もしも、あなたの命が死神によって奪われる運命だとしたら……。
個性豊かな死神とあなたとの、小さな恋を描く「42ネ申」ドラマCDシリーズから、
第5弾となる「42ネ申 No.05 Fiddle~僕らの歩く道~」が発売!
その収録現場から、
死神になったことを受け入れられずにいる死神:フィドル役の前野智昭さん、
そして「終わりの国」の謎多き門番役の子安武人さんのコメントが到着しました!

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フィドル役:前野智昭さん
門番役:子安武人さん
 
 
■収録後インタビュー
 
――収録を終えてのご感想をお願いします。
 
前野さん:門番である子安さんとの絡みの部分は、
子安さんが独特な世界観を最初に作ってくださったのでやりやすかったです。
でも、「それに乗っからずに、前野くんはしっかり!」とおっしゃってくださったので、
フィドルは真面目で固めな感じでお芝居させていただきました。
ダミーヘッドも今回はがっつり多めに録っていて、いろいろな動きもつけたので、
完成が楽しみな収録になりました。
 
子安さん:今回は昔馴染みの死神さんが出てくるので、わりとフレンドリーに入って行って、
最後はちょっと切ない感じで終わる感じでございました。
フィドル役の前野くんと収録の合間に、
かつて私が若かりし頃のお芝居を「聞いていました! 見ていました!!」という話をしたり、
ゴッドと呼ばれたり、楽しくお話しできたので飽きずにできました(笑)。
僕も年を取ったな……と思いました。
 
――演じたキャラクターの魅力はどんなところだと思いますか?
また、キャラクターを演じるにあたって意識したポイントがあればお聞かせください。
 
前野さん:フィドルは、真面目で自分の能力や立場に葛藤しているシーンが多いのですが、
ヒロインの前向きな姿勢や、自分が思っていたよりも彼女が強い人間だと知ったあたりから、
「自分自身も変わらなきゃ」という変化があります。
自分の心と向き合える強さを持ったキャラクターでした。
そういうところに憧れはありますね。
あとは、死神として彼女を殺さなくてはならないという、
静かな力強さや押し殺した殺気が出せればいいなと思って演じました。
 
――作中で印象に残ったセリフやシーンはありましたか?
 
前野さん:フィドルの時代錯誤で天然なところがおもしろかったです。
あとは、最後のあたりでモンちゃん(門番)が出てくるシーン。
モンちゃんとの会話は、最初のほうはずっとおもしろい感じのトークなのに、最後はシリアスになります。
「なるほど!」と思うような場面なので、ぜひ聞いてほしいです。
 
子安さん:毎回毎回どこからアイディア出しているんだろうなって思うくらいに、
シナリオがアイデアに満ちているので、いつもすごく感心して収録しています。
セリフの文字運びがすごく上手なシナリオなので、役者としてやりやすいですね。
長いセリフのシーンも、終わってみて長かったなと気づく感じなんです。
聴きやすいように配慮してくださっているのがわかるので、すばらしいと思います。
長いセリフをしゃべる子安さんを含めて、すばらしいなと思います(笑)。
 
――本作のヒロインは元マラソンランナーですが、前野さんご自身は運動はお好き、または得意な方ですか?
 
前野さん:学生時代もサッカーとかをやっていたので、体を動かすことは好きです。
でも最近は全然、体を動かしてないですね……。
筋トレはできる限りするようにしているので、腹筋は日課になっています。
あまり筋肉はつかないタイプなんですが、もうすぐ夏ですし、運動しようと思います。
 
子安さん:小さいころから主に野球をやってきていたので、運動は嫌いじゃないです。
とくに短距離が得意だったんですが、長距離はスタミナがないので苦手でしたね。
学校のマラソン大会とかすごく嫌いで、なんとか誤魔化して逃げられないかなって思っていました(笑)。
運動会などのリレーでは、距離が短いので「子安くん、カッコイイ」と、ヒーローでした!
いまはもう運動はしなくなりましたね。
しなければいけないとは思うんですが、疲れるのが嫌なんです。
運動は継続しないと意味がないので、習慣にできないなら最初からやらない。
たぶん、三日坊主にもなれないと思います(笑)。
 
――CDの発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。
 
前野さん:シナリオもおもしろいし、ダミーヘッドのパートも多めにあるので、
飽きずに聴けるCDに仕上がっているんじゃないかなと思います。
僕自身もリスペクトしている子安さんと共演ができて、緊張もしましたがうれしかったです。
本当に力を入れた、随所に熱が入ったお芝居ができた作品なので、
ぜひ聴いて感想を送ってくださるとうれしいです。
 
子安さん:5巻目の今回は「前野くんが甘いセリフをささやいて、リスナーさんが大喜び!」
というところが売りなのですが、門番ストーリー的には幼馴染みの登場でちょっとした友情が垣い間見られます。
ただ、本当に門番的に友情を感じていたのかどうかというのは、わかりやすく演じていないんです。
理由は“人間じゃないから”。
そういうところも含めて聴いて頂けると、門番ストーリー的にはいいと思います。
あとは前野くんのダミーヘッドとやらしく絡んでください(笑)。
皆さんに悶絶しながら聴いて頂いて、門番ストーリーは笑いながら
「きっと収録しているときは楽しかったんだろうな」と思って頂けると幸いです。
僕は楽しかったです(笑)。
 
 
【リリース情報】
 
■42ネ申 No.05 Fiddle~僕らの歩く道~

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「オレは死神だ。……あのお嬢さんの命、必ず奪ってくるよ」
 
これまでの失敗を取り戻すため、幽閉された危険な死神を解放しようと死神寮の最下層へとやってきた門番。
そんな彼の前に現れたのは、古くからの知り合いである死神、フィドル。
「三百年経った今でもオレは死神になったことを受け入れられずにいる。」
過去の任務を全て失敗し、以降全ての任務を断っているフィドルに、門番は敢えて任務を振ることに。
果たしてフィドルは自分を受け入れ、無事任務を完遂することが出来るのか―。
 
 
■キャスト
前野智昭、子安武人
 
発売日:6月26日発売
価格:2700円[税込]
発売元:ツーファイブ
 
公式サイトはこちら! ⇒ http://twofive.co.jp/42gami/