ビーズログ12月号(10/20発売)では、本作をW表紙+14P大特集でお届け!

9月2日に公開を迎えた『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
その公開を記念して、アイドルたちを演じるキャスト7名が3日間に分けて新宿ピカデリーで舞台挨拶を実施。到着したばかりのオフィシャル写真とともに、全3回を振り返ります。

9月4日:寺島拓篤さん&宮野真守さん

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トップバッターは、一十木音也役の寺島拓篤さん一ノ瀬トキヤ役の宮野真守さんが登壇。上映後挨拶ということもあり、ネタバレありのクロストークを時間いっぱい展開しました。

まずは、「すっごい面白かったね!」と、おふたりとも完成した映画をみた感想を興奮気味に語ります。また、楽曲収録や取材時にみた未完成版の映像など、ここだけの裏話も飛び出しました。
本編の印象に残ったシーンでは、宮野さんはいちばん最初の挨拶をピックアップ。ST☆RISHのバランスの良さに触れつつも、元気な翔と神対応をしたセシルがお気に入りとのこと。また、アンコール内の衣装替えシーンにも触れ、「あれをライブでやりたいね!」と熱く語りました。
寺島さんはCGの技術的な部分にも触れ、トキヤのソロ衣装や「UUUU」衣装の作り込みの繊細さを絶賛。「現実に引き戻される瞬間が、ほぼない!」と、その完成度の高さに驚きを隠せない様子でした。

また、宮野さんがライブ映画ながらもドラマを感じさせる演出に言及。随所に『うた☆プリ』を通して生まれた絆が感じられたそう。寺島さんも、ST☆RISHやご自身、またファンのみんなそれぞれが見てきた景色がそのドラマにつながっていると、感動を語ります。

そこからトークは、エンディングシーンへ。エンドテロップ中にお披露目されたカットでは、スペシャルTVアニメとの間を繋ぐST☆RISHの練習シーンや、関係者席&舞台袖シーンが描かれました。
そのシーンを見たおふたりは、ST☆RISHが自分たちで演出を考えて練習して、このライブに向けて頑張ってきたんだろうと7人に思いを馳せ、「だから何度も見て欲しい」とまとめます。

音也とトキヤの関係性に話題が移ると、アイドルたちと一緒にご自身たちも「成長したね〜!」と実感たっぷりにトーク。
音也のパフォーマンスでは、「マサのピアノが最高に嬉しかった!」と寺島さん。また、セシルのバックで踊る音也&トキヤのパフォーマンスを再現するワンシーンも。
トキヤのパフォーマンスでは、まさかのマジックショーに驚いたという宮野さん。「あれ、リアルでできるかな?」と話しつつも、ご自身のパフォーマンスがトキヤにフィードバックされているように感じるとトーク。だからこそ、「僕も本気でトキヤに向き合っていきたい」と語りました。

ほかメンバーのパフォーマンスについては、ST☆RISH全員で盛り上げようとするステージ構成についてトーク。那月のステージに登場した着ぐるみの中身が意外だったことや、翔のステージを応援するメンバー6人にご自身たちが登壇した最初のマジLOVELIVEが思い出されたことなど、ST☆RISHの歴史を感じる演出に話題が尽きない様子。

最後に、「引き続き、応援してください」と、おふたりからの挨拶があり舞台挨拶は終了しました。

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9月11日:鈴村健一さん&谷山紀章さん&諏訪部順一さん

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上映2週目に入り、聖川真斗役・鈴村健一さん四ノ宮那月役・谷山紀章さん神宮寺レン役・諏訪部順一さんが舞台挨拶に登壇。

1回目の話題は、映画をみた感想から。鈴村さんは、「アニメにしかできない演出」に感動したとトーク。ST☆RISHのメンバーはいつジェット機の免許を取ったのか? と、あらためて『うた☆プリ』の世界観にツッコミを入れながらも、オープニングからすっかり心を掴まれたそう。
谷山さんは、「やりすぎじゃない?」というくらい進化したアニメーション技術にも触れ、ライブではST☆RISHの絆の強さや『うた☆プリ』の原点が感じられたと語ります。
諏訪部さんは、ST☆RISHのこれまでの歩みを思い返し、胸に込み上げるものがあったそうで、すでに関係者向けのプレビューで観たけれど、あらためて映画館で搭乗したいと語りました。

