神々の世界と繋がるファンタジー世界を舞台にした恋愛シミュレーション!
LocaGamesより2022年末に発売予定の新作PC・スマホ向け恋愛シミュレーション『深淵のユカラ』。
本作はアイヌ神謡、北海道の昔話、各地の神話などをベースしている物語ということで、今回恋に落ちる相手は“神様”!
ふつうの人間である主人公がどのようにしてイケメン神様と出会い、恋に落ちるのか気になるー!
そんな本作の内容を紹介していきたいと思います♪
なお、現在アーリーアクセス版が発売中です。
攻略可能な4名中、2名のルートが先行してプレイすることができますので、気になる方はぜひプレイしてみてくださいね!
⇒ Steam版『深淵のユカラ』
⇒iOS版『深淵のユカラ』
※本記事はLocaGamesの提供でお送りします。
あなたはどの彼から攻略する?
ではさっそく本作に登場する攻略対象のイケメンをご紹介!
本作には4人のイケメンたちが登場します。物語は共通ルートを経て個別ルートに突入していくので、プレイ前に予習してどの彼とエンディングを迎えたいのか、まずは心の準備から始めましょう♪
ペウレプ
CV: 矢本颯真
「暴れんなよ。その喉噛みちぎるぞ」
勇猛果敢な、山の神の若き首領。
熊のケモミミに思わずときめいてしまう山の神様。
強気な発言で周囲を恐がらせがちですが、主人公を大切に思い守ろうとし、いつでも駆けつけてくれるその心優しさにキュンとなること間違いなしの獣界正統派イケメンです。
笹山キリル
CV: 吉田瑞希
「足元が悪いね。手を繋ごうか?」
江差出身の貿易商。笹山極東貿易CEOとして、北海道、サハリン、カムチャッカ、アラスカを股にかける。
いつも笑顔を浮かべ、穏やかで社交的。
神々が登場するなかで、人間として登場するのが彼。やさしげな笑顔で、人を惹きつける魅力がありますね。
女性の扱いに慣れていて、積極的にアプローチしてくるかと思いきや、引き際を弁えるスマートな男性。
誰もが彼の虜になりそうなのですが、果たしてそれは真の姿か否か?彼の心の内が知りたーい!
李 懐素(リー・ホワイスー)
CV: 相川 龒
「我々が人間の姿になっているわけではない。これが神の本来の姿だ。人間が我々の姿を真似しているのだ」
釧路湿原に住む湿地の神。
優雅で気品に溢れ、芸術を愛する。気位が高いのが玉に瑕。
鶴がモチーフとなった神様ということもあり、美しい顔立ちが魅力の彼。
でも見た目通りドS的な冷たさも持ち合わせています。
個人的には顔がいちばんタイプなので、親密になったときにこのドSからの豹変具合がどの程度になるのかいまから楽しみです!
モシレチク
CV: 水春アルト
「私は貴様を妻に迎えてやってもいいと思っているのだ」
知床半島に住む、黒い巨体の魔神。傍若無人で恐れられている。
しかし本来の姿は魔神ではなかったようで……?
彼との出会いは、かなり衝撃!
とにかくいろいろな部分で強引で、暴力的、支配欲があるタイプ。しかしそのすべては多分甘えたがりの裏返しなんじゃないかと思わせてくるところも……。
彼は、とんでもない姿で主人公との出会いを果たすので、ぜひプレイして確かめていただきたいです!
ただ、甘いだけじゃない、ハラハラドキドキの展開に目が離せない!
本作はテキストベースで進んでいき、選択肢でさまざまな物語に分岐していくという王道恋愛アドベンチャーゲームとなっています。
途中には美しいスチルも用意されており、コレクション要素も楽しみのひとつです。
さらに、アイヌ神謡や昔話がベースとなっているため、アイヌ語のさまざまな知らない単語も出てくるのですが、辞書機能ありの親切設計!
分からない単語をすぐにいつでも確認できるのは嬉しいですよね。
では、本作の物語を少しご紹介。
主人公は過労で倒れ、仕事をクビになり……と、散々な目に遭ってしまったので祖母の家がある北海道で休暇をとることに。
地元のお店で友達と久々の再会を喜んでいるところにひとり目のイケメン“笹山キリル”に出逢います。彼と話しているうちに連絡先を交換することに。
ほろ酔いのなか汽車で帰っている途中、目的地を乗り過ごしてしまったことに気づきます。
いそいで、反対側の電車に乗ろうと飛び降りた駅は見知らぬ無人駅。
終電もなくなってしまったため、一晩を過ごそうと駅の周囲を散策しても何もなし。
そこで見つけた謎の光に導かれるように進んだ先で出会ったのは“ペウレプ”とその御一行でした。
彼によると、ここは神々の住む場所“カムイシモリ”で、人間の来る場所ではない。
ここへきた人間は例外なく“六重の地獄”へ送らなければいけない、という決まりがあるとのこと。
どうやら主人公は違う世界に迷い込んでしまったようです。
もちろん、地獄行きは避けたい主人公はなんとかぺウレプに誠意を見せ、元の世界に戻ることができたのですが……。
元の人間界では、なんと凍死寸前の主人公が救急隊員に助けられているところでした。
ぺウレプの住む世界は神々の世界でもあり、死後の世界でもあるというわけだったんです。
そこから、ぺウレプは主人公を守護する存在として登場することになります。
その後も主人公は死の危険に晒され、神様に願うことで一命を取り留めます。
あまりにも、不幸な偶然が重なる主人公。
なぜ主人公が危険な目に遭わなくてはいけないのか、そして彼女の命を狙うのは誰なのか?
