初の単独イベント昼の部をレポート!

Rejetは、『ディア♥ヴォーカリスト』単独イベント“CR69FES.2018『Dead or Alive』”を、2018年9月30日に昼夜2回にわたり開催しました。ここでは、昼の部の模様をお届けします。

【DVイベント】速報写真

『ディア♥ヴォーカリスト』は、2015年から展開されているRejetのシチュエーションCDシリーズ。音楽プロダクション“クライマックスレコード”に在籍しているヴォーカリストたちとの時間が描かれた“シチュエーションパート”と、熱いバンドサウンドの“キャラクターソング”が収録されているのが特徴です。

“Dead or Alive”をタイトルに掲げた今回のライブは、“ラストソング”でクビを免れた6人のヴォーカリストたちに下された、さらなる最後通告。“才能はあるが問題だらけ”な彼らの、初の単独ライブをレポートします。

クライマックスレコードのパンダ社長の挨拶動画で幕を開けた“CR69FES.2018『Dead or Alive』”。見た目通りのキュートなボイスを担当するのが山口勝平さんと明らかになると、会場は大きな歓声に包まれました。

【DVイベント】パンダ社長

一番手は島﨑信長さん演じる“Brave Child”のJOSHUA。『アーティストナイト』で眩しい笑顔を振りまきステージを駆け回ったかと思えば、『Dear…』で歌詞をかみしめながら情感たっぷりにバラードを歌いあげてみせる、表現力の幅に脱帽でした。

登場前のMCで独自の世界観を演出、そのまま『I need your love』を披露したのは、花江夏樹さん演じる“JET RAT FURY”の(2)YOU。『Relationship』ではガラリと雰囲気を変え、コールと大合唱で会場をひとつに。オーディエンスを熱狂させました。

豊永利行さん演じる“Veronica”のMOMOCHIは、歌詞にあわせた可愛らしいパフォーマンスが印象的な『キミだけのサイン』を披露すると、続けざまに本来の危うい魅力が垣間見える『last Coffee』を熱唱。まさに本領発揮なステージでした。

激しく暴力的なMCで会場に鞭(飴?)を与えたのは、斉藤壮馬さん演じる“篝火”のJUDAH。『エスカレーション!』『New World』を披露しましたがファンサ精神など毛頭なし。ステージの中央で前だけを見据えて歌をぶつけるブレない姿勢に胸が熱くなりました。

木村良平さん演じる“NSFW”のA’は、冒頭のMCから去り際まで“エーたん”ワールド全開。『ぱぴぷぺぽでらりるれろ』『まさかのMassacre!』で、これでもかと会場を煽る野性的で自由奔放な姿に会場は大盛り上がりでした

トリを飾ったのは、増田俊樹さん演じる“LUMIERE”のRE-O-DO。先陣を切るイメージの彼ですが、『EGOIST?』『Rain&Pain』ともに、オーディエンスと息の合ったパフォーマンス、全身全霊の歌唱と、圧巻のステージでしっかり締めていました。

エンディング前にパンダ社長のMB(むちゃぶり)で、バックステージのヴォーカリストたちからコメントが贈られると会場は大興奮。パンダ社長の美声に会場は割れんばかりの拍手喝采となりました。

さらにラストはキャスト陣が勢揃い。作品の世界観やキャラクターの個性はもちろんですが、「とにかく曲が良い」と口をそろえました。

バンドサウンドを生で体感できるライブの醍醐味にキャスト陣も興奮した様子でしたが、『ディア♥ヴォーカリスト』を支えるオーディエンスへの感謝を伝え、ライブを締めくくりました。

“CR69FES.2018『Dead or Alive』”概要

【DVイベント】ロゴ

【開催日】2018年9月30日(日)
【会場】マイナビBLITZ赤坂
【出演】
増田俊樹(RE-O-DO役)
木村良平(A’役)
斉藤壮馬(JUDAH役)
豊永利行(MOMOCHI役)
花江夏樹((2)YOU役)
島﨑信長(JOSHUA役)

(C)2015 Rejet