出演者&リスナーが一体となって大盛り上がり!

アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!』のユニットソングにフィーチャーした深夜ラジオ風ニコニコ生放送『あんスタ!ユニソン Midnightリクエストアワー』が、2018年11月3日に配信されました。

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同番組はその名の通り、『あんスタ!』のユニットソングを23時から流し続ける、4時間の生放送。

『あんスタ!』ユニットソングCD音楽プロデューサーの桑原聖氏と鬼龍紅郎役の声優・神尾晋一郎さんがパーソナリティーを務め、高坂知也さん(紫之創役)&橋本晃太朗さん(伏見弓弦役)がゲストで登場し、4時間ひたすら『あんスタ!』ユニットソングに浸るスペシャルな番組となりました。

そこでB’s-LOG.comでは、その放送現場に密着取材を敢行。貴重な裏話も多数飛び出し、大盛り上がりとなった番組の模様をレポートします!

なお『あんスタ!』では“あんスタ!ユニソン HOP!STEP!JUMP!!キャンペーン”が開催されており、キャンペーンサイトでは、好きなユニットソングでプレイリストを作り、共有できる“あんスタ!ユニソン♪MYプレイリストDJ”が公開中。

今回の番組は、“HOP!STEP!JUMP!!”の“STEP”にあたる試みです。

▼11月10日に発表された“JUMP”はこちら!

番組は、神尾さん「羽風薫、誕生日おめでとうー!(※11月3日が誕生日)」という叫びからスタート。桑原P&神尾さんが3年以上におよぶ『あんスタ!』の歴史をしみじみと振り返りつつ、さっそくリクエストのお便りを読んでいきます。

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M1. Trickstar『Rebellion Star』

桑原P「曲を聞いて泣くことってなかなかない。4人の声をもらったときに涙が出てきました。“やってよかったな”って」

ちなみにここでは、裏で番組を楽しみつつ待機していた高坂さんが、「Cメロのスバルくんパートのブレスが最高なんです!」と熱弁してくれました。

ユニットソングのキーの高さに関する話題では、

桑原P「最高音はKnightsがいちばん高いかな? キャラクター単体だと桃李とか。ユニットとしては、fineはそこまで高くない。いちばんレンジが広いのがKnightsですね。神尾さんは、意外と高いのが出るんですよ!」
神尾さん「“ここまでしか出ないよ”って言ってるのに、(桑原氏が)それを超えるキーで作ってくる(笑)」

……といった裏話も飛び出していましたよ。

M2. 流星隊『SUPER NOVA REVOLU5TAR』
M3. 紅月『斬-決意ノ刃-』

「この曲は鬼龍先輩の裏返った声がすごくセクシー!」というリクエストメールに対して、桑原P「“辿る為”、オイしいんですよ!」と熱弁。

キャストによるライブ“あんさんぶるスターズ!Starry Stage 1st”でも神尾さんは桑原P「超安定!」と太鼓判を押すほど、バッチリと生歌でCD音源を再現できたそうです。

……と、ここで“フェアリー”のあだ名でおなじみの紫之創役・高坂知也さんがゲストで登場!

これまでもさまざまなイベント・生放送で爪痕を残してきているだけに、コメントも大いに盛り上がります。「今日はあんまり暴れないようにしようって」と語る高坂さんながら、隣の桑原Pへのスキンシップを神尾さんにたしなめられたり、“オス声”を披露したりと、さっそく現場を翻弄していました。

M4. Knights『Grateful allegiance』

M5. Ra*bits『メルティ♡キッチン』

高坂さんはこの曲の歌詞を最初に見たとき、「ビックリしたんですよ! いままでは“ほわほわ可愛いが売りの初心者ユニット”だと思ってたら、小悪魔感があって。魅了しにきてるなって!」と驚きを感じたそう。

また「歌詞がすごいんです。Ra*bitsは本気だすとうさぎになっちゃう」と続けると、桑原Pからも、このフレーズのインパクトが強いあまり、スタッフ間で“うさぎになっちゃう曲”と呼ばれている……とのエピソードも語られました(笑)。