ST☆RISHのパフォーマンスで印象に残っているシーンでは、谷山さんが「ST☆R TOURS」と「ST☆RT OURS」の単語区切りで2曲生み出した上松さんの手腕を絶賛! 「それ俺がやりたかったな(笑)」と心情を吐露します。
諏訪部さんは、メンバー7人揃ってのダンス・パフォーマンスをピックアップ。それを受けて、鈴村さんはアンコールでの気球で飛ぶシーンや、壮大なフライングシーンに言及。もし次回作があるとしたらと想像しながら、演出についてクロストークで盛り上がります。
また鈴村さんは、7人揃ったダンスがより精度が高くなっていること、またそれを見て(ご自身が登壇するライブを思って)ドキドキしてしまうことを告白しました。

それぞれのソロパフォーマンスでは、レンが身に付けた衣装に触れつつも「自分の強みがよく解ったパフォーマンス」と振り返る諏訪部さん。会場からは同意の拍手が贈られました。
真斗のパフォーマンスについて鈴村さんは、どっしり重ための役割を担っている真斗が良く描かれていたと振り返り。前奏部分のコールについても触れ、「みんなやれる準備はしてるんでしょ?」と会場に問いかけ、早く声が出せるようになって欲しいねとまとめました。
谷山さんは那月のパフォーマンスを振り返り、「なっちゃんのやりたい世界観ができて非常に喜ばしい!」と那月の気持ちを代弁。あの世界観が好きだと語りつつも、いざ自分がやるとなると……とドキドキしている現状を明かしました。

ユニットソングでは、「UUUU」の衣装の細かさに目を奪われてしまったと語る諏訪部さん。対して、谷山さんはいまどきらしい曲調やダンスに触れ、翔のソロダンスがとてもお気に入りとトーク。ST☆RISHがすごく新しいことに挑戦している曲でもある、と語りました。
「SAMURAIZM」の和の雰囲気とキャッチーなメロディラインに言及した鈴村さんは、独特な舞台演出にも触れ、ご自身も「鬼の面を切りたいな」と語ります。

それぞれのお気に入りのシーンでは、諏訪部さんがアンコールの真斗&レンのユニット曲をピックアップ。絶妙な距離感のふたりに、これまで積み重ねてきたものを思うと感慨もひとしおとのこと。
鈴村さんは、ソロ曲それぞれにメンバーが登場することを挙げ、「ST☆RISHで話し合って演出を考えたのでは?」と感じさせるシーンがたくさんあるところが好きと語りました。また、このライブ映画につながる、これまでのドラマも感じてもらえるのが『うた☆プリ』だと、あらためて『うた☆プリ』の魅力をアピール。

2回目の舞台挨拶では、上映前ということでネタバレに配慮しつつも映画の感想や見どころ、TVスペシャルについてのトークを展開。

公開を迎えた感想について、『うた☆プリ』の原点であるST☆RISHの単独ライブを描いてもらえたことがすごく嬉しいと語る谷山さん。また諏訪部さんは、ST☆RISHが持つとてもポジティブな空気感が、現代社会のニーズにマッチしているのではないかと分析。鈴村さんは、単独ライブをやらせてもらえたST☆RISHが『うた☆プリ』の世界で実際に“生きている”ことが感じられる、そのことが素敵で面白いと語りました。

それぞれが感じた見どころでは、“音楽で世界を旅する”がテーマとなった楽曲やソロパフォーマンス&衣装に触れつつも、「見たことのないステージになっている」と、これから見るファンへ向けて期待を煽るトークをお届け。