物語は序盤からサスペンス調で進んでいくため、通常の甘い系恋愛シミュレーションとは一線を画しているなと感じました。
さて、ここまでの展開で勘の良い皆様であればもうお気づきかと思います。
主人公はつねに死の危険と隣合わせなため、選択をミスってしまうとBADENDが待っています!
これがまた、面白い!
え? この選択でそんなことになっちゃうのーーー? と思わず突っ込まずにはいられない展開が待っています。
BADENDフラグはエンディングに到達するまでにいくつも用意されているので、最後まで気が抜けません。
ひとつ選択を間違えると取り返しのつかないことになりかねない、そんな緊張感のある分岐選択となっていきます。
しかし本作は、好きなタイミングで自由にセーブができる救済措置があります。
選択肢を選ぶ前には必ずセーブを行っておくとスムーズに物語が進められそうです。
誰が悪で正義なのか? ひとつのルートでは全容が理解できないこだわり抜いたストーリー
共通ルートでどのような選択をしていくかによって、物語のなかでシームレスに個別ルートへと展開していきます。
そのため、狙っていた展開とは違う結末に向かっていくこともあるというのがマルチエンディングの楽しみのひとつです。
また、本作では誰かひとりとのエンディングを迎えると、ROUTE STARTが解放されます。
これが解放されると、全キャラクターのシナリオ一覧より、攻略対象のルート分岐が始まった時点からプレイすることができるので、「狙っていた攻略ルートから外れた!」となってもやり直しがきくという遊びやすい設計になっています。
今回の先行プレイでは、笹山キリルと、モシレチクの個別ルートを遊ぶことができました。
どちらもかなりシリアスで重厚なお話となっていました。
どのルートでも、神々の戦いや、因縁、さまざまな愛憎劇がくり広げられるため、胸を締め付けられるような出来事がプレイヤーを襲ってきます。
だからこそ、お相手と絶対にハッピーエンドを迎えたい!それ以外は許せない!と、かなり没入感が得られます。
とくに、モシレチクのストーリーは、彼のことを知れば知るほど情が湧いてきて、主人公と自分を投影しすぎてしまい、終盤の展開には思わずホロリと涙がこぼれ落ちました。
怖くなったり、悲しくなったり、切なくなったり、愛おしくなったり。
感情を揺さぶられまくるストーリーに、夢中で最後まで読んでしまいました。
どのルートで遊んでいても、ほかの攻略キャラクターたちが物語に関係してきます。
このキャラクターはこのときに何をしていたのか、どんな気持ちでいたのか、その真相は個別ストーリーを見なければ理解しきれません。
片方のルートを遊ぶと、もう片方の真実が隠れてしまう。
そんな入り組んだストーリーとなっているので、「すべての謎を解明したい!」という方は全キャラクター攻略は必須となりそうです。
個別ストーリーでは、各3つのエンディングが用意されており、真のハッピーエンドはひとつだけ。
1ルート3時間ほどで周回できますし、セーブ機能をうまく使えばさらにエンディングの回収も容易に。
また一度読んだ物語は高速スキップができるなど読みやすい工夫がたくさん施されています。
選択肢ひとつの重みがハンパない重厚な恋愛ゲーム『深淵のユカラ』。
さまざまな大きな苦難を乗り越え先に掴む小さな幸せ。
幸せとは、愛とは何を問いかける、どこか切なく、美しい物語があなたを待っています。
ぜひ真のハッピーエンドを目指して、何度も遊んでみてくださいね!
深淵のユカラ 概要
対応OS:PC / iOS / Android
配信プラットフォーム:Steam / アニメイトゲームス / App Store / Google Play
完全版発売日: 2023年予定
企画・制作: LocaGames
原画・キャラクターデザイン: Mae Mabato
テーマ曲: 「Yukar From The Abyss」by Alec Shea
▼アーリーアクセス版(PC/iOS)が発売中!
アーリーアクセス価格: PC 1950円[税込]、iOS 1200円[税込]
※アーリーアクセス版の購入者は、完全版を無料アップデートで入手可能です。
※Androidはアーリーアクセス版非対応です。
【ストーリー】
この世には人間が住む世界の他に、神々が住む世界カムイモシリがある。
神々は人間界へ降りるとき、動物や植物に姿を変える。彼らは時に恵みを、時に災厄をもたらす。
神の中には人間の姿で現れ、人と接触を図るものもいる。
神々の存在を人々がとうに忘れた現代、貴方は神と出会った――。
東京で働いていた主人公は、とある事情で北海道で一人暮らしをすることになった。
ある夜、友人と会った帰り道、うたた寝して汽車を乗り過ごしたことに気付く。
慌てて汽車を降りると、そこはカムイモシリという聞き覚えのない駅だった。
灯りを目指して歩くと、見慣れない衣装をまとったまとった人々が宴をしていた。
なぜか主人公は彼らに追われ、捕えられる。捕まえた青年は彼女を死者の国に連れて行くと告げた。「だってお前、死んでるだろ」
思いがけず神々の世界への扉を開いてしまった主人公に、様々な試練が降りかかる。
物語の舞台は札幌、小樽、函館、江差、釧路、根室、知床と移り変わる。
そして神々との禁断の恋の行方は――。
※物語はアイヌ神謡、北海道の昔話、各地の神話などをベースにしたフィクションです。
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