M6. fine『羽ばたきのフォルティシモ』

桑原P「こだま(さおり)さんに作詞して頂くとき、『終わらないシンフォニア』と対になるようなタイトルにしてほしい、というところから始まりました」

M7. 2wink『2winkle Star Beat☆』

桑原P「2winkの音楽の母体はダンスミュージックやEDM、テクノポップ。ピンクと水色に合わせてサウンドも攻めた感じにしたくて、いちばん最初は『シュガー・スパイス方程式』などひとクセある曲にしていた。シングルの2ndシーズンからは、ストーリーの中で人間的にも成長した彼らを表現するためにもうちょっとポップ寄りにしています」

番組の中では、ユニットソングだけでなく、『あんスタ!』そのものについての話題も。

今回の出演者は皆さん『あんスタ!』プレイヤーとしてもおなじみですが、ここでは桑原Pのユーザーランクがまさかの3000超え(!)であることが判明し、コメントでも驚きの声が上がります。

ちなみに神尾さんの転校生ネームは“神尾”、高坂さんは“フェアリー”だそう。一方、桑原P「言いたくない(笑)」と、残念ながら明かされませんでした。

M8. Valkyrie『魅惑劇』
M9. Switch『Temptation Magic』

曲中で印象的な「Switch」という3人のささやき。これは桑原Pのこだわりポイントで、「最高の“Switch”をください! って、歌よりセリフをいっぱいもらいました(笑)。いちばん耳に残るセリフを使いたくて」とのこと。

M10. MaM『Blooming World』
M11. Eden『THE GENESIS』
M12. UNDEAD『ハニーミルクはお好みで』

1番サビ前の“チリーン”が印象的な本楽曲。当初はなかったそうですが、桑原Pのアイデアによって急きょ“チリーン”を入れることになったそう!

M13. デッドマンズ『Death Game Holic』

神尾さんや、薫を演じる細貝圭さんも「歌いたい!」と熱望していたという『Death Game Holic』

過去を描く『追憶』をテーマにした楽曲だけに、出演者も「晃牙が零を真似する歌いかたがイイ!」と盛り上がっていました(神尾さん「相ッ当好き!」)。

M14. 陣&章臣『Sentimental Liars』

2017年のエイプリルフールネタから生まれた先生たちの楽曲は、桑原Pの念願だそう。

CDには随所に“懐かしのアイドル”風小ネタが仕込まれており、出演者もCD帯の“嘘でもいいから抱きしめて……雨に流れるヘッドライトが照らし出す切ない記憶!”という懐かしいテイストのキャッチコピーに大盛り上がり!

桑原P「ゲラゲラ笑いながら作ってました。すーごい楽しかった!」と振り返っていましたよ。

M15. Ra*bits『Dream Collection』

こちらは高坂さんのリクエスト!

高坂さん「この曲で泣いてくれる方は、Ra*bitsに寄り添ってくれる方!」
神尾さん「初めて聞いた瞬間、グッとくるよね」
高坂さん「練習が進まない進まない!」

「そこは切り替えよう!」と総ツッコミを受ける高坂さんでした(笑)。

……とここで、番組冒頭にリスナーから募った『あんスタ!』川柳を発表するコーナーへ。

出演者も思わずうなった名作をご紹介します!

★その1★「自分用 家風呂車 布教用」

CDを複数買いしてしまう気持ちを詠んだ一句。

★その2★「川柳と ニコ生一緒は 無理すぎる」

ユニットソングに耳を傾けたり、ニコ生のコメントを書いたり、フェアリーのインパクトに気持ちを引っ張られたり……という状況で川柳を考えなければならないリスナーの忙しさを詠んだ一句。

★その3★「3年間 絶えず磨いた タップ技術(テク)」

高坂さん「友也くんのいるところを無意識に追ってしまって、なかなかイベントが100%にならない……」
桑原P「ヤバいときは、会話しながら縦持ちでやる」
神尾さん「アンコールの目押しが得意になる」

……と、出演者からはプレイヤーならではの“あるある”も飛び出しました。

★その4★「“嬢ちゃん”と 呼ばれたいけど 夜はダメ…」

深夜に神尾さんの美声で放たれる「嬢ちゃん」の破壊力を詠んだ一句。

★その5★「お願いだ 今日の記憶は 消さないで」

強すぎるインパクトから、共演者や視聴者の記憶を消すと噂(?)のフェアリーへの気持ちを詠んだ一句。

アンケート機能を使った投票の結果、(3)が約30%の票を獲得し優勝しました!