スペシャルTVアニメ『〜旅の始まり〜』に話題が移ると、「翌日も運転するからちゃんとベットで寝て欲しい」とレンの体調を気遣う諏訪部さん。メンバーそれぞれの運転技術についても、クロストークで想像を膨らませます。
また、下野さんと『うた☆プリ』のWebラジオのパーソナリティーも務める鈴村さんは、番組でも「軽井沢のグランピングに行かせて欲しい!」と話していたことを告白。声優陣それぞれが“旅”に出る番組がやりたい、と盛り上がります。

担当するメンバーのアイドル性について質問されると、鈴村さんは「真面目なところ」と真斗を評価。絶対に裏切らなそうなところが魅力だと語ります。それに対して「いい感じに育ってくれた」とレンの成長を振り返る諏訪部さん。持ち味を理解して、自分の魅力をしっかり表現できるようになったと喜びの笑顔。
谷山さんは那月のライブパフォーマンスや衣装に触れ、彼のアイドル性がここに結実したのではと振り返ります。さらに、「とにかく那月が好きなようにやらせてあげたい」と、那月への愛を滲ませました。

最後は、お三方からの挨拶があり、2回にわたる舞台挨拶は終了に。
また、この日は鈴村さんのお誕生日前日ということもあり、サプライズの花束贈呈も実施されました。

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9月17日:下野 紘さん&鳥海浩輔さん

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3週目に登場したのは、来栖 翔役・下野 紘さん愛島セシル役・鳥海浩輔さん

1回目のトークは、あらためて映画をみた感想からスタート。ジェット機で登場するオープニングに注目した下野さんは、キャスト陣が登壇するライブがどうなるのか……と思いを巡らせます。またメンバーが飛ぶシーンが多いことにも触れ、「スカイダイビングだけは避けたい」と会場の笑いを誘いました。
最初から最後まで“7人でのステージ”であることに感動したと語る鳥海さんは、ここまでに至る道のりを思って感慨深く思ったとのこと。

パフォーマンスの見どころについて、下野さんはいろいろな国や地域がモチーフになった演出について言及。メンバーそれぞれのイメージととても合っていたと語ります。また、鳥海さんはST☆RISHのダンスが圧倒的に増えていることにも触れ、ダンスもさることながらステージ上での移動距離が多いことを心配。マジLOVELIVEでよく走っている下野さんに、怪我をしないようにと言葉を贈る場面も。

ソロパフォーマンスでは、セシルが起こす“超常現象”がさらにパワーアップしていると鳥海さん。楽曲についても、セシルとして原点回帰を思わせるような曲調と、現時点での集大成となるような1曲だと振り返ります。また、コールも多い楽曲のため、みんなと一緒に楽しめる1曲だとも語りました。
翔のソロ曲については、彼が担当する国がすぐ思いついたと語る下野さん。みんなと歌う箇所やコールが多く楽しい気持ちになれる楽曲のため、収録時もずっと笑顔で歌っていたと裏話を明かします。パフォーマンスについては、やはりご自身のステージが頭をよぎってしまうそうで、「どうするんだろう?」とプレッシャーを感じながら見ていたとのこと。
また、翔のステージにメンバーが応援に駆けつけてくれたシーンを振り返り、ご自身が登壇された最初のマジLOVELIVEのワンシーンを思い出してとても感動したと語りました。

ユニットソングでは、下野さんが「UUUU」の非常にダンサブルな楽曲を受け、自分はどこまでできるのかを手振り身振りを加えてトーク。激しくダンスしながらも、つねににこやかなST☆RISHメンバーたちの凄さを熱弁しました。
和をテーマにした「SAMURAIZM」を歌ったセシルが新鮮だったと語る鳥海さんも、やはりご自身のステージが気になる様子。「刀を振り回すことになるのかな?」と想像を巡らせます。また楽曲収録時のエピソードとして、セシルの声が馴染むようにユニットの組み合わせによってバランスを取っていることを告白。難しい部分でもあるけれど、うまく落とし込めたのではと手応えを語りました。

もう一度搭乗するファンにむけて見どころを尋ねられると、個別の箇所はもちろん、全体を通して感じられるST☆RISHの絆や成長度合いにも注目して欲しいと語る鳥海さん。下野さんも、ずっと彼らと一緒にやってきて、ともに成長してきたと感じられるエモーショナルな部分を感じて欲しいとまとめました。

