちのバトルなので、“かわいい”よりも“かっこいい”が見せられるアニメーションにしたい思いがあって、ちょっと大変だったのですが等身の高いバトルアニメーションに挑戦しました。
あとは『ヒーロー』の能力がみんな違うので、その個性は絶対に取り入れたいなと! なので、それらすべてを詰め込んだモーションになっています。
“バーストアニメ”は、バーストスキルの途中で入る動画のアニメーションなのですが、「イラストレーターさんが描いてくれたキャラクターをもっと、どアップで、いろんな表情が見たい!!」という欲望のために取り入れたシステムです(笑)。
でも、きっとユーザーさんも同じ思いを持っているんじゃないかなと。シナリオやイラストでもキャラクターのいろいろな表情が見られますが、バトルアニメーションだからこそ見せる表情で、さらに『ヒーロー』たちを好きになってもらえたらいいなと思っています。
各スタッフのおすすめ『ヒーロー』は?
――上司にしたいメンター、後輩にしたいルーキーを教えてください。
K:上司にしたいのは、個人的にはジェイさん。ジェイはレジェンドヒーローなんですが、後進のために指導をするという器の大きい人なんですよね。“一歩引いて育成に力を入れているけど、まだ現役”っていうところが個人的に尊敬できるポイントです!
後輩にしたいルーキーは、ビリーかな。
T:意外……!
K:明るい子は、チーム全体も明るくしてくれますからね。『エリオスR』は人間関係がわちゃわちゃしていますが、ビリーみたいな存在は場の空気を明るくしてくれるので助かります。あと眼鏡を外すと、かわいいんです!
S:顔のよさだね(笑)。私の場合は、ジェイさんもいいんですが、やさしい言葉をかけられると疑心暗鬼になってしまうんですよね。
一同:(爆笑)。
S:だから、ブラッドさんみたいな淡々としていて、冷たいくらいが仕事をするうえではすごく安心するんですよ! クールに上を目指す感じでいっしょに働けたらいいなって思いますね。
でも、やっぱり息苦しい瞬間もあると思うので、そう感じたらキースみたいな先輩のところに逃げたいですね。おいしいところだけを味わって生きていきたいです(笑)。
みんながいるところではブラッドさんの言うことを聞いて、サボれそうなところはキースさんのところに行って~って(笑)。
T:なるほど……! そうですよね、組織だから先輩はひとりじゃない。
S:そう(笑)。ルーキーはめっちゃ悩みます。ガストとかだと好きになってしまいそう。仕事になりません!
なので、グレイかな。いっしょにしゃべっていてもイケイケな感じじゃなくて落ち着けそう。私、仕事には平和を求めてるんですね(笑)。
N:私も息苦しいくらいがいいので、ブラッドですね。自分がスケジュールを重視するタイプなので、納期やルールを守ってくれる上司がいいです。たぶんキースみたいな上司は……。
S:許せないんだね!
N:はい(笑)。ルーキーならレンくんですかね。斜に構える感じをまっすぐにしたいというか。ちょっとひねくれているけど、絡んでみたらかわいく反応してくれそうです。少しずつ心を開いてほしいですね。
T:ここでグレイじゃなくて、レンを選ぶあたりがNさんっぽいですね。
N:Tさんはどうですか?
T:私はメンターならマリオンがいいです。
S:能力至上主義ですか? キャラとしては好きだけど、上司となるとちょっと意外ですね。
T:上司は尊敬できる人がいいので、マリオンくらいスキルがある人がいいですね。ルーキーなら、私もグレイくんがいいです。Sさんといっしょで落ち着きたい(笑)。グレイくんに絡んで、はわはわさせたいです!
N:ユーザーの方々にもアプリをプレイしながら「私の後輩はジュニアみたいだな」とか「ヴィクターみたいな上司だったら意外と頑張れそう」とか、想像して楽しんで頂けると嬉しいです。
▼キャラクタープロフィールをチェック!
――ユーザーに向けてメッセージをお願いします。
K:情報を公開していくにつれて、バトルシステムやカードイラスト、キャラクターの関係性などを楽しみにしてくださっているユーザーさんが増えているように感じています。
皆さんが考えている以上のものを出せるようにチーム一丸となって頑張っているので、ぜひ『エリオスR』の楽しさに触れてください。理想のゲームが作れたという実感もあるので、もうしばらく楽しみに待っていてください。
T:公開しているイラストは一部分ですが、それだけでも期待を高めてくださっているのではと思います。
ゲームがリリースしたら、新規イラストやストーリーでキャラクターの新しい一面を見せられるよう描いていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
N:チーム全員がとてもこだわって作っているゲームです。
シナリオ収録ではキャストの皆さんにもご協力頂き、読み応えのあるシナリオになったと思っています。各協力会社のご担当の方をはじめ、関わってくださったいろんな方の力を感じて頂けたらうれしいです。
S:『エリオスR』はこだわりの塊のゲームなので、たくさんの方に楽しんで頂けると思います。リリース後も盛り上がって頂けるよう、いまよりも高いクオリティーを目指してコンテンツを作っていこうと思いますので、ぜひ遊んでみてください。
また、この『エリオスR』チームはこだわりが強すぎて、時間も人材も足りない状況になっています(苦笑)。
もしゲームを遊んで頂いて「自分も作る側になってやる……!」と感じた方がいらっしゃったら、Happy Elements のリクルートサイトに来てください。イラストレーター、アニメーションデザイナー含め、いろんな方を募集していますので、よろしくお願いいたします!
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(C)2019 Happy Elements K.K