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そして番組は後半戦へ突入します。

M16. Trickstar『BREAKTHROUGH!』

これまでのTrickstar曲とは少し違う、“攻め”を感じる変化球の同曲。

桑原Pはその理由を「(c/wに収録されている)『DIAMOND SUMMER』を1曲目にするとトリスタらしさは出るけど、ずっと明るい前向きな曲を1曲目にすると、トリスタの成長があまり出せないんじゃないかなと。Eveとの対決に向けて、“このままだといけない”、“新しい自分たちの力を見せる”というのがテーマ」と語っていました。

M17. Adam『Ruler’s Truth』

「Adam、まだですか?」というリクエストメールの送り主は「橋本晃太朗さん」……そう、このあとにゲストとして登場する予定の橋本さんご本人からのリクエスト!

橋本さん“あんスタ!ユニソン♪MYプレイリストDJ”にも入れたという『Ruler’s Truth』がオンエアされたあとは、高坂さんとバトンタッチする形で橋本さんが登場しました。

M18. fine『終わらないシンフォニア』

橋本さんは『あんスタ!』が初めての歌収録、かつメンバーのなかで最初にレコーディングをすることになり緊張した、と収録当時を振り返っていました。

M19. 2wink『TRICK with TREAT!!』
M20. Switch『I “Witch” You A Happy Halloween!』
M21. Knights『Fight for Judge』

この曲を聞いて自分を奮い立たせている、というリスナーのメールから、出演者が「負けられない!」と思ったエピソードをお披露目することに。

桑原P「締め切りだよね……(笑)。大変です。でも、楽しいのがいいよね。楽しいから続けられる」
橋本さん「不器用すぎて、全部に対して負けないぞ! という気持ちでやってます」
神尾さん「負けられない戦いっていうか、だいたい負けてる(笑)! 負けられないのは、自分で作ったルールを守ること。それが自分との戦いです!」

ここで出演者の面々が、どうやらほかのキャスト陣もこの番組を聞いているらしい……と気づき、Twitterをチェック!

するとみか役の大須賀純さん、司役の土田玲央さん、なずな役の米内佑希さん、忍役の新田杏樹さんらがTwitterで番組についてツイートしていることがわかり、収録ブース&コメントが笑いに包まれました。

M22. ナイトキラーズ『Crush of Judgment』

神尾さん「この曲はオラついて歌いました! なずなと歌ったり、レオと歌ったり……まさにアンサンブルだなと」
桑原P「うまいこと言った!」

M23. 紅月『薄紅色の約束』

ロックバンド・シドのメンバーによる、紅月アルバムの収録曲。

桑原P「請けてくれるとは思わなかった! まさかごいっしょできるとは。ありがたいですね」と、なかば“ダメもと”でオファーしたと語ります。

さらに桑原Pからは「シドさん、1曲のために6曲作ってくれたんです」という制作秘話が! 残りの5曲は残念ながらお蔵入り……ということで、驚きのコメントとともに「ほかの5曲も聞きたい」などのコメントが多数寄せられました。

M24. Valkyrie『砂上の楼閣』
M25. 佐賀美陣『微熱カルナバル』
M26. MaM with team 牛若丸『辻風に吹かれて』

番組も後半戦のさなか、ここでふたたびの『あんスタ!』川柳コーナー。

番組や『あんスタ!』へのアツい思いがほとばしる、名作の数々がお披露目されました。

★その1★「フェアリーの オス声リア声 ギャップ萌え」

高坂さんのかわいらしい声と、ときおり現れる“オス声”のギャップに感じるときめきを詠んだ一句。

★その2★「リクエスト 全部好きです 選べない」

『あんスタ!』ユニットソングが名曲揃いゆえの苦悩を詠んだ一句。

★その3★「第2回 オールナイトで やってくれ」

4時間の番組でも足りない! もっと聞きたい! という思いを詠んだ一句。

★その4★「愛のある 桑原さんに ありがとう」

『あんスタ!』愛にあふれ、名曲の数々を世に送り出してきた桑原Pへの感謝を詠んだ一句。

★その5★「終わったら タイムシフトで もう一度」

番組の楽しさや名残惜しさを詠んだ一句。

接戦の末、(3)がもっとも支持を集める結果に。早くも第2弾を期待する声が多く集まりました!