2回目の上映前挨拶では、ネタバレなしの見どころやスペシャルTVアニメの話題、ST☆RISHと歩んだ道のりなどのトークを展開。

ついにST☆RISHの単独ライブとなった今作の制作を聞いたときの感想を尋ねられ、「いよいよか…」と感慨深い想いを振り返るおふたり。長い月日を一緒に過ごしてきたST☆RISHと、そのキャスト陣との関係に思いを馳せます。

また、ネタバレなしの映画の見どころトークでは、不思議な生き物たちに言及する下野さん。鳥海さんは「ST☆RT OURS」のワンシーンをピックアップして、ST☆RISHの積み上げたものが感じられてとても好きとオススメ。そこから続く、アンコールでライブの最後を飾る “あの曲”もぜひ見て欲しいとのこと。

ソロ曲のパフォーマンスでは、セシルのパワーアップした演出に衝撃を受けたと語る鳥海さん。下野さんはやはり、翔のパフォーマンスに“謎のプレッシャー”を感じてしまうとのことで、アクションもさることながら大掛かりの舞台セットが気になる様子。

スペシャルTVアニメ『〜旅の始まり〜』については、下野さんがST☆RISHの日常を描いたストーリーに、収録も楽しかったと振り返ります。鳥海さんは、「あれ我々でもできるのでは?」とキャスト陣で行く軽井沢グランピングプランを披露。キャスト内でも「旅行に行きたい」と以前から言っていることもあり、夢が広がるスペシャルTVアニメだったとのこと。
また曲が生まれるシーンをピックアップして、じつに『うた☆プリ』らしい作品になっていると語りました。

担当するメンバーのアイドル性についての質問では、下野さんは「どんどんアクロバティックになっていく翔」と回答。みんなを笑顔にしたいという翔の気持ちと、自身もいつも元気で笑顔でいることも彼の魅力だと語ります。
ST☆RISHの末っ子ポジションだったセシルが、歌唱のときに見せる気品や風格、成長して大人になった雰囲気を見せるギャップが魅力と語る鳥海さん。また、セシルに限らず、ST☆RISHのメンバー全員が見せる成長、変わったところと変わらないところのバランスがとても絶妙とのこと。

ゲームスタートから12年を経てST☆RISHと歩んだ月日を振り返り、『うた☆プリ』はご自身の世界を広げてくれた作品であると、しみじみと語る下野さん。
鳥海さんは、12年間『うた☆プリ』に携わらない年はなかったと振り返り。つねに一緒に横を歩いているST☆RISHに、まだまだこれからもよろしくお願いしますとメッセージを贈りました。

最後に、下野さん&鳥海さんからファンへ向けての挨拶と、『うた☆プリ』への想いがあらためて語られ、舞台挨拶は終了となりました。

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上演情報

▼アーティスト
ST☆RISH
(一十木音也、聖川真斗、四ノ宮那月、一ノ瀬トキヤ、神宮寺レン、来栖 翔、愛島セシル)

▼スタッフ
監督:永岡智佳
原作:上松範康 ブロッコリー
キャラクターデザイン原案:倉花千夏
キャラクターデザイン:藤岡真紀
CGディレクター:中島宏
サブCGディレクター:大川威
キャラクターモデリングディレクター:宮嶋克佳
音楽:Elements Garden
制作:A-1 Pictures

▼キャスト
一十木音也役:寺島拓篤
聖川真斗役:鈴村健一
四ノ宮那月役:谷山紀章
一ノ瀬トキヤ役:宮野真守
神宮寺レン役:諏訪部順一
来栖 翔役:下野 紘
愛島セシル役:鳥海浩輔

★ビーズログ12月号(10/20発売)では、劇場版『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』を大特集! ST☆RISH撮り下ろしW表紙&14P大特集をお届けします。
セットリストとともにお届けする原作・上松範康さんロングインタビューや、寺島拓篤さん&宮野真守さんのグラビア&インタビューもたっぷり掲載! ぜひお楽しみに!

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