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M27. 流星隊『天下無敵☆メテオレンジャー』
M28. 五奇人『Eccentric Party Night!!』

この曲の途中では、機材トラブルにより音が止まってしまうハプニングも。そこで神尾さんは即座に「もう1回流します!」という“神対応”を見せ、予期せぬ“おかわり”にコメントも大盛り上がり!

このあたりから現場&リスナーに不思議な一体感が生まれ始め、逆に元気な“深夜テンション”に(時間は深夜2時過ぎ)。番組もラストスパートに差し掛かります。

M29. Eve『Trap For You』
M30. Ra*bits『野うさぎマーチ♪』
M31. UNDEAD『Melody in the Dark』
M32. fine『Tryst of Stars』

橋本さんからのリクエストは、ワルツ調が新鮮なfineの『Tryst of Stars』。

時間の許す限りレコーディングを行ったというこだわりの曲で、橋本さん「ちょっと泣ける感じのメロディ。落ち込み気味のときに聞くと、下を向きがちだった顔が上がるんです。自分を勇気づける曲」と熱弁。

さらに「悩んでいることがある人に聞いてほしい。英智さんの声に包みこまれるような優しさがあって、僕はいつも目をつぶって、夜空を想像しながら聞いています」と、アツい想いを語ってくれました!

M33. MaM with 紅月『RevolTrad~維新伝心~』

こちらは神尾さんリクエストの、イベント『躍進!夜明けを告げる維新ライブ』をモチーフにした楽曲。「最近イチオシの曲。歌ってて楽しかった!」とのことで、ポイントはサビの英語!

“Traditional spirit makes Revolution”という英語のフレーズは紅月の楽曲では見られないものだけに、「文明開化じゃーーーー! 夜明けじゃーーー! ってなる感じがイイ!」神尾さん)と語ると、その勢いにコメントも爆笑。

さらに桑原Pからは、この曲の歌い分けに関するエピソードも!

歌詞カードを見ると、“MaM”表記のパートと“斑”表記のパートがありますが、これはMaMというユニットとして/三毛縞斑ソロとして、という意味がこめられているから。歌いかたにも違いがあるそうですよ。

M34. Trickstar『CHERRY HAPPY STREAM』

桑原Pのリクエストは『CHERRY HAPPY STREAM』。

3Dライブ“DREAM LIVE”でも披露されていますが、そのパフォーマンスで「衣更真緒がすごく機敏な動きをするところがいい!」と細かいツボを挙げると、神尾さん「わかる!」と盛り上がっていました。

深夜3時終了のはずが、あまりの盛り上がりに延長戦へ突入し、この時点で深夜3時20分ほど。最後はもちろん、『あんスタ!』といえば……なこの曲です!

M35. Trickstar『ONLY YOUR STARS!』

この曲へのリクエストメッセージでは、『あんスタ!』への熱い想いと感謝、深い愛が滲むメッセージに、高坂さんが涙してしまうひと幕もありました。

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……こうして、全35曲のユニットソングがオンエアされた番組は終了!

出演者とリスナーが改めて『あんスタ!』やユニットソングの魅力を共有できる、スペシャルな4時間強となりました。

とはいえ、まだまだ『あんスタ!』には素敵なユニットソング(やソロ曲)がたくさん。

出演者が声をそろえて「またやりたい!」と語った通り、早くも第2弾開催への期待が高まります!

なお少し先ではありますが、12月20日発売のビーズログ2月号『あんスタ!』コーナーでは、桑原P、神尾さん、高坂さん、橋本さんの番組放送後ミニインタビューもお届けする予定。こちらもぜひチェックしてくださいね。

ちなみに今回の番組は、12月4日まで一般会員もタイムシフト視聴が可能

「聞き逃した!」という方も「もう一度聞きたい!」という方も、タイムシフト視聴で楽しみましょう♪

⇒タイムシフト視聴はこちらから!
※番組の視聴は12月4日(火)23:59:59まで可能

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